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政治家の言質資料館

日々の政治家の発言をまとめています。


22日、共産党、みんなの党、社民党、日本維新の会、新党日本の代表が野田総理と会談を行った。

中小野党の代表が野田総理との会談と会見での発言をまとめると下記の通り。


●共産党の志位委員長

「消費税増税をはじめ、公約を裏切ってきた野田内閣は不信任に値する。国民の前で堂々と重要課題を議論した上で、速やかな解散・総選挙で国民の審判を仰ぐべきである」

「民主党と、自民・公明両党の対立は、消費税率引き上げ法を通したときの約束を破ったか破らないかという、いわば「増税仲間」の中でのいざこざである。我々は、民意に背き、公約を裏切って増税したことそのものを問題にしており、立場が違う。衆議院解散は求めるが、国会審議を通じて論戦によって解散に追い込んでいくという立場である」


●社民党の福島党首

「野田総理は速やかに臨時国会を開いて論点整理をした上で速やかに解散・総選挙すべきである。また、臨時国会では国会同意のないまま任命された原子力規制委員会の委員長と委員人事の事後承認を求めるべきである」

「野田総理に対する問責決議が可決されていることは大変重いが、山積している課題について論戦しないと、国会の姿が国民に見えない。審議を拒否するよりも、むしろ臨時国会での審議に応じて果敢に論戦をして解散・総選挙に追い込みたい。解散の時期を言わなければ、国会の審議に応じないという自民・公明両党の対応は、国民の感覚からずれている」


●みんなの党の渡辺代表

「野田総理の消費税率引き上げ法の成立は民意を無視した暴挙である。臨時国会では、議論を通じて争点を明確にした上で、衆議院を速やかに解散して国民に信を問うべきである」

「(国会審議に)応じるかどうかは別である。今の段階では言えない。国会運営は政府・民主党の出方次第である。それが分からないのに「無条件で審議に応じる」とは言えず、今後、野田総理がどのような決断をするか見守っていきたい。今日の会談では年内に衆議院を解散する雰囲気はなく、しばらく解散はないという印象を受けた」


●日本維新の会の松野国会議員団代表

「早期の開会を要求していたので(召集方針に)賛成である。「一票の格差」是正に加え、比例定数削減も同時に実施すべきである。国民生活に影響を与える特例公債法案を人質に取ることはしない。閣僚が解散について言うのはいかがなものなのか。前向きに検討する」

「いつも借金に依存する国の財政の体質は望ましくなく、赤字国債の発行は、あくまでも「特例」とすべきだが、赤字国債発行法案を人質に取って衆議院の解散を迫るようなまねもすべきではない。国民生活に影響があってはいけないので、前向きに検討する」


●新党日本の田中代表

「なぜ震災復興予算が半分も消化できていないのか、なぜ被災地以外に流用されているのか、これこそ政治主導のグリップが効いていないという話になる。予算の執行そのものに国民が大きな疑念を抱いており、野田総理は、きちんと説明し、改めることが大事ではないか」


22日、野田総理は国会で共産党、みんなの党、社民党、日本維新の会、新党日本と党首会談を行った。

野田総理の党首会談での発言をまとめると下記の通り。

「特例公債法案、衆院の「1票の格差」是正法案、外交や経済の問題など国政の重要課題が山積しているので、ぜひ協力をお願いしたい。臨時国会を来週29日に召集し、会期は来月30日までのおよそ1カ月で審議していただきたい。(解散の時期)はどなたにも話していない。議論を尽くしたうえで、争点が明らかになったら総合的に判断する。(解散は)環境を整えた上で、しかるべき時に国民に信を問う」


22日、自民党の石破幹事長が沼津市で講演で野田総理の「近いうち」発言の対応と臨時国会の国会審議について発言。

石破幹事長の沼津市の講演での発言をまとめると下記の通り。

「野田総理大臣が言った「近いうちに国民に信を問う」というのは、国民に対する約束である。「重く受け止める」とか「責任を感じているので、信じてもらいたい」と言うだけでは信じられない。約束を破っておきながら無礼千万である。私どもは国会審議から逃げ回ることは考えていないが、「信を問う」という約束を果たすのは、政府・与党の責任だ。召集まで1週間あり、野田総理は虚心坦懐に国のトップが果たすべき責任は何かを考えてもらいたい。さすがというところを見せてほしい」


22日、自民党の安倍総裁が大阪市の講演で臨時国会の対応や岡田副総理の「見事な野党党首」発言について発言。

安倍総裁の大阪市の講演での発言をまとめると下記の通り。

「岡田副総理らが取るべきは、見事な与党としての行動である。野党党首なのだから当たり前である。「見事な与党」として行動しないから野党党首として厳しいことを言っている。無理難題というわけでなく、国民との約束をちゃんと果たしてくださいと言っている。審議拒否をするとか、そんなことを私は一言も言っていない」


22日、前原国家戦略担当大臣が神戸市で記者団に、昨日の「年明け解散では「近いうち」と言えない」発言に再度言及。

前原国家戦略担当大臣の記者団とのやり取りをまとめると下記の通り。

「昨日話した通りである。私の考えは昨日の発言と変わっていない。野田総理が、民主・自民・公明の3党の党首会談で思いを話し、解散に向けた条件を示したので、あとは信頼関係をもって3党で話をすることに尽きる。特例公債法案が通らなければ経済の失速を招くばかりか、日本国債の信用問題にも関わる。赤字国債発行法案などの成立が見通せない中で、野田総理大臣が解散の時期を明示できない気持ちは、よく分かる。自民・公明両党の党首は、解散の時期を明示しなければ法案の審議に応じないというのではなく、国会審議を通じて話をしていけば、おのずと合意が得られるのではないか」

21日、岡田副総理が和歌山市の講演で19日の3党党首会談や解散時期、審議拒否や国民会議、尖閣諸島の国有化などについて発言。

岡田副総理の和歌山市の講演での発言をまとめると下記の通り。

●3党党首会談と解散時期について
「19日の3党党首会談では両党は「いつ解散するか明確にしろ」というばかりだった。衆議院の年内解散を約束しないと何も協力しないというのは極めて遺憾である。野田総理が今まで「いつ解散する」などと言ったことはない。解散は総理大臣が決めることだが、直面している外交問題や経済対策がある。いつが都合が良いというより、国政を預かる者としていつが望ましいかということで決めなければならない」

●自民・公明両党の臨時国会の審議拒否について
「野田総理臣の所信表明演説を聞き代表質問をしてもらいたい。解散を約束しなければ、国会で質問すらしないと言うのなら国民の期待を大きく裏切ることになる」

●社会保障制度改革国民会議の設置について
「政策調査会長レベルで自民・公明両党と一緒にやろうと呼びかけを行うが、なかなか動いてないので悠長なことは考えていない。時間を置かずに前に進める。最終的には内閣の責任でスタートさせる

●尖閣諸島の国有化の背景について
「東京都が尖閣問題に乗り出したのは間違いだった。都は外交問題の責任を取れない。結果的に中国から非常に厳しい反応が返ってきた。「東京都よりは政府が持った方が安定的」と中国側に伝えている。尖閣は領土問題ではないが議論があることは事実で、対話を通じ今の状況を鎮めないといけない」


22日、藤村官房長官が記者会見で前原国家戦略担当大臣の「衆院解散は年内」との認識について、個人的な話という認識を示す発言。

藤村官房長官の記者会見での発言をまとめると下記の通り。

「解散を決めるのは総理だけである。何か共有するような話ではない。様々に個人的な思いや考えを示されることがあるが、前原国家戦略担当大臣の発言も個人的な話である。(岡田副総理が各法案の成立が解散の条件ではないと野田総理と確認したと述べたことについて)野田総理がそう言うからには、その通りである。解散の時期を示したから協力が得られるとか得られないとかいうのは、どう考えてもおかしい」


21日、安住幹事長代行が高松市で記者団に対して、前原国家戦略担当大臣の「衆院解散は年内」との認識について執行部の意思ではないと発言。

安住幹事長代行の高松市で記者団への発言をまとめると下記の通り。

「前原国家戦略担当大臣は、政府・民主三役会議に現在入っているわけではないので、新しい体制になってからの執行部の意思ではなく個人の感覚として述べた。前原国家戦略担当大臣の感覚と我々党全体の感覚が一致しているということではない。周りの方々がどういう感想を持ってもいいが、どうするかは野田総理が最終的に決めることで、周りがいろいろと言う話ではない。野田総理は党首会談でかなりしっかりと自分の考えを述べている。「近いうちに信を問う」という約束を誠実に守ると言っているので、素直に聞いてほしい」

21日、自民党の安倍総裁は福岡市の講演で先日の3党党首会談についてと前原国家戦略担当大臣の「衆院解散は年内」との認識について発言。

安倍総裁の福岡市の講演の発言をまとめると下記の通り。

「輿石幹事長が「野田総理から新しい提案がある」と言うので党首会談に応じた。野田総理の口から出た言葉は「近いうちというのを真剣に重く受け止めている。私を信じてください」と言った。英語にすると「トラスト・ミー」で、鳩山元総理が米国のオバマ大統領に述べた言葉と同じである。それを信じろと言う方が無理な話で、話にならないから席を立った」(前原国家戦略担当大臣が「衆院解散は年内」との認識について)野田政権の重要閣僚でその発言は重いし、発言には責任が伴うことを承知して言ったと思う。この発言を受け、野田総理から何らかの働き掛けがあると考えるのが常識である」


21日、公明党の山口代表は松山市の街頭演説とその後の記者団とのやり取りで、先日の3党党首会談において野田総理が年内の衆議院の解散を確約しなかったことを批判。

山口代表の街頭演説と記者団とのやり取りをまとめると下記の通り。

「失望を通り越して怒りを覚えた。輿石幹事長が「具体的な新たな提案があるのではないか」と言って、党首会談を導いておきながら、答えはなく、「近いうちに国民に信を問う」という約束は、野党の党首を騙すための単なる見せかけだった。こういう総理大臣を一体誰が信じろというのか。信頼関係をみずから破壊して、修復しようともしない態度で進めるのであれば、我々も厳しく対応することも視野に入れながら検討したい。(前原国家戦略担当大臣が「近いうちの解散」は「年内」との考えを示したことについて)政権の重要閣僚がそういう認識を示しているのだから、政府・与党内を(年内解散で)まとめるのが首相の役割である」