ボンネットラッピング | hiro0719jpのブログ

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クルマのこと、パソコンのこと、旅のこと、食べることなどを 気ままに綴るので、気楽に寄ってってくださいー。

復活の呪文により走れるようになったハチロク。


デジタル化したり、



コンピューターセッティングしてみたり、



色々やってますが、外装はそのまま・・・


パッと見にはそうでもないですが、細かくみてみると・・・

剥がれ、


欠損、


膨らみ、


切れ、


欠損、


変色、

写真ではわかりづらいですが、細かい溝の中が汚れてマダラ模様になってます。


ということで、ラッピングシートを貼り直すことに。


今貼っているのは、3Mのラップフィルム1080のカーボンファイバーブラックCFS12ですが、新たに2080というのが発売されており、1080に比べて柔軟性が上がったとのことです。


折角なので、2080のカーボンファイバーブラックCFS12を発注しました。


あと、綺麗に貼るための道具セットも購入。


どんな工具があるのか、どれがどれくらい便利なのか分からなかったので、適当なセットを購入しました。


次に、車両側の準備。


ボンピンの部品を外します。





次にエアダクト。


リベット打ってあるので、これを外す必要があります。


ドリルで揉んでリベットを壊して外します。



ウォッシャー液のノズルも外したら、古いシートを剥がしてゆきます。

この剥がす作業がなかなか大変! しっかりくっついてるのと、経年劣化でシートが弱くなってるので、剥がそうとするとすぐにシートが切れてしまいます。その都度爪を使ってシートの端をめくるので、深爪のようになってしまって痛いし、引っ張る力も結構必要なので指先が痛いです・・・。


それでも、時間を掛けて何とか全て剥がしました。


遠目に見ると綺麗に剥がれたように見えますが、よく見ると・・・

結構、糊が残っています。


このまま貼ると、このノリによる凸凹が表面に出そうなので、ブレーキクリーナーを使って、除去しました。



脱脂もできたので、これで新しいシートを貼ることができます。シートをボンネットの上に乗せ、マスキングテープで軽く固定して必要な大きさにカット✂️。



あとは、真ん中から剥離紙を剥がしながら、奥(車室側)から手前(ノーズ側)に、中央から、サイドへ、常に軽くテンション掛けつつ、均等に貼って行きます。

貼るコツは、軽くテンションを掛けてシートの面を出し、そのままボンネットに当たる寸前まで持ってゆき、工業用ドライヤーで少し温め、ヘラでシートをボンネットに着座させて行く感じです。テンション掛け過ぎたり、温めすぎるとシワになるので、軽く温めて、程よいテンションを掛けるくらいが丁度いいです。

失敗しても焦らず、一度シートを剥がして戻すことが大切です。この時は熱を入れずに剥がし、シートを引っ張って軽くテンションを掛けた状態でシートを温めると自然にシワが元に戻ります。

また、貼り込んでいく際に気泡ができた場合も、焦らずヘラで気泡を追い出してやると不思議なくらい気泡が消えます。

多分、この辺りが3Mのシートの優れている所なのだと思います。温めると元の形に戻ろうとする所や、柔軟性があり、接着する相手の形状に馴染みやすい所。接着層に細かい溝が切ってあり、エアが抜けやすくなっている点などです。


それでも、素人にはなかなか大変な作業でしたが、何とか貼り終えました♪


次にダクトです。

こちらも苦労して古いシートを剥がし、脱脂します。


ダクトの大きさに合わせてシートをカット。


このように貼り付けます。


ただ、これだと側面のシートが足りないので、ここは別物を貼りつけました。


これで完成‼️


しかし、このダクトへの貼り付けは素人にはなかなかハードル高いです😅。3Mのシートに助けられつつ、何とか遠目には分からないくらいには貼れたかな⁉️


ボンネット側も、穴の部分のシート切り抜きます。


ボルト穴や、リベットの穴はハンダゴテを使って溶かして加工しました。

ドリルとかを使うと、端面から剥がれかけてしまうこともありますが、溶かして加工すれば そう言う事もないし、溶けた端面はしっかりとくっつくので、割とお気に入りです😃


そして、ダクト、ボンピン、ウォッシャーノズルを組み付けたら完成です。


こんな感じ。


艶消しブラックだった1080に比べると2080はやや艶のあるブラックになりました。

ウェットカーボンまでは行きませんが、やや樹脂を増やしたドライカーボン的な?感じですかね?

同じ環境での比較はできてませんが、似た写真を並べてみるとこんな感じです。

艶感の違い、分かりますかね? 光の感じも違うので、分かりづらいと思いますが、全く反射してない1080に対して2080は艶がありますよね。


このあたりは好みが分かれる所かもしれません。




これで外装もリフレッシュできました!!