おはようございます
昨日の「こころの冷え症?」 でご紹介したTV番組、さすがにテーマが「冷え」だっただけあって、ご覧になってた方、多かったようですね。
記事が長くなったこともあって、昨日はご紹介しなかった入浴法、昨夜お風呂で試してみました~。番組でみたときから「よさそう~」とは思ってたんですが、実際によかったですよ。ぐっすり眠れましたから。
北里大学東洋医学総合研究所 の鍼灸診療部長伊藤剛先生 おススメの入浴法、番組で紹介される前は、「夏もお風呂で疲労回復」 や「足の冷え・冷え性改善の温冷浴」 で取り上げた温冷浴かと思ってたんですが、まったく違いました。これまでよいと言われてきた半身浴とも違います。
お湯の温度 … 40~42℃
ちょっと熱めですね。半身浴とかで勧められる温度は、ぬるめのお湯にゆったりつかることでリラックスするためで、38~40℃でした。このブログでもそう書いてきました。「心の冷え症」になっている場合は、それじゃ間に合わない?というか、入浴時間との兼ね合いかも。
お湯につかる時間 … 10分間
思いのほか短めです。しかも、前半の5分間はくびまでしっかりつかります。後半の5分間は胸元まで出してつかります。これだけでもいいようなんですが、冷えが強い人には↓のストレッチを加えるといいとのこと。昨夜のお試しでは、ストレッチを加えました。
お湯につかってる間にやること
① お湯にくびまでつかり、2分間じっと温まる。
② お湯にくびまでつかった状態で、ひじを曲げ、背中側の浴槽壁に押しつけるようにして、肩甲骨をググッと寄せ、ゆっくりと5つ数えて、胸をストレッチする。その後、いったんリラックスしてから、再度同様にストレッチする。(計2回ストレッチ)
③ 5分たったところで、胸元から上を出し、あぐらをかくような形で座る。手のひらを足の甲側から足指全体に当て、手前にグ~ッと引くようにして、ゆっくりと5つ数え、足首をストレッチする。いったん緩めて、再度同様にストレッチする。(計2回ストレッチ)
④ 残りの時間、胸元から上を出したままの姿勢で、脚を前に伸ばしてリラックスする。
以上です。10分間で、十分に温まったような感覚は、正直なかったんですが、ベッドに入るころには、寝るのにちょうどいい温かさっていう感じでした。
このブログの読者さんなら気づかれたことと思いますが、②の肩甲骨を寄せる胸ストレッチは、「てっとり早く温まるには…赤い筋肉」 と「肩甲骨、寄せられますか?」 でご紹介したのと同じですね。
そう、肩甲骨の間の筋肉を縮めると熱エネルギーがつくられるから、あったまるのよ~。同時に胸が広がって、空気を吸いやすくなるから、酸素供給もよくなって、あったまりやすいからだになるのよ~。
③の足首ストレッチは、「足の冷えをとってぐっすり眠ろう」 の③でご紹介してる足首の曲げ伸ばしとか、「座り仕事の足のむくみ予防」 や「脚のむくみを予防する方法」 と理屈は同じです。足の血流改善になって、あったまるのよ~。
ってことで、伊藤先生のおススメ入浴法、春月もおススメしますわ。10分間って短く感じるかもしれないけど、十分な長さです。番組中の伊藤先生の口ぶりでは、長ければいいってもんでもないようで、汗をかかない程度の温かさになる感じです。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
皇帝ダリア
東洋医学講座の目次→
ツボの目次→
リフレクソロジーの目次→
妊娠・産後・授乳・子どものケアの目次→
アロマセラピーの目次→
『養生訓』の目次→
体操とストレッチの目次→
からだのしくみ・食・栄養の目次→
からだの不調と対処法の目次→
養生法・漢方薬・薬草・ハーブの目次→
ブログの目的・利用法・楽しみ方の目次→