足が教えてくれること No.4 胃 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


寒い日が続いています。温暖な千葉でも、昨日の朝はしっかり氷が張って、大きな霜柱が立っていました。今朝もたぶん同様かと思います(この記事は予約アップなので)。この寒さもこの週末で一息つけそうとの天気予報。週明けが待ち遠しくなりますね。


「足が教えてくれること」シリーズ、歯と歯茎大腸 と続いて、今日は胃です。お正月休みから新年会と、食べすぎ・飲みすぎが尾を引いている方は必見です。


春月の『ちょこっと健康術』


↑こちらの図、大腸 のときに使ったものです。ピンクが大腸で、が肝臓、そしてが胃の反射区。実は、胃の後ろ側(奥)には膵臓、肝臓の真ん中あたりより向かって左下のほうには胆のうの反射区があります。また、肝臓の反射区は左足のほうにも一部かかります(表示してませんけど)。


食べすぎたときは、胃の反射区が腫れたようにふくらみます。便秘のときの大腸の反射区のように、まるで何かがそこに詰まっているようになるんです。で、親指からかかと方向へ、もみ降ろすと、食べすぎの苦しさがス~~~ッと軽くなります。ホントですよ。私、自分で体験しましたから。


また、胃の具合が悪い場合、たとえば胃潰瘍や胃アトニーでは、この反射区の部分が硬いとか、皮膚の色が悪いとか、何かプチッとできものがあるとか、何らかの反応が出ます。胃ガンの場合は、何ともいえないいや~な感じの硬さがあるんですが、胃潰瘍の場合とどう違うのか?説明できません。


触れる感覚って、うまく言葉にできませんね。これは、経験を積む以外にはないと思います。私も、まだ何となく違うなという程度の感触ですし、それがわかってきたのも最近のことですから。


とにかく、具合が悪いときは反射区が硬くなることが多く、そういうときはお客様にも何らかの自覚症状がありますし、「一度検査されてはいかがですか?」とお伝えすることにしています。まちがっても「胃ガンかも?」なんてことは決して言いません。


胃の反射区は、あまり強く押してしまうと、背中 の反射区へ到達してしまいます。背中から腰にかけてのこりによる硬さを、胃の不調による硬さとまちがえないでくださいね。


胃下垂のある方は、反射区の位置も下がります。↑の図で、胃の反射区の赤●1個分かそれ以上、かかと寄りの場所に蝕知したことがあります。こういう方への施術では、必ずかかとから親指方向へ、胃を上げるようなつもりでやります。


胃腸については、これまで「忘年会シーズンに備えて胃腸を調える足ツボ」「おなかの調子をととのえる足ツボ」「マタニティ・リフレクソロジー 悪阻への対処」 でもご紹介しています。


リフレクソロジーで胃腸をととのえて、寒さを乗り切りましょうね。一天一笑、今日もいい1日にしましょう。

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