HahaCoLabo(ハハコラボ)
母娘関係研究所
加藤なほです。
わたしがここ数年とっている《プライベートセッション》のスタイルは、
おはなし会と同様、
最初に質問をいくつか投げかけた後、
この時間(セッションの時間)をどう使いたいかを話していただいてからスタートします。
それは、
受け身になるのではなく、
セッションの時間のハンドルをご自身で握る という意識をもってもらいたい
というわたしの思いと、
自分の気持ちや自分はどうしたいのかという自分の意志に意識を向け、それを言葉に出すことで、
人との関わりの中で自分自身(の気持ちや考え)を大切にし言葉に出していく という、お一人お一人の日常生活での変化につながっていく
(これは生きづらさを手放していくことだし、自分に自信を持てることですよね)
と わたしが 考えているからです。
人の顔色を伺ったり
人につい合わせてしまったり
「どうせわたしなんて…」
「やっぱりわたしが悪いんだ」
と自分を責めていたり
人のことをジャッジしたり
誰かのことを(心の中でも)批判ばかりしている人
というのは、
自分の気持ちも無意識に抑えているし、
自分の思いを言葉にすることや自分のやりたいことや好きなことをやるなんてそんなのはワガママだ
と思い込んでいることがあります。
そのような方は、
・好きなことをしている人
・楽しそうな人
・ラクしてそうな人
・ものごとを深く考えていないように見える人
・適当そうに見える人
に対してイライラする傾向をもっています。
そして、
◻︎自分の気持ちが分からない
◻︎言いたいことが言えない
◻︎NOが言えない
◻︎頼まれたら断れない
◻︎何でも引き受けてしまう
◻︎どう思う?と意見を聞かれてもよくわからない
◻︎自分が何を感じているのかわからない
◻︎人に質問ができない
◻︎つい人に合わせてしまう
◻︎自分の意見を言うのが怖い
◻︎ハメを外すのが怖い
◻︎楽しいことが何かわからない
◻︎やりたいことがわからない
◻︎リラックスって何?安心感ってどんなもの?
◻︎自分が嫌い、自信が持てない
ということに悩んだりすることも。
これらに悩みすぎて、
ひょんなところで怒りが爆発してしまう
という、外に出して破壊するパターンもあれば
自分を責めすぎて苦しくなり、
生きている意味もわからず消えたくなる
と内へと向け、自分を破壊するパターンをもっていらっしゃる方もおられます。
爆発してしまった自分をさらに責める というダブルパンチも起こり得ます。
そもそも 自分が 我慢しているからそうなるのですが、
自分が我慢しているということに意識を向けない限り、
え、わたしが我慢しすぎてるから?と疑い始めない限り、
自分は(好きで)我慢することを選んでいる
と自覚しない限り、
無意識にこれまでのクセ、パターンにわたしたち人間は流されしまうので、自分のハンドルを握ることができません。
そうなると、それはときに相手への不満となり、
関係を絶ってしまったり、
別れを選んでしまったり、
それらを繰り返す人生を続けていく…
ということにもなります。
もっと自分の気持ちに意識を向け、必要あらばそれをあなたらしく相手に伝えていいのです。
あなたは本来とてもやさしい人だから、
本当の自分の本音がわかれば、やさしさをもって相手が受け取りやすいように伝えられるし、
その力はもうすでにもっているのです。
それは、
あなたがずっと無意識にしてきた 我慢する という手法よりも、
自分にとっても相手にとってもずっとずっと ”やさしいもの” となり、
相手との関係を、あたたかく気持ちの通う、愛あふれるものへと変えていくのです。
我慢してうまくいったのは、
幼少期のあなたと
あなたのお母さん(お父さん、育ててくれた方)との関係
だけかもしれないよ。
今必要のない我慢グセを持ち続けると、わたしみたいに何度も何度も繰り返して膀胱炎になったり(ここ数年さすがに膀胱炎はないけど)、尿管結石になってぶっ倒れたりするよ!!
自分の体が自分に知らせるサインは、度を越すと痛みを増してくるんだからね!!!