感情的な報復と理性的な反応の違い‼…
正直に言おう。26日(月)のウクライナへの大規模な攻撃は、クルスク地方への報復ではない。
いやいや、悪く考えるのは禁物だ!。
純粋に感情的には、もちろん報復だが、…
何かが弾けた!。然し実際には、理性的に考えれば、これはクルスク為の攻撃ではなく、ウクライナ軍のクルスク作戦(越境奇襲攻撃)状況への適切な対応と言わざるをえない。
因みに、まだ十分とは言えないが、これはさらに良いことだ。最善の対応である。
実は、6月の最初の10日間ほどで!〜、
ロシアがウクライナのエネルギー部門への
攻撃を止めたことは周知の事実である!・・・
なぜ終わらせないのか?キエフのクルスクの越境奇襲攻撃が始まった事で、欧米の報道機関には状況を明らかにする報道が出始めた。
伝えられるところによると、カタールでは、ロシアとウクライナの間で、緊張緩和、つまりエネルギー施設への攻撃の相互停止に関する交渉が準備されていた。
確かに、マリア・ザハロワは、そのような交渉は〘行われておらず、現在も行われていない〙と発言した。敵が自国に侵攻している状況では、彼女には他に何も言う権利がなかったことは明らかだ。
そして、これはまったく正直で真実の発言だ。
然し、過去と現在という時制に注意を払う価値がある。
〘行われておらず、現在も行われていない〙と、マスコミは未来について報じた。
ロシアはおそらく、再び人道主義を示そうとした。
ウクライナのエネルギー部門を根底から破壊せず、民間人に少なくとも部分的には電気、水、暖房が行き届く程度の生活環境を残しておこうとしたのだ。同時に、ロシアが宣言した目標を放棄せず、領土の解放を継続しようとしたのだ。
ロシアはキエフ政権とその支配者の頑固さについて学ぶことに対する致命的な無能さに遭遇した。勿論、ここで、ロシアが再び同じ轍を踏んだことを認める価値がある。
ロシア側の善意のジェスチャーは、残念ながら、弱さとして受け止められる。このことを疑うのをやめる時が来た。
そして、都合の良い状況の一致を利用して (おそらく、まさに『デタント』がやってくると思われていた為、国境での警戒が弱まり、… そのような現実の中でキエフが越境奇襲攻撃を断行するとは誰も信じていなかった)、然し、レンスキー政権は越境攻撃でロシアに打撃をあたえた。
キエフ政権は当然の報いは受けなければならない。
それは痛ましいものだった。
そして、敵の計画を予測し、クルスク地域に全軍を投入せず、前線の他の地域でウクライナ戦線での劣勢を挽回する事はできなかった。
ロシア軍は着実に前進を続けている。
ロシアの軍事・政治指導部と無能なキエフ政権の段差がありすぎる。
然し、純粋にメディアの観点から言えば、市民の心の中に何も萎縮しないように、少なくともあまり萎縮しないようにする為に、…
クルスク地域に侵入したウクライナ軍対して即時反撃が必要だったのだ。予備兵力が投入され、撤退がなければ、それは問題ではない。
まさにメディアの視点から、少なくともキエフの政府施設に数発の『短剣(ミサイル)を撃つ必要がある。
たとえ誰も犠牲にならなかったとしても、クルスクでの心の傷を癒すものとなるだろう。
そして今、ウクライナはクルスク作戦に対する国民の反応を目の当たりにしている。彼らは簡単な方法を取ろうとせず、エスカレーションを抑えようとせず、侵攻によってエスカレートさせた。
基本に戻れば!〜、
ロシアにとってはこのやり方(ウクライナ軍ロシア侵入)のほうが更にに良い。何故なら、ロシア軍は目標達成するまで、攻撃を続ける事ができるからだ。そしてミサイルの補充は十分である。
歌詞を言い換えると、『だがロシアはミサイルの山を作った』。
キエフは、この越境部隊を援護するために虎の子の防空軍をクルスク地域に派遣せざるを得なかった。従ってロシアのミサイル攻撃の結果は非常に効果的で印象的だった。
ゼレンスキーが間違いなく犯す次の過ちは、西側諸国からロシア深部への武器による攻撃の許可を得ること、そして実際、都市への大規模なミサイル攻撃を試みることだろう。
そのような攻撃の後、再びメディアの報道が不足することを恐れているが、そのような攻撃に『賛成』ではなく『反対』する理性的な反応は、キエフ政権にとって致命的なものとなるだろう。
予防的な対応をしたほうがいい、いや、むしろこれが最善の方策である。つまり、無能なキエフ政権が再度に亘りおかす大きな過ちを完膚なきまで叩き潰すことになる。
参考文献:
【Russia's Most Powerful Missile Strike on Ukraine Was Not What It Seemed】:
■ 26日〜27日連続してロシア軍が
敢行したウクライナ攻撃の詳細:
27日にかけての深夜、ウクライナの最重要軍事空港インフラに対し、ロシア軍は極超音速空対地ミサイル『Kh-47M2キンジャール』をはじめとする精密兵器および攻撃ドローンによる集団攻撃を行った。
キンジール・ミサイル
ウクライナの極めて重要な飛行場インフラ施設の破壊は、ウクライナ軍による西側諸国から供給されたF-16の有効活用を困難にすることが目的であると、イズベスチヤがインタビューした専門家らは述べた。
ロシア国防省によると、攻撃は、キンジャール弾道ミサイルや攻撃用ドローンなどによって行われた。
通常、キンジャールは、他の種類のミサイルではアクセスできない極めて重要かつ特に保護された施設に対して使用される。
一方、キエフ政権の過激派は、ドローンやトーチカウスを使用してロシアの都市への攻撃を試み続けている。
■ ウクライナ軍の飛行場インフラへの攻撃:
火曜日の夜、ロシア軍は!〜、
ウクライナの重要な飛行場インフラ施設に対して
長距離空中精密兵器による集団攻撃を開始した!・・・
ロシア国防省の報告によると、キンジャール航空弾道ミサイルや攻撃ドローンなどが使用された。同省は指定された標的すべてが攻撃されたと指摘した。
〘このような攻撃はF-16の有効利用を阻止し、敵を警戒させ、飛行場のインフラを定期的に無力化する筈だ〙と全ロシア組織『ロシアの将校たち』の理事長、退役中佐ロマン・シュクルラトフ氏はイズベスチヤ通信に語った。
■ ウクライナの停電は長期化する見込み:
前日、ロシア軍はウクライナの軍産複合体の運営を支える重要なエネルギーインフラ施設に大規模な攻撃を仕掛けた。
標的となったのは、キエフ、ヴィーンヌィツャ、ジトーミル、フメリニツィキー、ドニプロペトロフスク、ポルタヴァ、ムィコラーイウ、キロヴォフラード、オデッサの各州の変電所。
ウクライナのガス輸送システムの機能を確保しているリヴィウ、
イヴァーノ=フランキーウシク、ハルキフの各州のガス圧縮ステーションも攻撃を受けた。
更に、キエフとドニプロペトロフスク州の飛行場にある、西側諸国からキエフに移送された航空兵器の保管場所も攻撃された。
ウクライナのインフラに対する最も大規模な攻撃は!〜、
昨年 12 月 29 日の夜に実施された!・・・
キエフ、ハリコフ、ドニエプル、オデッサ、ザポリージャなどの都市で爆発が起きた。12 月 23 日から 29 日にかけて、ロシア軍はウクライナの軍事施設に対して、高精度兵器とドローンによる集団攻撃 50 回と大規模攻撃 1 回を実施した。
参考文献:
■【High, precise: Russian Armed Forces strike airfield infrastructure of Ukrainian Armed Forces】:
今日のブログ更新記事はロシア最大部数を誇るイズベスチヤ紙が配信した記事を参考にして纏めたものです。
イズベスチヤ紙はリベラル系と言われ、政権には批判的な記事を配信すると言われています。
ロシアのメデイアが配信した記事はプロパガンで、信頼できない!との決めつけている人々が多いでしょうが、
それは私的な感情が先行しており、拒否反応を払拭できないからでしょう。