中学受験ママコーチ 美月ゆりです。
おとといから、「帰宅後のルール」についてお伝えしています。
「帰宅後のルール」としてあるといいのは、
1. ランドセルの片付け
2. お手紙出す
3. 宿題
4. 明日の準備
5. 遊び
でした。
今日は３についてお伝えしますね。
3. 宿題
お片付け編、お手紙編など書いてきましたが、
書いてあることは、
「絶対にしなくてはいけないこと」ではありません。
あくまで
「こう考えて、こうしておくと、あとで親子ともにラクだよ」
という、一参考情報です。
知って、やるかやらないかはご自身で決められます。
また、知ったことを、ご自分やお子様にとって、
やりやすいやり方にアレンジすることもできます。
一番残念なのは、知ったけど何もせず、
数年後に「あの時やっぱりやっておけばよかったな」
と後悔することです。
ご相談では子育ての後悔のお話を伺うことも多く、
そこに垣間見える状況と対処法などを考えて、
今回、このような形でまとめることにしました。
年齢が上がっても、行動修正は可能ですが、
お子様が小さい時の方が、
何事も修正が短時間でできます。
そして身に付けたいことがわかっているならなおのこと、
幼少期にやるのが一番！
エネルギーも時間も少なくて済むのでおトクです
さて。
宿題は、幼稚園時代には習い事を除いてはなかったことです。
だから、入学後～夏までにうまく毎日のペースを
つくってしまいましょう
と、その前に。
お母様は、「宿題」「勉強」と聞いて、
何を感じ、イメージされますか？
「めんどくさいもの」
「やらなければならないもの」
「大変なもの」
「イヤなもの」
「やりたくないもの」
などなど、ネガティブなイメージを持っていますか？
実は、意識の仕組みとして、
宿題に対するお母様の意識が、
そのままお子様の意識に反映されます。
なので、お母様がもし、
前述のようなネガティブなイメージをお持ちなら、
お子様も宿題を同じように捉え、
なかなかやりたがらなくなります
これでもし、中学受験を選ぶことになったら？
・・・なかなかのバトルが繰り広げられそうです
なので、宿題や勉強に対するイメージは、
なるべく小学校低学年のうちに、
ポジティブイメージにしておきたいですね。
となると、
「どうやってポジティブイメージにするの？」
と聞きたくなりますよね
宿題は先生によって出し方も出す内容も違います。
先生方は、その内容がお子様一人一人に合っているかは別として、
「お子様に力がつくように」と考えて出してくださっているはず。
だから、「宿題をやったから勉強ができるようになる」という
不確実で小さなメリットではなく、
視野を広げ、もっと大きく捉えた方がヤル気になります
「大きく捉える」とは、
「宿題をすることは、
お子様が大人になって社会に出た時の
仕事の処理能力をつけることにつながる」
と考えることです。
学校の「宿題」は、子供達にとっては「お仕事」。
その内容がどんなものかよりも、
・言われたことをきちんとこなす
・目標時間を自分で決めて、さっさとこなす
・提出期限を守る
という、仕事をする時に大切なことを身につけるものと思えば、
宿題をすることに意味がある、と思いませんか？
そしてそれらは仕事では最低限、当たり前のこと。
それらをこなした上で、自分たちの時間がある。
それも、大人になったら当たり前のこと。
やることやらずに放っておいたら、
後で大変になることは、
誰もが経験済みのことと思います
それなら、ネガティブな感情を抱えてダラダラやるよりも、
さっさと終えて好きなことをやろう！と切り替えた方が、
集中力も増し、学習効率も上がります。
そこも、仕事では同じこと。
子どもだから、宿題だから、などではなく、
「やるべきこと（義務）を果たすから、
やりたいこと（権利）が得られる」
という、この社会で生きて行く上でのルールを、
小さい時から身につけた方が、
変な屁理屈をこねてやらなかったり、
言い訳しながら生きるよりも、
圧倒的に道が拓けます。
それを子どものうちに、
毎日の生活の中で身につけていれば、
大人になってからお子様本人がラクですよね。
もちろん、職種によって、求められる能力は違います。
でも、仕事に対する姿勢は職種を問わず、
豊かな人は前述の３つを当たり前のこととしてやっています。
たかが宿題。
されど宿題。
考え方１つで、お子様の処理能力を磨くことができます。
他のことで身につけられたりもしますが、
毎日やる宿題の中でできていれば、
他でも応用がききますよね
いかがですか？
宿題に対して持つイメージは変化しましたか？
その上でまずは入学後、最初の頃だけ一緒に、
時間を計ってゲーム感覚で取り組んだり、
お子様のそばでお母様も読書や仕事をするなど、
宿題に対するイメージをポジティブにしていきます。
宿題をやったことや、時間、スピード、正確さ、丁寧さなど、
必ず褒め言葉も添えて
そして徐々に言われずとも一人でできるようにしていきます。
学童で宿題をするお子様も同じです。
前述の３つ、
・言われたことをきちんとこなす
・目標時間を自分で決めて、さっさとこなす
・提出期限を守る
を、学童での宿題を開始する前にお伝えしておくといいですね。
そして帰宅後、それを見せてもらい、
褒めたりハグしたり
中学受験を決めて塾が始まれば、
宿題は必ずあります。
学校の宿題に加えて、です。
いかに早く、学校の宿題を終えるか。
いつ学校の宿題をやるか。
それをやりながら塾の宿題をちゃんとこなすには？
それらをお子様が自分で考えて時間を使えれば、
お母様がイライラすることはないし、
家庭も平和です
子育てには長期的視野が必要です。
将来、お子様に育みたい力は、
「今」育んだ結果です。
その積み重ねが「力」となります。
ぜひ、４月のこの時期に、毎日の宿題を、
ケンカの種にするのではなく、
お子様の能力の種にしてくださいね♡
４、５はまた次回お伝えします。
今、すでに学年が上だとしても、
お子様の行動に変化は起こせます。
ただし、ガミガミ言ったところで、
お子様との関係が悪化するばかりで、
お子様の行動は変わりません。
頭ではわかっていても、
「具体的に何をどうしていいかわからない」
「我が家の場合はどうしたらいいかわからない」
「身につけられるようサポートしてほしい」
というお母様には、
をぜひご活用くださいね
習い事や塾、学校選びや学習方法についての質問、
お仕事とのバランスの取り方など、
中学受験準備を視野に入れた小５までの生活はとっても重要
可能性を広げるためのお子様の学力だけでなく、
親子の信頼関係、それを育む時間、
そしてお母様の子育て後の人生も視野に入れたサポートです。
中学受験を検討されているお母様だけでなく、
子育てに迷われたり、
子育てが苦しいと感じているお母様にもぜひ、
ご活用いただきたいと思います。
必ず、ママライフを楽しい時間に変えます！！
お会いできる日を楽しみにしています
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