二十四節気『小満』に教わること~「小さな満足」という生き方の知恵 | 50代からのちょうどいい生き方|自分色にReデザイン

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20年の会社員を経て49歳でライフコーチへ。これまで頑張ってきた女性たちの心をゆるめ、オリジナル「生き方Reデザイン®ノート」で、人生後半を“自分色に輝かせる”サポートを展開中!人生の折り返しから、自分の価値観で幸せを選び取る女性を増やしたい!

ライフコーチの戸田くにこです。はじめましての方は、よかったらこちらもどうぞ ➡

今日、5月21日は「小満(しょうまん)」

朝のニュースでふと耳にして、
「あ、昨日のセッションの話とつながってる」と思った。


これはもう、書けってことだよね(笑)


小満は、二十四節気のひとつ。

草木がすくすく育ち、

大地が少しずつ“満ち始める”頃を指します。

 

まだ「大満」ではない。
完璧じゃないし、理想のかたちにも届いていない。
 

でも確かに、“ちょっと満ちている”。
そんな、小さな満足を喜ぶ季節。

 

昨日の「生き方Reデザインノート」のセッションで、
ちょうどそんな話をしていました。


テーマは「折り返しからのしあわせ」


出てきたキーワードは、

「小さな満足を積み重ねる」という生き方。

 

若い頃は、「何者かにならなきゃ」って思いがちだったけど、
今は、目標を追いかけることよりも、
目の前の“少し満ちてる今”を感じられることの方が、
ずっとしあわせに近いんじゃないかなと思ってる。

 

完璧じゃなくても、途中でも、
「ちょっと、いい事あった」って

思える日があるだけで心がふわっとあったかくなる。

 

あっ、誤解の無いように付け加えると、

もちろん、目標を持って頑張ることも素敵です。

(わたし自身、何かしら、いつも小さな目標は持ちたいタイプ)

 

「山登り型」の生き方には、

達成感や成長という喜びがある。
 

「川下り型」の生き方には、

日々の発見や余白という豊かさがある。

 

今日、話しているのは、

どちらの場合にも、目の前の「小満」を味わう豊かさ。

 

「SNSで心がざわつく」

という話をよく聞くけれど、


それって、自分の“今”をちゃんと見つめる余白が

足りなくなってるサインかもしれない。
 

誰かの「大満」に触れて、

自分の「小満」を見失ってしまうんだよね。

 

わたし自身は、

「小満主義」(←今、湧いてきた造語(笑)

大切にするようになってから、
そういう波には飲まれにくくなったな、

と感じてます。
(飲まれる前に小満で満たされちゃう感じ)


どこかで“人生は少しずつ育ってる”って

信じられているからかもしれない。

 

たとえば…

  • 昨日のお茶の味わい
  • 今朝のやわらかな光
  • 心の通う人とのやり取り
  • ちょっと前に進めた小さな挑戦

どれも、劇的ではないけれど、
ちゃんと自分を満たしてくれる大切なもの。

 

何かを成し遂げなくても、
すべてが整っていなくても、
“少し満ちている今”を感じられること。

 

それこそが、50代・60代からの

日々のしあわせなのかもしれないね。

 

小満の季節。
「なんだか悪くないかも」って思える瞬間、

あなたの中にもきっとあるはず。

 

完璧じゃなくていい。


うまくいかない日だって、ちゃんと意味はあるし、
ちょっと満ちてる今を見つけられたら、それで十分。

 

今日も、そんな“自分なりの小満”をひとつでも拾っていこう。
焦らず、比べず、のびやかに。

 

では、また!

 

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