がんを予防する免疫力 | 乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

乳がんによる死亡を防ぐために、検診による早期発見を勧められています。

もっと進んで、乳がんの予防については、はっきりとした指針がありません。

現代医療は、病気になってから治療をすることに主眼があります。

乳がんになって、抗がん剤治療をされている患者さんは、白血球が減少します。

その時に

『白血球を増やすには、免疫力を高めるには、どうすればよいですか?』

と質問されます。

病気になってから、免疫力を高める必要性に気が付くのですね。

私も明確な答えをもっていませんでしたから、あいまいに答えていました。

ごめんなさい。

体の中には、毎日5000個のがん細胞が生まれてくるそうです。

健康な人であれば、がん細胞は、免疫によって処理されます。

免疫をつかさどるのは、白血球です。

白血球には、種類があります。

顆粒球(約60%)

リンパ球(35%)

マクロファージ(5%)


免疫は、特にリンパ球が主体となっているそうです。

リンパ球の構成は、次のようになっています。

T細胞

B細胞

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)


NK細胞が、毎日発生する『がん細胞』を見つけて処理しているそうです。

NK細胞は、高齢になると活性が落ちてくるため、がんにかかりやすくなります。

がんの予防には、NK細胞活性を高める必要があるようです。

NK細胞活性を高めるためには、

規則正しい生活リズム

バランスのよい食事

適度な運動

ストレスをためない

ことが大切なようです。

これが、なかなか難しいでね。