明るい家庭菜園

明るい家庭菜園

なんとなく生きてきて何とかなってた私が、なんとなく畑を持ち、なんとなく家庭菜園をしている経過の報告。参考にはなりません。

毎日色々バタバタしている私。

毎日さっさと寝る私。

寝ようと思っておりましたが、突然ですがここで、虎舞竜を歌います。
え?なんて読むのかって?

昭和を代表するあの、The虎舞竜ですよ!
一世を風靡したあの、The虎舞竜ですよ!

では行きます。

ちょうど一年前に、エアコンを買った夜
昨日の事のように、今ハッキリと思い出す。

エアコンが壊れたせいで、気分は台無しさ
いつまでも続く対応と暑さにうんざりしてた



そしてまた一年経ち、また壊れたエアコン。
買わなかった方が幸せだったと思う。

うう、怒りで作詞がイマイチだわ。

というわけでまた壊れたエアコン。
何なのかしら全くほんとに。怒りで眠気が吹っ飛んだわ。
ああ、時間がない。
 
今日は仕事休みだから、あそこに食料品を買い物に行き、ああ、あれもやらなきゃこれもやらなきゃ、とか考えながら、30分だけ畑に行って。。と畑に向かった、休日の私。
 
忘れていた。
6月は収穫の時期だという事をすっかり、忘れていた。
 

 

これは、雑草ではない。

にんにくだ。

 

 

すっかり忘れていたが、にんにくだ。

 

おおぅ。すっかり枯れてるぜ。

この状態で放っておくと腐ってしまうぜ。というわけで、本日の計画にないにんにくの収穫を急遽行う。

 

 

目にもとまらぬ速さでにんにくを引っこ抜いていく、自称忙しい私。

全体の半分ほどで収穫を諦めて、抱えて自宅へ持って帰る。
 

 

おおう、ちょっと傷んでるぜ。

これは早く消費しなければいけないぜ。

 

ついでにニラも収穫してきたが、雑草等も混じっているので、1本1本検品する、自称忙しい私。

 

 
30分ほどかけて検品終了。
そう、誰もが思う。
買った方が早い。と。
 

 

にんにく、ニラと来たらもう、餃子を作るしかない。と思う、自称忙しい私。

 

忙しい主婦の味方、フードプロセッサーで粉砕。

 

 

忙しい主婦の味方、フードプロセッサーをおろしバージョンにしてにんにくをすりおろす、自称忙しい私。

 

 
左がにんにく、右がしょうが。とんでもない量だぜ。
にんにくは疲労回復効果があるからなあ。とか言いながらとんでもない量をぶち込む、自称忙しい私。
 

 
業者ではない。一般家庭の量です。
皮は90枚用意しております。
 

 
餃子のレシピを調べたら、皮90枚に対し、肉350グラム。と書いてあったが、我が家は1キロ。
350グラムなんて絶対嘘だぜ。とか思いながら1キロのひき肉を入れてみた、そしててんこ盛りのニラとキャベツ。
余ることなく包み終えた。
皮が平均より大きいのかしら。と思って測ってみたが、直径9センチだった。
肉1キロ、直径9センチの皮90枚。
350グラムの肉で90枚ってどういうことなのかしら。と思いながら包み終えた。
 

 

何度も焼きたくないのでホットプレートにねじ込んだ。

さっぱりしたものでも用意しようかしら。と生野菜も用意した。

 

 
丸いのはきゅうりではない。
ズッキーニ。
 
1キロほどのひき肉をホットプレートで焼くと、焼き上がりがほぼ肉の油の海となり、
うう、餃子って脂質がとんでもないわ。と思わずにはいられない。
キッチンペーパーでコツコツと油を吸い取る、自称忙しい私。
 
 
フライパンで焼いた方が美味しい気がしてきた。自称忙しい私。
 
今日も時間がなかったわ。と寝る前に思う、自称忙しい私。
気付いたらもうすぐ6月。
もうすぐ一年が半分終わる的な時期。
 
疲れている。
私はとっても疲れている。
 
最近小3の子が始めたバスケ、30人ほどいるお母さんと子供の名前を覚えるのでいっぱいいっぱい。
分厚い会則を読み込み、次々来るグループライン(3つ)を読み込み、当番や送迎の兼ね合いで、送り迎えが出来る日、当番が出来る日、などの先の予定の問いに次々答え。
 
世間の子育てお母さんは、いつもエネルギッシュで、疲れている素振りはみじんも感じさせないし愚痴も言わないが、私はあえて、包み隠さず正直に言おう。
 
私はとっても疲れている。
 
ああ、この疲れ。どうしたらいいのかしら。
と思いながら徘徊していたスーパーで目が合った、鶏のレバー。
グラム50円以下でとっても安い。
レバーは新鮮に限るので、賞味期限をきちんと確認し、新鮮そうなレバーを購入。
 
帰宅しさっそく、お湯に投入。
 

 

軽く下茹でし、このあとひとつひとつ、レバーを流水で洗う。

血の塊なんかをキレイに洗い落としながら、下処理終了。

 

ここで思う。

あれ?私、疲れてるはずなのに、なんでレバー洗ってるのかしら。

ひとつひとつ、ちまちまと掃除をしながら適当に切って鍋に放り込み。

 

 

しょうがと砂糖と醤油とあれこれ入れて。

 

 

そういえば、この前料理をしない夫が、珍しく何かを作った時に偉そうに言っていた。

『泡で煮るんだよ、泡で。』

 

作り方を調べた時に書いてあったであろう言葉を、さも自分の言葉のように、主婦歴10年以上の私に向かって、知ったように偉そうによく言えたものだわ。と思いながら泡を見つめる。

 

ああ、疲れというのは人の気持ちをも荒れさせるのね。

 

 

そして、私の疲れのお薬。レバー煮が出来た。

 

鶏のレバーにはあまり鉄分が入っていないらしい。

豚の方がいいらしい。

でもまあいい。

七味と白ネギを沢山乗せて食べよう。

そんなにレバー好きではないけれど、これはお薬だと思って、たまに食べる。

 

作り終え、食べながら思う。

ああ、疲れた。

ああ、時間がない。
 
どこかの仕事のデキる人が言うには、時間は作るもの、らしい。
なるほどな。確かにな。という訳で朝5時に起きて、6時まで自由時間にしている。
5時に起きて米を研ぎ、洗濯機を回し自由時間。
米が炊け、洗濯が終わる6時から家事をやる。
 
おお、いい感じだ。朝1時間の自由時間。
今流行りの言葉で言うところの、朝活。
 
ふっ。私ったら、生活に疲れた生きることに精いっぱいの主婦だったのに、朝活しちゃってるわ。なんて悦に浸っていられたのも束の間。
 
中学に入った娘が部活を始め、週4朝練のため5時起き。
7時から朝練。そして週3で夕練。帰宅は18時。土曜か日曜も朝練あり。
私の自由時間は消え、5時起き必須となった。
加えて小3の娘が、キツイことで有名なバスケ部に入ると言い出し。
週3夕練。土日午前中練習となり。
 
もうこれは4時に起きなければ時間が作れない気がするこの頃。
時間を作るのも一苦労だわ。
 
というわけでケーキの話。
 
養蜂を教えてもらっている蜂の先生、推定75歳あたり。
ハヤトウリの種が欲しいと言う。
それを見越して去年夫が大事に保管しておいたハヤトウリの種(夫保管)。
 
ありますよ!と自信満々に種を出してきた夫。
見事腐っていたハヤトウリの種。
 
以前私が保管していた落花生の種から虫が発生した際、私の保管方法に対し
①種の保管方法を何も知らないんですね。
②これが大昔なら、食べ物を作れずに飢餓で死んでますよ。
 
という事を、もっと激しいお言葉で私に浴びせてきた私の夫。
お世話になっている先生にあげるはずの大事な種を腐らせた、私の夫。
 
①種の保管方法を何も知らないんですね。
②これが大昔なら、食べ物を作れずに飢餓で死んでますよ。
③しかもお世話になっている方に渡すはずの大事な種を。
④これが大昔なら処刑されていますよ。
 
と私も激しい言葉でお伝えしようと思ったが、私の美しい品位が許さなかったので、ただ黙ってみていた、心優しい妻の私。
 
そこから連日ハヤトウリ捜索の日々。
 
そして最終手段、夫からの一言。
『ネットで買って。』
 
というわけで、時期になれば何十個も取れるハヤトウリを2個2千円で落札。
 
ようやく無事に手に入り、夫が蜂の先生にお渡しに行く。
 
そして、蜂の先生がお礼にくれたのがこちら。
 

 

有名な高級卵。

 

 

蜂の先生のところで採れた、セイヨウミツバチのはちみつ1リットル。

 

お礼が過ぎませんか。散々待たせてしまったのに、お礼までくれる、なんて素敵な蜂の先生。

というわけで、ケーキでも焼いてみようか。とはちみつケーキを仕込むことにした。

 

まっ黄色の卵を割り、泡立てて、私の気分は最高潮。

先生からもらったセイヨウミツバチのはちみつを、生地に混ぜようとタラタラとはちみつを垂らしていたら、なんだか見える、黒い粒々。

 

なにかしら、と思いよく見る私。

そう、それはアリ。

 

ぎゃー!アリー!

 

時すでに遅し、黄色い生地に飲み込まれていった、アリ入りはちみつ。

 

諦めて焼く。アリ入りケーキ。

 

 

調べたら、どこかの国ではアリ入りの食べ物があるらしいので問題ないらしい。

本当に問題ないのかは不明。

 

高級卵で作ったので、捨てるわけにもいかず、恐る恐る食べるケーキ。

食欲のわかないケーキ。

 

アリ入りだよ。と言って置いておいたら翌日消えていたケーキ。

夫が全て食べたらしい。

 

美味しかったよ。という夫。

 

アリがいたかを聞いたところ、気にしてないから分からない。という夫。

 

ハヤトウリの種を腐らせたことを帳消しにするほどの、なんて素敵な私の夫。

ああ忙しや。
毎年思う、4月から夏休みまでは何だかずっとバタバタ。
 
だがしかし、子供が学校に行き、学年が上がったことにより帰りもある程度遅くなったので、母時間も以前より増え。
 
ダッシュでちょっと都会の地元へ行き、お友達とランチが出来るまでに進化した。
 

 
都会の焼肉は室内で炭火が当たり前らしい。
 

 

食べ盛りの子供二人に、食べ盛りの中年おじさんひとりの我が家でこんな事したら、4枚しか焼けないなんて、飢えから争奪戦が起きそうだが、都会でお友達と二人で語らいながら食べるにはちょうど良い、炭火七輪。

 

こんな時間が持てるなんて夢のようだわ。と思いながら素敵な時間を終え、急いで帰宅する中年主婦の私。

 

ああ、ゴールデンウィークには何かイベントをやらなきゃな。というわけで、帰りの車内で思いついた。

 

そうだ、クレープをしよう。

そうと決まれば試作をしてみよう。

 
レシピ通りに作ってみた。はずだったが。
 

 

小麦粉を振るわなければいけなかった、忘れていた。

ドロッドロになった。

 

 

ドロドロをザルに押し付けて、ダマをなんとかなくし、4人分の生地の完成。

 
さあ、今日の夜はクレープパーティの試作よ!
特別にチョコソースも仕入れたわ。
庭のお庭も飾りましょう。
 

 
わあ、楽しいねえ。と言いながら具材を準備し。
 

 

生クリームも泡立て、ホイップクリームも作り、材料が出来上がり。

 

ホットプレートで生地を焼き始めたが、ここからが修羅場。

2枚ずつしか焼けない生地。

待ちきれない食べ盛りの子供二人に、食べ盛りの中年おじさんひとり。

焼けた途端に巻いて一瞬で食べ終わる3人。

生地が焼けるまでの間に我慢が出来ずつまみ食いが止まらず具が寂しくなり。

焼いても焼いても一瞬で巻いて食べ終わり、満たされない食べ盛りの子供二人に、食べ盛りの中年おじさんひとり。

 
あっという間に生地がなくなり、再度生地を作り。
その間も待ちきれず、具をつまみ食いする者、それをとがめる者、早い者勝ちだとひたすら食べ続ける中年おじさん。そう、修羅場。
 
生地が出来たら具がなくなり、具を用意している傍から生地も消え。
現場は険悪。母は疲労困憊。
 
結果、牛乳は1本消え、卵は4個、小麦粉は400グラム、ツナ缶は2つ、コーン缶は1つ、ウインナーは2袋、ハムの徳用パックは1つ、生ハム1パック消えていき、他にも色々消えていき、まだ満たされないと言われたので、さらに目玉焼きを3つ焼いて。
 
ああなんて不経済。
 
そしてとても険悪な現場。
全然楽しくないし腹いっぱいにならないし、もうクレープなんて夕飯にしないでくれよな。と何もせずただ食べていただけなのに一つも食べていない私に向かって怒り出す中年おじさん。
 
空腹は人をとんでもない凶暴にするらしい。
 
思い出しただけで腹が立つ、もう二度としないと心に誓った、呪いのクレープパーティ(試作)。
 
試作でよかった。
ぶっつけ本番だったら大変なことになるところだった。
ああ恐ろしや、クレープパーティ。
新学期。
中1になった娘は、新しい環境を楽しんでいる様子。
強くなったなあ。と感慨深い母。
 
対して小3になった娘は、新しい担任の先生の圧が凄いようで、日々怯えて過ごしている様子。
帰宅すると元気がないか機嫌が悪いか、という今までにない変化。
 
そう、4月はメンタル不安定になりやすい時期。
そんな子供のフォローに翻弄される母。
時間は相変わらず、ない。
 
というわけでたけのこの話。
 
春と言えば新学期。
春と言えばメンタル不安定。
春と言えばたけのこ。
 
というわけで、今年もたけのこをゲットしに夫と子供が出陣。
そして帰宅。
 

 

多いんだよ。とにかく持って帰ってくる量が多いんだよ。

と思うが、そんなことは口が裂けても言わない。心優しい妻。

 

実家から鍋を借りてきてひたすらに茹でる。

 

 

大鍋2つじゃ全然足りず、家にある鍋総動員プラスホットクック。それでも足りない。

 

3つ口コンロの、奥の一番小さい部分って、使わないよねーといつも思うが、こんな時に大活躍。
ガス代高騰と叫ばれている今のご時世に、3つ口コンロ総動員。プラスホットクック。
 
それでもまだ入らないたけのこがあるので、気心の知れた近所のご隠居奥様に、皮を剥いた状態の生たけのこを持って行って、今から茹でて!と渡しに行こうとしたら、夫に全力で否定される。
 
『やめろ!たけのこってのは下処理してから持っていくんだよ。そんなんで渡されたらめんどくさいだろ!』
 
『いやもう茹でる場所ないし、水入れて鍋で煮るだけだからこれくらい大丈夫でしょ。』と主婦感覚で返答。
 
『たけのこっていうのは、全部キレイにしてから持っていくか、せめてぬかと一緒に皮付きで持っていくもんなんだよ。中途半端に渡すんじゃない。なんとかしろ。』
 
夫のたけのこに対する常識が激しすぎて、全然手の抜けない我が家のイベント、たけのこ。
 
というわけで無理やり鍋に突っ込み、何とか煮えたたけのこ。煮えてないかもしれない、たけのこ。
 

 

 

ジップロックに入れて、ご近所に配布。
美味しいものは美味しいうちに。
6か所に配布。
皆さん口を揃えて言う。
 
『まあー、ここまでしてもらってー。助かるわあ。下茹でがめんどくさいのよねえ。』
 
夫のいう事は正しかったのかもしれない。
 
あとはひたすらたけのこ料理。
 
穂先の柔らかいところから始めます。
 

 

なんて可愛いのかしら。見てるだけで美味しそうだわ。

食に貪欲な小3が言う。

 

『このまま食べていい?』
 
小3までも魅了する。魅惑の食べ物、たけのこ。
 
小3を制止し、穂先を適当に切って、今年は畑のニラも入れて。
 

 

レンジで火を通したら、食べるラー油的なものと和える。

 

 

分量を間違えたのかとんでもなく辛かった。

 

 

私はこれが大好き。

2か所におすそ分けしたが、誰も感想を言ってこなかった。辛すぎたらしい。

 

次は安定の筑前煮。

 

 
そして安定のたけのこご飯。
 

 

チンジャオロース。

 

 
毎年さらに、たけのこを入れた春巻きとたけのこを入れた肉まんも入るが、やる気が終わり一時終了。
春の代表、たけのこを巻くから春巻きって言うのかしら。とか思いながら、やる気が本当に終わりたけのこ料理はあっけなく終了。
 
辛いのはラーメンのトッピングに最適。
 

 

大量に残ったたけのこは、今年も干してみたが、天気が悪くて乾く前に腐った。

やっぱり来年からは適量を掘ってきてほしい。たけのこ。

もう配るのはやめて、我が家で食べられる分だけにしてほしい、たけのこ。

先日の週末。
午前中に買い出し、畑と済ませ、午後はもう出掛けずゆっくりしようと思い、楽な格好に着替えた。
 
買い出しの服(スーパーにいてもおかしくない最低限の服装)、畑の服(動きやすくて汚れてもよくて暑さ寒さに対応できる服装)、そしてゆっくりする服、とお色直しすること3回目。
 
まだお風呂には入らないので、パジャマではない、ゆっくりする服。
私の大好きな格好をすることにした。
 
汚したくないので滅多に履かない、とっておきの靴下を履いた。
そう、ブランドもののように、とっておきの時しか使わない靴下。
 

 

なんて可愛いブロッコリー。

そして、Tシャツは宇宙人が描かれているTシャツ。

 

お気に入りのTシャツだが、人目が気になるので、なかなか着る機会のない宇宙人のTシャツ。

 

胸に宇宙人、足元にブロッコリーを携えて、ゆっくりしていると、ゆっくり出来ない小3が言う。

『ママ、お散歩いこう。』

 

ということで近所を散歩することにした。

 

小3がトイレに行ってから。というので、先に家の周りウロウロしてるよー。と声を掛けて、家の周りをうろつく、宇宙人とブロッコリー。

 

近所にいるセレブなお父様が外でゴルフの練習をしており、目が合う。

二度見された。私の宇宙人とブロッコリーファッション。

 

自分のファッションはもしかして、この地域では変質者扱いなのかしら。とちょっと反省していると、道路のど真ん中で足を踏ん張って微動だにしない犬と、先に行きたくてリードを引っ張っている飼い主のお父様を発見。

 

その犬のあまりの頑固さに思わず

『ふふ、可愛い。』と独り言を言ってしまう私。

 

飼い主のお父様は私に気付いて言う。

『あっちに知り合いの家があるから、あっちに(お散歩)行きたいみたいなんだよね。でも今日はこっちなんだよ。ほれ!〇〇!いくぞ!!』

 

踏ん張る犬、引っ張る飼い主のお父様。

しばし飼い主のお父様と立ち話する宇宙人ブロッコリー姿の主婦の私(初対面)。

 

そういえば、飼い主のお父様は私のファッションに全くの無反応だった。

やっぱりこの地域では、このファッションは溶け込むわよね。私間違ってないわよね。

 

というわけでニラの話。

 
 
この時期いくらでも生えているニラ。
 
 
回収したニラ。
水でじゃぶじゃぶ洗います。
ひき肉があったので、しゅうまいを作ります。
ついでにそぼろを作ります。
 
半分を湯通し、半分はニラとネギと適当にこねくり回し。
 
 
餃子よりハードルの低い、しゅうまい。
皮は何でもいい気がする、しゅうまい。
先日の余った皮で、個数限定のしゅうまい。
 
 
皮に基準をあわせたので、一つが大きい、しゅうまい。
肉団子ほど丸くしなくていい、餃子より丁寧に包まなくていい。
フッとやってクッとやったらできる、それがしゅうまい。
 
 
ホットクックで適当に蒸しておいて。
 
しゅうまいの具に使ったニラの余りを細かく切って。
 
 
レンジで加熱して。
 
 
これにごま油と醤油を同量合わせたら、美味しいニラダレが出来るが、油を極力抑えたいので、醤油だけいれて、ニラ醤油の完成。
 
と思ったら、余計な灰汁と油が出てきたひき肉が出来ていたので。
 
 
しゅうまいの具の余りのネギと適当に炒めてそぼろの完成。
 
 
砂糖と醤油で味をつけるのが定番だが、砂糖も控えたいお年頃なので、塩こしょうだけ。
大人に人気、塩そぼろ。子供にはいまいち、塩そぼろ。
 
そうこうしていたらしゅうまいも出来上がり。
 
 
しゅうまいを取り上げたあと、そのままのらぼう菜を入れて加熱延長1分位。
 
 
添える青菜が完成。
 
 
今日も私は、油と砂糖から家族の身体を守った。
ふっ。

先日初めましての小児歯科に行った。

床暖房のついている歯科医院。

 

入り口で靴を脱ぎ、子供は基本靴下のままで、大人は気になるならスリッパでどうぞ。靴下のままでもいいですよ。といった仕様らしい。

 

私は気になるのでスリッパを履いて、待合室で待つ私と子供。

椅子に座って持参した本を読んで待つことにした。

こういう時しか本を読む時間を取れないので、必死で本を読む私。

 

同い年位のお母さんと男の子が後から入ってきた。

 

必死で本を読む私。

 

待合室でなぜか靴下を脱ぎ出す男の子。素足になって、床にゴロゴロしだす男の子。

 

必死で本を読む私。

ただひたすらに、本が読みたい私。

視線の先には本と、その奥に男の子が猫のように床でゴロゴロしているが、一切気にならない。

ただただ、本を読む私。

 

『やだぁ、〇〇くん、靴下履いてぇ。家に帰ったら足洗わないと行けないでしょー。いやだぁ。〇〇くん、ゴロゴロしないでぇ。ちゃんとしてよぉ。いやだぁほんとにもうー、お母さん恥ずかしいんだけどぉ。』

 

本を読みたい私の耳に突き刺さる、ねっとりとしたお母さんの注意がエンドレスリピート。

 

絶対本気で注意するつもりのなさそうな、ねっとりとした、ひたすらにねっとりとした注意の言葉がエンドレスリピート。

 

ただ一つだけ言えるのは、子供よりお母さんの方が私にダメージを与えたような気がする。

 

というわけでわけぎの話。

 

わけぎが大盛況。

 

このわけぎ、小口切りにしても、大してねぎ感がない。

いろどりに加える以外、あまり存在感のないわけぎ。

 

しかし大量にある。

というわけで、わけぎにねっとりと粉をまとわせる。

 

 

片栗粉と薄力粉を半分くらいずつ、水は適当。わけぎはいけるだけ。

ねっとりと、ただひたすらにねっとりとまとわせる。

 

たまねぎのスライスとか入れたほうがいい気もするが、今回はわけぎだけ。

 

 

ねっとり感が少なかった気がするが、まあいい。

ふたをして蒸し焼きに。

 

 

ひっくり返したらなんか思ってたのと違う感。

チヂミをイメージして作ってみたが、私にはねっとりが足りなかったらしい。

 

砂糖と醤油とごま油を同一で混ぜて、ゴマとにんにくとコチュジャンでもいれたら、いい感じのチヂミのたれが出来そうだが、そう、私はコレステロールの高い生活に疲れた主婦。

 

ポン酢で代用。

 

なんか思ってた感じにならなかったんだよね。あんまり美味しそうに見えないけど。。と言いながら食卓に出す私。

 

これ美味しい。と案外好評だったわけぎのチヂミ風。

先日畑でじゃがいもを植えた。
 
帰り際、心優しい畑の住人に言われた。
 
『レタス植えるかい?苗あるよ。』
 
種をまいて育った苗が沢山あるらしい。
私は言った。
 
『今じゃがいもようやく植えたのに(相当遅い)、レタス植える場所(の用意)まで出来ないわー。』
 
『あはははは。じゃあ(植えずに)食べな。』
 
と言って苗を切ってわさっとくれた。
 
じゃがいも植えで疲れた身体にムチを打って、帰宅後苗を洗った。
 
いわゆるベビーリーフってやつですね。
 
 
これが植えれば何十個のレタスになると思うと贅沢な野菜、ベビーリーフ。
 
その後、じゃがいも植えで疲れた身体にムチを打って色々洗った。
この帰宅後の色々がめんどくさいんだよなあ。と思いながら、洗った私。えらい。
 
 
わけぎも大量。
 
 
長ねぎも大量。
 
 
のらぼう菜も大量。
今スーパーで野菜が結構高い。
いわゆる『端境期』(はざかいき)というらしい。
 
高くてなかなか買う気にならないが、畑に行けばなんかしら野菜がある。
大谷翔平が、野球しようぜ。と言っているらしいが、私は言いたい。畑しようぜ。
 
という訳で、夜は焼肉。
 
 
本当は庭でバーベキューする予定だったが、天気が悪いので家で焼肉。
いつも思うけど、この焼肉セット的な肉って、高いのか安いのか不明。
 
 
フレッシュな野菜が食べ放題よー。野菜も食べなさい!と母の号令。
端境期で高くて野菜が買えなかったのは内緒。
 
 
肉とベビーリーフ。
 
 
のらぼう菜。
しなしなで食べやすい。キャベツより食べやすい気がする。
 
出した肉を食べ切り、次の肉を出そうとしたが、中1の娘が言う。
肉はもういい。チャーハン食べたい。シンプルなチャーハンがいい。
 
というわけでホットプレートを拭いて、チャーハン作成。
 
 
ここから炒めながら混ぜるだけ。
あれいれるか、これいれるか。と聞いたがこれだけがいいとのこと。
 
 
シンプル過ぎるチャーハン完成。
ホットプレートが優秀で油不使用。
 
なぞにこれが人気であっという間に完売。
洗い物も少なくて、ホットプレートって優秀。
 
春休み。
短いはずの春休み。
 
休みで家にいると誰かしらいるので、気が休まらない。
 
そして小3になる娘のおしゃべりが止まらない。
5分に1回は話しかけてくる小3。
 
用もなく、私の近くで立ちどまり、ずっと作業を見てくる娘。
二階で洗濯を干していたら、用もないのに二階に来てただずっと私の作業を見つめてくる娘。
 
そ、そんなに私の事が好きなのか。
 
夫と結構真面目な話をしていたら、
 
『ねえママ。』と話を中断させる小3の娘。
 
何事かと聞くと
『クレヨンしんちゃんのみさえってねぇ、韓国アイドルが好きなんだってー。』
という、脱力感ハンパない情報をなぜ今感満載で教えてくれる小3の娘。
 
夕飯を作っていたら
『ねえママ、トイレットペーパー変えた?新しいトイレットペーパーはとてもいいね。』
とトイレットペーパーのメーカーを変えたことに気付いたうえに、品質の差にまで気付く小3の娘。
 
学校から持ち帰ってきた粘土のふたを開けたら、
 

 

スポンジボブ的な何かが出てくる娘。

 

いらないノートを処分するかと中身を確認していたら、

 
 
やすさでつられることの人生の心理を、小3にして気付いた娘。
 
一方、ちょっと前までずーっと喋っていたが、最近ベラベラ喋らなくなったもうすぐ中1の娘。
中学生になるので部屋を与えたら、部屋からあまり出てこなくなったもうすぐ中1の娘。
 
これもまた、いらないノートを処分するかと中身を確認していたら、
なぜ働くか、身近な大人(親)に聞いてみよう。的なプリントに、
 
 
夫が言ったであろう言葉を素直に書き記した、もうすぐ中1の娘。
 
成長したとはいえ、まだまだ素直な我が家の娘。
気が抜けないぜ。
 
というわけで気を抜かないためにも健康でいなければいけない私。
子供達もすくすく育ってもらうために、ちゃんと寝かせて、ちゃんと食べさせなければならない。
 
食べるという事は生きること。
今日の食事が数年後の自分を作っていくんだわ。と思うと、母の責任重大。
 
脂質糖質低め、たんぱく質多めの食事を心掛けなければいけない。
というわけで、私の頭の中はたんぱく質でいっぱい。
 
たんぱく質といえば、鶏むね肉ですね。
塩麹につけておいた鶏むね肉をホットクックにお入れいたします。
 
 
蒸しますね。焼きません。蒸します。
蒸すってなんか、いいですよね。
焼くより煮るより、蒸すって、なんかいいですよね。
 
 
蒸しました。
 
 
子供達には、お腹がすいたらポテトチップじゃなくてこれでも食べてもらいましょう。
見た目似てるし(似てはいない)。
 
蒸した後の蒸し汁?
 
 
さすがむね肉、油ほとんどないですね。
これくらいなら許容です。
そして鶏の出汁が出ているような気がします。
というわけで、このままここに野菜ときのこでも入れますね。
 
 
これで軽く煮ておいて。
 
冬に仕込んだ干し野菜も食べなければいけないわ。ということで戻しますね。
 
 
これとあれとあごだしあたりを合わせて、味噌を入れますね。
 
 
鶏出汁と野菜出汁と魚介出汁がそろった汁が出来ましたね。
 
ひとりだったらこれだけでいいけれど、そう、私はひとりではない、主婦。
 
汁に使った人参としいたけと、鶏を切った時の切れ端をフライパンに入れて。
 
 
大豆もたんぱく質なので、大豆も入れて、ひじきも入れて。
 
 
たんぱく質多めのひじきも出来ました。
このまま出しても、大して食べてくれないので、母は考えました。
 
 
たんぱく質多めのひじきに、たんぱく質多めの鶏むね肉を置いて。
 
 
さらにたんぱく質の王様、卵を置いて、ひとり一皿朝ごはんです。
 
こうやって陰ながら子供たちにひっそりとたんぱく質を摂取させている母。
放っておくと子供たちは大好きな梅干しとご飯だけ。という朝ごはんになるので、隙があればたんぱく質をねじこむ母。
 
母のひそかな努力は続く。