おはようございます
前回の「足が教えてくれること No.7 骨盤」 のときにつけた、反射区の骨格バージョンにご好評をいただきました。ありがとうございます。で、図に乗って、今回は臓器バージョンをつくっちゃいましたー。骨格バージョンも並べて、こちら↓
骨格バージョンは、内臓との位置関係がわかりやすいように、わざと前向きにしてあります。が、リフレクソロジーのテキストには、↓下図のように、後ろ向きになっているのが通常です。
内臓の反射区図、上から順にご説明しますね。
脳みそは2カ所になります。リフレクソロジーの反射区では、左右の親指を重ねて、からだの中心になるため、左右の親指どちらもが脳みそなんです。なので、骨格バージョンは、実は違ってるんです。すみません。
第2指・第3指のつけ根部分は、目 になります。位置が反転して、右足のつけ根が左目、左足のつけ根が右目です。
第4指・第5指のつけ根部分は、耳。目と同じく反転して、右足のつけ根が左耳、左足のつけ根が右耳です。
脳みその下、チョウチョのような形をしているのは、甲状腺。母指球のところになります。
甲状腺の下、大きく左右に広がっているのは、肺 。これは、左足が左肺、右足が右肺で、以下内臓は同様です。
甲状腺の真下、肺の真ん中にあるのは、心臓です。
肺の下、右足側に広いのは肝臓 。左足にも少しだけかかってますけど、メインは右足になります。
肝臓の下、毛糸の帽子みたいなものをかぶったソラマメの形をしたものは、腎臓 。左足が左腎、右足が右腎です。腎臓の上の帽子は、副腎 。腎臓からニョロッと伸びた管が尿管、尿管の先の丸いのが膀胱です。
肝臓の下、腎臓のかげになっているのが胃 。その下、太いクネクネが大腸 で、細いクネクネが小腸になります。
その他の臓器の反射区も、もちろんあります。ただ全部を表記しようと思ったら、訳わからなくなるので、主要なものだけに限ってみました。
↑の図をご覧いただいておわかりになると思いますが、内臓は、解剖図そのままの位置関係になってます。なので、表示していない臓器の位置は、解剖図から類推してくださいね。
くるぶしの下側には、卵巣・精巣と子宮・前立腺 の反射区があります。でも、↑では表示しませんでしたが、足裏のかかとエリアは骨盤腔になるので、生殖器に関係しますよ。足背側には、リンパ や鼻 、歯 、乳房 などの反射区があります。
反射区を押すと痛いとか、コリコリするとか、皮膚の色が違うとか、そこだけカサカサしてるとか、何かプツプツできてるとか、さまざまな形で反応が出ます。それは、その反射区に対応する臓器に、何らかの不調がある証拠。たとえば、食べ過ぎたときなんて、胃の反射区がなんとなくはってるとかね。
リフレクソロジーを、日常の健康管理ツールとして、使っていただけるといいなと思います。一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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