※今月捕獲した母アライグマ。狭い罠の中で快適そうな姿勢を探してるようでした。
お久しぶりでーす。いやあ、前回でもお話したように今月は独特の大変さを呈しています。僕が行ってる県北ではここのところ捕獲も落ち着いて暇な程なのですが・・・ヴェスパさんが行ってる越谷が大盛況です。
※ヴェスパさんがいないときに僕が回収した2頭。上がオス、下がメスでいずれも巨大化してました。
まー大変な事になってまして、毎日どこかで巨大なアライグマ、子育て中のハクビシンとその子供の捕獲がある日が続いています。これがどれほど異常かと言いますと、越谷の例年の年間捕獲数はせいぜい40~60頭程度のところ、今年は月平均10頭前後の捕獲が続いていました。それが今月になってさらに急増し、現在19頭の捕獲(今日も3頭・・・)。今月だけでですよ。越谷は死体の焼却まで請け負っているので毎日燃やすのも大変です・・・。
普通11月ってそんなに捕獲がある時期ではないんですが、以前話したようにアライグマにとっては移動と新たな出会いを探す時期なので場所によっては多く捕獲できることもあります。・・・それでも春よりも捕まるような時期ではないですよ。やはりこれもアライグマ(ハクビシンも)の増加と南部での生息圏拡大の現れなんでしょうね。
しかも越谷で捕まるのは餌の状況がいいのか、県北で捕まるのよりもみんな6,7㎏は当たり前のように越えていて、しかもメスをめぐって争いが起きやすい時期なので気性が荒いんですよ。生ゴミ、地域猫の餌、金魚やメダカを食べるのはもちろん、そのうちペットに危害を加えるような事件も起こるかもしれません・・・。
さいたま市周辺自治体にお住いの方々は巨大なアライグマにご注意下さい。