中学受験ママコーチ 美月ゆりです。
「帰宅後のルール」、
昨日は明日の準備編でした。
準備は小学校３年生が終わるまでには、
安定して1人でできるようになっていて欲しいところですね。
さて。
1. ランドセルの片付け
2. お手紙出す
3. 宿題
4. 明日の準備
5. 遊び
今日は本シリーズ、最終回「遊び」編です。
5. 遊び
遊びも子供にとってはとっても大切！
特に小学校低学年の時こそ友達とたくさん遊んでほしいです。
机の上では学べないことがたくさんあります。
ですが意外と、「遊んでばかりで！！」
と怒る理由にされがち。
それは、遊び時間の管理とけじめが付いてないから。
せっかくの遊び時間。
それに関してムダに怒らないために、
必ずすること。
「どこで誰と何時まで遊ぶか、
をお子様に確認する」です。
それには朝がポイント！
２つ、確認しておきます。
①帰宅後の予定
②予定の時間と帰宅時間の確認
詳しく見ていきましょう
①帰宅後の予定
朝、出かける前に、
「今日は帰ってきたら何があるんだっけ？
」と
習い事などの今日の予定を子供に確認します。
子どもは時間感覚、曜日感覚などがまだ弱いので、
自分の習い事の日なのに忘れていたり、
何時に家を出ればいいのかわかっていないことが多いです。
それを忘れてお友達と約束してきてしまうことを防いだり、
夢中で楽しく遊んでいて時間を忘れることを防ぐために、
帰宅後の時間のイメージをしっかり確認しておきます。
②予定の時間と帰宅時間の確認
「今日は何時までに帰ってくるんだっけ？」
と、帰宅時間もアナログ時計を見ながら確認しておくと、
より記憶に残ります。
予定は何時スタートで、
そのために何時に家にいないとダメなのか。
それを自覚しておいてもらうことで、
「知らなかった」「聞いてない」を防ぎ、
「ちゃんとわかってるのかな？」というイライラを防げます。
それでも遅れた場合、
まずは理由を聞いた上で、
「約束した時間はきちんと守りなさい」と叱ることができます。
遅れたからといきなり怒れば、
お子様も感情が先に反応し、
遅れた理由を飲み込んでしまうかもしれません。
きちんと話を聞いてもらえない状況下では、
「ママに話してもムダ」「どうせ聞いてもらえない」と、
信頼関係も育ちにくくなります。
信頼関係があるからこそ、
親子円満、夫婦円満、家庭円満になり、
安心して自分のしたいことやるべきことに集中できるのです。
②は、ホワイトボードやスケジュール帳、
カレンダーなどを使って、
毎朝の確認習慣にできるといいですね。
そして学校で、
「誰とどこでどう遊ぶか」
をお友達と話してくるのも楽しみの１つ、です。
お母さんの用事で家に呼べなかったり、
雨が降っていたり、習い事で時間が限られているなどの中、
楽しく遊ぶためにどうするか、たくさん頭を使っています。
また、幼いからこそ、遊び中に
感情のぶつかり合いでケンカもたくさんする。
それを子供同士でどう解決するか。
感情の処理の仕方や、
急なケガやカギの落し物など困った時の対処する力など、
いろんなことで試されます。
そういうのも楽しく遊んだ幼い日の記憶とともに、
振り返ればネタとして使えるようになっていきます。
低学年こそ、好奇心にあふれる楽しい時間を過ごしてほしい。
そうやって楽しい遊びを通して、
社会性やコミュニケーション力、対応力をはじめ、
体力も養えたら最高です
息子達の時も既に、
公園でゲームする姿を多く見かけていましたが、
やはりこの年齢期、たくさん体を動かして欲しいと思います。
たくさん遊んでおいで！！
心と体は繋がっています。
体力があれば、心理的に辛い時でも踏ん張れます。
体育会系が短期間で成績を上げたり、
就活で有利と言われるのは、
集中力とストレス耐性が強いからです。
特に男性は、人生における仕事の比重が高く、
仕事の充実度が幸福感や自信と深く関係します。
ハードな仕事に耐えうるのは、最後は体力です。
そう思い、息子達には意識的に体力をつけさせました。
マイペースでおっとりな長男でしたが、
自分の身を助けることができ、
喘息気味も改善されて体力がつくスイミングを小２まで、
集団行動でよく走るサッカー
を小５の１月まで続け、
基礎体力を養いました。
次男は赤ちゃんの時からエネルギッシュで、
そのエネルギーを発散するべくベビースイミングに
１年程通いましたが、ますます体力アップに。
笑
そして大好きな兄と同じサッカーを始め、
2学年上の試合にも出してもらうことも多く、
小学校６年時の都大会予選まで続け、
体力と集中力がかなり伸びました。
体力は貴重な財産ですね
家族でもハイキングやキャンプ、スキーに行ったり、
遊びで卓球やサッカー、カラオケをしたり。
楽しく体を使っていました。
また、普段から電車の中でも座らず、
階段を使い、歩けるところは歩くようにして、
日頃から体を動かすことを意識させていました。
私達夫婦は毎日ジョギングなどの運動を取り入れておらず、
週末に散歩がてら１時間ほど一緒に歩いたり、
旅行先でアクティビティを楽しむタイプです。
だから息子達には習い事や日常生活で歩くことなどで
意識的に体を動かす習慣を育みました。
趣味でテニスやゴルフ、サーフィンなどを
家族で楽しみながら、体力をつけているご家庭もあります。
それもとってもステキですね
「楽しい」という感覚を、
たくさん味あわせてあげてください。
それが、興味や個性の発見につながります。
その興味関心を掘り下げるから、
進路を決められる。
体験がないと、「楽しい」を知らないと、選べないのです。
中学受験で志望校を決めるときに、
お子様が楽しく有意義な学校生活を送れるのはどこか、
その判断基準をお子様がきちんと持っていることが、
その後の受験生活を乗り越える上でとっても重要です。
（時々、勉強そのものが楽しいお子様もいらっしゃいますが
）
もちろん、中学受験が子育てのゴールではなく、
その後も続く人生の進路選びにも下地として
大きく関わってきます。
遊びの中で自分を知り、
学びの中で自分を知る。
その両輪のバランスを生かしてこそ、
人生を面白くしていくことができる。
どちらかに偏ると、可能性が広がりません。
ちゃんと遊べる人は切り替えが上手です。
１つの感情や出来事に鬱々とならず、
自分を「ここちいい」状態に持っていくことができるからです。
「遊び」の時間をうまく使っていきましょう
いかがでしたか？
上記５つは帰宅後の時系列に沿った、
あくまで代表的なものです。
各ご家庭、「これは帰宅後すぐに絶対やってほしい！」
と言うものが他にもあるかもしれません。
それも合わせて一覧表にし、習慣になるまでやります。
できるようになるまで、
見える化しておくのが大事です。
こういう習慣化や、お子様の特徴に合った情報提供、
コミュニケーションの取り方などをご提案し、
お子様の成長が楽しみになるサポートが、
可能性を広げるためのお子様の学力だけでなく、
親子の信頼関係、それを育む時間、
そしてお母様の子育て後の人生も視野に入れた
をぜひご活用くださいね
もちろん、中学受験を検討されているお母様だけでなく、
子育てに迷われたり、
子育てが苦しいと感じているお母様にもぜひ、
ご活用いただきたいと思います。
必ず、ママライフを楽しい時間に変えます！！
お子様の小学校生活が、
出会いと学びと経験に満ちた、
すばらしいものになりますように
お会いできる日を楽しみにしています
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