てっとり早く温まるには…赤い筋肉  | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。


駅のホームで電車を待つ間って、寒いですね。


そんなときにスクワットは、さすがにはずかしい。


ならば、


太い筋肉の代わりに赤い筋肉を使いましょう。


電車待ちの間に、さりげなく、こっそりと、


肩甲骨と肩甲骨を寄せるように、


赤筋含有率の高い背中の筋肉を使いましょう。


寄せて5秒キープ。ゆるめて寄せて5秒キープ。


胸式呼吸と組み合わせてやってみてください。


何回か繰り返すうちに、温まりますよ。


肩コリにも効きますから、一石二鳥です。


春月のちょこっと健康術-肩甲骨寄せ

筋肉には、白筋と赤筋が混じっています。


文字通り、白筋は白く見えて、赤筋は赤く見える。


ミオグロビンというタンパク質の量の違いによるもの。


ミオグロビンは赤くて、酸素結合能を持っています。


ミオグロビンの多い赤筋含有率の高い筋肉を使うと、


酸素と反応してより効率よくエネルギーをつくります。


赤筋は持久力があって、脂肪燃焼度が高い。


メタボ対策にエアロビクスやウォーキングのような


有酸素運動がよいとされるのは、そのためですね。


筋については、10月18日にアップした


胸式呼吸で温まるワケ 」もご参照くださいね。