初潮年齢が若いと乳がんリスクが上昇 | 乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

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Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

初潮年齢が低年齢化しています。

日本での調査で、下記のように初潮年齢が下がっています。

明治22年は15から14歳でしたが、平成20年には12.3歳になりました。

月経がはじまると、卵巣からエストロゲンが分泌されます。

エストロゲンは、乳腺内の新しい細胞を増やします。

月経が早く始まると、乳腺細胞がエストロゲンに刺激される期間が長くなります。

そのことが、乳がん発生のリスクを上げているようです。

乳がん患者の増加は、この初潮時期の若年化と関連があるようです。

初潮の時期をコントロールすることはできるでしょうか?

動物性脂肪やタンパク質の多い食事や運動不足、肥満が月経を早めるようです。

お子様には、次のような習慣をお勧めします。

食物繊維が豊富な食事

動物性脂肪の少ない食事

動物性タンパク質の少ない食事

定期的に活発な運動

上記は、閉経を早めることにも効果的で、乳がん発症のリスクを減らします。