そして異世界に来てから翌日。
イズミと東風(こち)は朝起きてさっそく出かける準備をした。東風は準備を早めに終わらせて、朝食を作った。朝食は東風が昨日買ったリンゴで作ったジャムと薄めに切ったフランスパンとジュースだった。
「じゃあ、いただきまーす」皆は美味しそうに食べた。「うん。すごく美味しいね。このパン」イズミがそういうと、「そうかな~」と照れくさそうに言った。「おや、東風。今日は出かけるのかい?」ツバキが言うと、「うん。ちょっと風の国へ」と東風が答えた。すると、「風の国かぁ。風の国は許可書がなきゃ入れんぞ」とおじいさんが言った。
「ええ~せっかく準備したのに~」東風とイズミは肩を落とした。
「あ!許可書のことなら大丈夫だよ。ボク、許可書持ってるから」とツバキが言った。「やったー!良かったね。イズミ」「うん良かった~ツバキさんがいて」そしてツバキとピエールも仲間に加わり、三人と一羽で再び旅に出た。「気をつけて行くんじゃぞ~」おじいさんは手を振って迎えた。イズミたちもそれに答えて手を振り返した。そしてイズミたちは、また広い草原に出た。「えーっとこれがこうだから・・・・」
東風は方位磁石をもって悩んでいた。「ちょっと貸してくれるかな。えーとこっちが北だから、この地図によれば東の方だから逆のほうだね」ツバキはそういって歩いていった。皆もその後について来て歩いていった。しばらく歩いていると、奥の方に塔のてっぺんのようなものが見えた。「あの下が風の国ね。じゃあ頑張って行こう!」イズミがそういうとどんどんイズミの顔が嬉しそうな顔になっていた。(あの国に行けばナオたちのことが分かるかもしれない・・。よし!もう少しだ。待っててねナオ、ツバサ)そう思ってイズミはドキドキした。そしてやっと風の国についた。ツバキは門番に許可書を見せて中に入っていった。
風の国はいろんな店があったガラス用品もあれば宝石店もあった。
イズミたちはまず案内人の人に聞いてみた。案内人の人は風の聖域(風の塔の頂上)で大きなわしが人間2人をつかんでいったという情報を耳に入れた。イズミは怖くなっていた。(もしかしたら一日も経っているから大きなわしに食べられているのかも)イズミは不安になったが、
(でも、絶対にナオたちは死んでない!そうだ!私が頑張んなきゃ。あきらめちゃダメだ!東風が言ってた。絶対にあきらめちゃダメだよってだから今助けに行くよ。待ってて)そうイズミは思っていった。
「早く行こう!早く行かないと間に合わないよ!ナオたちが死んじゃう!!」イズミはそういって思いっきり風の塔へと走っていった。東風たちも後についていった。風の塔の前につくと、イズミはゴクンと鳴らして歩いていった。中にはまん中にポツンと像が立っていて、その周りには螺旋階段が続いていた。像は顔が鳥で体は羽毛の生えた人間の体だった背中には翼が生えていて簡単に言えば、鳥+人間のような不思議な像だった。イズミたちは一瞬呆然としていたがすぐに気を取り直して螺旋階段を登っていった。階段はとても長く登るのに苦労した。後ろに歩いている東風たちもへとへとだった。でもイズミは足をとめず階段を登っていった。
イズミと東風(こち)は朝起きてさっそく出かける準備をした。東風は準備を早めに終わらせて、朝食を作った。朝食は東風が昨日買ったリンゴで作ったジャムと薄めに切ったフランスパンとジュースだった。
「じゃあ、いただきまーす」皆は美味しそうに食べた。「うん。すごく美味しいね。このパン」イズミがそういうと、「そうかな~」と照れくさそうに言った。「おや、東風。今日は出かけるのかい?」ツバキが言うと、「うん。ちょっと風の国へ」と東風が答えた。すると、「風の国かぁ。風の国は許可書がなきゃ入れんぞ」とおじいさんが言った。
「ええ~せっかく準備したのに~」東風とイズミは肩を落とした。
「あ!許可書のことなら大丈夫だよ。ボク、許可書持ってるから」とツバキが言った。「やったー!良かったね。イズミ」「うん良かった~ツバキさんがいて」そしてツバキとピエールも仲間に加わり、三人と一羽で再び旅に出た。「気をつけて行くんじゃぞ~」おじいさんは手を振って迎えた。イズミたちもそれに答えて手を振り返した。そしてイズミたちは、また広い草原に出た。「えーっとこれがこうだから・・・・」
東風は方位磁石をもって悩んでいた。「ちょっと貸してくれるかな。えーとこっちが北だから、この地図によれば東の方だから逆のほうだね」ツバキはそういって歩いていった。皆もその後について来て歩いていった。しばらく歩いていると、奥の方に塔のてっぺんのようなものが見えた。「あの下が風の国ね。じゃあ頑張って行こう!」イズミがそういうとどんどんイズミの顔が嬉しそうな顔になっていた。(あの国に行けばナオたちのことが分かるかもしれない・・。よし!もう少しだ。待っててねナオ、ツバサ)そう思ってイズミはドキドキした。そしてやっと風の国についた。ツバキは門番に許可書を見せて中に入っていった。
風の国はいろんな店があったガラス用品もあれば宝石店もあった。
イズミたちはまず案内人の人に聞いてみた。案内人の人は風の聖域(風の塔の頂上)で大きなわしが人間2人をつかんでいったという情報を耳に入れた。イズミは怖くなっていた。(もしかしたら一日も経っているから大きなわしに食べられているのかも)イズミは不安になったが、
(でも、絶対にナオたちは死んでない!そうだ!私が頑張んなきゃ。あきらめちゃダメだ!東風が言ってた。絶対にあきらめちゃダメだよってだから今助けに行くよ。待ってて)そうイズミは思っていった。
「早く行こう!早く行かないと間に合わないよ!ナオたちが死んじゃう!!」イズミはそういって思いっきり風の塔へと走っていった。東風たちも後についていった。風の塔の前につくと、イズミはゴクンと鳴らして歩いていった。中にはまん中にポツンと像が立っていて、その周りには螺旋階段が続いていた。像は顔が鳥で体は羽毛の生えた人間の体だった背中には翼が生えていて簡単に言えば、鳥+人間のような不思議な像だった。イズミたちは一瞬呆然としていたがすぐに気を取り直して螺旋階段を登っていった。階段はとても長く登るのに苦労した。後ろに歩いている東風たちもへとへとだった。でもイズミは足をとめず階段を登っていった。