渋谷君はいいことを言う…
昨日(珍しく直近の話題です)、
インテリジェンスの幹部メンバーと懇親会を開きました。
USENとの共同持株会社への移行を発表して以来、これだけまとまった人数の幹部メンバーと酒席を共にするというのは初めてのことでした。
それぞれ気心の知れたというか、相当に時間を共有してきた人々なので、本当に気兼ねすることなく活発に意見交換しました。
当然、それぞれにインテリジェンスの先行きに対して思いを持っているわけで、それを純粋に戦わせたというところでしょうか。
そんな中、渋谷さんというインテリジェンスの幹部メンバーがなかなかいい指摘をしてくれました。
「鎌田さんが”ある見方をするならば”と前置きするときの話はあやしい。」
確かに、いくつかの局面で、とりわけ”ぐっとくる”厳しい指摘を跳ね返そうと意見を言うときに限って、
「ある見方をするならば、○○ということだと思う。」とか
「ある見方をするならば、それは正しい。」とか
やや逃げ気味に話を展開するときに「ある見方をするならば…」という前置きをしてしまっていました。
言葉というのは怖いもの、ちょっとした言い回しで「自信のなさ」や「逃げ」を見透かされてしまう。
古いメンバーたちゆえ、同時に昔の話も持ち出され、
「鎌田さんが”誤解を恐れずに言うと”という前置きをつけたあとの発言は、いつも誤解されそうな内容でしたね。」とか
「”言い方に問題があるかもしれないが”という前置きの後は、たいてい問題発言でしたね。」など、
どうやら、私の前置きは、その後の展開を読ませてしまうようです。
行動の周期(ある焼き鳥屋にて)
その焼き鳥屋さんでは、よく知り合いに遭遇します。
10年ぶりの再会だったり、来週会う予定の人だったり…
高校時代からの親友に誘われて行ってみたら、このお店だったということもありました。
おそらく、おいしい焼き鳥屋だからというのがひとつ。
それから、非常にこじんまりとしていて、お店のどの位置からでも、だいたい店内全体を見渡せるということがもうひとつ。
そんなことで、知り合いと遭遇する率が高いものと思います。
先週末、プライベートで食べに行きましたら、一ヶ月ほど前にプライベートで食べに来たときと全く同じお客さんが、全く同じ場所にやってきました(知り合いではありません)(私も全く同じ席に座っておりました)。
しかも、私がお店に入ってから、丁度15分ほどして、その人たちがやってきた。それも全く前回と同じ。時間も6時半前後で、これもほぼ同じです。
人というのは、自分でも気付かないうちに、一定のリズムで生活してしまっているようです。
どうやら、そのお客さん(大人の家族連れ)は私と同じリズムで焼き鳥を食べたくなるらしい。
6時過ぎに食事をするという週末の過し方(リズム)も近いのかもしれません。
当然、私は、週末は絶対に6時から食事をすることに決めているとか、1ヶ月に1回は焼き鳥を食べるとか、そんなことを予め決めて生きているわけではありません。
ところが、自然に行動のリズムができてきていて、知らず知らずに、そのリズムで生活している。
そのリズムに、全く知らない誰かが同期してくるということでしょうか。
そんなことで行動周期を意識してみると面白いかもしれません。
最近の雑感
このフロクで、シリアスな内容を展開することは方針に沿わないのですが、8月28日(すでに数日経過していますが)、インテリジェンスの臨時株主総会が行われ、インテリジェンスとUSENとの共同持株会社化を前提とした株式交換契約の実行が可決されました。
なぜ株式交換契約を進めるにいたったかということは、フロクの内容としては複雑すぎますし、その趣旨については正式な開示資料などがありますから、そちらに譲ることにします。
で、私がすこしだけ感傷的になるのは、インテリジェンスという銘柄が間もなく株式市場から消えるという点でしょうか。もちろん、USENとの株式交換とその後の共同持株会社化がありますので、その意味での上場は維持されるわけです。
が、インテリジェンス(証券コード:4757)がなくなることには一抹の寂しさがあります。
2000年4月26日に店頭公開(今で言えば、ジャスダック上場)して以来、インテリジェンスという会社を純粋に評価して投資してきていただいた多くの投資家の皆様、本当にありがとうございました。これからはUSEN株式として取引が継続できますから、なにとぞ、引き続きのご支援をお願いいたします。(インテリジェンス株式も9月22日までは取引可能です。)
インテリジェンス株式は今週から貸借銘柄からも外れ(上場廃止になるのだから当たり前ですが)、急速に出来高もなくなってきている様子は、何だか急速に人口が減少する過疎地域を見ているようです。
会社が上場して、紆余曲折ありながら、上場廃止となるまでを手がけてきたということは貴重な経験です。会社が何年も不振を続け、その上で上場廃止ということであれば、その不振が続く期間中に経営者としての責任追及があり、上場廃止までは見届けられないケースのほうが多いのではないでしょうか。
その意味では、会社が上場してから廃止になるまで、一貫して自らの意志で決定してきたことは良かったなと思います。
ここで忘れてはいけないのが、投資してきていただいた投資家の皆様だけではなくて、証券市場関係者の皆さん、IRをお手伝いいただいてきた投資銀行の皆さん、アドバイザーの皆さん、そしてインテリジェンスをカバーしてくれたアナリストの皆さんです。
特にアナリストの皆さんには、投資家の皆さんとの橋渡し役として、インテリジェンスの可能性を様々な角度からお伝えいただきましたし、経営に対しても貴重な意見を頂きました。皆さん、本当にありがとうございました。引き続き活躍されることを祈念しています。
一雨ごとに少しづつ暑さが緩む…
雨が降るたびに少しづつ暑さが緩んできている感じでしょうか。
最近、色々なことがあるのですが、このフロクに書けることが少なく…
そして、ちょっとフロクから遠ざかっていると書くことが億劫になってしまっていました。
先日、Jラーメン=ラーメン二郎について書きましたが、「そんなこと書いている場合か!」などとお叱りも頂いて、そうこうしていると何も書けないという状態。
しばらく、あまり更新できないかもしれません…
リアルな夢
おそらく背景としては、前日、移動の車中にて、経理部門のU君と話をしていたことが影響しているようです。
U君も都内のJラーメンが好きで、最近「Jラーメンを食べていないなぁ」というようなことを話していたわけです。
そんな会話が頭の中に残っていたのでしょう。
その晩、実にリアルな夢を見ました。
丁度、次のアポイントに向かう時間が昼時。しかも、Jラーメンの本拠・三田を経由しても、ほんのわずか遠回りになるだけというシチュエーション。
30分程度の行列ならば、次のアポイントには間に合いそうです。
そこで、真夏の暑い路上で、Jラーメン本店前に並んだわけです。
すると、あろうことか、自分の前に並んでいる学生さんに…
「もしかして、鎌田さんじゃぁないですか?」
と声を掛けられる。
まさか!Jラーメンの行列に一人で並んでいて、他人に声を掛けられるとは思っていない私は動揺を隠せません。
しかも、聞けば、その学生さんは、なんとインテリジェンスの内定者だというじゃありませんか…
「しまった!昼間から三田のJラーメンに並ぶなどとは実に迂闊だった…」
と後悔する夢でした…
実にリアルな夢。
連日の暑さもあってでしょう。
真夏にJラーメンを食べたくらい寝汗をかいていました。
あぁ、Jラーメン。
並ばないと食べられないのが、つらいところです。
四谷でのランチ
四谷荒木町でのランチは、なんだかんだと、食べに行くことはそう多くはありません。
そんな中、複数回、行ったことがあるのが、「鈴新」というとんかつのお店。
当社社長室のMが「おすすめ」ということで、行ったのが最初です。
確かにうまい。
「かけかつ丼」というのが、サクサクのカツに”あとのせ”でたまごがのるというあつらえ。
(社長室のMのお薦めなのですが、たまには彼のお薦めも当たる場合があるようです)
「そうすかつ重」はソース仕立てのカツどんで、カツの下敷きにたっぷりのキャベツがのっている。
ソースカツどんというのは、いろんなところにありますが、鈴新のは、ソース味なのに大根おろしがのっている。
これは、私としては初体験。ですが、ソース味+大根おろし+かつという組み合わせも”あり”ということを知った次第です。
社長室のMはいい加減なところがあって、「鈴新」ではなく「かつ新」だと今日の今日まで主張していました。
が、本日、現地で確認したところ「鈴新」でした…
かつ新だったら、勝新太郎になってしまう…
などとつまらぬことで、M君と言い合いをしたような始末。
どうでもいい話でした。
肥満も目の敵
コカコーラとペプシがそれぞれ12歳以下の青少年向け広告を全面的に停止するという話です。
実施は今年中で、グローバルに推進するとのこと。
というのは、昨今の青少年の肥満は世界的に深刻で、コカコーラやペプシとしてもそれらの原因を作っているという非難を避けたいという意図があります。
それにしても、タバコだけではなく、肥満の原因と見られる食品にも厳しい目が向けられる時代…
そのうち、糖分の入った飲料は自動販売機では買えなくなるかもしれない。
法的に規制を受けるよりも先に、企業が自ら率先して社会との調和を図ろうとする時代だということを実感する話でもあります。
それほど、企業にとって「社会からどのように受け止められているのか」、つまり、レピュテーションが大事な時代なんですね。
サンフランシスコ大相撲
仕事で米国に来ています。
で、今はサンフランシスコ。
ところが、本日の(現地時間で)5月5日夜ですが、もともとディナーを共にする予定であった人々が、ことごとく体調を崩し、そもそも行くはずだった何とかいうベトナミーズフレンチの店にいくどころか、一人だけでディナーするハメに陥りました。
サンフランシスコくんだりまでやってきて、一人でディナー。しかも流行の、そうはいってもフレンチに一人で行く勇気はなく…
そこで、現地のショッファーさんに、スシバーとか一人でもいけそうなところに連れて行ってくれと所望しました。
で、連れて行ってもらったのが「ozumo」(オーズモー)。
ショッファーさんが「ozumo」「ozumo」っていうんで、なんだろうと思えば、どうやら大相撲。
それをozumo means major SUMO wreslingとか説明しながら、現地まで行きまして、一人でカウンター(まさにバーカウンター)に座った次第です。
まさか、一人でスシバーに来るとは想定せず、「こんなことなら本か雑誌を持ってくるんだった…」と後悔しながら、大変恐縮ですが、これは久しぶりにフロクのネタになるなぁと考えたわけです。
で、珍しく写真なぞ撮りながら、一人でカリフォルニアすしを食しました。
意外だったのは、カウンターを観察していると、一人で食べに来ている男性が多かったことと、サンフランでも人気という「大相撲」は月曜日だというのに、めちゃくちゃたくさんお客さんが来ていたこと。
で、フロクのことを考えなら、やることがないので、TV(TVがあって助かりました)で放映されているNBAファイナルを見ながらディナーした次第。
正直、私はNBAなど全く興味がなく、音声も出ていない画面で、SA対NOと出ていて、どんなチームなのかも全くわからないながら、H1は42対43とかで大接戦。
見ているうちに、どうやらSAはスパーズ(SPARS)というチームで、NOと言うのはどうやらニューオリンズだということが判明。
(写真は随分明るいですが、時間は現地の20時頃です。)
そういえば、NBAにユタ・ジャズというチームがあったことを思い出して、ニューオリンズがジャズじゃなくて、ユタがジャズというのはどうしたことかなどと考えているうちに、スターターで頼んだ”ほうれん草のゴマ和え”がやってきました。
なかなかうまかった。
因みに、ニューオリンズのチーム名はホーネッツと判明。また、SAはサンアントニオらしい。
で、話をスシバーに戻しますと、メニューが実に興味深かった。
鍋物とか、肉類、あるいは天ぷらなどもあるわけですが、私としては「巻もの」に興味がありました。
それで、メニューを見ると”Komusubi”とか”Ozeki”とか、大相撲を思わせる巻ものがあるのは合点がいきました。
が、メニューの一行目を良く見ると”Syacho”というのがある。
どうやら「社長」らしい。
で、これは迷わずオーダーしました。
ところが、思いのほか、社長は社長らしくなく…(現実と同じだ…)
変わった巻ものでしたが、要は生春巻きなんだけど、それにゴマがまぶしてあって、ちょっとエスニックな仕上げになった巻ものでした。
さすがに社長だけでは物足りず、もっと面白いものを頼んでみました。
隣の人が「ブッチョー」「ブッチョー」って頼んでいるのを聞いて”Bucho”(部長)を頼んだ次第です。
部長は社長よりおいしかった…
サンフランシスコの大相撲は見ものですよ。
”荒き超過祝い”のトマトラーメン
先日、ある後輩から「フロク、もっと更新すべし」という厳しい指摘がありました。
よくある指摘なので、いちいち相手にしませんでしたが、それでも、少し気になった次第。
そういうことで、更新に対する意識を高めています。
さて、荒木町でのビジネス生活も徐々に慣れてきております。
そんなことで、4度目の荒木町界隈(最初に出てきた変換は面白いので、共有に値するかも…「荒き超過祝い」)でのランチへ。
当社メンバーのMの薦めで面白い店に参りました。
トマトラーメン。
新宿通り沿いに店があります。
トマトスープ仕立てのラーメン。
結構、うまかった。
注文したのは「トマトチーズラーメン」
しかも、Mさんの薦めによって、「ラーリゾ」なるものも注文。
つまり、ラーメンの残ったスープにごはんを入れ、リゾットみたいにして食すという、だいぶジャンクな料理。
このラーリゾもまずまず”いける”のには驚きました。
新聞の切り抜き、そして、ネクタイ
考えれば、昔はよく新聞や雑誌を切り抜いていたものです。
なんで、そんなことしていたのやら…
面白い話、営業につながりそうなネタを忘れたくなくて、ビリビリと破いては手帳にはさんでおいたものです。
大半は数ヵ月後にゴミ箱行き。
「情報というものは溜め込むことに意味はないんだろうなぁ」「情報はそのとき使い切らないと意味はないなぁ」
などと思います。
ゴミ箱に捨てるときには。
ところが、やっぱり、「この話、この情報、忘れたくない!」というんで、切り取っては、取っておく。
つまり、「忘れないため」にとっておく。
でも、時間が経つと不要になっていたりするわけで、そんなことで最近は、そうですねぇ、興味を持った書評くらいしか切り取らないようにしています。
で、最近ですが、切り取ったのがこれ。
ネクタイの結び方。
この記事によれば、最近、トラディショナルなネクタイの結び方(太巻き)が流行っているとか。
読みながら、思い出しましたが、確かに昔、ぶっとく結ぶ”ウィンザーノット”を叔父から教わりました。
でも、面倒な結び方なので、すっかりそんなの忘れていた。
そしたら、かのバラック・オバマ氏も”ウィンザーノット”だと書いてあるではないですか…
しかも、結び方が解説(図解含む)してある…
「なるほど、これは役に立つかも…」というんで、切り取った次第です。
2度ほど見ながら、”ウィンザーノット”してみました。
図解を見ながらネクタイを結ぶなど…まるで、ティーン・エイジャーに戻った気分…
いや、そんないいもんじゃぁないか…。そもそも不器用な人間ですから、なかなかうまく結べない。
そんなこんなで、たまには切り抜きも役に立ちます。