大湯鉄道物語 大湯鉄道株式会社 | 由布市商工会 挾間支所のブログ

由布市商工会 挾間支所のブログ

大分県由布市挾間町の商工会支所のブログです。
挾間・庄内・湯布院にぜひお越しください。

大湯鉄道物語

大湯鉄道株式会社 創立時役員リストはこちら

大湯鉄道株式会社役員相関図
大湯鉄道物語 大湯鉄道株式会社 役員相関図

大正2年(1913年)いまからちょうど100年前のお話です

大正2年8月25日、大湯鉄道株式会社 設立
資本金40万円

どのくらいの貨幣価値であったのでしょう?

大正時代の小額紙幣

手持ちの資料が少ないので、日銀の企業物価指数大正2年と2009年を利用します

2009年の企業物価指数664.6、1913年の指数0.647 ※1

ただ割ればよいので、大正2年の1円は現在の約1027倍の価値があることになります。

今だったらざっと資本金4億1千万円で設立したということですね

旧挾間町史に、佐藤庫喜さんの株金払い込みの領収書が掲載されていました
大正3年3月15日第2回払込金 壱千円
2回目って、一体いくら投資したのでしょうか

ちなみに大湯鉄道株式会社の社長を務めた大分銀行頭取小野駿一さんは、
大正5年の調査では、大分県で9番目の資産家で、
当時の資産額は50万円(ざっと5億円)の資産がありました

※1 消費者物価指数ではないので、庶民の物価感覚とはだいぶ違うと思います

当時の汽車賃

大湯鉄道物語の現在の奇跡です

役員について
社長 小野駿一はこちら
副社長 佐藤庫喜はこちら
役員 根津嘉一郎はこちら
役員 佐藤官吉はこちら
役員 三浦数平はこちら
役員 半澤宗はこちら
監査役 小野昂はこちら
監査役 大橋庄一はこちら
監査役・大湯鉄道精算人 二宮吉之丞
大正5年2月から監査役 小野真一はこちら