こんな番組始めた。
サードウェーブなウクレレの波を起こしたいって思っとるもんでね。
現在の日本のウクレレの勢力図を一般的に分かりやすいように大きく2つに分けると、
次から次へと出現してくる天才小学生ウクレレプレイヤーとかミュージシャンから流れてきた凄腕テクニシャンと言った「テクニック至上主義」勢力と
ハワイ好きから始まってウクレレをゆるーく始めたり、大人になってから趣味でのんびりウクレレを始めた「のんびり至上主義」勢力の二つ。
ファッション的にウクレレを持ち歩くオシャレな女の子とか、中学生がギターを始める時に抱く不良的カッコイイものへの憧れでウクレレを始めた人はほとんどおらん。
まあウクレレにはオシャレなイメージとか不良的な匂いが一切せんもんで仕方ないんけど、本場と言われるハワイとかアメリカとかだとニューエラとかかぶっとるような尖った少年が家にあった親の古いウクレレ持ってラップやったりレゲエやったり、サーファーがビーチにウクレレ持ってってサーフィンの合間にオシャレに弾いてみたりとか、そんな使われ方もしとるらしいんよね。
ハワイ行った事ないもんでよくは知らんけど(笑)
年代的にも子供のころから本格的に始めた凄腕な若者以外はアラフォー以上の人が圧倒的に多い。
ハイティーンからアラサーぐらいの若い層はぽっかり穴が空いちゃっとるんよ。
そんな現状を打破するために、第3のウクレレの波を起こしたいんよな。
名付けるならBE BOPウクレレ?(笑)
6年前、キワヤ商会の社長の原さんがワシにウクレレ大使の名前をくれたのは、そんな日本のウクレレシーンをちょっと変えたかったって思いもあるみたい。
「なんであんなポッと出な野郎がウクレレ大使なんだ?」って批判の声もあがったみたいだけど、ライブ見せたら誰も文句言わんくなってよかった(笑)
もちろん今のウクレレシーンを否定しとるわけじゃなくて、ぽっかり穴が空いちゃっとる層にもウクレレを広められたらなあって思い。
バンドのボーカルってソロライブをやる時に何も考えずにアコギをチョイスするじゃん?
そんな手軽な感覚で普通にウクレレを手にしてくれたらなあと思う。
バンドマンの仲間にもだいぶウクレレが広まってきとるけど、ここらでオシャレに敏感な女子にも広まったらいいなあってことでカリスマモデルのこだまますみちゃんとタッグを組んでみた。
おしゃれな女子の女子会とかで「このウクレレ超かわいいのー」的な会話が生まれたら最高だら(笑)
そんな人生のファッションアイテムとしてウクレレを広めるためにはこだまますみちゃんはマジで最適。
この子自身、ウクレレを通して人生に彩りを加えて楽しもうとしとるもんな。
BE BOPって言葉は日本だとビーバップハイスクールのせいでヤンキーってイメージしかないけど、元々はジャズの言葉なんよ。
1940年代にそれまでは踊るためのBGMにすぎんかったジャズシーンへの反発からチャーリーパーカーとかディジーガレスピーといった尖ったミュージシャンが夜な夜な閉店後のクラブに集まってインプロビゼイションを第一にした新しいジャズを生み出していった頃のジャズをBE BOPっていうんよね。
まあ不良ってイメージも間違いじゃないけど、新しく何かを生み出すってイメージの方が好き。
だもんでサードウェーブという第3の波とかビバップウクレレといった新しいウクレレの使い方を示していけたらと。
キャンプとかアウトドアとウクレレは相性抜群だもんでおしゃれにバーベキューやっとるようなリア充な若者が「あ、ウクレレあるじゃん。俺弾けるんだよねー」って好きな歌を弾いて騒ぐみたいな使い方が広まって欲しい。
まあ、とにかく、新しい波を作らんことにはウクレレシーンに未来はないもんでいろいろチャレンジしてみるよ。
この動画はビバッチェの堤晋一と三田村くんと組んで制作しとって今後も続いていく予定だでこれからウクレレ始めたいって第3の波のみんなは期待しとって!