春月の『ちょこっと健康術』

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おはようございます

「一から学ぶ東洋医学 No.14 陰と陽の関係」では、陰と陽は、対立と制約、互根互用、消長平衡、相互転化という、実に動的で変化に富みながら、全体としては統一された関係にあることをお伝えしました。

そんな陰陽が東洋医学の世界では、どんなふうに応用されているのでしょうか。 今回はそれについて見ていくことにいたしましょう。


人体の組織構造における陰陽

森羅万象、どんなものも陰陽に分けることができる。 これは「一から学ぶ東洋医学 No.13 陰陽の分類」でご説明したとおり。 人体においても例外ではなく、人体の陰陽分類を改めてまとめてみましょう。 

 

人体は、組織や器官が有機的につながった統一体ですが、パーツを見ていくと、↓下表のように、陰と陽の対立した部分に分けることができます。

春月の『ちょこっと健康術』-組織の陰陽

五臓六腑を分けると、五臓が陰で、六腑が陽です。 陰とされた五臓をさらに分けると、横隔膜より上部にある心肺が陽で、下部にある肝脾腎が陰となります。 また、表には入れていませんが、体表の皮膚が陽で、体内の筋骨は陰です。

ここまで見れば、「一から学ぶ東洋医学 No.13 陰陽の分類」でご紹介した「方向性」の表にある分類に従ってることがわかりますね? え? 五臓と六腑はどういう基準で分けてるかって? さ~て、どうでしょう?

五臓とは心・肝・脾・肺・腎の総称です。 五臓は、「蔵して伝化せず」と言われ、中に精気をたくわえて外へ出さないため、裏(り)にあって陰とされています。 詳しくは五臓六腑についての回でご説明しますが、現代の解剖生理学でいう実質臓器(細胞と組織が詰まっていて腔所がない臓器)ってところでしょうか。

六腑は胃・小腸・大腸・胆・膀胱・三焦を総称したもので、こちらは「伝化して蔵せず」と言われ、飲食物を受けて消化し、不要物を排泄する器官です。 六腑は、物を変化させて出すだけで、中にたくわえないため、表(ひょう)にあって陽とされるのです。

五臓六腑は、現代の解剖生理学で学ぶ臓器とは違いますが、近い部分もあります。 とくに胃・小腸・大腸の消化器系と膀胱なんて、かなり近い。 で、胃・小腸・大腸・膀胱は中腔器官で、しかも口・肛門・尿道で外界とつながってるから、これを表(ひょう)とするのって、けっこう説得力あると思いませんか?

 

もっとも、五臓を裏で陰、六腑を表で陽とするのは、五臓と六腑を対比した場合のことで、体表(皮膚)と比べると、体表が表で陽となり、五臓六腑すべてが裏で陰となります。 これがまた陰陽のおもしろいところ。 陰陽可分といって、比較対照の問題で、どこで線を引くかで陰陽が変わるんです。 陰陽可分は↓こんな感じ。

 




 人体の生理機能における陰陽

人体を物質と機能に分けた場合、物質が陰で、機能が陽になります。人体は物質があってこそ機能し、機能があるからこそ物質もつくられるワケで、ここにも陰陽の対立と互根互用がみられますね。

気血を陰陽に分けると、気が陽で、血が陰になります。涙とか唾液とか粘液とかの体液類、つまりからだの水分は、津液(しんえき)と言いますけど、これも陰です。

気を陰陽に分けることもあります。 発散したり、上昇したり、清澄で軽く、浮くような性質を示すと、陽気とされます。 反対に、凝集したり、濁って重く、沈むような性質だと、陰気になります。 これも「方向性」の表の通りでしょ?

陽気と陰気に関しては、春夏に陽気が強く、秋冬に陰気が強いって言われると、イメージしやすいかな? 人体も自然の一部ですから、同じなんです。

ところが、陽気と陰液という区分もあるんです。 この場合は、陽気=気で、陰液=血と津液。 となると、実は、人体では陽気=陽気、陰気=陰液だったりして。 ややこしや~。 なので、陽気・陰気は自然界の天気・地気で、人体では陽気・陰液の組み合わせで覚えといてね。

生理機能も、活発で、動的で、熱っぽい状態は陽。 低調で、静的で、冷めてるような状態は陰ってことになります。


  人体の病理変化における陰陽

人体の構造上の陰陽も、生理機能上の陰陽も、バランスが取れていて、協調関係が保たれていれば、健康体でいられます。 ところが、陰陽のバランスがくずれて、協調関係が失われると、病気になっちゃうんですねぇ~。

陰陽のいずれかが、一方的に強く盛んになってしまうことを偏盛(へんせい)、一方的に弱く衰えてしまうことを偏衰(へんすい)と言います。

① 陰陽の偏盛
ねつ 陽が勝れば、相対的に陰が弱って、熱を生じる。 この熱は強く、実熱といいます。
かん 陰が勝れば、相対的に陽が弱って、冷えを生じる。 この冷えは強く、実寒といいます。

 

なぜそうなるか? 陽は温かくて、軽くて、上昇する性質でしたよね? それが一方的に強くなると、熱がパーッと燃え上がる。 陰は冷たくて、重くて、下降する性質でした。 それが一方的に強くなると、冷えがドーンと沈み込む。 というワケです。

② 陰陽の偏衰
きょかん 陽が弱れば、相対的に陰が強まり、冷えを生じる。 この冷えはあまり強くなく、虚寒といいます。
きょねつ 陰が弱れば、相対的に陽が強まり、熱を生じる。 この熱はあまり強くなく、虚熱といいます。

 

陽は温かいので、からだを温める作用を持っています。 これが弱ると、陽虚という状態になって、からだを温めきれずに冷えて、虚寒を生じます。 反対に、陰は冷たく、からだを冷やす作用を持っています。 これが弱ると、陰虚という状態になって、からだを冷ましきれずに熱が出て、虚熱を生じるのです。 陽虚で虚寒、陰虚で虚熱。 ちょっとまぎらわしいけど、ちゃんと押さえておいてね。

③ 陰陽の転化
かん右矢印ねつ 寒(陰)が重ければ、熱(陽)に変わる。
ねつ右矢印かん 熱(陽)が重ければ、寒(陰)に変わる。


 病気の診断における陰陽

陰陽バランスのくずれが病気の状態。 どんな病気でも、どんなに症状が複雑で、いろいろ変化したとしても、陽か陰かのどちらかにまとめることができます。 なので、病気の診断に必要なのは、陰陽バランスのチェックです。

東洋医学の診断では、望診(ぼうしん=視診)・聞診(ぶんしん=聴診・打診)・問診・切診(せっしん=触診)から得た情報を総合して、弁証を立てます。 「弁証を立てる」というのは、東洋医学独特の言い回しで、簡単に言うと病状を分析して診断することなんだけど、西洋医学とはちょっと違う。 何しろ「やまい」に対する考え方も違いますから。 詳しくはいずれご説明するとして…。 弁証の基本は、八綱弁証(はっこうべんしょう)で、表裏・虚実・寒熱を見て、↓こんなふうに陰陽でまとめます。

春月の『ちょこっと健康術』

診察の際に、症状を確認すると同時に、患者の体質もチェックしておきます。 そのガイドラインは↓こちら。

春月の『ちょこっと健康術』-陽証と陰証

 

 

 病気の治療における陰陽

病気の発生と進行の根本原因は、陰陽バランスのくずれにあるのですから、治療はもちろん陰陽バランスを取り戻すことにあります。 つまり、余分になったものを取り除いて、足りなくなったものを足す。 これが治療の大原則。 とてもシンプルで、わかりやすいでしょ? 

①偏盛は、陽証であり、余分が発生しているので、瀉法で取り除く。
②偏衰は、陰証であり、不足が発生しているので、補法で足す。

漢方薬を使う場合は、↓こちらの陰陽分類にしたがいます。

春月の『ちょこっと健康術』-漢方薬の陰陽

実際の病気では、症状も複雑にからみあっていて、虚実が入り乱れていたり、上が熱くて下が冷えてたりします。 同じ病気でも、進行具合によっては、陽証から陰証に、あるいはその逆に移行することがあります。 

 

そんなとき、どうするの? 診察するたびに、その時その時で、弁証を立てて、治療法を決定するんですよ。 だから、東洋医学では、ず~っと同じ薬を使い続けるなんてことはなくて、医者の「さじ加減」が大切なんです。 鍼灸師も、たとえ同じツボを使っていたとしても、鍼の刺し方やお灸のしかたが違うはず。

一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。

スミレ
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おはようございます 

「一から学ぶ東洋医学 No.13 陰陽の分類」に垣間みえた陰と陽の関係、東洋医学講座のNo.2でも解説していますが、もう少し詳しく見ていくことにいたしましょう。



 陰陽の対立と制約

「あらためて、陰陽って何?」にあるように、上下や内外、寒熱など、陰陽は正反対の性質を示します。つまり、相反する関係。 これが陰陽の対立です。 けれど、ただ対立してるんじゃなくて、互いが行き過ぎないように、コントロールし合ってもいる。 これが陰陽の制約です。

1年の気候変化を見てみると、春夏は陽気が強くて暖かく、秋冬には陽気が減って寒くなる。 つまり、陽が多く陰が少なかったのが、夏至から少しずつ陰が増えていく。 その反対に、陽が少なく陰が多かったのが、冬至を境に陽がじょじょに増えていく。


もっとも、この考え方は、中国に四季があったからこそなのかもしれません。 けれど、たとえ常夏の国であっても、乾季と雨季があるでしょ? つまり、陰陽の変化はある。 陰陽の一方が増えると他方が減る、一方が盛んになると他方が衰える関係。 これを陰陽の消長と言います。


対立する陰陽が制約し合うことで、消長し合うことになり、消長し合った結果、そこに動的な平衡が生まれます。 結果的に陰陽が調和して、全体として統一される。 これが自然の法則。

人のからだも、自然界と同じく、陰陽が互いに対立しながら制約し合っています。 陰陽の消長による動的平衡が保たれて、陰陽が調和していれば、健康を保つことができます。


 
 陰陽の互根互用(依存)

陰と陽は、互いに対立していますが、相手の存在がなければ、自分もまた存在できません。 たとえば上下を見てみると、上があるからこそ下があるのであって、もし上がなければ、下と呼べるものもなくなっちゃうでしょ? 左右や内外も同様ですね。

 



こんなふうに、陰陽は、両方とも存在して初めて、一方が他方の存在を証明できるワケで、互いに依存し合う関係です。 これを陰陽の互根互用と言います。

人体では、が陽で、 は陰です。 東洋医学講座No.23にあるように、「気は血の帥、血は気の母」という関係で、血を動かすのは気ですが、その気の作用が発揮されるのは、血が提供する栄養があってこそ。 つまり、車のエンジンとガソリンのような関係ね。 両方なければ車(人体)は動かない。

人体は、陰だけでは生まれることがなく、陽だけでは成長することがありません。 陰陽が互いに依存し合っているからこそ、生命が育まれ、正常な機能が維持されるんです。



  陰陽の消長平衡

これまでの説明にもある通り、陰陽の対立と制約、互根互用は、決して固定されて静止したものではありません。 ある程度幅のある範囲の中で、絶えず変化する動的な平衡状態にあって、これを陰陽の消長平衡と言います。

まさに現代医学でいうところのホメオスタシス。 つまり、常に動いて変化しているけれど、全体として安定している状態。 古代中国の人は、2000年以上も前に、ホメオスタシスの原理をすでに知ってたんですよ。

四季の変化を見れば、冬から春になって夏へ向かうとき、寒さが徐々に和らいで、やがて暑さが増してきます。 これは陰が衰えてきて、陽が盛んになってくる状態。 これを陰消陽長と言います。 夏から秋になって冬へ向かうときは、その反対で陽消陰長ね。 一日の夜と昼の関係も同様です。

人体では、昼間は活動的で陽が盛ん、夜は抑制的で陰が盛ん。 朝から昼にかけてが陰消陽長で、夕方から夜にかけてが陽消陰長。 もし、この動的平衡がくずれると、陰陽バランスが偏ってしまうため、病気になってしまいます。

 


  陰陽の相互転化

陰陽は消長するだけでなく、ある一定の条件を満たすと、反対の性質に変わることがあります。 これを陰陽の相互転化と言います。 その条件とは、陰陽それぞれが重なったとき、陰陽それぞれが極みに達したとき。

四季の移り変わりはわかりやすいでしょ? 陰に陰が重なって、寒さがピークに達すれば、つまり陰が極まると、陽に転じて、徐々に暖かくなっていく。 一陽来復です。 夏至はその逆ね。

 

人体でも、熱性疾患で高熱が続くと、元気 をひどく消耗するため、急速に体温が低下してしまうことがあります。 これは、熱性疾患による高熱で、陽の極みまで行ってしまったために、陰に転化したため。 陽気暴脱という危篤状態です。 すぐに適切な処置をすれば、陽気が回復して病状が好転します。

 

次回は、陰陽が東洋医学にどう活用されているか、についてお届けします。

 

一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。

芝桜 
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おはようございます 

前回の「一から学ぶ東洋医学 No.12 気の思想と陰陽」でお届けしたように、宇宙は混沌とした太易から始まって、気が生じたところで太初となり、気が陰陽に分かれて天地・生命が生まれた…というのが、『気の思想』でしたね。 ここから陰陽論が発展していきます。

『陰陽』という考え方の始まりは、お日様の存在から。 日の当たるところと当たらないところの違いをあれこれ比べているうちに、いろんなものが陰陽に分類できることに、古代中国の人は気づいた!

たとえば、日当たりのよいところは暖かく、悪いところは寒々としているとか、日当たりのよい土地には作物がよく実るけど、日が強すぎると作物は枯れてしまうとか、水の豊富な土地にも作物がよく実るけど、水が多すぎると作物は腐ってしまうとか…。

陽の文字は日の当たる場所を、陰の文字は日の当たらない場所を意味しています。 日が当たる右矢印暖かい右矢印乾く右矢印軽い右矢印上がる…。 日が当たらない右矢印寒い右矢印湿る右矢印重い右矢印沈む…。 動物たちに目をやれば、日のよく当たる背中は毛や皮がつよく、日の当たらないおなかは毛や皮が柔らかい。

こんなふうに陰陽を軸にして、いろんなものを連想していったのでしょう。 そうして分類してみると、陰と陽は対立するふたつのものだったり、一方が増えれば他方が減るものだったり、ときによって入れ替わるものだったり、互いに支え合うものだったりと、その関係性も見えてくる。

そんなこんなで、宇宙の万物を陰陽でとらえ、そこに法則性を見いだしたワケですね。 そうして、気にも陰陽があって、そこから万物が生じたという論理が成り立ってきたのではないでしょうか。 そんな気がします。

「太極はすべての原点」でご紹介したように、『易経』では「見えるものが太極の陽で、見えない力が太極の陰」とされています。 この場合は絶対的な陰陽ですが、私たちのまわりにある事物はすべて相対的な陰陽となります。

『黄帝内経(こうていだいけい)・素問(そもん)』の陰陽応象大論篇には、「清陽は天となり、濁陰は地となる」とあります。 これは、「一から学ぶ東洋医学 No.12 気の思想と陰陽」にあったステップ3)~4)ですね。

もともとはひとつであったものが、ふたつに分かれた陰陽。そこから、宇宙の万物が生まれたワケですから、森羅万象すべて陰陽に分けることができます。

陰陽に分けられたものは、陰陽と同じく、対をつくるもの。たとえば、上下とか、動静とか、明暗とか、男女とかね。それらを比較して、どっちが陽っぽくて、どっちが陰っぽいかで、分けていった。つまり、イメージの連想。そしたら、下差しこんなふうになった。

1方向性を示すもの
陽に入るのは、上に向かうもの、外へ広がるもの、軽いもの、そんなイメージです。 陰はその逆で、下へ降りるもの、内へこもるもの、重いもの。



2自然界にあるもの
自然界に目をやれば、総じて明るく、温かく、朗らかなイメージのものが陽で、暗く、冷たく、静かなイメージのものが陰です。



3人間・人体
人間、人体で見ると、強い、勢いがある、上や外側にあるのが陽で、弱い、静か、下や内側にあるのが陰になっています。

 

4病態
自然界にあるものの性質を借りてきて、人が病気になったときの状態を当てはめれば、おのずと陰陽は決まってきますね。 治療に際しては、熱ければ冷ます、冷えていれば温める、不足していれば補う、余分になっていれば瀉す(取り除く)という原理が生まれます。




ここに列挙したのは、ほんのごく一部。たとえ一見して対になっていないものでも、上だったり、外側だったり、必ず陽の側面があり、その反対の陰の側面もある。こうして、ありとあらゆるものに陰陽を見つけることができます。

陰陽応象大論篇の続きに、「地気は上りて雲となり、天気は下りて雨となる」と書かれています。 あれ? 地気は重くて下にあるんじゃないの? 軽くて上がったのが天気じゃないの? 地気が上がったり、天気が下がったりするの? ね、そう思いますよね? だけど、ここが陰陽論のすごいところでもあるんです。



地にあった水が蒸発して、天に上って雲になる。 地右矢印天の移動です。 つまり、陰右矢印陽の転換。 そして、雨として地に降り注ぐ。 天右矢印地の移動ですから、陽右矢印陰の転換。 季節の移り変わりだって、そうでしょ? 陰陽は転換して変化するんです。

そう、自然界のさまざまな事物や現象は、陰と陽が対立して存在しているために生じ、陰と陽の相互作用によって運動したり変化・発展したりする。 これが陰陽論の基本的な考え方なんです。

ということで、陰陽の関係は「あらためて、陰陽って何?」にある通りですが、次回もう少し詳しくお届けします。

一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。

 
ヤエザクラ
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