1547回目:それを言ってもらえるの、嬉しいわぁ! | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

それを言ってもらえるの、
嬉しいわぁ!

昨日祖母の葬儀の場で
叔母からもらった

「お布団大変だったでしょ」

の一言に対する感想です。

お通夜の間はお線香の火を
絶やさないで番をし続ける
と思っていたのですが、

葬儀場の方針で夜9時には消灯
ということで、
お通夜の夜は自宅に戻りました。

階下の祖母が住んでいたところに
私の両親と叔父、
二階の私のところに2人の姪が
泊まりました。

5人分の布団を事前に干したり、
布団乾燥機にかけたり。

という準備はまだ良くて、
片付けはそれに追加して
シーツや枕カバー、布団カバーの
洗濯があります。

一度に干す場所なんかないので
少しずつ洗っています。

(当然、日頃の洗濯物もあるわけで)

たとえ一晩だとしても
洗って干して乾かしてから
しまいますよね。

この作業をしたことがない人に
とっては、あまり想像がつかない
のかもしれません。

なので叔母の第二声
(さすがに第一声ではない)が

「お布団大変だったでしょ」

は、本当に嬉しかった。

病院や葬儀の対応について
大変だったでしょとは
言われましたが、

布団について言及してくれたのは
この叔母と、姪を預けることに
なった姉だけでした。

こういう、そうなのよ!
そこなのよ! という言葉は

同じ苦労を経験していないと
なかなかかけられないものです。

この布団の話だって、

一晩使ったぐらいで
いちいち干してから
しまわなくてもいいじゃん

と思う方からは、
かけられることのない
言葉でしょう。

同じように、他者が大変だと
思っていることについても
自分がそう感じていなければ

「それって大変ですよね」
という言葉をかけることも
できない。

相手を思いやるとか
寄り添うとか、

それが相手の立場になって
考えてみることであれば

それは誰にだって
できることです。

ただ、その結果として
相手が寄り添ってもらえたと
感じるかどうかは全く別の話。

下手したら、

いや、全然そうじゃないし。
本当にわかってないし。

と思われる可能性だって
あります。

少なくとも
私は感じたことがあります。

相手がどう思うかは
こちらのコントロール外であり

自分がコントロールできることに
フォーカスするしかないと
わかっていても、

そのズレを放置することは

相手に寄り添っていると
思い込んでいる人

になってしまうリスクがある。

そのためには、日頃から
相手が気にするポイントを
理解しておくことが大切です。

さらには、ズレたことで
相手の気分を害してしまった
経験から学ぶことや

意味がわからないなぁと
思う他者の思考こそが

自分の思い込みの枠を
広げてくれることに
役立つのではないかと
思いました。

何事も試行錯誤です。


【今日のまとめ】

それを言ってもらえると
嬉しいわぁ

という声掛けを目指す。