アニマルコントロールポール導入! | IDSアライグマ・ハクビシン・スズメバチ駆除日記

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 プロチョーネです。本日は前から欲しかったおもちゃ、捕獲道具が届きました。これまでもアライグマの幼獣を似たような道具で捕まえていたのですが、お手製だったのでいざという時にうまく作動しないこともあったので、本場アメリカのしっかりしてるものを注文したんです。

 

 その名も・・・アニマルコントロールポール(Ketch-All Pole) というもので、カリフォルニア州の

Ketch-All Company

https://www.ketch-all.com/about-us/というペストコントロール、自然対策関連の会社で1952年から開発、販売が行われた歴史ある一品でございます。アイディーサービスの大先輩というわけですね。その「何でも捕まえる」という語気の通り、これまで様々な動物の移動、保護に使われて来たみたいです。

 

 ↑社名が貼ってあります。

 

 君たちのKetch-All Poleでボブキャットやピューマまで何種類もの動物を捕まえてきたよ。素晴らしい製品だ!

 

 このKetch-All Poleで南米のジャングルのダム建設による自然破壊から数多くの動物、爬虫類を助けることができました。

 

 これほんとすごいよ!この16年でコヨーテからアナグマ、アライグマまで捕まえてこれましたよ。

 

 20年以上使ってきてますが、これほど安全性、耐久性、汎用性に耐える装備はないですね。我々の車に1本ずつ装備してます。

 (ホームページの利用者の感想より(プロチョーネ意訳))

 

 獣医や自然保護団体、我々の同業種の方々など利用者の方々の感想を信じるのであれば、かなり使えそうですね。あんなでかいコヨーテやらピューマにまで使えるのならアライグマなんて楽な部類だと思いたい・・・ぶー本来は安全に野生動物を保護、移動させるための道具であって、アライグマも原産地のアメリカでは住宅地などに出現しても保護、どこかに逃がすのが基本なので使い方が少々違うんですがね・・・。

 

 というわけで使い方を試してみました。

 

 全体。長さなどに種類がある中で120cmのものを買いました。これでも結構長いです。

 

 これが先端のワイヤー部分。輪が閉じた状態。

 

 持ち手の部分を引くと・・・

 輪が広がります。これで動物の首や胴体などを挟んで捕まえるわけです。

 

 そのへんに捨ててあった壺で試してみましょう。輪っかで挟んで

 

 手元のワイヤーを引けば締まります。これまで使っていたものだと輪っかが広がりにくく動物を挟み辛く、さらに引いた手を緩めてしまうと途中で外れてしまう恐れがありました。

 それがこの製品だと持ち手部分を引かない限りは輪っかが緩まないので、一旦捕まえた動物が逃げるのは困難です。これならアライグマの成獣相手であっても捕獲できそうですね。

これでいざアライグマと遭遇した際に迷わず対応できそうです。ニコこうして対策を用意した時に限ってなかなかそんな機会がこないのも確かなんですが・・・。