IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記 -5ページ目

IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記

ハチ・有害獣駆除担当のヴェスパ1号、アライグマ駆除担当の変人プロチョーネ1号、太ったネズミ駆除担当ムスムスクルスムスクルス初代 そして、ハクビシンのツヨシとヨワシの日常の奮闘ブログです♪
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 プロチョーネです。このところ気温が急上昇したとたんに捕獲が途絶えたかと思えば、今週はあちこちで幼獣と親が捕獲、目撃されてめまぐるしい展開でした。おまけにとんでもないことを思い知らされました・・・。

 木曜には一気に3箇所から連絡があり、いずれもアライグマの家族がらみでした。

 

 

1件目 玄関脇にアライグマの子供らしき動物がいる。

 駆け付けてみると見覚えのある光景が。幼獣が一匹うずくまっていました。顔を見ればやはり・・・

 目が見えないようです。去年のまさに今頃も全く同じような幼獣を同じく玄関先で捕獲したものでした(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12465312832.html)。体も小さかったので栄養が足りないために起こる症状なのか、たまにこうして目が発達しない個体がいるのか、分かりませんが既にある程度動けるようになっている生後1ヵ月半~2ヶ月ですから家族についていけずに置いて行かれた可能性が高いでしょう。このような置き去りも、まだまだアライグマの生態について知らない領域があることを知らしめてくれます・・・。

(これもまだ1か月半程度の、発育もあまりしていない個体でした)

 

 

2件目 例年親子が住み着く家から今年も音がするという連絡

 ここは毎年このくらいの時期にアライグマの親子に生息される場所で、過去2年は結局何も捕まらずじまいでした。ここは家ではなく物置代わりに使われている2階建ての建物で、この2階部分の天井裏への侵入口があるため、毎年そこに入り込まれています。

 中はこのようにアライグマが走り回って天井板は歪み、画面下奥の押入れには当然のように子供がいたりしました。去年はまさに押入れの中から子供の鳴き声がしていたんですが、親に噛み付かれるのでは・・・と当時はまだ恐ろしかったために罠だけ仕掛けて退散していたんですよぼけー

 しかし、この前親がいる前で子供を捕まえた経験(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12593894343.html)をしたことで、もはや直接捕獲を恐れることもなくなったプロチョーネには格好の捕獲機会としか見えなく

なっています炎

 というわけでガラッ

 いました。

(もう少し近くで撮っておけばよかった・・・)

 3頭獲りました。

(それなりに発育具合もよく、2~3ヵ月はいってる大きな幼獣たちでした) 

親を警戒しながらの捕獲でしたが親は天井裏にいたようで、バタバタとうろついているだけでした。おそらく柔らかいものがある押入れに一時入れておいて遊ばせるか昼寝でもさせておいたのでしょう。まさか突然ニンゲンが襲ってくるとも思わなかったでしょう。まあ、ニンゲンもアライグマに家に侵入されて子育てされるとは思ってなかったでしょうから不意打ちはお互い様ではあります(この家の人にとっては恒例ですが)ぶー

 ともかくこれでやっとこの家でアライグマを捕獲することはできましたけど、おそらく母親は別の所に逃げ出してしまってまた子供を産む可能性もあります。こんな機会を考えると、やはり成獣も直接捕獲できるようになりたいとは思います。そんな道具もあるようなので、10万円給付されたら買おうかなうーん。埼玉県での給付はまだまだ先のようですが・・・。

 ※一応建物の外周に罠も仕掛けておきました。

 

 

 

3件目 長年近隣の空家から変な鳴き声、足音がする

 で、ここが色々な意味ですごかったんですよ。見るからに7,80年代に大量に建築された古い住宅地の一角なんですが、昼間だというのに普通に幼獣の鳴き声が家の中から聞こえてきました。さすがにここまであからさまに気配を見せてくる現場は経験ないです。

 あのように、屋根部分が完全に破損し、1階部分も同様に破れています。典型的すぎる壊され方である上、何年もアライグマに使い古され、踏み荒らされたことが一目でわかる状態です・・・。

 おまけに住宅地のそばには鬱蒼とした林、というか森が。

 いや・・樹海と言ってもいいか?えーん一応ここは町の外郭ではなくある程度中心部の川に近い地区なんですけど・・・果てが見えない森が拡がっています。そりゃ、動物たちなんて縦横無尽に利用できますわな。

で、翌日もここから連絡があったようで、幼獣が一頭近隣にうずくまっていたところを役場の職員が捕まえてくれました。どうやら空き家に住む家族からはぐれてしまったようです。

 ↑ 既に物を強くつかめる程度に発達している前足(手)

 ↑人間よりも指も長く器用そうな後ろ足

 

 この日に行った際にも空き家からは鳴き声がしており、いかに長年アライグマたちが我が物顔でここを利用していたかが分かります(全部同じ個体ではないでしょうが、多くの個体が利用してきたと思います)。

※もちろん家の周囲に罠を設置しましたが今のところ親は捕まっていません・・・。

 

 

 しかも何がショックかって、この場所のほんの近所に何年も罠を設置し続けて30頭以上捕獲してきた場所があるんですよね・・・。そこも最近は捕獲がなくなってきて、「この自治体内でアライグマが繁殖できそうなところなんて、依頼がある度に潰してきたし、従事者の人たちが各地で目を光らせてるからほぼないのでは・・・?」などと思っていた自分の甘さを思い知らされますゲラゲラ。ハハハ・・・

 うん、ただ僕と行政側が知らないだけで、まだまだ放置された空家、、水路やけもの道、餌場など、アライグマが利用したり繁殖するような場所はこの自治体だけでも無数にあるんでしょうね。これだけ熱心に駆除をしている自治体ですらこうなら、他の自治体なんていったいどれほど把握し切れていない動物の生息域があるのだろうと思うと・・

 

 アライグマもハクビシンも減るわけないですよね。

真顔

はじめまして、青森から遥々やってきたヴィバリーデ(仮)です。

先輩方の個性の強さに日々気圧されていますが

まずは慣れていきたいと思います!

 

↓ヒーローポーズを強要されました(笑)

 

左が自分で右がヴェスパ先輩です!

ヒーローになるべくこの夏に向けてガンガンハチ退治していきます!

ちなみにタイトルのヌーとは沖縄弁らしいのですが…

ヴェスパ先輩になぜかヌーと呼ばれます(´·ω·`)

津軽弁の説明をしただけなのにどこをどう食い違ってしまったのか…

 

謎です。

ついでににヴェバリーデという名前の意味も由来も謎です。

謎だらけですがこれから色々知っていけるよう頑張っていきますので

どうぞこれからよろしくお願い致します!!

 先週から一転してやたらと湿気って雨が多くなりましたが、週明けはあちこちで急にアライグマとハクビシンが6頭捕まって走り回っていました。

 もはやこの時期の大量捕獲なんて読者のみなさんにもありふれた光景になりつつあるかもしれませんが、少し気になったことがありました。

 大量捕獲の内の一頭、妊娠中のメスなんですが、処分後に罠を洗っている際に糞が目に入りましたうんち。一般的な感覚からすると汚いでしょうが、専門家からすると糞はその個体が何を食べていたかを示す情報源です。大抵は消化されきったものばかりで中身も分かりにくいんですが、今回は内容物が明らかでした。

 周りの糞を洗い流して残っていたのは、どうやらコメのようです。正確に言えば脱穀されていない稲おにぎりを食べたみたいですね。まだ今は田植えの時期なのでどこかに貯蔵されているものを漁った可能性が高いと思います。

 ほとんど消化もされずに出てきてますけど以前埼玉県北や東部の広大な稲作地帯を見て思ったように、アライグマは稲にも手(口)を出すことが実例を以て判明しました。あまり消化はできないにしても何も食べないよりは食べた方がいいのは間違いなく、県内に推定1,2万頭(プロチョーネ推測)はいるアライグマたちが稲を標的にし始めたらさらに農業被害額は上がってしまうことでしょう・・・。

 なかなか不吉な兆しです・・・。

 お久しぶりです。連休が明けて通常日程が再開・・・なんてこのご時世で言えるのは果たして幸いなのか。まあ、僕らが動かなければ動物は捕まったまま、飲食店にはネズミゴキブリや害虫が溢れてしまうわけですから「不要不急」とは言えない業種なのでしょう。そんなわけで、今週も既に色々と捕まってます。

 

 ※既に早い所では田植えが始まり、気温も夏並みになって急に雨が降ったりしています。

 

 連休前まではやたらとハクビシンが多かったところ、今週は今のところアライグマのみの捕獲が続いています。

月曜1と地味な始まりでしたが火曜には2頭、今日は急に4頭でした。

 大きめのオス2頭。いずれも3歳以上で身長も80程度、体重は5㎏程度と平均的な成獣といったところ。近頃は一見1歳程度に見えるほど小さく痩せた(3㎏程度)3歳以上の個体が多かったのでようやく普通のが捕まってきた感じです。

 

 

 ここなんかは冬くらいからずっと畑が荒らされて捕まらなかったところ、ようやくアライグマが捕まりました。しかも既に子供を産んでる大きなメスでしたのでおそらく子供が動く前に捕獲出来てよかったです。こうした個体であれば周囲の林や丘、廃屋などに子供を置いていると思うのですが、もう一方は厄介でした。

 

 

 

 こちらも乳首が出ている出産済みの大きなメスでしたが、捕まったのが先月ハクビシンに侵入されていた家(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12592095394.html)だったんです。そうそう、4月24日に小さいハクビシンが捕まった後の28日にも

 成獣のオスが捕まっていました。前日のと親子ではないとは思いますが、やたらとハクビシンにつきまとわれていた家で今度はアライグマが捕まったわけですから驚きました。

 家の人によると28日以降は何も天井裏の物音はなかったところ、8日にコトコトとわずかに音がしたので塞いでいたところを開けたが特に何もなく、2日前には猫が捕まった後で突然アライグマが捕まったという話でした。これも家の人が即座に餌を交換してくれていたおかげで捕獲ができたので助かりましたが、放置していたら今度はアライグマに侵入されて下手すれば子供を育てられてさらに家の中を汚されていた危険性があったでしょうね。

 この通り、今の時期のアライグマはあちこちをオスメス問わずうろつきまわり、少しでも侵入出来る隙がある建物には侵入しようとしていますので、前触れがない突然の捕獲が最も多い時期でもあります。

 

 皆さんもお気を付け下さい・・・。特に埼玉県の方々、アライグマはどこにでもいますよ・・・。

 ・・・プロチョーネです。夜遅くにようやく全ての作業を終えてブログを書いてます。今週もまた頭から捕獲が続いてブログを書く暇もありませんでした。まあいいや、連休前だし水曜休みだったし。

 というわけで今週の波乱をお伝えします。

 

 ともかく数がすごかった。

 

 もういちいち細かい違いを扱う気も失せるほどです。月曜5頭、火曜2頭、水曜挟んで木曜また5頭。今月の傾向であるハクビシン成分多めなのは引き継がれてアライグマハクビシン半分ずつくらいの配分で捕まる捕まる。どれも体重もアライグマが4~5kg、ハクビシンも1歳程度のや幼獣、大人も3㎏程度と普通な感じでしたがとにかくあちこちでまんべんなく捕まり続けた印象です。

 

 そして金曜日はそんなに捕まらないだろうと思えば、数ヶ月連絡が無かった人たちのところで3頭捕獲・・・。

 

 いかに何カ月も捕獲が無いからといって永遠に彼らが来ないわけではないことを思い知らせてくれます。

 で・・・この状況の上にやってきたのが、例年家の中にアライグマから子供を産み付けられる家から「1ヵ月くらい前から泣き声がする」という依頼・・・。

 

 いつもは1階の天井裏、押入れなんかで幼獣と親が捕まっていたのですが、今年は2階の天井裏とのこと。

 早速糞がありますね。しかし鳴き声は聞こえても姿は見えません。どうやら隅の方から聞こえてきたのでそちらを照らしてみると・・・

 屋根の先端部分の隙間に何かいるようです・・・。

 いました。あんな狭い所で寝ているらしい幼獣が・・・何頭も。

 おいおい・・・さらに横には大きなアライグマ、明らかに母親がいます・・・。

 

 この状況を家主の方に伝えると、過去に何度も入られているためか捕まえることに乗り気で「その棒みたいなので捕まえられるんじゃないの?」ニコと僕が去年幼獣を捕まえた時などに使った道具(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12480286982.html)を見て言ってくるので捕まえることにしました・・・(^_^;)。いや、正直ね、こんな近くに親がいる状況で子供に手を出したら襲われるじゃないかと恐ろしかったのは確かです(笑)。それにかなり狭いすき間にいたので届くかも分かりませんでした。

 でもこうしていざ突っ込んでみればうまく入り、ワイヤーを幼獣の体に引っ掛けることに成功。

 罠に放り込みます。まだ生後1ヵ月程度では目も開いておらずまともに動く事もできないので逃げられることもありません。

※一旦下に逃げてからこちらの様子をうかがう母親。別に吠えたり威嚇する事もなくそのうちいなくなりました。おそらく寝ていた横で幼獣がいなくなっていたので何が起こったかよく分かってなかったのかもしれません。

 そして無事全部・・・・5頭を捕まえることに成功・・・!大した数です。彼らが育ちきっていたらまた大変なことになっていたでしょう。

 

 しかしこれで終わりません。家主の方は3年前にヴェスパさんが同じくこの家で捕まえた幼獣を囮に母親を捕まえたことを覚えていたので、それをやってほしい真顔とのこと。

 これも正直、目の前で子供全部捕まるのを目の当たりにした母親がわざわざ戻ってくるか・・・?(3年前は幼獣の捕獲は目撃されてないはず)と思いましたが、一応やってみることにしました。

 かわいそうですが1頭をネットで包んで罠に吊るして天井裏に設置。本来休みなんですけど日曜日まで様子を見ることにして、親が捕まらなくても日曜日に幼獣を回収するということにしました。その間に親が捕まらないなら、おそらくもう逃げてるでしょう。

 

 

 

 

 いやー、朝から晩まで走り回ったり天井裏を這いつくばったりしてさすがに疲れました。まあいいですよ、連休前だし。少なくとももう1回休み中に県北に行かなければなりませんけどえーん

 

 

 

追記(5月3日)

 で、日曜にまた県北はるばる行ってきましたけど・・・

 子供の姿は無く、罠も作動しておりませんでした・・・

 理由は簡単で、幼獣が暴れて何度か罠が閉まって家の人が設置し直した際に間違ったやり方でセットしてしまったからです。

 本来はもっと後ろにこの棒が引っかかってるんですが、ずいぶん手前に引っ掛けてしまったみたいです。仕掛け方なら伝えていたのですが棒を外すとは思ってなかったので不意を突かれた結果になってしまいましたショボーン

 どうやら幼獣を囮にした後も天井裏で足音が続いていたということなので、僕の予想とは違ってアライグマの母親はずっと子供を助けるすきを窺い、助けたみたいですね。

 ハクビシンなんかだとあっさりと逃げ出した現場を見たので見くびっていましたが、アライグマの子供に対する保護意識の強さを思い知りました。

 プロチョーネです。今週もハクビシン多めの捕獲が続いてアライグマの影が薄いです。そんな中、1ヵ月ほどに渡る過程を経て事態の全貌が明らかになり、捕獲に至ったハクビシン侵入宅での経緯でもお知らせします。

 

 

 

 

 

3月31日

 そのお宅は古い家をリフォーム、増築したお屋敷でした。秋頃から2階の天井裏からネズミよりも大きな足音がするという話ですので調査を行いました。

 ↑ この通り増築した部分との色が違い、普通ならこの建物の継ぎ目に隙間があったりして動物が侵入するのですが、この家はかなり工事がしっかりされており、なかなか侵入口が見つかりませんでした。

 ただ、そこは一応プロチョーネですので屋根に登ったり下りたり軒下を覗いたりして侵入口は見つけました。

 裏手の増築した屋根部分に一箇所だけ隙間が開いており、下の写真のように周りにハクビシンの足跡もついてました。「ここですね」と家主の方にもお伝えして、すぐにでも塞ぐという話でした。罠も家の裏に仕掛けてこの日は終了。

 あともう一箇所、屋根の頂上部分の下が破れてるので、もしかしたら出っ張った梁を伝ってあそこからも出入りできるかもしれないと指摘しました。

 

 

4月16日

 で、そのまま連絡が無いまま2週間程が経過したところ、家の方から「また足音がして、天井から尿が垂れてきた」と連絡が来ました。既に裏手の侵入口は塞いだので、残った侵入口はあの頂上部分しかないだろうとお話して、そこもすぐに知り合いの大工さんに塞いでもらうということになりました。

 

4月21日

 また連絡があり、「16日から毎日足音がする」とのこと。まだ侵入口があるのかとやや混乱しつつ向かいました。

 もう16日にはあの部分は塞いでもらったようで、ご覧の通りしっかり工事されてます。それでも音がするのはおかしいということで、天井裏を見せてもらう事にしました。

 元々古民家形式で天井裏が無い作りの家に天井を作って区切った作りのようです。ひろーい。

 通常の家とは違って点検口は横向きについてました。覗いてみると・・・

 2箇所に糞尿が溜まっていました。家主の方の言うように、数ヶ月分にはなりそうです。

 

 ↑糞のある天井裏。この部分だけ広々としています。 

↓ 下の素晴らしいダイニングキッチン

 

↑ 古い家側の天井裏。本来天井裏がなかったところを板で区切り、断熱材が敷き詰められてます。この奥が、侵入口になっていた部分になってます。とても人が通れるような広さではなく、途中に何があるかも分かりません。

 

 こうして一通り天井裏を調査しても動物はいなかったので、どこか別にまだ出入り口があるのかもと思って外を探しても見当たらなかったので・・・この日はとりあえず家の中にはいないと言って調査終了。

 

しかし・・・

 

4月23日

 2日後、「また足音がする」。さあて、よく分からなくなってきました。

 

 家主の方とまた改めて外周部を見回り、やはり侵入口らしき場所はあの2箇所以外にありそうもないので、もしかすると2箇所を塞いだ時にハクビシンが中に閉じ込められたまま残っているのでは?という結論に至り、また天井裏を覗いてみました。

 広い部分には何もおらず、頂点部分を覗けば・・・

ウオッッッ!!

 と叫んだのは僕だけでした(笑)。小さなハクビシンがこちらを黙って見つめていました。その後も特に威嚇することもなくおとなしいまま。ともかくこれで、先日覗いた時も人間が入り込めないところにハクビシンが潜んだままで閉じ込めてしまったようだと確定できました。

 家主さんの詳しい話だと2箇所目を塞いだ日に特に激しい物音がしたという話でしたので、全ての出入り口を塞がれたことでハクビシンがパニック状態になり、それ以降も毎日天井裏をうろついていたのでしょう

 なので、裏手の塞いだ板を外してもらい、出入り口に動体カメラを仕掛けて出入りを確認して出たところで塞ぐという話になりました。

 

4月24日

 そして今日ですが、朝に「ハクビシンが捕まった」と連絡がきました。

 明らかに小さいですね。さらにカメラを確認した所・・・

 昨日の18:11にハクビシンが出ている所を見事に撮影。どう見ても同一人物ですね。長い間ほぼ飲まず食わずだったところ、飢えに耐えられずに罠の餌に誘われたのでしょう。初期の時点では捕まらなかったので、危うく家の中で飢え死にされるところでしたがこうでもしないと捕獲できる可能性も低かったと考えると結果オーライとは言えるでしょう。

 以上のことから状況を推理しますと

  • 当初は秋頃から成獣ハクビシンが家を出入して、おそらく年始あたりに子供を出産。
  • この家の天井裏で子育てをして3ヵ月ほどで家主からプロチョーネに調査依頼が出る。
  • 2箇所の侵入口を塞がれた際に、おそらく親は外出中で子供一頭が中に取り残され、捕まる。

 という状況だと思われます。となると親が未だに周りにいると思われますので、できれば捕獲を狙いたいところですけれどもなかなか難しいでしょう。ひとまずこの家の侵入口は今日すぐに塞ぐという話なので今後家に侵入されることはないと思うので一安心ですし、最近はハクビシンばかりが捕まっているのでもしかすると他の所で親、もしかすると他にいるかもしれないきょうだいが捕まる可能性もあります。

 なかなか家に侵入された動物をすべて捕まえるのは難しく、家が広かったり天井裏が入り組んでいたりすると隠れている動物に気づかないこともあるので対処が難しいですが、今後の対処の手際にも参考になる現場で面白かったです。今度は最初からカメラ仕掛けて出入りを見張っておいた方がいいですね照れ

 

 皆さんも天井裏の妙に大きな足音にはご注意下さい。皆さんの思う以上の間侵入されて生活されてるかもしれませんから・・・

ど~~~~も~~~~~

 

ヴェスパ1号でおまちゅー

 

 

お久しゅうウインク

 

やっとこさっとこハチハチハチのシーズンがやってまいりました照れクラッカークラッカークラッカー

 

 

今年は、良いお天気に恵まれたのもあり、

 

ミツバチの分蜂が多いようですコスモスコスモスコスモス

 

先ずはセイヨウミツバチの分蜂

集合恐怖症の方ごめんねあせるあせるあせる

 

立派ですね酔っ払い

 

 

続いてニホンミツバチの分蜂

マンション8階に集まっていた分蜂

規模が小さいので女王が既に去った後の残党だと思います。

 

 

こちら↓はいい感じの分蜂チュー

お家の床下に巣を作っていた子達の分蜂

 

このまま巣箱に移して、現在個人的に飼育中ですウインクチョキ

 

 

 

 

まだ、

アシナガバチやスズメバチの御依頼は来ておりませんが、

 

もう、女王たちが飛んでいるのは確認していますので、巣を作り始めていると思われます。

 

要注意しましょうアップアップアップ

 

 

 

 

そして、

私、ヴェスパ1号からのお願い

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一緒にハチ駆除しようぜウシシチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキ

前回

https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12584728632.html?frm=theme

 

 

 昨日も今日もまたハクビシンが捕まりました・・・。これで今週6頭目。揃って頭をぶつけてハゲてしまってます。彼らがアライグマと同じく自治体の外側から入ってきたのか、それとも何年も住んでいたのかは分かりませんが、アライグマより捕まりにくい分動向が読みにくく予測もつきません。それでいて侵入される家も多く、罠を仕掛けてもアライグマより捕まらないことが多いので厄介です。捕まる分を着実に処分していくしかないですが・・・。

 

 さて、このように身近な動物でも予測がつかないのはもちろんのことで、それは神奈川県のアライグマも同様です。天白先生の発表内容に戻ると致しましょう。

 

捕獲目標数

 アライグマを駆除する必要性はこれまでに述べたとおりですが、農業被害等をもたらす在来生物(タヌキ、イノシシ、キツネ等)ならば駆除は「保護管理」のための手段にすぎず、人間世界に被害をもたらさないよう「必要数」だけを駆除する形で扱われています(それもまた勝手な話ですが)。

 一方で特定外来種にされているアライグマは一応「根絶」を目的にされています。しかし、このブログを読んでもらえば分かる通り、人間の目的など関係なく彼らは増えて生息圏を拡げています。ですから人間側は年々増加する捕獲数に嘆息しながら延々捕獲と駆除を続けなければならないわけでございますぼけー

 まあ、かといってこの状況はダム開発や発電施設系みたいに公害や住民からの反発など計画を突き進めることによる問題があるどころか、放置すればするほど問題になってしまうために「勇気ある中止」をするわけにもいきません。

 

 

 そんな背景を踏まえて、神奈川県はアライグマ防除をどのように行っているかを見ていきましょう。

 神奈川県の場合、一定期間ごとに自治体ごとに過去の捕獲数、捕獲努力数(罠の台数と捕獲した数から算出する数字)から、その年の目標捕獲数を設定しているそうです。

 埼玉県で?聞いたことないですな・・・シラー

 目標数は推定数にすぎませんが、自治体ごとにどの程度アライグマがいて、どれほど捕まえることで翌年以降の定着数を減らすかを考えることは重要に決まってます。ただしもちろん問題もあります。

  • アライグマは季節ごとに移動をしていて生息地を特定し辛い。
  • 多数が生息する地帯があるにしても大抵は人間の管理が及ばない丘陵地帯、山林部が多いと思われる上、大抵そのような場所は自治体同士の境目にあることが多い。
  • 多くの個体が移動に使うのは河川沿いだが、人間側では管理する管轄の違いがある為対処し辛い

 などなど・・・。人間側の都合による様々な障害があるためにたとえ目標数を捕まえたからといって減少、根絶と単純に事が運ばないのがこの問題でもあります・・・しょんぼり

 

 

 被害防除と計画防除

 かといって神奈川県(おそらく全域ではなく三浦半島の自治体の話だと思いますが)の計画が進んだものであることは確かです。その内容を天白先生が教えてくれました。

 

 埼玉県と大きく違うのが、防除事業が2つに分かれている点です。埼玉県の自治体が行っているアライグマの防除はほぼ①の「被害防除」なのですが、これは動物の被害を受けている住人からの依頼を受けて住人の住所や所有地に罠を設置して動物の捕獲を行う防除です。

 別にそれはいいんですが、問題は被害防除だけだと上記のようにアライグマの生息数を減らすために適した場所での捕獲ができないことです。埼玉県北みたいに捕獲資格を持つ従事者の人たちがいい場所で捕獲をしてくれるのなら長期にわたって移動や定着を防げて効果的ですが、しょせん従事者の方にお任せするほかないし、従事者の方は敷地でしか捕獲できない為様々な限度もあるわけです。それに年々捕獲が増えてる川口や越谷、さいたま市などの都市部だと従事者資格を持つ人もほとんどいないために最低限の捕獲をする他なく、生息増加の原因になってしまいます。

 このように、埼玉県の防除形式だと生息数を減らす努力ができず、これからもアライグマの生息数は捕獲数を上回っていくと予測できてしまう状況にあるわけです。自然を予測などできないとは前回で言いましたが、彼らの爆発的な増加だけは皮肉にも簡単に予測ができてしまいますぶー

 神奈川だと被害防除でも努力のレベルが違います。横須賀市だけで500台もの罠を所有して年間平均150頭の捕獲を行っています。500台なんて台数を埼玉県で所有してる自治体なんてありませんイラッしかし150頭以上の捕獲がある自治体ならうじゃうじゃあるときます笑い泣きつまり捕獲努力数(罠設置台数)は少ないのに捕獲数は神奈川以上というわけで、いかに埼玉県の罠が不足しているかが分かります・・・。

神奈川県さん、貸してくれません?

 

 

 さて、埼玉県が被害防除しかやっていないのに対して三浦半島は②の「計画防除」ということもやっています。内容は見ての通り、山林、休耕地等被害の報告や認識がされにくく、彼らの移動や生息に適した地点に罠を設置して捕獲を行う防除です。これを聞いただけで羨ましく思えますが、それだけでなく捕獲計画の主導も設置場所の選定から捕獲後の処分まで委託されたNPO団体が行うみたいです(もちろん横須賀市の場合は天白さんの団体が行っています)。しかも設置場所の地権者との交渉等は行政が行ってくれるという協力ぶり。ハァ・・・羨ましい。

 さらに罠の台数もこちらの被害防除とは別にこちらの計画用の罠が100台ほど用意されており、年間平均(捕獲実施期間は半年)100頭を捕獲しているそうです。確か半年なのは冬から春にかけて、繁殖を防げる期間に行うという理由のためだったと思いますが、たった半年で年間の被害防除で捕まる数に迫る数が計画防除で捕まってるわけですから、いかに人間の生息圏を避けて生活、移動しているアライグマがいるかということが伺えます。

 ほら見て下さい。平成24年から計画防除は天白さんの団体に委託されたんですが、その年に歴代最多の計画防除での捕獲数が記録され、被害防除と併せても450頭もの捕獲が記録され、その年以降の捕獲は一気に減少しています!

 ここまでの計画を実施しても地味に数が増えているのも確かですが、それでも横須賀市の最多捕獲期から半分程度まで捕獲数を減らすことに成功しているのは間違いないでしょう。計画防除も並行しているため、自治体内の定着数も着実に減らせていると言えるでしょう。

 

 

 このように、アライグマの根絶という目的に対して積極的に働きかける計画防除を被害防除と並行して行うことでアライグマの定着数を減少させることができることを横須賀市の例は教えてくれます。もちろんその後の捕獲努力も必要ですが、このような計画を隣接する自治体同士協力してで実施することが出来ればさらなる効果が見込めるでしょう。三浦半島の自治体の場合、自治体間の連携も行われているのですが、それはまた次回で・・・。

 

 

 

 

 

 書いてたらまた羨ましくなってきた・・・

 

 

 

 

 

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 書いてたらまた羨ましくなってきた・・・

 プロチョーネです。今日は雨がひどいですけど動物たちは自粛知らずのようで久々にまとまった数が捕まりました。それも、ハクビシンばかりが。

 中で暴れたのか頭の皮が剥げてしまってるオス。

 同じところで同時に捕まった親子らしい2頭。上が母親、下の子供はこれまたひどい怪我を頭部に負っており、頭皮は化膿し、片耳がちぎれかけていました。事故か怪我か他の動物からの被害か、何があったかはわかりませんが、食べ物もろくになくやたらと寒い中での厳しい状況を思い起こさせます。

 

 これまたひどい怪我をしたオス。この罠の餌を吊るす部分が尖っていたので、おそらく中で暴れるうちに頭から背中にかけて引っかかってしまい、皮が剥がれてしまったのかもしれません。こうした個体は結構見かけます。

 

 で、一頭だけぽつんとアライグマ。ここは2月から捕獲が続いていたミカン山の別の山頂部分でしたので、やはりよそから山岳地帯を伝って移動してきたのだと思われます。

 

 この自治体でハクビシンが4頭も同時に捕まったことは覚えが無いんですが、冬の間にアライグマが減った分、ハクビシンがいつもよりも積極的にうろついた結果捕まったのか、それとも彼らも単純に季節に合わせてよそから侵入してきたのか・・・。よくは分かりませんが、ハクビシンもこのまま侵入を許してしまうと農作物に被害を与えることに間違いはありません。

 ただでさえ食料の流通の重要性が認識されているご時世ですから僕たちなりに食糧生産に協力しなければと思うばかりです・・・。この機会に農家が増えてくれないかなー・・・

 

 

 

 

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 ラクーンキューブ 前回まで

 導入後半年経っても全く捕獲をできずにいたアライグマ専用罠「ラクーンキューブ」。そこに舞い込んだ、毎年この時期にアライグマに侵入される家からの罠設置依頼。今度こそ捕獲ができるのではと自治体の倉庫奥から引っ張り出されたラクーンキューブ・・・。

 

 

 ということが昨日あったわけですけど、早速その家から捕獲のご連絡がありましたよ・・・。この通り、今度こそ専用罠にアライグマが入っております。チュー

 優しそうな顔もしていてやはりメスかと思っていたんですが・・・。

 

 立派なオスでしたあせる。依頼者の人にはメスだと言ってしまいましたが、今の時期はオスメス共に活発なのでよそから来たのがあの林沿いにうろついてるうちにこの家にたどり着いたんだと思います。代々あの家で生まれたアライグマが通ってるのかと思いましたけど、彼らの目ざとさを見誤ってました。初めて来たところでも穴があればすぐに見つけてしまうようです。ぼけー

 こいつがまた顔に似合わずかなり立派な牙をしていました。罠はどうなってるのかと点検してみますと・・・

 

 ↑設置時

 ↑設置後

 餌はかなり手を突っ込まないと届かない位置にあるんですが、この通り包んでいた袋は破られて中身が散らばってます。

 袋と一緒に入れていた夏みかんの残骸。しっかり引っ張り出して実を綺麗に食べてます。やはりアライグマの手先の器用さは他の哺乳類には真似できませんね。

 他にも扉の開閉に使うバネが外れていたりと(すぐ戻せますが)かなり暴れていたようですけど致命的な故障はなかったので、一応力の強い個体、連続捕獲にも耐えられそうな感じではあります。

 これでひとまず捕獲能力が確認出来てよかったです。今後はここぞというところで使っていくとしましょう。

 

 

 

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