今回は不思議なお話。
僕は過去に、人の不調が見て分かったことが何度かあります。
明らかな不調は目に見えて分かりますが、そうじゃなくて、
その人にモヤがかかった感じになって、その後に不調が発覚するというものです。
ただ、それが分かるのは稀で、全く分からないことがほとんどです。
思い出すだけで大きなものは2回。
祖父のお腹にモヤがかかっているなと思ったら、祖父に大腸がんが発覚し、
最初に務めた会社では、出向先の社員の頭にモヤがかかってるなと思ったら、その方に脳腫瘍が発覚しました。
それっきり気にすることは無くなったし、見えないままでしたが、
最近になって、この事を思い出しました。
きっかけが先月、東京へ専門家向けのセミナーに出席した時のことでした。
セミナーの中での講師のお話の中にピンとくるものがありました。
それが『原始感覚』というものです。
原始感覚とは、元々人間に備わった、人が人を分かろうとする感覚や
感覚を察する能力なんだと思います。
今のように言語も文字も無いような時代、人々はどうやってコミュニケーションをしていたのだろうか?と思いを馳せると、
声のトーンだったり、表情だったり、感覚で通じ合っていたと思うのです。
その中で人が傷ついたとしたら、寄り添って癒すという能力が備わっていたのだとも思います。
手当てという言葉の語源も、この辺りから来ていると思います。
僕も何となくでしか分かりませんが、自分の中にあるこの感覚が、
原始感覚だったり、本能的感覚、動物的感覚というのがしっくりきます。
話は少し変わって、
昔の中国では、扁鵲(へんじゃく)や華陀(かだ)といった治療家が、
人の不調を、まるで透視するように分かったという言い伝えがあります。
僕がこれまで出会ったすごい先生の中に、三重県にある御薗治療院の中村院長がいます。
中村先生は、まるで人の身体を透視するかの如く、不調を見極めて治療を行います。
先生の著書やお話の中では、『純粋思考』や『アホになれ』という言葉が出てきます。
これが原始感覚に戻ることなのでは?と思います。
中村先生はそこから更に、『設定』を用いて不調を特定していきます。
ここからは更に不思議な話になっていくのですが、
術者が設定を持って相手に聴くと、不調が返ってきて、どこから治療していいのかが分かるようになります。
僕がお世話になっているトータルフィットネスの本橋先生も、清明心を使って不調を特定されています。
僕はまだまだ中村先生や本橋先生には到底及びませんが、
僕が原始感覚と設定を使い、不調の部位に感覚を持っていくと、そこだけ違う音で返ってきます。
不調の無い場所は高い音に対して、不調のある場所は、鈍く重い音で僕に響いてきます。
また、臭いや色、触感で分かることもあります。
今のところ数人でしか試していませんが、何となく分かる程度で少し場所がズレてるなど、精度が良くないことがあります。
これは遠隔で見てるだけなので、精度が悪いのかな。
相手を前にして、ちゃんと見ようとすると、精度が上がるのが分かりました。
とくに体軸ができてから行なうと、より精度が上がる感じがしています。
というように、人には人を分かろうとする能力や、感覚を察する能力が本来は備わっていると思うので、
精度を上げるべく、色々と試していきたいと思います。
僕はこのブログでは物質的なことをほとんど書いていますが、
科学で分かっていることなんて、ほんのわずかだと思います。
不思議なことなんて、数え切れないくらいあります。
科学よりも、人の感覚の方がよほど優れていると思いますし、
人の身体には元来、高精度のセンサーがいくつも付いていると思っています。
それをいかに眠らせているものを起こしてあげるか、その方法を模索しています。
これからも、人体にはまだまだ多くの秘密と不思議があるということを
お伝えしていきたいと考えております。
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