ライフコーチの戸田くにこです。はじめましての方は、よかったらこちらもどうぞ ➡ ★
久しぶりに、山口祐一郎さん(勝手に祐ちゃんと呼んでいる)
の舞台を観てきた。
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』
何年ぶりかしら。
30代、40代の頃は、当たり前のように観てた舞台。
『エリザベート』や『レ・ミゼラブル』
週に2回観に行くなんて、
わたしの中では普通でした。
50代になって、ちょっと遠ざかった理由
50代で起業してからは
毎日が新しくて楽しくて。
それに、ミュージカルブーム到来で
チケット争奪戦が激しくなって、
「ま、いいか」って、
だんだん足が遠のいていったのです。
でも60代になって、ふと思った
「そのうち行こう」って思っていたこと。
その“そのうち”が来ない日も、あるのかもしれない。
祐ちゃんだって、
わたしだって、
いつまでも同じじゃない。
がんばって取ったチケット
そしてやっとの思いで取れたチケット
(当たったのは今日だけ)
あの暗転の中、響き渡る序曲。
スポットライトに照らされた祐ちゃんの姿に
心がふるえて、もう涙ぐんでしまいそうでした。
客席を見渡して気づいたこと
観客の年齢層が、ちょっと、
いやだいぶ高くなっていて。
そりゃそうね、
わたしもあの頃は40代、今は60代。
みんな、祐ちゃんと一緒に
年を重ねてきたんだよね~。
そう思うと、
お隣さんに急に親近感が湧いてくる(笑)
帝劇のこともちょっとだけ…
今回の会場は池袋のブリリアホール。
私にとっては近くて便利だけど、
やっぱり帝劇が恋しくなりました。
赤いビロードの座席、
開演前のざわめき──
あの特別感は、
やっぱり唯一無二ですね。
今は建て替え中。
あのクラシカルな雰囲気
好きだったな・・・。
変わらないものは、何もない
今回、久しぶりに行ったのは、
60代になった事が大いに影響している
今までは「年齢はただの数字」って
思って生きてきた
ところが、60代になって、
少しずつ、意識が変わっている自分に気づく
先送りしている場合じゃない。
優先順位をいつも考えている。
「好き」は、人生を支えてくれる
あらためて思いました。
“好き”って、原動力だな、と。
60代、ぼやぼやしてなんかいられない。
遠慮なく楽しまなくちゃ、ね。