428回目:座右の銘中の座右の銘。「人は勘定(論理)ではなく感情で動く」 | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

論理と感情の話は
これまでにも何度か
書いてきましたが、
自分にとっては
大きなテーマです。


昨日ブログに書きましたが、


論理に納得ができれば
それを言っている相手に
対する認識に関わらず
「なるほどね」と
思えてしまうので、

言っていることは正しいと
思うのに、何か納得がいかない
感情について
理解ができなかったのです。


ですが、

この自分の感覚が
いろいろなところで
摩擦を起こしてきました。

そして、
我ながら残念なことに
この摩擦を避けるべきだと
本気で思ったのは
だいぶ大人になってからでした。


初めて行動経済学に触れたのが
10数年前でした。

当時隣の部署にいた方が
行動経済学の本を書く
ということで、

読者層ターゲットであった自分が
原稿チェックの依頼を受けたのです。

そこで、

「人は勘定(論理)ではなく
感情で動く」

という言葉に出会い
非常に大きな衝撃を受けました。


今まで起こった(起こしてきた)
摩擦と、
それが解消できなかった原因が
分かったような
気がした瞬間でした。


自分にとって
摩擦とは、
悪いものという認識は
ありませんでした。


お互いの違いがあるから
摩擦が生まれるのでしょうし、

それによって
新しいことを知ることも
できれば、
自分が何を当たり前と
思っていたのかも
分かる、という

一石二鳥くらいの
イメージでした。


ところが問題は、
起こった摩擦が解消しない
ところにありました。

なぜ解消しなかったのかが
「人間は勘定ではなく
感情で動く」によって
理解できた気がしたのです。


特に仕事の場において、
感情で動くということは
想像していなかったので
衝撃でした。

もちろん、
尊敬できる人、そうでない人
好きな人、苦手な人はいましたし

この人から頼まれたら
嬉しい、とかやる気が出る
ということもありましたが、

ちょっと苦手な人から

頼まれたからやりたくない
ということはありませんでした。

お給料を頂いている以上、
それが自分がやるべきことであって
自分の感情は関係ないと
思っていました。

少なくとも

自分の意識レベルでは
この人にはもう一歩サービスを!とか
あの人だからここまででいいや、
という風に考えて

行動してはいなかったつもりです。

実際には、無意識レベルで
差が出ていたのかも

しれませんが。。。


仕事をする上では
仕事相手がだれか、
ということによって
不必要に振り回される
ことはなかったのは
よかったことではあります。


ただ、そのように
ある意味ドライな感覚で

過ごしていると

仕事を通して出会った方との
せっかくのご縁を
深めたり、拡げたり
することができません。



それでいい、という方も
いらっしゃると思いますが

仕事以外の場所のみで
ご縁を生んだり、
拡げたり、深めたり
ということは

時間的な制約を考えても
制限されてしまうでしょう。


それ以上に、
どうせ毎日長い時間を
一緒に過ごさなければ
いけないのですから、

少しでもお互いが
気持ちよく過ごせるように
するためには、

相手が頭で納得できる
ように説明するだけではなく、

感情面でもなっとくできる
ような関係を
日頃から築くように
していきたいと
思うようになりました。


今まだ在宅勤務が続き、
直接会って相手の様子を
見ながら話をする機会が
減っているからこそ

相手の感情を想像する力が
以前よりも必要とされるのでは
ないかと思います。


つくづく、

早くこんな当たり前のことに

気付くべきだったと

反省しかありません。

 


相手の様子が見える時ですら
やってこなかったのですから、

自分は人一倍の努力が
必要なのですが、

焦っても仕方ないので
日々できることを
積み重ねていきたいと思います。



【今日のまとめ】

人は勘定(論理)ではなく
感情で動く。

論理が正しければ
ただそれでよいのではない。