雌阿寒岳登山後は、オンネトー近くの野中温泉で日帰り入浴です
泉質は硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)。
わざわざ括弧内に硫化水素型と書いてあるように、浴槽内は硫化水素の強烈な匂いで充満しています。となりの旅館で、硫化水素のガスを吸って死者まで出たような温泉です。
その対応で、内湯の窓は必ず開けておくことになっています。


湯舟は内湯1つと露天風呂1つ。
体を洗うところはありません。
湯の温度は、多分43~44度。湯に浸かっていると肌が痛いような感じです

湯に浸からず帰って行く方もいらっしゃいます。勿体ないですね~。


私は、この硫化水素の匂いが好きで、万座高原でガスを吸いすぎて倒れかけた事があります(^^ゞ

次の宿泊地川湯温泉へ

登山で疲れた体を癒すため、甘い物が欲しい!と
摩周湖のアイスへ

以前伺ったときは、奥様が対応してくれ、この近辺でおすすめの食事処「オーベルジュSORA」を紹介して貰いました。
今回はコロナの影響で、テイクアウトのみ。店内で飲食禁止なので、お話しすることは出来ませんでした。
カミさんはアイスクリーム、私はソフトクリーム
車の中で食べました。


阿寒・摩周近辺を走ると「帰ってきたーーー!」という安堵を感じました。
私たちは北海道の中でも道東が大好きで、特に弟子屈近辺はまるで我が家の庭のような感じを持っています。

宿は欣喜湯


川湯温泉は、強酸性硫化水素を含む明ばん・緑ばん泉。群馬の草津温泉と同じです。
日本の温泉の泉質は多いですが、私はこの明礬・緑礬泉が一番好きです。

半露天風呂

 

内湯

朝早くお風呂に入っていたら、宿の方が入浴してきて、湯口から流れる温泉を飲みました。この湯が飲めるとは知りませんでした。飲んでみると酸っぱすぎて掃き出してしまいました。
初めての方はとても飲めないと思いますと、笑われました。

この2日間で阿寒温泉雌阿寒温泉川湯温泉
泉質の素晴らしい温泉に3つも入ることが出来ました。
3つとも、源泉掛け流し循環・消毒無しはもちろんのこと
成分総計が1,000mg、3,000mg、7,000mgと濃く
湯量が豊富で、湯舟から温泉がたっぷりあふれ出し

贅沢な風呂に入れて大満足でした。

次の日は、摩周岳(カムイヌプリ)です。
友人に聞くと、標高差は無いけれども距離が長く、つらい山のようです。
摩周湖や阿寒の山々が見えればその苦労も吹き飛ぶとのこと。
晴れてくれるよう祈るしか無いです。

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今日聴いたCDの中から1曲・・・・

John Coltrane "Blue Train"~"Blue Train"