黄色信号
「ヤバい経済学」を語っている場合ではなくなってきました。
フロクの更新も黄色信号が灯っています。
統合ブックを自ら書くことにして少しづつ(少しづつというのが間違っていたかもしれません)書いてきたのですが、まだ全体量の半分くらいしか出来ていない。
もともとかなり無理なスケジュールで動いていたものの、そこを何とかしようということで進めておりましたが、初回の〆切りを外してしまいそうです。
デザイナーさんに5月21日までに初校を渡しますというようなことを言ったように思いますが、出来ておりません。
日曜日(昨日)もかなりの時間を費やしたのですが、多くの前進が得られておりません。
ということで、もしかすると連続更新が危ういです。
読書感想
最近、読んだ本で面白かったのは「ヤバい経済学」(東洋経済新報社)。
ご批判を恐れず私見を申し上げれば、何がヤバいって、タイトルがヤバいと思う。
訳者の方には申し訳ないが、”ヤバい”経済学っていうのはどうなんでしょう。
原書タイトルはFreakonomics。造語だから訳者も困ったのだろうと思います。
内容はかなり面白いです。でも、この本を面白いというのに少し躊躇を覚えます。
途中かなりキツイ内容があって、これを面白いと表現していいのかとは思いますが、でも、面白いです。
学者というのは、当たり前のアプローチをやっていても駄目なんだろうと思います。
誤解を恐れず、かつ、身の程知らずに私見を申し上げれば…
日本で著名な学者先生の中には、海外の学者のオリジナルな発想・研究を単純に輸出してきて、ヨコに書いてあることをタテに書き直すだけで評価されている方がいらっしゃいますが、どうなんだろうと思います。
一方、他にはない発想・アプローチで独自の説を展開する先生には、たとえ未完成な部分があったとしても賞賛を送りたくなります。(私の賞賛などいらないでしょうが…)
「ヤバい経済学」の著者は相当ひねくれものと思われます。
レヴィット先生というシカゴ大学の先生らしいのですが、発想が相当ユニーク。
何に対しても「それは本当なのか?」という疑いの眼で見ている。これが素晴らしい。
通説・通念と思われているようなことをひっくり返したり、否定したり…
それが非常に痛快です。
以前に読んで、面白かった「反社会学講座」(イーストプレス)に似ています。
この本も通説を否定する。
たとえば、「最近凶悪犯罪が増えているなどというけれども、それは真っ赤なウソ」といったこと。
「ヤバい経済学」がどう面白かったか、もう1回引っ張らせてください。
1ヶ月連続…自慢になりませんが…
平日ベースでの連続更新が本日で1ヶ月となりました。
よく続いている。我ながら…
同時に、タバコも吸っていない。
フロクの更新とタバコを吸わないことに関係性はありませんが、私の中では関係しています。
タバコといえば、先日、驚くべき事実に遭遇しました。
USEN社の宇野社長が約1ヶ月タバコを吸っていないとのこと。
宇野さんとは20年以上の付き合いですが、今まで宇野さんがタバコをやめるなど考えられなかった。
大変な時代になりました…
月曜日に書いたオリエンタルランドさんに連れて行っていただいたお店について数件問い合わせを頂きました。
何でも予約でいっぱいのお店らしいです。
お店は青山のオーバルビルの隣に新しく出来たビルの2階のCasitaというお店です。
不親切な紹介で申し訳ありません。
”ピョロロロローン”を巡って…
昨日”ピョロロロローン”について書いたところ、
あれは”シャリーン”とのご指摘。
こういうところに、時代とのズレ、世の中とのズレが
表れます。
あれは”シャリーン”なんですねー…
昨日も書いたように、わざわざ書くほどのことではないのですが、
約1年断続的に”シャリーン”(私としてはと”ピョロロロローン”)と
格闘しています。
そもそも、オサイフケータイでしたか…あれがほしくてねー。
”ピョロロロローン”を実演するCFに誘われたというのもあった。
(いい歳してCFで購買を誘引されそうになっていた)
でも、出始めの機械が大き過ぎた。
それに、冷静に考えて大した利用価値もない。
それで、買うのは控えました。
その後、個人のPCを買いに行ったとき。
SONY製のPCにはEdyを(Edyに?)チャージするための装置が
くっついてる(のがある)。
それが魅力的に見えました。
でも、冷静に考えると、それが購買動機というのは明らかにおかしい。
で、それもやめた…
あるとき、ネット上の金融取引(詳述は避けますが)のポイントについて
見ていたら、それがEdyに転換出来ると書いてある。
(考えたら、何でもかんでもポイントの時代ですね)
おっ!いよいよ”ピョロロロローン”をできる!と考えて、ポイントをEdyに転換
してみた。
これが何とも機械音痴な行動でした。
Edyカードという物理的なデバイスを保有していないにもかかわらず、
ポイントの転換ということだけやった。
「ちょっとおかしいな」とは思いつつ、やがてカードが送られてくるとか、
そんなことなのかなと…
実際はそんなはずもなく…
転換したEdyポイントはどこに行ったのか?疑問を抱えつつも誰にも
聞くことも出来ず…
そしたら、最近、Edyポイントを手に入れるためのEdyカードリーダー&
ライターなるものがあることを認知!
これだ!遂に”ピョロロロローン”と考えて、Edyカードリーダー&ライター
「パソリ」なる装置を入手。
これをPCに接続し、改めてポイント転換を…
ところが、うんともすんとも…
「パソリ」の上にEdyカードを置いて、ネット上でポイント転換したのに
ポイントが飛んできている様子が全くない。
結局、”ピョロロロローン”はいまだに実現せず。
このまま一生”ピョロロロローン”できないまま終わりそうな気配です。
最近のテクノロジー
最近のテクノロジーに追いついていくのに苦労し始めている。
テクノロジーといえばすごいことのようですが、要は最近の機械物に
苦労し始めているということ。
年齢ゆえでしょう…
そもそも新しい物好きですし、パソコンにしたって何にしたって、
結構使いこなしてやってきたつもりだったのですが、どうも最近の
機械物は時にようわからない。
Edyって言うのがありますね。
電子マネーというんでしょうか?
このEdyを使いたくて色々とやっているんですが、うまくいかない。
そもそもEdyを使いたい動機というのが、我ながら実にくだらない。
単純にコンビニとかで”ピョロロロローン”とかいう昔絶対存在しなかった
あの機械音を奏でてみたいのです。
正直、それだけです。
おそらくEdyの技術はそんなことのためにあるのではなくて、
よくわからないけれどもネット上で買い物したり、色々便利なことなんで
しょうが、私の動機は”ピョロロロローン”なのです。
この”ピョロロロローン”を使いたいという衝動とそれがいかに大した
意味を持たないかという冷静な判断とが何度もぶつかり合っている。
疲れたので、続きは明日書きます。
先週金曜日の日記
私のフロクにおいては、会食など特定の方とお会いした事実などに
触れたことはほとんどありません。
というのは、特定の方のお名前を出すには、当然、先様の許可が要るであろうと…
(この辺り、常識の境界線がわかりませんが、私はやはり許可が必要と考えます。)
すると、「ブログに書こうかな?」などと可愛く許可を取るなど恥ずかしくて出来る
はずもなく。
「え!ブログ書いていたんですか?」などと言われた時には、死にたくなる気がしますし、
ブログを書きながら、なぜかどこかに、そして常に、”恥じらい”を覚えている私としては、
公の場でブログの話題をしたくない。
そんなことで、特定の方について書くことはしておりません。
ところが、ここ最近更新を定期的に行ってるためでしょうか、
先週金曜日に会食させていただいた方から「今日のこと、書いてもいいよ」と
仰っていただいた。
(「書いていいですか?」とか聞いてませんよ)
で、ネタに困りつつある当フロクとしまして、書かせていただくことにいたしました。
先週金曜日、オリエンタルランドの柴常務に一風変わった演出をするレストランに
お招きいただきました。
柴常務とは以前とてつもなく寒い時期にゴルフをご一緒しました。
もともと、マッキャンエリクソンの中澤重役のお引き合わせです。
(文章が硬い…)
変わった演出というのは、たとえば食前酒のシャンパンの抜栓をサーベルで切り落としたり…
ワインエキスパート試験(ソムリエ試験と同じです)を受けようと考えている私としては(新事実)、
「これはディゴルジュマンと同じ原理ですね」などと知ったかぶりながら、バッシュとやらせて
頂きました。
なかなか気持ちが良かった。
面白い演出でした。
サービスも料理も非常に良質で、さすがオリエンタルランド様ご選定のお店と関心いたしました。
柴さん、荒井さん、高橋さん、そして中澤さん、楽しい席を設営いただき有難うございました。
ヒステリックな反応
世の中がヒステリックになりすぎているのではないかという話の続き。
誤解を恐れず、ご批判を甘んじて受ける覚悟にて私見を申せば…
たとえば、耐震偽装問題。
退去命令などの出た物件に関係している皆さんのご苦労には
本当に同情いたします。
一方、関係筋からの話によれば、イーホームズが検査機関であって
何ら問題のない物件に対しても「不買運動」が起きているとか。
私は建築について全くド素人ですが、何ら問題のない設計施工が行われていて、
たまたま検査機関がイーホームズであったというだけで不買運動というのは
解せない。
さすがにヒステリックすぎる気がいたします。
一部の物件については、住宅ローンがおりないということもあるとか。
つまり、ちゃんとした物件なのに売ることが出来ないわけです。
結局その物件はどうなるのか?
私の予想ですが、お金持ちが投資用物件として買い叩く、あるいは、
場合によりてはファンドが動くかもしれない。
要は、世間がヒステリックに騒ぎ立てて、それで得をするのは、またもやファンドであり、
お金持ちです。
まあ、それが悪いとは言いませんが、二極化うんねんと騒ぐ一方で、
目先で起きていることにヒステリックになりすぎて、もう一方の問題を助長するような
状態になっている。
これは、どうかと思います。
まじめな話
中央青山監査法人が業務停止命令という大変なニュースが流れています。
他のニュースが多いせいか、朝の情報番組では全く扱われていませんでしたが、
これは、ビジネス界ではかなり大きな影響のある話です。
エンロンのときのアーサー・アンダーセンのような状態。
事実上「つぶれろ」といっているようなものです。
(言い過ぎかもしれませんが…)
誤解を恐れず、不謹慎とお叱りを受けることを覚悟で私見を申せば…
世の中全体が何かと過剰に反応するようになっている気がします。
なんていうか、何かとヒステリックになっているように感じます。
今回の中央青山監査法人に対しての業務停止命令というのは、
恐らく一罰百戒の意味があるんだろうと解釈します。
でも、この罰の下り方はハンパではない。
ちょっとお灸が効きすぎて、あらゆる監査法人が滅茶苦茶細かくヒステリックに
反応してくる気がします。
事業会社として監査法人が厳しくなることが嫌だといっているわけではありません。
正当にしっかりと監査してもらうべきと思います。
しかしながら、あまりに行き過ぎてしまえば、とりわけ、事業会社側を
全て悪意前提で見るようなことになれば、監査は監査の役割を超えて、
ややもすると執行そのものをやらないといけなくなります。
というのは、たとえば決算を組む。その決算の内容が悪意前提であると見た場合、
監査としては何から何まで細かく見るようになります。
もし、決算の根拠の全てを見ようとすれば、それは事業会社と監査法人が二人で
全く同じ決算を都合2回やるのと変わらなくなる。
これは極論です。さすがにそうはならないでしょうが、それに近い現象が各所で
見られるに違いありません。
それほどインパクトのある話です。
thougtfulであれとのご指導
先日、「thoughtfulであれ」とのご指導を賜りました。
常に思慮深く、よく考えて行動せよとのご指導。
周囲からどのように見られるか、どのように感じられるかを
よく考えよとの仰せ。
私自身、えらそうに同じようなことを他人に話しているにも
かかわらず、逆にそれを言われると改めて反省します。
ブログもthoughtfulにしなければならないのですが、
thoughtfulにしようとしたら、月に2回くらいしか更新できなくなる。
ジレンマです。
会食のお土産
会食のお土産というのは、難しい。
品がよく、気持ちが伝わり、日持ちがして、
それでいてあんまり高くない(そんなものないよ)。
また、「会食のお土産というものは、先方の奥様に喜んでもらえる」
ものにせよと言われております。
いったいどういうものが奥様に喜ばれるのか?
そう、ご主人が会食(接待)からお土産を手に帰宅。
「あら?今日はどんなお土産?」
「あら、うれしい!千疋屋のメロンですわ~。おほほほ。」
という絵柄。
私の統計では、お土産で頂く確率が最も高いのが
ゴディバのチョコレート。
相当適当な統計ですが、ゴディバのビジネス
エンターテイメント(要は接待)に活用されるシェアーは
かなり高いものと思います。
誰がゴディバを選んでいるのか?
大概の場合は、秘書の皆さんと考えられます。
つまり、秘書の皆さんに食い込むとお土産に使われる。
逆に、それだけゴディバというのは女性の皆さんに深く浸透している。
要は「無難」ということなのでしょう。
一方、もらって感動するお土産は、
なかなか手に入らない地場の特産品など。
「軽く火であぶって食べるとうまいから」みたいな”みりん干し”とか。
岡山産の白桃とか。
以外と北海道から空輸のアスパラ詰め合わせとか。とかとか。
なかなか手に入らないモノを手配していただくというのは、
本当に恐縮ものです。
お土産を巡る雑考でした。