IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記

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スズメバチ・有害獣駆除のプロフェッショナルのヴェスパ1号、アライグマ駆除の変人プロチョーネ4世、太ったネズミ駆除のプロのムスムスクルスムスクルス初代 そして、ハクビシンのツヨシとヨワシの日常の奮闘ブログです♪
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 今週は気温が下がったり地味に上がったりと落ち着かない気候ですが、それに紛れて急にアライグマが捕まりました。

 

 自治体の外周のいつものところでまた季節にしては小さな幼獣のきょうだい。

 

 先週タヌキが捕まった所でタヌキみたいな色したオス。結構凶暴でした。

 

 そして・・・

 遠くから見ても貫禄を感じるお方が・・・

 人間が近づいても全く動じず遠くを見つめています。

 

 正面に回ってもこっちに視線をやることもなく、この余裕大アリな奇妙なポーズを崩しません。ヴェスパさんは「捕まっちゃった~どっひゃー!」、友達曰く「お風呂入ってるみたい」♨みたいに感じて、僕は何とも言えない哀愁を感じたように解釈が分かれる絶妙な格好です。

 両手をそろえて脇に置いてるのも笑えますし、大股おっぴろげていながら表情は愁いを帯びて見えたり、落ち着き払ってるように見えたりと鑑賞者によって違って見える優れた絵画みたいなアライグマでした。

 

 まあ結局こうなってしまうんですが、90cm8.4kg豚と見た目通りかなり大きな個体でした。もう半年ほど連絡のなかった方の捕獲でしたので外部から侵入してきたのだと思いますが、やはり油断せずに罠を仕掛け続けていなければいつの間にか新たなアライグマが侵入してきて別の個体も続いてまた定着されてしまうのでしょう。アライグマたちがやたらと同じ自治体の別の場所だというのに同じタイミングで一斉に捕まることが多いことからも、やはり彼らには移動にある程度の同調性があるのかもしれませんね。

 ※ だんだんと稲刈りが終わりつつあります。

 

 プロチョーネです。先週は台風やら気温の急低下やらもあってかアライグマの顔をほとんど見なかったのですが、今日はそうならずにすみました。

 まずは自治体の外周でうろついていたオスをお出迎え。まあ、普通極まりない個体ですね。犬みたいに見つめても何も出ないよ。

 

 で、前回なかなか苦戦していた田んぼを見に行けば・・・

 まだ生後3か月程度の幼獣が。

 寝ぼけてました。

 

 さらにもう一頭もすぐ近くで捕獲。明らかに成獣だったので親子だヨシッ!!と思えば・・・、オスでしたもやもや

 夏にとうもろこし畑の捕まえ役になった時

https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12608169023.html

 

 みたいに、やはり親子であろうと、単独であろうとメスの周りには常に気を惹こうとオスがうろついてるものなのかもしれません。もちろんいい餌場ということも関係してるとは思いますが、アライグマ社会の基本はメスがいる場所であり、餌場や通路を共有し、縄張り意識が薄いという加藤先生の見解を裏付ける実態を見せていると言えるのかもしれません(加藤先生についてはアライグマセミナーについて御参照下さい)。

 

 ともかく、まだこの田んぼ周辺にはアライグマがいることは分かりましたし、母親と残りの子供が捕まる可能性もまだ残っているはずです。どうにか捕まってくれるといいのですが・・・。 

 プロチョーネです。本日はこの平穏に見える田園地帯から「稲が動物に倒されてる」という話があったので調査してきたんですが・・・予想を超える光景が待ってました。

 

 周りの田んぼには異常がなかったところ、隅の、用水路や林と隣接しているところだけ異変が点在。

 このように稲が倒されています。話を聞いた当初はイノシシじゃないかと思っていたのですが・・・

 ああ、完璧にアライグマだと教えてくれる足跡。

 こちらはいても嬉しくないんですが、タヌキも来ているようです。

 

で・・・周りのあぜ道には

 多数の糞うんちが。どうも一枚目の写真のは同じ場所にまとめてあるのでタヌキのものだと思います。なんだか2月に見たタヌキのため糞を思い出す種と同じようなのが混じってます。

https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12576336892.html

 

                    ↓その時の糞。

 

 

 

 他にもあちこちに糞があったんですが、この赤く囲んだ糞なんてほとんどが米、もみ殻の残骸です。

 この糞も明らかに玄米と野菜中心の食生活を送ったようなもので、米の残骸が混じっています。

 以前も

https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12598123252.html

 

 

 という記事でアライグマが米を食べている可能性を指摘しましたが、これで確実ですね。タヌキもアライグマも状況によっては米を食べる。ある程度消化吸収もできているのでしょう。

 また、この田んぼには歩くたびに大きなカエル、コオロギが元気よく跳ねていました。コオロギは昨今の昆虫食の筆頭としてコストとエネルギーもかからないタンパク源として注目されてますけど、間違いなくこれもアライグマたちがこの田んぼにやってくる理由でしょうね。

 依頼主の方の話では、先週の時点で少々稲が倒れてるのを見ており、日曜日に畦の草刈りをした後から被害が増加したという話なので、皮肉にも人の田んぼの整備が動物たちの田んぼへの通行を整備することにもなり、同時に動物たちが稲と、そこに生息するカエルと虫の有用性に気づくきっかけになってしまったのでしょう・・・。

 現にこの地区で今年は全く捕獲がなかったので、周囲からやってきた連中が流入してきたんだと思います。

 すぐに罠をよさそうな場所に仕掛けたのですぐにでも結果が出そうな気はしますが・・・。明日に期待です。

 

追記(10月2日)

 

 昨日言ったように、本日早速何かが捕まったと連絡がありました。罠が閉まってますね。

 見た瞬間、この時期にしては異様に小さいなと感じる個体でした。せいぜい生後3か月程度で、牙もろくに生えていないメスでした。間違いなくほかのきょうだいと母親と一緒に田んぼを荒らしに来ていたところ、この1頭だけ捕まったのでしょう。

 罠を洗浄していた時に草に糞が紛れていましたが、かなり米が混じってます。成獣はともかくアライグマの幼獣ですら米を食べて消化することが可能おにぎりだという物証を得られて嬉しいですグッド!。しかも糞の色も理想的とされる黄土色、バナナ色であり、栄養価もよさそうでございます。

 

有機農法による「穴場」の形成

 この個体を捕獲した時に依頼主の方の知り合いの人と話したのですが、この地区は最近有機肥料を使い始めたそうで、始めると同時に

・有機肥料を餌にする虫が発生(コオロギ、バッタ類)

・発生した虫を餌にするカエル(水がある時期なら魚類も?)が発生カエル

・カエルと虫と、さらに米を餌にするアライグマ、タヌキが侵入。

 

 という生態系が形成されるようになったそうです。虫の繁殖を抑える普通の農法であればそこまで虫もカエルも繁殖せず、サイズもそこまで大きくはならないので、これまた皮肉にも、人にとってはおいしいコメを食べるための有機農法が、他の生物にとっても生息するのに適した環境を作り、そこまではいいんですが、さらにはアライグマの穴場にもなるという結果になったようです。

 おそらく、このアライグマたちも当初は田んぼにいるカエル、虫を目当てに来たんでしょうが、何気なく稲を倒してみて好奇心旺盛に食べてみたところ、意外とうまいことに気付いたのかもしれません(有機農法ですし)。ヒトと同様、アライグマたちにも地域差、個体差によって食べる物の区分、新たな食文化の「発見」があるのだと今回の現場からは感じました。

あー・・・埼玉県って米も麦もあちこちで栽培してますよね・・・。そのおいしさにアライグマたちが気付き始めているのかもしれません・・・。

 残りの家族を捕まえねば・・・。

 

追々記(10月8日)

 で、週末を挟んで月曜日。捕獲の連絡があったのですっ飛んで行ったのですが・・・

 タヌキ・・・。しかも子供。どうやらタヌキも家族連れて来てるみたいです。他の罠も閉まっていて、おそらく先にタヌキの家族が来て罠を警戒して一つにはかからず、他の罠に油断した子供だけ捕まったのでしょう。予想された結果としては最低ですね。肝心のアライグマはタヌキが捕まってるのを見て罠を学習してしまった可能性が高いです。

 罠の周辺にはタヌキかアライグマか分かりませんが、これまた健康そうなコメの混ざった糞が堂々としてありました。畜生めが・・・えーん

 

周辺の田んぼでは稲刈りもはじまってます。埼玉の稲刈りは9月から10月にかけて行われるので、稲刈りが終わってしまえばアライグマも来なくなってしまうでしょう。その前に捕まえたいですが、罠を増やして設置し直した水曜日にも罠が閉まるだけで何も捕まりませんでした。

この大雨と気温低下で気分が変わってくれないかと願うばかりです・・・。

 プロチョーネでーす。

 タイトルの数字が何を示すかお分かりですか?

・・・何か小笑いを誘うような例を出そうとしましたが思い浮かばないので早速答えを。

 

 2019年度の埼玉県全体でのアライグマの捕獲総数です。

2018年度が5455頭だったんですよね上矢印。それでもすごい数だったんですが、1年で1段階増えてしまいました・・・。もちろん自治体ごとに対応に違いはありますが、捕獲をし続けているにも関わらず毎年捕獲数が増加するわけですよ。つまり、彼らの生息数が捕獲数を上回り続けていることは明白なわけですえー?。詳細は言えませんが、前々からただでさえ数が多い県中央(比企郡あたり)での捕獲数が各地で最高記録を更新し、もはやどこの自治体も100頭越えは当たり前、200頭を越える自治体も増えてきている状況です。そこで増加したのがさらに西部や東部、さいたま市周辺、そして都内にも移動をしてきています。

 

 おそらくこれは日本でも北海道に次ぐ2位の名誉あるドクロ数字だと思います。北海道は断トツの捕獲数が続いていて、2018年度で18,596頭ですから、おそらく今年度には2万頭を越える勢いです。埼玉県も5年もすれば1万を超えるのは間違いないでしょうね・・・。

(北海道のアライグマ捕獲数http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/alien/araiguma/araiguma_top.htm

 

 北海道が彼らの生息に様々に適しているし、面積も大いにかかわっているでしょうが、大して広くも無い埼玉県でなぜこれだけアライグマが増えているのか・・・?ラスカル的なブームで多くの個体がひっそりと捨てられた場所が多かったというのもあるでしょうが、川が多い(川が面積に占める割合は埼玉県が日本一広いらしいです)、空き家が多い、生息できる場所が多い、食べ物が多い等々・・・こんな仕事をしていると色々と理由は見つかります。

 

 (7月に捕獲した幼獣)

 

アライグマの繁殖力

 今年もいくつも家族を捕まえましたが、1度に4,5頭は生まれて、見た感じだとメス7割オス3割くらいの比率でした。天敵も僕みたいなの以外はほとんどおらず、安全に子育てできる場所も多く、餌も安全な通路も多いとなれば・・・やはりメスたちが多くいる場所を把握し、彼らを出会わせない、繁殖させない、子育てをさせないような形での防除が必要としか思えません。

 

 埼玉県民の皆さま、アライグマはどこにでもいますよ。キョロキョロ

 

 ※ 戦慄の図

 

 プロチョーネです。4連休は有難かったですが、気候がきつかった上で突然4連休を渡された感じだったので別段何ができたわけでもなく、どこに行ったわけでもない4日でした。まだまだ気軽に出かける気にもなれませんしね・・・。

 

 さて、アライグマ達は一般的には子供たちも独り立ちをしている時期なんですが、中には6月以降に生まれた子供もいます。今行ってる自治体内にも、数年かけてアライグマがいなくなったと思った地区にそのような気配があると最近聞いた所です。

 

 連休前に丘沿いの住宅地にある建築会社の方からご連絡がきていました。資材置き場内部に近頃動物に糞をされているというお話でした。

 ある程度の高さのところにこうして糞をされていたのと、野生のアケビらしき種が含まれていたので、ハクビシンかアライグマの仕業だとすぐに分かりました。

 どうやらこの隅の隙間から出入りしてるようでしたが、しばらく捕まらなかったので連休前に隙間の前に動体カメラを仕掛けておくことにしました。水曜日に見ると・・・

 太った乳牛みたいなネコ。牛からだ牛あたま

 やはりハクビシン。

 ついでにネズミ。

 

 この際に餌も撒いておいたので罠もよりよさげな場所に2つ設置しておいたところ、本日・・・

 アライグマが。びっくり

 

 皆さんは唐突に感じるでしょうが、実は伏線はあったんですよね。

 

 水曜日にアライグマが捕まった地点の林を挟んで反対側にある住宅地の人からも「最近庭に動物に糞をされる」という依頼があって行ってみると、そのお方の隣りの家が怪しいみたいです。4,5年ほど前にハクビシンとアライグマが捕獲されたみたいです。

 

 裏を覗くと、天井裏に動物が侵入した穴が・・・。しかも他の住人の方の話だと、「今年の夏にもアライグマの幼獣らしき鳴き声がした」という話が。

 連絡してくれよと思いましたが、この家は完全な空き家ではなく未だに借主がいて、物置として一応使ってはいるらしいんですよね。ですから大家に話しても「近々取り壊す」とは言ったようですけど、借りられてる以上はまだ先の話になるでしょう・・・。

 

 この条件を踏まえると、今回捕まったアライグマはこの家で近頃子供を産んだ母親である可能性が極めて高く、子供の鳴き声がしたということは、彼らもまだ親離れしている状態ではなくこの近辺にいると思われますので、近いうちに子供が捕まる可能性がありそうだということ。

 

 この地区でもこの2年ほどはほぼ捕獲も気配もなかったのでアライグマはいないかと思ったんですが・・・やはり空き家は常に見張っていないといつ繁殖に利用されるか分かったものじゃないですね。こうした場所を見張り、潰してこそアライグマの生息数を初めて減らせるんだと思います。

 

ああそうそう、生息数と言えば最近大変な情報を知ったんですが・・・長くなりましたのでまた次回に書きます。

 プロチョーネです。本日奇妙な事が起こって社内が騒がしいことになってます。

 

 

https://omiya.keizai.biz/headline/1451/

 

 

 弊社がこうした業務とは別にやってる「おそらく日本一小さな動物園」ことティジョップズーが大宮経済新聞さんに取り上げられ(取材自体は去年あったみたいですが)、本日ネットに掲載されたところ、ヤフーニュースにも載って一気に方々に存在が広まっているようです。

 今日だけで喜びを通り越して茫然とするほどの予約が入り、さらに・・・近日すごいところから取材をしたいと急に電話がきて全員静まり返って応答する赤羽さん(記事参照)を見つめていました。

 

 ・・・いやー、本当にどこから話が広まるか分かりませんね。プロチョーネとしてはこんな感じでアライグマに対する危機的問題がもっと広がらないものかとも思いますが・・・ぶー

 

 

 まあ、かという僕も同じ会社でやってることでも動物園のこと、ろくに知らないんですけどね(笑)

 貴重なこのブログの読者の方々で、近隣にお住いの方々でご興味あればご来園頂ければ幸いです。詳しくは動物園のホームページを御参照くださいと丸投げして宣伝みたいなもの終了。

 プロチョーネです。かなりやばいと言われた台風はどうにか通り過ぎて気温もほんの少しだけましになったものの、暑いことに変わりはなく・・・。

 今日は別の部署の人たちの手伝いで早朝からスーパーの捕虫器の点検をしにいって眠い・・・。

 

 その一方で近頃アライグマの気配はあまりなく暇・・・。

 

 

 などと思っていたら急にオス3頭を同時に同じ場所で捕獲。親離れしたてかと思いましたが、70cmを越えて体重も4㎏近くとかなり発達していましたので、既に生後1年くらいは経ってる兄弟なのかもしれません。オス同士ということもあって親離れしてからも一緒に行動していたのかもしれませんね。

 こんな気だるい季節の合間でも油断をしてるとアライグマはやってくる。今日聞いた話では、さいたま市近くの某市は急激にアライグマの捕獲数が増加し、来年は200頭程度は捕獲があるものと見込んでいるようです。県北の自治体や僕のような人間が捕まえ続けてきた影響なのかは知りませんが、アライグマはやっぱりこちらの予想を超えて南部、東部へと進出してるようです。それこそ、この3兄弟みたいに集団での移動が次々と人知れずに行われているのかもしれません・・・。

 ※埼玉某所の干ばつの様子

 

 カラカラに乾いてる場所もあれば、2日の16時くらいには突然スコールみたいな雷雨が降ったりと極端にもほどがある季節ですね。

 

 さらに今日3日は・・・・明らかに2,3週間程時間が逆行したような猛暑で朝からやられて頭痛が夕方まで続いておりますぼけー。こう色々と手を変えて襲ってくる天候だからか今週は動物の捕獲はおとなしいですが、蜂の方は1日10件以上は駆除依頼が続いていてヴェスパさんが走り回ってます・・・一人で。

 

 これも極端な話なんですが、連日ハチの駆除をしてくれていたバイトのヌーさん(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12598539003.html)が2週間前、駆除をしていた際に手首を骨折してしまいました・・・あせるあせるあせる

 おまけにその時使っていた脚立がこんなことになってます。

 本人の話によると登っていた時に脚立ごと倒れて、その際に手首が体と脚立の下敷きになったらしいです。それにしても脚立の脚が折れる原因は分かりませんが・・・えーん

 何が起こったかは僕も分かりませんし、ベテランのHさんも「車で轢いたんじゃないかと思った~」、社長も「何年もハチ駆除見てきたけど、脚立が折れたのなんて見たことねぇぇぇぇぞ?」と前例のない事態に驚いておられました。

※社長も以前は前線でハチ駆除をされていました(PC内に眠っていた写真で2013年頃のもの)

 

 もう最悪な時期は過ぎたかと思えば巨大台風が2連発で北上して気温まで上がってしまうとは不意打ちすぎます。おまけに新潟では観測史上初の9月で40度!!?炎わけわかりませんね。

 頭もあまり働かないので今日はこれまで。

 

 追記

ヌーさんは右手首骨折の重傷で全治1ヵ月だそうです。今季のハチ駆除復帰は絶望的でしょう・・・。

本日金曜もひどい暑さでしたので取り返しのつかない怪我や事故は起こさぬよう乗り越えなければと思うまでです。皆様もお気をつけて。

 ※川島町の田んぼの様子

 週明けにいつも通ってる田んぼの稲が既に実ってるのを見て驚きました。あれー、先週こんなに色づいてたっけな?早い所ではもう収穫が始まってましたよ。

 まだ暑いことに変わりはありませんが、暑さ自体は先週よりマシになったのは感じて少しは安堵しているプロチョーネです。

 

 先週は前の記事のようにどこにいたのか9頭も捕獲が続いて対処していたのですが、それに加えて珍しい依頼が飛び込んできたんです。

↑落花生畑や丘の家の周りをうろついていたオスたち

 

 

 

「閉鎖していた元々は寮だった建物の一室にハクビシンを閉じ込めてしまったのでどうにかしてほしい」(さいたま市内)

 というお話でした。元々は建物の警報装置にハクビシンが引っかかり、職員の方が追いかけて部屋に逃げ込まれたところをとりあえず扉を閉めて閉じ込めたそうです。被害に遭ってるから、ではなく現在形で動物がいる状態での依頼はなかなかありません。この場合は直接捕獲が必要な上、放置すれば部屋の中で死なれるのは目に見えていますので僕のような人間が対処する必要大アリな状況なわけでございますグッド!

 

 できれば即座に対応したいところでしたがここで気をつけなければならないのが法律問題。自治体から年間の防除を委託される等して予め許可をもらっていなければその現場、依頼人の都度自治体に許可捕獲の申請をして許可をもらわなければこんな場合でもうかつに捕獲はできないんですよねぼけー

 

 というわけでさいたま市の担当課にこうした場合の許可についてお伺いしたら

・許可捕獲は通常の場合、継続的に動物の被害に遭っている場所を職員が現地を調査して被害の有無、捕獲の必要性を判断した上で出るものなので急な場面には出せない。

・かといってハクビシンを放置して死なせても動物愛護法的に問題があるので放置するわけにもいかない

                      ↓

そのまま部屋から逃がしてまた被害が続くようなら許可申請して。またはどこか遠くに逃がして。

 

 ですって。現場は部屋が何十部屋もあって入り組んだ建物でしたから、そんなところで扉を開けて逃がしてしまえばどうなることやら。アライグマと同じかそれ以上に市街地に生息して色々と被害を出してるハクビシンを逃がしてしまえば捕まる可能性も減り、人に対する警戒心が強い個体を生み出して今後余計な被害を増やすことになるんじゃないですかね・・・?などと思いましたが、これ以上ハクビシンを放置するわけにもいかないのでひとまず捕獲をして遠くに逃がすこととなりました・・・もやもや

 今回迷い込んだのがアライグマであれば特定外来生物のため逃がすこと自体が法律違反で、さいたま市も外来生物法に則ってアライグマを駆除しているので(ハクビシンはあくまで鳥獣保護法に沿った許可捕獲による駆除)、「逃がせ」とは言えなかったと思います。

 ハクビシンは未だに自治体によって許可捕獲の上で防除対象にしているところもあれば、アライグマではないので放獣するところとに分かれているので微妙な対応になってしまうわけです。そのおかげで年々ハクビシンはアライグマ以上に狭い都市部での暮らしが得意なこともあってさいたま市近郊や東京都の方で増殖しています。個人的に放獣は捕まらないハクビシンと被害を増やすだけなのでやめてほしいんですが・・・ショック

 

 

 プロの業者としてハクビシンを前にして駆除できないのは嫌な気分ではありますが、ともかく現場に向かいました。

 入った瞬間にハクビシン特有の臭い(ヴェスパさんによると「アーモンド的なかほり」だそうですが、鼻がイカれてるとしか思えませんむっ。僕の嗅覚ではどう嗅いでも肛門の臭い8割うんちなのですが・・・)が空気を満たしているのが分かりましたゲホゲホ

 閉じ込めていろいろあって5日程経過していたので死んでいないか心配でしたが、部屋がかなり奥まったところにあってそこまで暑くなかったこともあって弱ってはいるようでしたが部屋の隅からこちらを見ていました。

 こちらに向かってくるようなことはなかったのでまた出番がきたポール(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12609262927.html)を差し出しました。未だに成獣を捕まえたことは無いので慎重に構えましたが・・・

 すり抜けられてさらに部屋の隅にうずくまるハクビシン。また捕まえようとすると下駄箱に入り込まれたりでしばらく格闘して・・・

 なんとか捕獲イヒ。アライグマより体が細いので挟んでもすり抜けられないか心配でしたが、一旦つかんでしまえばしっかり捕えてくれたのでよりポールへの信頼感が強まりました。これならアライグマの成獣でも捕まえられそうですOK

 

 これでひとまず状況は解決できたのでよかったですが、ハクビシンを遠くの、二度とここには戻ってこられないところに逃がすのは悔やまれました・・・もやもや。まあ、今回の対処で今後も急な場面にも対応できることが証明できたのはよかったですがね。

 皆様もアライグマハクビシンへの対処にお困りならアイディーサービスか各自治体までご連絡下さいませ。

 

 プロチョーネです。今週はおそらく今年で最も暑い一週間になると思います。そうですよね?暑すぎる・・・日に日に疲れが累積していくのを感じてます。これだけ暑いんだからと、月曜には落花生畑が被害を受けているという家からのご連絡があっただけということもあってそんなに捕獲は無いかと思っていたのですが・・・

 

 

 火曜には親子。大きな林なのでこの時期でも数少ない捕獲可能性がある場所だと思っていましたけど・・・

上 子供  下 母

 

 水曜日、親子が捕まったところでまた子供。

 この前ブドウやニワトリに被害が出ていたところで(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12616031870.html)ようやく子供か、と思いきや・・・

 計測するととうに親離れした、1~2歳の間くらいのメスガーン 出産こそしていなさそうでしたが、一体どこにいたのか・・・。でもたまに母親が捕まった後に近辺でそれよりは若い成獣のメスが捕まることもあるんですよね。去年対応した蓮田のお宅でも(https://ameblo.jp/ids-gaichu-h/entry-12509437998.html)子供と、これと同じようなメスの後に母親が捕まったものです。

 アライグマの生態として、生後半年ほどで親離れした後にオスは親元から遠く離れ、メスは母親からあまり離れずに住む傾向が強いので、このあたりにやってきた母親が子供を産み、その子供も独り立ちして1,2年暮らしていたということなのだと思います。ということは、この近辺にアライグマ達が数年は定着していた現れということであって、この自治体に定着してるアライグマはほとんどいないのではとかいう見解はまた否定されたことになるわけですよ・・・ぼけー

 

 さらに同じ地区では

 2歳以上はいってるであろう、子供は産んでいない6㎏近くあるメスが。このあたりも古い住宅地と大きな林がある割にあまり罠を設置していないためにまだまだこんなのが突然出てくる可能性がありそうです。ここで去年の秋頃には10㎏を越えたどでかいオスが捕まったこともありますし、アライグマが餌を大量に確保しつつ暮らせる環境がどこかにあるのかもしれません。

 ※何気にブログで扱ってませんでしたね。見て下さいこの堂々たる体躯を。豚

 

 

 またアライグマの繁殖力を見せつけられました。こんな酷暑の中でもうまく生きていけるということも。

 アライグマが定着した場所にはメスたちが数世代暮らし、数が増えるほどオスたちもよってきてさらに繁殖して世代が縦横に拡大する可能性が増大するわけです。生まれる子供はヒトと同じく、またはそれ以上にメスの比率が高く、さらに生息圏は広まっていく・・・。そんな場所が各所にある、できつつあると考えれば、これだけ増えるのも当然という話です。えーん

 今週は急激に色々と起こって一度に扱いきれず、僕も熱でやられそうなのでまた来週~汗