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クルマのこと、パソコンのこと、旅のこと、食べることなどを 気ままに綴るので、気楽に寄ってってくださいー。

これまで、Freedom Computerのセッティングには、Vivo Tab Note 8を使ってました。


もっさりだけど、そこは まぁ、我慢できる範囲。ただ、このVivo Tab Note 8、唯一のポートであるmicroUSBポートが充電用のポートも兼ねており、USB接続と同時に充電できないと言う問題が💦


短時間なら良いですが、長時間のセッティングには向きません。


色々考えましたが、Surface Goなら、充電ポートとUSBが別になっており、画面も10.5インチなので、ギリギリMDHに固定できそう。


しかも、初代Surface Goのリファービッシュ品をAmazonで売ってるのを発見! しかもマイクロソフトのオフィス付き!



*Surfaceの世代、Windowsのバージョン、メモリ、SSD容量、オフィス有無、サードパーティオフィス、付属品の有無など、色々あるのでよく確かめてから購入下さい!



特に何かを求めてる訳でもないので、新品じゃなくても良いかな?って事で、購入してみました。


届いたのはこれ。

キーボードとマウスも激安のを買って、格安セットです(笑)


サイドには、Surface充電ポートと、USB C、イヤホンジャックがあります。

特に問題とかもなく、普通に使えます。


WindowsはSモードと書いてありましたが、Sモードは解除された状態でした(笑)


まぁ、Sモードは解除して使うつもりだったので、良いのですが。


ここにFCSSや、Visual Studioなどをインストールして、動く事を確認しました。


これで、充電しながらセッティングできそう!


「AE86復活の呪文」で、AE86を復活させるのは、

最近、友人がハチロクを購入し、

「ハチロク高騰してるのに、乗らずに置いておくなんて、勿体無い!!」

と言われ、

「ほんじゃ ちゃんと整備して乗るか!」

と思って、エンジン掛けようとしたところ、、、クランキングは出来るものの、エンジン掛からず(笑)

 

と書きました。

 

まぁ、確かにこれがきっかけですが、勿体ないだけなら整備して中古で売るとか、そのまま引き取っていただき、業者さんに整備してもらって誰かに乗って貰うという選択肢もあるのに、何故自分で乗り続けるのか?

 

しかも、トヨタ86も所有してるのに、なぜ?


と思う人も居るかもしれません。

(他人のことなので、そんなことも思ってないかもですが)

 

確かに自分でも「何でだろう?」と思うので(笑)、その理由を考えてみました。

 

その結論は・・・

楽しいから

と言う単純な理由(笑)。

 

エアコンも付いてて、パワーもあり、ブレーキやサスペンションなどの様々な設計が新しくなっているトヨタ86や、GR86もあるのに、なぜAE86なのか?

 

これに関しては、

全てがダイレクトで自分の操作が全て車両挙動に繋がるから

なのかなと思います。

 

もう少し具体的に書くと、

  • 軽くて軽快な車体
  • アクセルの ’ツキ’ が良く、’レスポンスのいい’ エンジン
  • 気持ちいいエンジンサウンド
  • ダイレクト感
  • 自分の工夫でチューニングしやすい
なのだと思います、
 
トヨタ86やGR86もいいクルマですが、現代のクルマなので良くも悪くも電子制御がドライバー操作を色々カバーしてくれます。
 
例えばエンジン。
アクセル操作が多少ラフでもぎくしゃくしないように制御されているので、まぁ適当に乗っててもソコソコ走れます。
 
ATであればこれでも良いのかもしれませんが、MTでアクセルやクラッチの細かな操作により、クルマの挙動をコントロールしようとすると、アクセルのツキが悪く、気持ちよさがないんですよね。
 
エンジンのレスポンスも違いますが、それよりも久しぶりにAE86に乗って感じたのはアクセルのツキでした。とにかくアクセルの操作に対してエンジンが付いてくる感じなんですよね。トヨタ86は、足とアクセルの間に空気のシリンダーがあって、踏むと空気が圧縮され、その後、アクセルに伝わる感じ。

トヨタ86で、アイドリングしてる状態からアクセルを床まで踏んで戻す操作も素早くやればレブリミットに当たらずに済みますが、AE86でこれやったら、レブリミットに当たっちゃいます。

これは、電スロのなましもありますが、本質的にはスロットルからエンジンまでの間の容積で決まっていると考えます。トヨタ86は水平対向エンジンと言うこともあり、中央のサージタンク、そこから左右バンクの各気筒に伸びるマニホールドの容積が結構あります。

ここは、空気の分配、圧力損失、レスポンスのどれを求めるのかによっても、長さ・太さ・容積の関係をどうするのか?が変わってくる部分。

空気の分配を均等にするためには、サージタンクの容積を大きくしたいし、圧力損失を下げ、パワーを求めるなら配管は太く短くしたいです。が、ここで、先ほどの水平対向エンジンと言う部分が効いてきます。空気を吸い込むシリンダーヘッドが左右に分かれていて距離のある水平対向エンジンは、どうしても配管を短くできません。しかも、ヘッド直前で90度くらい曲げる必要もあり、どうしても圧力損失が大きくなりがち。

長くて、曲がった配管で圧力損失を下げる為には配管を太くするしかなく、結果的に容積は増えてしまいます。

ここが、トヨタ86、GR86エンジンのレスポンス問題を決めている要因と考えます。

マイハチロクの4AGは各気筒独立スロットルのため、スロットル下流は10cm程で吸気バルブとなっており、容積としてはほぼ無視できると思います。
 
これって、MTでシフトアップ・ダウンする時の気持ち良さそのものなんですよね。パンパンパンと気持ちよくシフトアップしながら加速してゆき、パンパンパンと気持ちよくシフトダウンしながら減速できるクルマと、ブーン、ブーン、ブーンと加速してゆき、バオン、バオン、バオンと減速してゆくクルマの違い・・・って伝わりますかね??(笑)

ここを何とかしようとしてるのがSARDです。
https://www.sard.co.jp/parts/products/intake/4throttlekit_zn6c6/


このSARDのキットが使っているのも4AG(5バルブ)用のスロットルボディーなので、MTの楽しさを追求するなら、これをベースに純正採用してくれたら、嬉しいんですけどね。コストの問題など色々あるのでしょうね。

 

この時のキレのいいエンジン音も重要ですよね。自分の中では、サウンド(音質)、音程(エンジンの回転数で決まる)、リズム(シフトアップ・ダウン)が揃うと気持ち良いなと感じます。
 
サウンドでいうと、自分の中の究極はホンダのB16AやB16B、B18Cです。「ホンダサウンド」とも言われますが、これらエンジンのサウンドの秘訣は分かりませんが、これまでの経験から言うと、圧縮比を上げたり、ハイブーストにすると、勇ましく、良いサウンドになる傾向に感じます。

次に音程ですが、フェラーリのV12サウンドに代表されるように、周波数が高い方が気持ちいい傾向にあるのかなと思います。

12気筒エンジンを載せる訳にも行かないので(笑)、できるだけ高回転化するしかないです。

しかし、一気筒あたり排気量が大きいとかロッカーアームを使っているなどの要素もあり、トヨタ86やGR86のエンジンは高回転型ではないですよね。なので、カム換えて1万回転まで気持ちよく回して・・・みたいな方向性には向かないので、気持ち良いサウンドで高回転まで引っ張る楽しみ方には向かないと思っています。


 
ここは車体の軽さ(重さ)とも絡みますが、加速Gと共にエンジン回転が気持ち良く上昇してゆく為には適切なパワーも必要なので、自分はターボ化を選択し、GR86は排気量アップを選択。1tを切るAE86に対して300㎏くらい重いトヨタ86、GR86では仕方のない事かなと思います。
 
安全装備、快適装備も追加され、タイヤやホイールサイズも大きくなっていてこの重量に抑えているトヨタ86、GR86の設計は素晴らしいとは思いますが、60㎏の人を5人多く乗せているのと同じと考えると、パワーアップしてもコーナーリングなどでこの差は大きく出ます。
 
コーナー侵入時にブレーキングしてフロントに荷重を乗せてステアリング操作して、姿勢を作って行きますが、この時リズムよくスパッと外側のタイヤ2輪に荷重を乗せられると楽しいのですが、クルマが重いとここがもっさりした感じになりやすいです。
 
 

ブレーキのダイレクト感で言うと、ペダルフィールはトヨタ86の方が良いです。これは、ペダル剛性、ペダル取り付け部の剛性、配管・ホース剛性、キャリパー剛性、パッド硬さなど様々な要素で決まってきますが、ペダル荷重でブレーキをコントロールできるトヨタ86のペダルフィールは好きです(パッドだけはプロジェクトμのHCに交換してますが)。

 

ブレーキの剛性が低いと、ブレーキをコントロールするためにはペダルを より多くストロークさせないといけないので、「ペダルを動かす」分だけレスポンスが落ちます。タイヤが滑るか滑らないかと言う領域でこのレスポンスが落ちると、制動距離が数m異なることもあるので、結構重要です。

 

AE86のブレーキはマスターシリンダーストッパー、テフロンホース、AA63ブレーキキャリパ(Fr)、プロジェクトμ HCパッドに交換していますが、トヨタ86に比べるとスポンジ感は否めません。

 

一方で、トヨタ86はABSやVSCと言ったシステムが搭載されており、ブレーキングも「バン」と踏むだけで、あとは「お任せ」にできます。これはこれで、ステアリング操作に集中できるメリットもありますが、「あと少し」詰めることはできません。

 

AE86では、上記のように剛性は低いものの、ドライバーが自ら限界をコントロールすることができます。但し、4輪それぞれのブレーキ限界は異なりますが、ブレーキペダルは一つなので、各輪を限界で使うことはできません。トヨタ86、GR86なら、ABSの制御次第では各輪の限界でコントロールすることもできるのでポテンシャルとしては高いと思います。

 

AE86の面白いところは、この各輪の限界が異なる中、限界ブレーキを踏むと、それによって車両の挙動が出てしまう所です。特にストリートでは路面のアンジュレーションや、目地、ペイントなどの影響を受けるので、それらを踏まえてクルマをコントロールする楽しみがあります。


これが下手だと、挙動を乱してしまいますので、安全には注意が必要ですが、安全な範囲で少しづつ練習を重ね、上達して上手くコントロールできた時の楽しさは、他では代え難いものがあります。

 


最後に、AE86は設計が古いので、最新テクノロジーを勉強し、自ら検討してそれを反映して、その結果が狙い通りか、そうではないのか?と言った工夫と試行錯誤ができるところや、上記のように、ドライビングスキルの向上も含めて、オーナー(ドライバー)と共に成長して行ける所もAE86の魅力ではないかと思っています。

 

 

と言ったことから、「なぜAE86に乗り続けるの?」と言う問いの答えは「楽しいから」。


AE86を楽しんでいる皆さんは、似たような楽しみ方をしてると思うので、そう言う皆さんとのコミュニケーションや共感も含めてAE86の楽しさだと思うので、これからも、AE86を楽しんでいきたいと思います。

前回、燃料計修理後、約半分でチェックしました。



その後、ちゃんと燃料警告灯が点きました。


これで、新しい燃料計の燃料切れセンサーは正しく機能することを確認でしました。



ここで再度燃料補給。


37.68L入りました。


前回これくらいで21.36L入りました。


タンク容量45Lくらいだと思うので、これで燃料計が合ってる事を確認できました‼️


これからは安心して乗る事できます😄


まぁ、これが普通なのですが。

普通にガソリンの量を把握できる幸せを噛み締めながら乗ります!(笑)

ハチロクのエンジンを制御してるフリーダムコンピューター(Freedom Computer)のサポートツールであるFCSSに代わるセッティングツール(FCCS)開発の続きです。

 

 

 

まずは、Visual Basic 6.0からVisual Basic .NET 2.0(Visual Basic 2008)への移植と、Vivo Tab Note 8の画面への対応です。

 

立ち上げ画面。

 

COMポートの選択、Freedom Computerとの接続と切断、テストコマンドの送信ができます。また、通信に要した時間を表示するので、どれくらいの周期でデータを収集できているかも把握できるようにしました。

 

テストコマンド送信は、普段は使いませんが、開発時にどんなコマンドを送ると、どんな戻り値が帰ってくるのかなどを調査する際には便利なので、残しています。

 

立ち上がりは、パラメータなどを読み込まず、素早く立ち上がるようにしました。

 

また、接続中は常にデータをロギングするようになっており、データ取りこぼしを防いでいます。結果、データが大量に溜まりますが・・・

 

データは、下記のようにcsv形式で保存されます。

 

 

オリジナルのFCSSが吐き出すデータは、ヘッダーもなくデータが並んでいるだけだったので、これならエクセルなどで解析がしやすいと思います。

 

次にデータ表示画面。

 

FCSSだと画面の切り替えが必要ですが、補正値やフラグなどを一目で確認できるようにしました。フォントやレイアウトも工夫して見やすくしましたが、表示項目も多いので、使いながら更に改良が必要かも。

 

次に自動MAP修正機能の追加(復活)です。過去ブログやソースを参考に作り、実際に使って改良した結果、このような形になりました。

 

目標A/Fと実A/Fを並べて棒グラフにすることで、目標に対するズレを視覚的に確認しやすくしました。

 

また、Freedom Computer本体でのフィードバック補正や学習をON/OFFするスイッチと並べることで、Freedom Computerでの学習とFCCSでの学習を使い分けながらセッティングを進められるようにしました。

 

また、フリーダムコンピューターでのフィードバック制御とFCSSでの学習は同時に出来ないようにしています。

 

フリーダムコンピューターのフィードバック、学習設定。

 

FCCSでの学習設定。

 

FCCSでの学習設定は、

 

  1. アイドリング時の学習をする/しないの選択
  2. 補正が大きい時やアクセル開度変化が大きい時には学習しなくする設定閾値
  3. 噴射マップとスロットルマップのどちらに反映するかを切り替える閾値
  4. 1回あたりの学習率
を変更できるようにしました。
 

1ですが、Dジェトロのエンジン制御は 一次遅れ系ということで アイドリングなどはどうしても多少のハンチングがあります。学習も一次遅れ系なので、ここに学習を入れると不安定になりやすいので、学習させたい時のみ学習できるようにしました。また、学習条件が揃ったら、背景の色が変化して分かるようにしました。

 

2ですが、マップは「標準時」の「定常時」にエンジンが必要とする燃料に合わせて作りたいので、過渡補正が入っている最中や、その直後の不安定な時間、暖機中やオーバーヒート時、高地、吸気温度が高いなどエンジンが想定している標準的な状態から外れているときには学習しないようにする必要があります。

 

そこで、補正値が ある閾値より大きい場合や、アクセル開度変化が大きいなど、過渡だと判定できる状態、また 高地や暖機中の補正が入っている状態では学習しないようにするため、その閾値を調整し、適切な状態でのみ学習するようにしました。これも、条件が成立したら背景の色が変わって分かるようにしました。

 

次に3ですが、4連スロットルの特性として、アクセルを少し開くだけで吸気管の負圧が発生しなくなってしまう(=すぐに大気圧付近になってしまう)というのがあります(圧力損失が少ないと言うことなので、良いことなのですが)。結果、あるアクセル開度以上では、負圧は殆ど変化せず、流入空気量だけが増えてゆくため、Dジェトロ方式での吸気量推定が難しくなります。

 

そこで、アクセル開度が小さい時は吸気管負圧に応じて噴射量を決め、それ以上ではアクセル開度に応じて噴射量を決められるといいのですが、フリーダムコンピューターの学習機能はこのようにはなっていません。そこで、これを実現するために、アクセル開度が小さい時には噴射マップ(吸気管負圧に応じて噴射量を決める)の学習をし、アクセル開度が大きい時にはスロットルマップ(アクセル開度に応じて噴射量を補正する)を学習する機能を実装しました。

 

ここでは、この噴射量マップとスロットルマップの学習を切り替える閾値を吸気管圧力で指定します。これも条件が成立したら、背景の色が変わることで、分かりやすくしました。

 

最後が4ですが、これはA/Fのズレをそのままマップに反映すると、何かの外乱があって正しくない場合などに補正しすぎてしまったり、一次遅れ系なのでハンチングする場合があるので、ズレ量の何%をマップに反映するかを設定します。例えば、学習率10%でズレ量が100だったとすると、10だけ学習することになるので、外乱などがなければ、10回学習すれば、目標A/Fと実A/Fが一致する計算になります。

 

 

皆さん、フリーダムコンピューターのセッティングで色々苦労していると思いますが、これを上手く使えば噴射量マップとスロットルマップを上手に作れるのではないかと思います。

 

実際、これを使って何日か通勤で走った所、今までにないくらい調子良くなりました!!

 

ドツボにハマるのは、この基本マップができてない状態で、加減速補正や、非同期噴射、水温補正、高地補正などを触ってしまった時です。

 

これやると、マップがダメなのか、補正が悪いのか分からなくなり、延々とマップや補正値をいじる羽目になり、なかなかセッティングが出ない状態になります。

 

よく、フリーダムコンピューターはセッティングが難しいとか、クセがあるなんて言われますが、原因はここにあると思っているので、まずはこの機能により、基本マップを作り込む所からスタートすると良いと思います。

 

基本マップが出来て初めて過渡のセッティングができますので、今後は 過渡セッティングツールを作って行こうと思っています。

 

前回は、燃料計の修理をしました。


その後、少し走って燃料が半分を切ったので、ここで燃料が どれ位入るか確認です。


この状態から満タンにします。


21.36L入りました。


メーターも満タンに戻りました!


これで、半分くらいまではそこそこ正しい表示をしていることが確認できました。


次はもっと減らしてみて、エンプティー近辺も正しく表示されることや、給油ランプが点灯するかを確認してみようと思います❗️



復活の呪文の時に燃料タンクとポンプを交換しました。


この時に、燃料計のフロートセンサーが ちょっと変だったので、一応修理して取り付けていましたが、やはり燃料の残量がよく分からない・・・。


先日、高速で止まった時も、


燃料計はこんな感じでした。

ただ、この時はFを指してましたが、たまに真ん中あたりになってみたり、挙動不審😅


この時はガス欠ではありませんでしたが、燃料がとれくらいあるかを知る事は大切だと改めて気付かせてくれました(笑)


やはり、錆びた燃料タンクの中でこのセンサーも壊れてしまったようです。


こう言う時はノビーブース‼️ってことで、ノビーブース行ってセンサー買ってきました!


AE86は燃料ポンプを交換する時はタンクを下ろす必要がありますが、燃料計の交換はサービスホールから行えるのでタンクを降ろさずに済むので楽チンです😊



右が新品、左が壊れたセンサーです。

あとは、元に戻すだけ。


ただ、センサーが壊れていた時にメーター側も触ってしまったので、こちらもちゃんとしないといけません。


マイハチロクのメーターにはDefiのタコメーターが埋め込まれており、取り外したりするのが凄く大変💦


ここまでバラして燃料計の針を調整します。


その作業中にエンジンのチェックランプのバルブ切れと、改造したハーネスの破損も発覚。

バルブは特殊なので、ホームセンターでは売っておらず、再びノビーブースに走ります。


いやー、ノビーブースがあって良かった!


バルブは交換し、ハーネスは半田ごてを使って補修しました。


そして。完成!


パネルを色々元に戻したら完成です。



しかし、ノビーブース行くと欲しいもの沢山💦

最近、オルタが重いので、もしかしたらそのうち交換必要かも?


セルモーターの寿命も近そうだし・・・


切れ角もアップしたいし。


マフラーもいいなぁー


と、ハチロク好きにはたまらないお店なんです。あれもこれも欲しくなっちゃう💦



燃料計、その後の確認結果はこちら。


復活の呪文により走れるようになったハチロク。


デジタル化したり、



コンピューターセッティングしてみたり、



色々やってますが、外装はそのまま・・・


パッと見にはそうでもないですが、細かくみてみると・・・

剥がれ、


欠損、


膨らみ、


切れ、


欠損、


変色、

写真ではわかりづらいですが、細かい溝の中が汚れてマダラ模様になってます。


ということで、ラッピングシートを貼り直すことに。


今貼っているのは、3Mのラップフィルム1080のカーボンファイバーブラックCFS12ですが、新たに2080というのが発売されており、1080に比べて柔軟性が上がったとのことです。


折角なので、2080のカーボンファイバーブラックCFS12を発注しました。


あと、綺麗に貼るための道具セットも購入。


どんな工具があるのか、どれがどれくらい便利なのか分からなかったので、適当なセットを購入しました。


次に、車両側の準備。


ボンピンの部品を外します。





次にエアダクト。


リベット打ってあるので、これを外す必要があります。


ドリルで揉んでリベットを壊して外します。



ウォッシャー液のノズルも外したら、古いシートを剥がしてゆきます。

この剥がす作業がなかなか大変! しっかりくっついてるのと、経年劣化でシートが弱くなってるので、剥がそうとするとすぐにシートが切れてしまいます。その都度爪を使ってシートの端をめくるので、深爪のようになってしまって痛いし、引っ張る力も結構必要なので指先が痛いです・・・。


それでも、時間を掛けて何とか全て剥がしました。


遠目に見ると綺麗に剥がれたように見えますが、よく見ると・・・

結構、糊が残っています。


このまま貼ると、このノリによる凸凹が表面に出そうなので、ブレーキクリーナーを使って、除去しました。



脱脂もできたので、これで新しいシートを貼ることができます。シートをボンネットの上に乗せ、マスキングテープで軽く固定して必要な大きさにカット✂️。



あとは、真ん中から剥離紙を剥がしながら、奥(車室側)から手前(ノーズ側)に、中央から、サイドへ、常に軽くテンション掛けつつ、均等に貼って行きます。

貼るコツは、軽くテンションを掛けてシートの面を出し、そのままボンネットに当たる寸前まで持ってゆき、工業用ドライヤーで少し温め、ヘラでシートをボンネットに着座させて行く感じです。テンション掛け過ぎたり、温めすぎるとシワになるので、軽く温めて、程よいテンションを掛けるくらいが丁度いいです。

失敗しても焦らず、一度シートを剥がして戻すことが大切です。この時は熱を入れずに剥がし、シートを引っ張って軽くテンションを掛けた状態でシートを温めると自然にシワが元に戻ります。

また、貼り込んでいく際に気泡ができた場合も、焦らずヘラで気泡を追い出してやると不思議なくらい気泡が消えます。

多分、この辺りが3Mのシートの優れている所なのだと思います。温めると元の形に戻ろうとする所や、柔軟性があり、接着する相手の形状に馴染みやすい所。接着層に細かい溝が切ってあり、エアが抜けやすくなっている点などです。


それでも、素人にはなかなか大変な作業でしたが、何とか貼り終えました♪


次にダクトです。

こちらも苦労して古いシートを剥がし、脱脂します。


ダクトの大きさに合わせてシートをカット。


このように貼り付けます。


ただ、これだと側面のシートが足りないので、ここは別物を貼りつけました。


これで完成‼️


しかし、このダクトへの貼り付けは素人にはなかなかハードル高いです😅。3Mのシートに助けられつつ、何とか遠目には分からないくらいには貼れたかな⁉️


ボンネット側も、穴の部分のシート切り抜きます。


ボルト穴や、リベットの穴はハンダゴテを使って溶かして加工しました。

ドリルとかを使うと、端面から剥がれかけてしまうこともありますが、溶かして加工すれば そう言う事もないし、溶けた端面はしっかりとくっつくので、割とお気に入りです😃


そして、ダクト、ボンピン、ウォッシャーノズルを組み付けたら完成です。


こんな感じ。


艶消しブラックだった1080に比べると2080はやや艶のあるブラックになりました。

ウェットカーボンまでは行きませんが、やや樹脂を増やしたドライカーボン的な?感じですかね?

同じ環境での比較はできてませんが、似た写真を並べてみるとこんな感じです。

艶感の違い、分かりますかね? 光の感じも違うので、分かりづらいと思いますが、全く反射してない1080に対して2080は艶がありますよね。


このあたりは好みが分かれる所かもしれません。




これで外装もリフレッシュできました!!
ハチロクのエンジンを制御してるフリーダムコンピューター(Freedom Computer)のサポートツールであるFCSS(Freedom Computer Support Software)に代わるセッティングツールの開発です。

10年前はMacBook AirでVMwareを使ってWindows7を動かしながら、Visual Basic 6.0を使って開発してました。


その後、Vaio-Pで動かし、iPhoneをサブディスプレイにして使っていました。


そして、A/Fに基づいて噴射MAPやスロットルMAPの自動修正機能を追加して、結構上手にセッティングできる所まで来ていたようです(昔の事すぎて、よく覚えてない(笑))。


今回、ハチロクを復活させるにあたり、これを使いたいのですが、下記問題が。

  1. Visual Basic6.0で書かれているが、手元にはVisual Basic .NETしかない
  2. 画面がVaio-PとiPhoneサブディスプレイに最適化されている
  3. 最終ソースが見当たらず、途中のものしかない
1は取り敢えず移植して実行、出たエラーを一つずつ対策。意外に色々変わってるし、上位互換でもないので結構手こずりました。

2ですが、Vaio-Pは解像度がやたら高く、更に横に長いというマニアック解像度のため、普通のタブレットPCだと画面に入りきらないので、エディターで地道に修正してゆきます。

また、今回はVivo Tab Note 8を使うので、サブディスプレイがなくてもタッチパネル操作が可能なのて、サブディスプレイ用のウィンドウは不要で、全てメインウィンドウでできるように変更する必要があります。


3は、もう仕方がないですよね。昔のブログを見て、どうやってたか思い出して再度プログラミングするしかないです。


結構詳しく書かれていて、ソースコードも貼り付けてあったので結構助かりました。ブログ様々!


現状は1と2は完了し、3も自動MAP修正以外は元と同じ機能を実現できるようになりました。


あとは、当時も実装できてなかった機能として、
  1. 応答遅れ対応機能
  2. 点ではなく、面でマップを修正する機能
  3. 過渡セッティング機能
  4. 暖機中セッティング機能
  5. アイドリング調整機能
  6. 点火マップ編集機能
  7. 噴射マップ編集機能
  8. スロットルマップ編集機能
  9. 外気圧マップ編集機能
  10. その他の係数編集機能
  11. マップや係数の保存、読み込み機能
ざっとこれくらいできれば、かなり使えるツールとなり、フリーダムコンピューターの能力を発揮できるようになるのではないかと思っています。

いやしかし、Visual Basicのことも忘れてるし、ここまで来るのも大変でしたので、これ全部出来るまでにどれだけ掛かるんだろう??😅
ハチロクのエンジンを制御してるフリーダムコンピューター(Freedom Computer)。

一時は人気があり、ヤフオクとかでも高価で取引されてたけど、ちょっとクセがあるとか、セッティングしにくいと言う話から最近は少し安くなってるとの事。販売元のE&Eシステムも廃業してしまいましたしね・・・。

たぶん、セッティングツールであるFCSS(Freedom Computer Support System)がWindows XPモードじゃないと動かないとか、イマドキのインターフェースじゃないとか、色々理由があるのかなと思います。

でも、やっぱりフリーダムコンピューターは素晴らしいので、上手に活用したいです。

例えば、立ち上がり時間。

FCSSが立ち上がり、データを取得してコマンドを受け付けるまでに約17秒。


落ち着いてやるなら待てなくもないですが、毎回これを待つのは結構厳しいものが。


特にコールドスタートのデータを取りたい時など、早くエンジンを掛けたいのにイグニッションオンの状態でエンジン掛けられずに待つのは人もバッテリーもしんどい😅


9600bpsのRS-232Cで全パラメーターを読んでるので仕方ないといえば仕方ないのですが、最初に全パラメーターを読まなくてもいいようなきも。


次がパラメーター変更方法。

こうして数字を入れて選択してゆき、パラメーターを変更するのですが、階層が深いパラメーターを変更しようとすると、なかなか・・・


マップも全体を見ることができず、スクロールしてゆく必要があります。


エンジンの情報や補正値も一つの画面では見ることが出来ず、画面切り替えが必要。

同時に見ることができれば、もっと便利なのですが・・・。


そして最後がコレ。


データをロギングしようとすると、ファイル名を入れないといけません。これ、仕方ないことですが、「今」データ取得したいときに間に合わない・・・


しかも、エラーが出ると、そのデータは全て消失します。

せめて、それまでのデータだけでも残してくれれば・・・。

そして、このログデータを解析するのがこの画面。

まぁ、そこそこの解析はできますが、表示は4変数まで、スケールはオートのみなので、限界があります。


MS-DOS版しか持ってないのでWindows版だと全然違うのかもしれませんが、10年前も同じことを考えて下記のようなことをしてました。


しかし、ここまで来て、そのままラストランになってしまいました。


今回、ハチロク復活にあたり、この時に作ったアプリのソースがあるので、これをベースに使いやすいオリジナルアプリを作ることにしました。
高速走行中に突然ハチロクのエンジンが止まりました。


最初はパワーがなくなって、アクセル踏んでも加速しなくなってきました。


その後もアイドリングだけはしてて、最終的にはエンジンは掛かるけども、すぐにエンストする状態になっちゃいました。


燃圧を見ると、最初は1kg\cm2くらいになりますが、すぐにゼロになってしまうので、ガス欠か!と思っていました。


しかし、タンク内を覗いてみると・・・

燃料はタップリあります。


ってことは、ポンプ?と思ってこの状態でポンプを回してみると、あらビックリ!


タンク内のガソリンが勢いよくかき混ぜられます。まるで洗濯機のように(笑)


ガソリンのリターンからの吹き出しの可能性もありますが、たぶんそうじゃない。


恐らく、ポンプの下流からガソリンが漏れてタンク内に吹き出してるものと推定。


ハチロクの燃料ポンプは、タンクを降ろさないと外せないので、タンクを降ろします。

しかし、この光景、何回見たんだろう? ここ最近だけでも、6回とか7回とか、それくらい降ろしてる気がする・・・。


これ、結構、大変なんです💦


そして、燃料タンクを降ろし、ポンプを取り出してみると・・・

ん??


一瞬、目を疑いましたが、ゴムホースが破裂してます!


耐圧性を上げるためのナイロン繊維は切れてないのに、周りのゴムが切れてパックリ開いちゃってます。


これはダメだ・・・


早速、耐油耐圧ホースを探して必要な長さにカット、交換します。

左が外したホース、右が取り付けたホース。


あとはポンプを元に戻して、タンクを組み付けて、配線を接続したら完成!


イグニッションをオンにして、燃圧を確認します。

無事3kg/cm2くらい燃圧出ました!


そして、エンジン始動!!

掛かった!


と言う事で、たかが配管と言って甘くみると、トラブルの元と言う事例でした。