たけのこに溺れる話 | 明るい家庭菜園

明るい家庭菜園

なんとなく生きてきて何とかなってた私が、なんとなく畑を持ち、なんとなく家庭菜園をしている経過の報告。参考にはなりません。

新学期。
中1になった娘は、新しい環境を楽しんでいる様子。
強くなったなあ。と感慨深い母。
 
対して小3になった娘は、新しい担任の先生の圧が凄いようで、日々怯えて過ごしている様子。
帰宅すると元気がないか機嫌が悪いか、という今までにない変化。
 
そう、4月はメンタル不安定になりやすい時期。
そんな子供のフォローに翻弄される母。
時間は相変わらず、ない。
 
というわけでたけのこの話。
 
春と言えば新学期。
春と言えばメンタル不安定。
春と言えばたけのこ。
 
というわけで、今年もたけのこをゲットしに夫と子供が出陣。
そして帰宅。
 

 

多いんだよ。とにかく持って帰ってくる量が多いんだよ。

と思うが、そんなことは口が裂けても言わない。心優しい妻。

 

実家から鍋を借りてきてひたすらに茹でる。

 

 

大鍋2つじゃ全然足りず、家にある鍋総動員プラスホットクック。それでも足りない。

 

3つ口コンロの、奥の一番小さい部分って、使わないよねーといつも思うが、こんな時に大活躍。
ガス代高騰と叫ばれている今のご時世に、3つ口コンロ総動員。プラスホットクック。
 
それでもまだ入らないたけのこがあるので、気心の知れた近所のご隠居奥様に、皮を剥いた状態の生たけのこを持って行って、今から茹でて!と渡しに行こうとしたら、夫に全力で否定される。
 
『やめろ!たけのこってのは下処理してから持っていくんだよ。そんなんで渡されたらめんどくさいだろ!』
 
『いやもう茹でる場所ないし、水入れて鍋で煮るだけだからこれくらい大丈夫でしょ。』と主婦感覚で返答。
 
『たけのこっていうのは、全部キレイにしてから持っていくか、せめてぬかと一緒に皮付きで持っていくもんなんだよ。中途半端に渡すんじゃない。なんとかしろ。』
 
夫のたけのこに対する常識が激しすぎて、全然手の抜けない我が家のイベント、たけのこ。
 
というわけで無理やり鍋に突っ込み、何とか煮えたたけのこ。煮えてないかもしれない、たけのこ。
 

 

 

ジップロックに入れて、ご近所に配布。
美味しいものは美味しいうちに。
6か所に配布。
皆さん口を揃えて言う。
 
『まあー、ここまでしてもらってー。助かるわあ。下茹でがめんどくさいのよねえ。』
 
夫のいう事は正しかったのかもしれない。
 
あとはひたすらたけのこ料理。
 
穂先の柔らかいところから始めます。
 

 

なんて可愛いのかしら。見てるだけで美味しそうだわ。

食に貪欲な小3が言う。

 

『このまま食べていい?』
 
小3までも魅了する。魅惑の食べ物、たけのこ。
 
小3を制止し、穂先を適当に切って、今年は畑のニラも入れて。
 

 

レンジで火を通したら、食べるラー油的なものと和える。

 

 

分量を間違えたのかとんでもなく辛かった。

 

 

私はこれが大好き。

2か所におすそ分けしたが、誰も感想を言ってこなかった。辛すぎたらしい。

 

次は安定の筑前煮。

 

 
そして安定のたけのこご飯。
 

 

チンジャオロース。

 

 
毎年さらに、たけのこを入れた春巻きとたけのこを入れた肉まんも入るが、やる気が終わり一時終了。
春の代表、たけのこを巻くから春巻きって言うのかしら。とか思いながら、やる気が本当に終わりたけのこ料理はあっけなく終了。
 
辛いのはラーメンのトッピングに最適。
 

 

大量に残ったたけのこは、今年も干してみたが、天気が悪くて乾く前に腐った。

やっぱり来年からは適量を掘ってきてほしい。たけのこ。

もう配るのはやめて、我が家で食べられる分だけにしてほしい、たけのこ。