1日1時間のウォーキングは乳がんリスクを14%減少させる | 乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

運動習慣と乳がん発病リスクの関係についての研究です。

Alpa Patel博士らがCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌に発表しました。

1992~1993年に50~74歳の閉経後女性73,615人を対象とした研究です。

参加者のうち、4,760人が後に乳癌を発症しました。

参加者の約9.2%はどのような運動もしていませんでした。

また、約47%はウォーキングのみでした。

運動量と乳がんの発病リスクを検討しました。

最も運動量が少ない女性:たとえば中強度のペースのウォーキングを週2時間

最も運動量が多い女性:たとえば毎日高強度の運動を1時間以上

上記2グループを比べると、運動量の多いグループの方が乳癌リスクが25%減少していました。

ウォーキングしかしていなかった女性についても

週3時間以下と週7時間以上の比較では、

7時間以上のグループで、乳がんリスクが14%減少したそうです。

毎日1時間ウォーキングすると、乳がんの予防になりますね。