AE86で最新コネクティッド技術を活用できるように、また エンジンのセッティングも行えるようにするためにマルチディスプレイホルダー(MDH)を活用することにしました。
まずはこの時計のベゼルを外します。
外す時にベゼルが割れた!
熱と紫外線、オゾン?で樹脂がパリパリになってて、柔軟性が全くないので、少し触ると変形せず割れてしまう感じでした。これだと補修してもすぐに割れちゃうと思うので、ベゼルは購入しないとかも。
そして、時計も外します。
ここにMDHのDINサイズの筐体の中にある、ホルダーを受け止める部分を固定できればいいので、サイズ感・位置などを検討します。
ホルダーを受け止める部品を、時計スペースに置いて、サイズ感&固定の仕方を検討します。
この感じだと、できるだけ右に寄せて取り付ければ、左側にUSBコネクタも移植できる可能性ありです。
時計のために常時電源(+B)、アクセサリ(ACC)、ライト(LIGHT)、アース(GND)の4本が来てたので、これを活用すればUSBに適切なタイミングで電源供給できそうですし。
完成イメージはこんな感じ。
ベゼルも使い、きちんと収められると良いなぁ。
・・・と言う事で、アルミ板を買いにホームセンターに行きます。
振動にも耐えられるように、厚さ3mmのアルミ板を買ってきました。本当はもっと硬度のあるアルミが良かったのですが、ホームセンターだと、それなりに加工性の良いアルミになっちゃうのは仕方ない事。
お陰で、加工はしやすくて良かったです😊
早速、寸法測ってケガきます。
ジグソー使って切り抜き。
これを現物に合わせ、細かい寸法合わせ&穴あけします。
ボルト穴を開けた時点で一旦 固定してみます。
ここで問題あったら修正必要ですが、穴位置も含めてバッチリでした。
次に この板を更にカットし、ホルダ固定部をこのアルミ板に取り付けられるようにします。
ネジ穴もあけてスクリューで固定してみました。
この状態で再度組み付けて確認。
良い感じ♪
ホルダも差し込んでみました。
ダッシュボードが斜めなので、ホルダー部分がエアコン吹き出し口に当たってしまい、折角の首振り機構は使えませんが、かなりしっかり固定されています。
最初からエアコン吹き出し口に当たらないように上手く取り付けるためには、立体構造を頭の中で正確にイメージする必要があります。でもこれ、なかなか難しい💦
でも、一度こうして確認できたので、スペーサー入れて少し前に出せば、首振りもできそうなことも分かりました。それは後日考えるとして、まずは一旦このまま進めることにします。
次にUSB給電。
MDH付属のUSB給電ユニットのハーネスを加工します。
時計コネクタの中から、GNDとACCの2本をUSB給電ユニットに接続します。
ブラケットにも穴あけしてUSBユニットが丁度ハマるようにしました。
コネクタを差し込み、USBユニットを挿入、割れたベゼルを戻します(割れているので固定されてませんが)。
USBユニットが飛び出てて不恰好ですが、そんなに見える所でもないので、一旦はこのまま進めます。
ホルダー部分を再び差し込んだら完成。
ホルダー部分はもう少し前に出したいし、USB部分はもう少し奥に入れたい・・・けども、一旦この状態で使ってみて他に改善したい事とセットで改良しようと思います。
Windowsタブレットをはめてみました。
次にiPad。
iPhone。
やはりもう少し手前にしたい感じ。
でも、これで昭和のクルマでWindowsが動き、Google Mapでナビできて、オンラインミュージックをBluetoothで聴けて、YouTube鑑賞できるようになりました。
旧車を大事に乗る中でも、こういった最新技術を取り入れられるのは大きいですよね。
<注意>
前方視界を遮った状態で使用することは道交法違反になりますので、注意してください。
この取り付けにより道交法違反になっても、当方は責任取れませんので自己責任にてお願いします。