ハチロクのエンジンを制御してるフリーダムコンピューター(Freedom Computer)。
一時は人気があり、ヤフオクとかでも高価で取引されてたけど、ちょっとクセがあるとか、セッティングしにくいと言う話から最近は少し安くなってるとの事。販売元のE&Eシステムも廃業してしまいましたしね・・・。
たぶん、セッティングツールであるFCSS(Freedom Computer Support System)がWindows XPモードじゃないと動かないとか、イマドキのインターフェースじゃないとか、色々理由があるのかなと思います。
でも、やっぱりフリーダムコンピューターは素晴らしいので、上手に活用したいです。
でもやはり、色々課題があり、できれば改良したい・・・
例えば、立ち上がり時間。
FCSSが立ち上がり、データを取得してコマンドを受け付けるまでに約17秒。
落ち着いてやるなら待てなくもないですが、毎回これを待つのは結構厳しいものが。
特にコールドスタートのデータを取りたい時など、早くエンジンを掛けたいのにイグニッションオンの状態でエンジン掛けられずに待つのは人もバッテリーもしんどい😅
9600bpsのRS-232Cで全パラメーターを読んでるので仕方ないといえば仕方ないのですが、最初に全パラメーターを読まなくてもいいようなきも。
次がパラメーター変更方法。
こうして数字を入れて選択してゆき、パラメーターを変更するのですが、階層が深いパラメーターを変更しようとすると、なかなか・・・
マップも全体を見ることができず、スクロールしてゆく必要があります。
エンジンの情報や補正値も一つの画面では見ることが出来ず、画面切り替えが必要。
同時に見ることができれば、もっと便利なのですが・・・。
そして最後がコレ。
データをロギングしようとすると、ファイル名を入れないといけません。これ、仕方ないことですが、「今」データ取得したいときに間に合わない・・・
しかも、エラーが出ると、そのデータは全て消失します。
せめて、それまでのデータだけでも残してくれれば・・・。
そして、このログデータを解析するのがこの画面。
MS-DOS版しか持ってないのでWindows版だと全然違うのかもしれませんが、10年前も同じことを考えて下記のようなことをしてました。
しかし、ここまで来て、そのままラストランになってしまいました。
今回、ハチロク復活にあたり、この時に作ったアプリのソースがあるので、これをベースに使いやすいオリジナルアプリを作ることにしました。