我が家の謎のルール…「これってうちだけ…?」 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
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の続きです☺︎

 

 

 

「欲しいと思っちゃいけない」

という思いが強いと、

 

人は ”欲しい” という感情を押さえ込むようになるため、

”欲しい” という感情に気付きにくくなる傾向が出来上がる。

 

 

つまり、

「何がほしい?」

と聞かれてもわからなかったり、ピンとこなかったり、

わからないからそんなに欲しくないものを買ってしまって、満たされず、

またそんなに欲しくないものを買ってしまって満たされない を繰り返したりする。

 

 

結果、満たされないからまた何かを買ってしまう…

 

 

<関連記事>

 

”ワクワクする” が分からない…

 

自分の感情にケチつけてません??

 

我慢してうまくいくのは、”母との関係” のみ!?

 

 

 

 

なほ:「欲しいと思っちゃいけない」と強く思い込むと、

”欲しい” という思いを消してしまうということになるから、

自分の中の "欲しい” っていうキャラが死んでいくようなものなのだよね。

 

 

 

さと:その感情はすごくわかります。

 

 

 

なほ:昔は「欲しい」っていうと親に怒られたもんね。

 

欲しいって思うのが "悪" みたいな。

 

贅沢なんだ、いけないことなんだ って。

 

 

 

さと:そうだった、

戦争時代みたいだった。

 

「欲しがりません、勝つまでは」

みたいな!

 

 

 

なほ:「いろんな物が欲しい って素晴らしいね😉」

って(親に)言われたかったよね。

 

 

 

さと:言われたかった😆

 

それを今の自分に言ってあげればいいかも。

 

 

 

なほ:いいかもしれない😊

 

 

「欲しいって自由に言いたかったね。

いろいろ欲しいってことは、興味がいっぱいあって素晴らしいことだよ」

って。

 

 

(子どもが欲しい物を)買う買わないは別として、

そういうことを子どもに言ってあげられる親でいたいよね。

 

 

子供の感情を尊重してあげられるように。

 

 

だって、我慢、我慢ばかりだと、欲しい物や好きな物もわからなくなるし、

「これやりたい!」

って気持ちもわからなくなるよね。

 

 

 

さと:わからなくなるね。

 

やりたいという思いも必然的に消えていく。

 

image

 

なほ:毒親やアダルトチルドレンのチェック項目に

”感情を持ってはいけない”

というのがあるのよね。

 

 

泣いていると

「泣くな😠」

 

喜んでると

「何一人で喜んでいるんだ😡」

という顔を(親に)されるから

自分は『無』でいないといけない

というようなもの。

 

 

わたしの実家ではお風呂に入る時

「電気つけるな、シャワー使うな、窓を開けるな、歌を歌うな」

という謎のルールがあったの。

 

 

あと、

「家のことを外でしゃべっちゃいけない」

というルールも。

 

 

「家のことを外でしゃべっちゃいけない」

ってきつく言われて育ったから、家庭内の悩みを人になかなか言えなかったなぁ。

 

 

だって話したことがバレたら怒られるから!

 

 

だから口にできない。

 

 

だからずっと黙ったまま

「(我が家は)何か変な気がする」

と思いながらいた。

 

 

大人になって

『毒になる親』

といったような本を読んで、

「わーうちこれだよ😫」

って気づいたけれど、

 

感情を感じちゃいけない、

そして言っちゃいけない、

だから自分で抱えないといけない…

 

 

そりゃ我慢強くなるよね。

 

 

それが重なっていき、自分の感情に嘘をつくようになり、

言いたくてもいえなくて、自分の中でグッと溜める。

 

 

そうなると、

『好き』

『やりたい』

という感情も出てこない、

出てこれるわけがない。

 

 

感情の入り口は一個だから、蓋しちゃうと、

”好き”

とか

”嫌い”

も全部出てこなくなる。

 

 

”好きー!!”

”ワクワクする”

という感覚がわからないまま30歳にわたしはなったよ。

 

 

私も

「家の中の事を外に話してはいけない」

と言われてきました。

 

だから、どんどん内側に溜めていってすごく辛かったです。

 

今、少しずつ言えて楽になりました!

 

 

私も家の事外に話しちゃダメでした!

 

守らず話まくっていたけど、罪悪感もあります。

 

 

感情の入り口って1個なんですね。

 

だから、全部蓋されちゃう。

 

仕組みがわかるだけでも救われますね

 

 

なほさんの実家のお風呂タイム、

一番リラックスできない時間になってしまってますね…

 

 

なほ:ホントそう!

 

お風呂で緊張してたら、わたしどこで気を休めていたんだろう?って(今なら)思うけど…無かったもんね。

 

 

 

さと:気が休まる場所って無かったんじゃない?

 

 

 

なほ:うち、ソファーに座ると怒られてたよ。

 

 

座らなかったらソファって何のためにあるの?笑

 

 

 

さと:飾り用?接客用?

 

 

 

なほ:確かにお客さんは座ってた 笑

 

 

でも、床に座ってソファにもたれていただけでブチ切れられてた。

 

 

「形が崩れる😠😠」

って。

 

 

何のためのソファ?

 

 

ソファ座れない、お風呂は真っ暗…

 

 

自分の部屋を持たせてもらったの中学2年生だったけど、プライバシーがなかったなぁ。

 

 

”プライバシーがなかった”

っていう相談もよく聞くな〜!

 

 

 

さと:無かったね、プライバシー。

 

わたしは自分の部屋無かったよ。

 

 

私も高校1年の夏まで個人の部屋がありませんでした。

 

兄弟たちもありませんでした。

 

「年頃の女の子に部屋が無いなんてとんでもない!😠」

と祖母に一喝されてやっと父が動いて子供部屋がある家に引っ越しました。

 

祖母が言わなければどうなっていたか…

 

 

なほ:“自分のプライバシーを大切にしてもらえない”というのも(毒親の)チェックリストによくある項目なんだよね。

 

 

”部屋を持たせてもらえない”

の他にもわたしは

”手紙を勝手に読まれる”

というのもあったよ。

 

 

お友達から届いてるはずの手紙がない。

 

 

勝手に読まれているのよね。

 

 

あと、私しか知らないはずのことを祖母がなぜか知っている。

 

 

日記を読まれてたのね。

 

 

 

さと:それ、恐怖じゃない?😨

 

 

 

なほ:ホント恐怖。

 

 

でもこれ、

「わかる😥」

って方結構いらっしゃる。

 

 

だから、

「手紙や日記を書くのが怖くなる」

となっていく。

 

 

そりゃ怖くなるよね、

「読まれる」

という思いが入っちゃうもん。

 

 

だからわたしも

「手紙に余計なことを書くと誰かに読まれる」

という強迫観念みたいなものが少しだけある。

 

 

私も日記読まれてた!
 
そして母に『何で私の悪口書いてるんや😡』って怒られました。
 
それ以降、日記書かなくなりましたね…

 

image

 

あと、学習机って鍵が掛かるようになっていたじゃない?

 

 

その鍵も取り上げられてたから、何も隠せなかったの。

 

 

だから、『リラックス感』や『安心感』っていうのも知らなかった。

 

 

 

さと:知らなかった!!

 

(逆に)家の外に出ると安心するって感じだった。

 

 

 

なほ:そういう感覚の人いるよね。

 

 

家の中がピリピリしていると余計にね。

 

 

「学校にずっと居たかった」

という方もいたよ。

 

 

だって安全なのは家の中じゃなくて、外だったからなんだよね。

 

 

一般的には家の中が安心であるべきなのに。

 

 

うちも引き出しチェックは日常でした。

 

 

私は図書館が安心場所でした。

 

毎日閉館まで通っていました。

 

 

私も家の中くつろげなかった。

 

みなさんのお話すべてに「うんうん」と頷いきながら聞いています。

 

 

そうそう、高校時代に友達が

「〇〇(彼氏)と居ると本当に安心するの😄」

って言ってて、

 

それを聞いたわたしは、

「は??どういう意味!?」

って思ったことあるの。

 

 

わたしはそういうの1回も感じたことない

って思ったの。

 

 

「リラックスとか安心感を、好きな人に感じるって、一体何?

わたしそれ知らない…」

って感じて、

”リラックス” って、わたし、知らないのかも?

ってちょっと思ったことがあったよ。

 

 

 

さと:それ気付くの早いね~。

うらやましい。

 

 

 

なほ:本当にピリピリして生きてきたから、

『見張られている気がする』

って思うし、

 

『味方はいない、気を抜いてはいけない』

ってガチガチになるよね。

 

 

ダメという禁止や否定は、感情さえも固めてしまうのですね…

 

 

なほ:そうですね。

 

もう、セメントやコンクリートみたいかも。

 

 

感じないようにしようとする危機回避なのでしょうか?

 

 

なほ:そうですね、感じてしまうとダメージが強すぎて心が死んでしまうから、どこかで感情を麻痺させるという、自分の心を守る機能が勝手に働いてくれていると思います。

 

 

いいように言うと、

自分を守ってくれている

のだけど、

 

悪いように言うと

”無”

になって、いい感情をも感じないようになってしまっている。

 

 

私は物では満たされていましたが、

親に反抗できなかったので

 

「怒りを感じてはいけない」

 

「顔に(感情を)出したら他の人に迷惑をかけてしまう」

 

とずっと思っていました

 

 

なほ:反抗もね、させて欲しい、受け止めて欲しい。

 

順調な成長だ、っていう大きな親であってほしかった。

 

 

 

さと:反抗させて欲しい、受けて止めて欲しい😥

 

子どもの心の中にどんどん溜まっちゃうもん。

 

 

我が家はなぜか

「キッチンを暗めにしなさい」

と母親に言われていました。

 

”その家のルール” ってあるんですね。

 

 

なほ:本当にいろいろありますね。

 

《親子関係・生きづらさについて語るおはなし会》やセッションではいろんなお話を聞きます。

 

 

自分の家の謎ルール、再チェック要ですね!

 

 

なほ:チェックしてみて下さい。

 

 

そのルールに自分が縛られていたり、何かの感情が蓋されていたりしていることもあると思うので☺︎

 

 

 

 

 

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writer's MESSAGE  nanami

 

 

物心ついた頃には『家庭内別居』でした。

 

 

両親は口をきかない、

家族全員で食卓を囲んだことはほぼない、

私は父と話したことすらほとんどない…。

 

 

家族団らんなんて

ドラマの中かサザエさんにしか無いものだ

と思っていました。

 

 

でも

『うちは他の家とは多分違う』

とずっと気付いていて。

 

 

そんな子供はね、

周りから家族を事を聞かれると

つい嘘をつくようになるんです。

 

 

変な我が家を隠すために。

 

 

我が家はオカシイ、でもそれを口にしてはいけない。

 

 

無駄な労力使っていたな~😌

 

 

 

from nanami

 

 

 

へ続きます☺︎

 

 

 

 

 

この記事は、以前のインスタライブで話させていただいたことを《本当の自分を取り戻す 6ヶ月 マンツーマンコンサル》を受講してくださっていた元生徒さんのnanamiさんに文字起こししていただいたものとなります☺︎

 

下記のインスタライブの内容そのままではなく、ブログ用にわたしが一部加筆修正したものとなります。

よかったらこちらの動画も参考にしていただき、ご自身への理解や気づきを深めてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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(ハハコラボ)

母娘関係研究所

代表 加藤なほ