疲れ果てた中年主婦の苦肉の策、レバーを煮た話 | 明るい家庭菜園

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なんとなく生きてきて何とかなってた私が、なんとなく畑を持ち、なんとなく家庭菜園をしている経過の報告。参考にはなりません。

気付いたらもうすぐ6月。
もうすぐ一年が半分終わる的な時期。
 
疲れている。
私はとっても疲れている。
 
最近小3の子が始めたバスケ、30人ほどいるお母さんと子供の名前を覚えるのでいっぱいいっぱい。
分厚い会則を読み込み、次々来るグループライン(3つ)を読み込み、当番や送迎の兼ね合いで、送り迎えが出来る日、当番が出来る日、などの先の予定の問いに次々答え。
 
世間の子育てお母さんは、いつもエネルギッシュで、疲れている素振りはみじんも感じさせないし愚痴も言わないが、私はあえて、包み隠さず正直に言おう。
 
私はとっても疲れている。
 
ああ、この疲れ。どうしたらいいのかしら。
と思いながら徘徊していたスーパーで目が合った、鶏のレバー。
グラム50円以下でとっても安い。
レバーは新鮮に限るので、賞味期限をきちんと確認し、新鮮そうなレバーを購入。
 
帰宅しさっそく、お湯に投入。
 

 

軽く下茹でし、このあとひとつひとつ、レバーを流水で洗う。

血の塊なんかをキレイに洗い落としながら、下処理終了。

 

ここで思う。

あれ?私、疲れてるはずなのに、なんでレバー洗ってるのかしら。

ひとつひとつ、ちまちまと掃除をしながら適当に切って鍋に放り込み。

 

 

しょうがと砂糖と醤油とあれこれ入れて。

 

 

そういえば、この前料理をしない夫が、珍しく何かを作った時に偉そうに言っていた。

『泡で煮るんだよ、泡で。』

 

作り方を調べた時に書いてあったであろう言葉を、さも自分の言葉のように、主婦歴10年以上の私に向かって、知ったように偉そうによく言えたものだわ。と思いながら泡を見つめる。

 

ああ、疲れというのは人の気持ちをも荒れさせるのね。

 

 

そして、私の疲れのお薬。レバー煮が出来た。

 

鶏のレバーにはあまり鉄分が入っていないらしい。

豚の方がいいらしい。

でもまあいい。

七味と白ネギを沢山乗せて食べよう。

そんなにレバー好きではないけれど、これはお薬だと思って、たまに食べる。

 

作り終え、食べながら思う。

ああ、疲れた。