AE86 スターターを元気に | hiro0719jpのブログ

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AE86のスターターはちょっとした弱点。


スターターが弱くて、なかなかエンジンが掛からず、困ったことがある人も居るのでは?


オリジナルのスターターは0.8kW(標準)と1.0kW(寒冷地仕様)の直動式なので、エンジンをハイコンプレッション化しているとなかなか辛い・・・


と言うことで、AE92(後期?)からリダクション式になり、始動性が向上しました。なので、このリダクション式を流用するのが流行りました。My86もAE92後期の0.8kWリダクション式を使っています。『AE86復活の呪文21(セルモーターオーバーホール編)』エキマニを外してバンテージ巻きました。『AE86復活の呪文20(エキマニバンテージ巻き編)』ホーンを取り付けて、保安基準に適合させました。『AE86復活の呪文…リンクameblo.jp


オーバーホールしてだいぶ良くなったのですが、このピニオンギアがたまに飛び出さずに焦ることがあります。

キー捻っても「シーン・・・・」みたいな。


車検の時にも、下回りチェック時にエンジンを停止するのですが、その後にセルモーターが回らなくて焦りました💦


そんな時は、キーをガチャガチャやって何とかするのですが、毎回掛からなかったらどうしよう?って不安になります。



すると、ハチロク乗ってるツレから「こんなのあるよ」と言うアドバイスが!



早速購入しました。

リレーとヒューズ、コネクタ、丸端子、ハーネスといったシンプルな構成。

赤丸で囲ったコネクタが、ピニオンギアを飛び出させるための配線です。


これを抜いて、購入したハーネスを割り込ませます。


こんな感じ。


もう少し引くとこんな感じ。エキマニの隙間から少し見える感じです。


そして、反対側はバッテリーに直接接続。

赤と黒のハーネスです。


途中は空中配線(笑)  エキマニの熱で溶けないように、水が掛からないように、ファンベルトに巻き込まれないように気をつけて取り回します。

ヒューズ付き。


ピニオンギアを飛び出させる信号はキーシリンダーまで行っていて経路も長く、経年で抵抗も増えがち。


そこで、キーシリンダーからの電流でリレーを駆動し、リレーが繋がるとバッテリーからの電源をダイレクトに供給することでピニオンギアを飛び出させることで、ピニオンギアを元気に飛び出させるという原理です。


ピニオンギアがしっかり飛び出せば、セルモーターにはバッテリーからの太いハーネスが来ているので、セルモーターはしっかり回ります。


赤で囲ったところがバッテリーから直接セルモーターに給電しているハーネス。


こんな簡単な取り付けで、その後 セルモーターは確実に回るようになりました!

ただ、ハイコンプエンジンのクランキングは0.8kWだとちょっと辛いかも・・・