プロチョーネ対ハクビシン | IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記

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ハチ・有害獣駆除担当のヴェスパ1号、アライグマ駆除担当の変人プロチョーネ1号、太ったネズミ駆除担当ムスムスクルスムスクルス初代 そして、ハクビシンのツヨシとヨワシの日常の奮闘ブログです♪
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 先週金曜の事ですが、突然さいたま市近郊のあるお宅から

「天井裏から落ちてきたハクビシンが納戸に逃げ込んで閉じ込めてあるのでどうにかしてほしい」

という連絡が来ました。いやー、久々の直接捕獲なので内心わくわくしながら向かいました。

(※11月15日より北海道以外の地域は猟期で、猟期内であれば地主の許可さえあれば敷地内での危険猟法以外での狩猟鳥獣の捕獲(ハクビシンは狩猟鳥獣)は可能なので今回は自治体に許可を申請するまでもなく現場で即対応できるわけです。)

 

 この扉の中にいるという話なので逃げられないよう素早く室内に滑り込み、緊張しながら捜索をしたのですが・・・なかなか見つからず。息遣いひとつしないのでどこかに消えたのではないかと思ったほどでした。家の人に訊いても他に抜け道もないはずだし、室内で見てから扉を閉めたという話だったので諦めず探し続けました。

 

※今回は給付金で個人的に買っといたアクションカメラを頭に装着して撮影してみました。以下はその映像のスクショです。

 

 ついにこの箱の後ろにいるらしいことが分かりましたので箱をどかしてみると・・・

 いました。

 尻尾をつかんでもほとんど身動きしなかったので寝ていたようでしたが、コントロールポール(↓参照)を出して捕まえようとするとさすがに目覚めて室内をあちこち逃げ回りました。室内は荷物だらけなのでなかなか捕まえられずしばらく無様に追い掛け回すプロチョーネ。

 

 

 入口脇の隙間に逃げ込まれたりして

 部屋の隅に追い詰めてようやく捕まえられそうな姿勢に!

 キャッチ!!

 

 まあ、見ての通り親離れもしてないような子供なんですが、直接捕獲に緊張したのか、その後1時間ほど胃が痛かったですあせる。逃がしたらすべて台無しですし、家を汚されても問題ですからね。

 

 ともかく無事に捕獲がすんでよかったです。家の人の話ですと近頃見かけていたハクビシンもこの1頭程度だったらしいので、僕の予想だとまだほかに親やきょうだいがいるものだと思ったのですが、何やら事情があって一頭だけでうろついていたようです。家の天井裏に入り込む穴はまだ普通に開いてるので今後も何かあれば連絡をとお伝えして撤収。

 

 何やら都市部ではハクビシンが季節問わず繁殖をしているみたいですから、今後彼らの生息数が増えるほどこうした場面に住人の方々が出くわす場面が増えると思います。個人的にはもっとこうした現場が増えないかなーとも思っていますが、猟期であればすぐに捕獲ができますので動物にお困りの方は弊社までご連絡下さい。