阿寒・摩周の旅 Part4(川湯温泉へ)
雌阿寒岳登山後は、オンネトー近くの野中温泉で日帰り入浴です泉質は硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)。わざわざ括弧内に硫化水素型と書いてあるように、浴槽内は硫化水素の強烈な匂いで充満しています。となりの旅館で、硫化水素のガスを吸って死者まで出たような温泉です。その対応で、内湯の窓は必ず開けておくことになっています。湯舟は内湯1つと露天風呂1つ。体を洗うところはありません。湯の温度は、多分43~44度。湯に浸かっていると肌が痛いような感じです湯に浸からず帰って行く方もいらっしゃいます。勿体ないですね~。私は、この硫化水素の匂いが好きで、万座高原でガスを吸いすぎて倒れかけた事があります(^^ゞ次の宿泊地川湯温泉へ登山で疲れた体を癒すため、甘い物が欲しい!と摩周湖のアイスへ以前伺ったときは、奥様が対応してくれ、この近辺でおすすめの食事処「オーベルジュSORA」を紹介して貰いました。今回はコロナの影響で、テイクアウトのみ。店内で飲食禁止なので、お話しすることは出来ませんでした。カミさんはアイスクリーム、私はソフトクリーム車の中で食べました。阿寒・摩周近辺を走ると「帰ってきたーーー!」という安堵を感じました。私たちは北海道の中でも道東が大好きで、特に弟子屈近辺はまるで我が家の庭のような感じを持っています。宿は欣喜湯川湯温泉は、強酸性硫化水素を含む明ばん・緑ばん泉。群馬の草津温泉と同じです。日本の温泉の泉質は多いですが、私はこの明礬・緑礬泉が一番好きです。半露天風呂内湯朝早くお風呂に入っていたら、宿の方が入浴してきて、湯口から流れる温泉を飲みました。この湯が飲めるとは知りませんでした。飲んでみると酸っぱすぎて掃き出してしまいました。初めての方はとても飲めないと思いますと、笑われました。この2日間で阿寒温泉、雌阿寒温泉、川湯温泉と泉質の素晴らしい温泉に3つも入ることが出来ました。3つとも、源泉掛け流し循環・消毒無しはもちろんのこと成分総計が1,000mg、3,000mg、7,000mgと濃く湯量が豊富で、湯舟から温泉がたっぷりあふれ出し贅沢な風呂に入れて大満足でした。次の日は、摩周岳(カムイヌプリ)です。友人に聞くと、標高差は無いけれども距離が長く、つらい山のようです。摩周湖や阿寒の山々が見えればその苦労も吹き飛ぶとのこと。晴れてくれるよう祈るしか無いです。-----------------------------------------今日聴いたCDの中から1曲・・・・John Coltrane "Blue Train"~"Blue Train"