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半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

2024年も残りわずかです。

このブログはあまり更新できていませんが、毎年恒例のやつはやります。

1年を振り返る年間大仏・石仏大賞2024!

 

これを楽しみにしている方もいらっしゃるみたいなんですよ、聞くところによると。

なんせもう13年目?…そのぐらいやってますのでね。

毎年恒例となっております。

そいう方のためにも細々とでも続けていきたいと思ってます。

 

過去2年の大賞はこちらからどうぞ↓

『年間大仏・石仏大賞2023〜石仏編〜』

『年間大仏・石仏大賞2023〜大仏編〜』

『年間大仏・石仏大賞2022』

 

今年は例年にくらべると、あまり旅に出られてないかもしれません。

それでも普通の人よりはあちこち行ってると思いますが。

北は福島…いや宮城かな、から南は広島まで行きました。もっぱら車で。

ですが感覚的には行きたいのをグッと我慢したことが多かったですね。

時間的にも金銭的にもいろいろ厳しかったです、今年は。

 

尻つぼみにならぬよう、来年はもう少し活動的な年にできたらいいな。

仕事に大仏・石仏行脚と頑張っていきたいです。

ガソリン代下がらないかな…宿泊費も下がるといいな…ほんと物価高ツラい。

 

 

グチはほどほどにしまして、改めてご説明しましょう。

年間大仏・石仏大賞は、

私、半田カメラが今年出会った中で特に印象深かった大仏や石仏、

「これはスゴいの撮れた!」という苦労の末の大仏、石仏写真を、

年間大仏・石仏大賞として勝手に選出、

ご紹介するという、まったくもって個人的な企画です。

 

誤解のないよう付け加えますが、

仏像に順位をつけるというような恐れ多いものではなく、

あくまで私が心に残った順位としてご紹介するものです。

 

2022年までは大仏、石仏ひっくるめ上位3位を発表していましたが、

昨年からは大仏石仏2部門に分け

それぞれ上位3位を選ばせていただく形式にしました。

とは言え、大仏と石仏の境界線は曖昧といいますか…

私独自の観点で分けているところがあります。

あらかじめご了承いただき、冷静なツッコミはご勘弁ください。

 

 

ということで、

今年もまいります、半田ブログ年末恒例、

年間大仏・石仏大賞2024!

今年は大仏ベスト3からまいります。

 

年間大仏大賞2024

第3位の発表です。

 
 
大船観音 (神奈川県大船市)
 
大船観音寺にはもう数え切れないほど参拝しています。
大船観音寺の御朱印のみ集める御朱印帳も持っているぐらい。
熱心にSNS発信をされているお寺さんで、行事も多く行われているので、
SNSをチェックし行事の時に参拝するという感じです。
写真は今年4月、桜開花時のライトアップのもの。
 
この時はたまたま人が少なく、観音さまとほぼ二人きり!
という、私にとって幸せな空間が長時間ありました。
辺りが暗くなるまでベストポジションをゆっくり探し撮影することができ、
かなり貴重な時間だったため印象に残っています。
 
まだ桜は咲き始めで満開ではなかったので、
参拝客もそこまで多くなかったのだと思います。
満開時に行きたいけど、それだと人も多いし…難しいところです。
 
 

つづきまして

年間大仏大賞2024

第2位の発表です。

 

 

仏谷の磨崖仏 (京都府木津川市)

 

「大仏じゃないだろ、石仏だろ!」というツッコミが入りそう…

そうですね、確かに石仏なんですが、

私的にはこれぐらい大きいと『大仏さま』と呼ばせていただきたい感じです。

石仏ランキングとの兼ね合いもあり、大仏の方に選出させていただきました。

 

忘れもしない今年1月、小雨降る京都の山中。

濡れた落ち葉に足を取られそうになりながら会いに行った磨崖仏です。

仏谷の磨崖仏だけでは大きさが伝わらないため、

どうにかして自分を入れて撮影しようと、

何度も坂道を駆け上がりセルフタイマーでの撮影を試みました。

(ひとり登山で誰もシャッターを押してくれないから)

 

天候が良ければそこまで大変な道のりではないのですが、運悪くこの日は雨。

坂道を滑りそうになるなどけっこう過酷で…そういう意味でも印象に残りました。

詳細はグログに書いています。こちらから↓

『雨の日には行かないでください。仏谷の磨崖仏』

 

 

それではとうとうお待ちかね

年間大仏大賞2024

栄えある第1位の発表です!!

 

 

麻布大観音 (東京都港区)
 
どうにも私はどこか遠くに行きたい癖(ヘキ)がありまして、
遠くにある大仏さまばかり魅力的に見えてしまうんです。
ですから自分の住む『東京の大仏』は後回しにしてしまうところがありました。
 
それが今年、投稿サイト『偏愛東京』さんに
『東京の大仏』をご紹介する連載を持たせていただき、
東京の大仏さまを改めて巡ってみよう!となったわけです。
そうすると、存在は知っていたのに参拝していなかった大仏さまがたくさんあって。
それらが遠くの大仏さまに負けず劣らず魅力的なことに気付きました。
大仏の奥深さを痛感した一年でした。
 
特に写真の麻布大観音さまは表参道駅からほど近い場所にあり、
よく通っていた場所にもかかわらず、最近まできちんと参拝していませんでした。
勿体なかった!!と反省しきりです。
今後はもっと身近な大仏さまを巡ってみたいと思っています。
そう考えると大仏行脚は果てしないですね。
 
記事はこちらから↓

『偏愛東京 麻布大観音』

(上の写真は記事には使っていないお気に入りのカットです)

『偏愛東京』には麻布大観音の他にも3つの大仏さまの記事を書いています。

どの大仏さまも拙著『夢みる巨大仏 東日本の大仏たち』には掲載していませんし、それぞれ素敵!

ぜひご一読ください。

 

 

さて次回は石仏編となります。

石仏ランキングのほうがやや層が厚いかもしれません。

ここ数年、石仏・磨崖仏ブームがキテるんですよね、私の中で。

ちょっと絞りきれないぐらいです。

次回をお楽しみに。

アッという間に年末ですね。

雑誌業界に限らず他の業界でもそうだと思いますが、

この時期は『年末進行』なるものにより、忙しさが倍増します。

年末進行とはつまり

『年末年始におもいっきり休むため前倒しで作業する』

ということ。

 

そんなことで日々バタバタ…ブログもご無沙汰しておりました。

たまっている告知情報もろもろをまとめてお届けします。

お伝えしたいことは大きく3つ!

 

まずは最新ウェブ記事掲載情報。

みんなの好きを集めた投稿サイト『偏愛東京』さんに最新記事が掲載されました。

『偏愛東京』さんでは毎回、おすすめの『東京の大仏さま』をご紹介しています。

4回目となる今回取り上げさせていただいたのは

東京の日の出町にある鹿野大仏(ろくやだいぶつ)です。

 

 

記事はこちらからお読みください↓

 

大好きな大仏さまなんですよ、鹿野大仏さま。

私が最初に出させていただいた『夢みる巨大仏 東日本の大仏たち』

は東日本の大仏さまをご紹介する本なのですが、鹿野大仏さまは掲載されていません。

というのも、この本をつくっているちょうどその頃、鹿野大仏は建設中だったから!

本が出版された後で誕生した新しい大仏さまなんです。

 

まだ鹿野大仏さまに会っていない方がいらっしゃいましたら、ぜひご参拝ください。

いまの時期は紅葉も見頃でとても気持ちいいと思います。

 

 

続いて、2つめの告知です。

フェリシモおてらぶさんが出している
仏さまモチーフのスノードーム新作が今年も販売開始されました!
来年の干支『守り本尊スノードーム巳』です。
このスノードームのデザインを毎年担当させていただいていまして、
今回描いたデザイン画がこちら。
 
 
台座のヘビさんが気持ち悪くならないよう、最大限カワイくしたい!
そこを一番に考えた末のデザイン画です。
スノードームの中にいるのは巳年の守り本尊である普賢菩薩(ふげんぼさつ)さま。
白い象さんに乗っています。
 
そして実際に出来上がったスノードームがこちらです。
 
 
どうですか?
可愛くなってるんじゃないでしょうか!!
 
ご注文はこちらから↓

 

お届けは12月下旬以降になるみたいです。

物価の高騰により年々スノードームの価格も上がってしまっていて…

そこが苦しいところではありますが、可愛さも年々増していると思います。

 
ちなみに2024年の干支、辰をモチーフにした
『守り本尊スノードーム 辰』もまだ手に入ります。
 
 
合わせてご検討ください。
 
さて、最後3つめ!

全国に3,000体以上あるという親鸞聖人像のフォトコンテスト

『親鸞像フォトコン』が開催されています。

 

 

応募期間は11月16日〜来年1月16日まで。

インスタグラムで投稿する方法と、応募フォームから応募する方法があり、

審査員による審査の末、受賞者にはけっこう豪華な賞金、商品があると聞いています。

 

何と、こちらのフォトコンの審査員のひとりに、

わたくし半田カメラが入っているんです!

なんでだろ…でも私がしている大仏行脚とこのフォトコン、

とても近いところにあるのではないか、という気もしています。

 

詳細はこちらから↓

 

上記サイトには日本各地にある親鸞聖人像のマップもあります。

このマップを見ているだけでも楽しいですし、実際に行ってみたくなります。

ぜひぜひご応募ください!

 

 

ということで、3つの告知事項でした。

ブログはなかなか更新できずにいますが、

SNSはそれなりに…ポツポツ更新していますので、

半田カメラX、または半田カメラインスタグラム、をチェックしてみてください。

 

それではまた次のブログで!

急に寒いです。お身体ご自愛ください。

 

 

以前にもご紹介しました、

『変じゃない 偏なだけで』をキャッチコピーにした

偏愛系ウェブメディア5PM Journalさん。

 

こちらに書かせていただいている

『半田カメラの大仏の世界』というコラム

(やや自己主張強めのタイトルですみません)

第2回目が今月16日に公開になりました。

 

石仏、磨崖仏ブログが途中だったため、

コラムの公開から少し時間が経ってしまいました。

 

 

こちらからお読みいただけます↓

『半田カメラの大仏の世界vol.2』

 

第1回目は日本一大きな大仏さま牛久大仏を例にあげながら、

私が大仏にハマったきっかけを書きました。

つづく第2回目では、日本で2番目に大きな大仏さま仙台大観音を例にあげ、

私の考える大仏さま(巨大仏)の魅力を私なりにご説明しています。

 

もしかしかするとこのブログをよく読んでくださっている方には、

ミミタコの内容かもしれません。

仙台大観音の魅力なんてこれまで何度も書いていると思います。

でも少しずつ文章力も上がってる…いやどうかな…

いやたぶん上がってる!と思いますので、ぜひぜひお読みください!

 

リアクションもいただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします!!

 

ちなみに第1回目はこちらから↓お読みいただけます。

『半田カメラの大仏の世界vol.1』

 

最近は石仏ブログがつづいていますが、

大仏さまは私のライフワークであると思っており、興味がなくなることはありません。

今後も大仏さま情報も発信しつつ、石仏めぐりの幅も広げて行きたいと思っています。

ひきつづきお付き合いいただけますと有り難いです。

ふもとから山頂まで大小約700体の石像仏が並ぶ、

石仏好きにはよく知られる因島の白滝山

最高気温37.6度という猛烈な暑さの中、

この白滝山にチャレンジした前回のブログ

『石仏好き憧れの因島 五百羅漢(前編)』

からの後編となります。前編よりつづけてお読みください。

 

 

表参道から行って、山門をくぐると左手に休憩できる展望台があります。

前回はそこまでの道のりと展望台付近の石仏について触れました。

そして山門を右手に進むと広がるのが五百羅漢ゾーン

ここがまさに私が何年間も来たいと願ってきた場所です。

 

 

参拝者をまず出迎えるのは、上の写真の釈迦三尊像

中央に釈迦如来、両脇に文殊菩薩普賢菩薩

緑に囲まれていて分かりづらいですが、三尊像の周りには小ぶりな四天王

そして十大弟子十六羅漢がさらに周りを取り囲みます。

 

 

つづいて西国三十三番札所

丸い台座に三十三の観音像が二重の円形で並びます。

 

丸い台座をぐるっとまわりお参りすれば、

西国三十三所を巡ったことになる、ということでしょう。

あまりに可愛らしい観音さまに何周でもグルグルできます。

 

 

その後には過去七仏(かこしちぶつ)。

過去七仏とはお釈尊さま以前に出現した7人の仏さまのこと。

 

 

さらに後に三大師坐像

達磨大師弘法大師道元承陽大師の三大師です。

 

ここまでで何体の石仏があったでしょう。

釈迦尊像…

天王  …

大弟子 …10

十六羅漢 …16

三十三観音…33

過去仏 …

大師坐像…3

3+4+10+16+33+7+3=計76体

 

ここまで数字のつく仏さまを数えただけでも76

(他にも石仏は点在しますが割愛させていただきます)

 

 

さらに三大師の背後には延々とつづく五百羅漢!!

 

五百羅漢が実際に500体あるかは分かりませんが、

山頂の五百羅漢ゾーンだけで600体ほどの石仏があるのは間違いないでしょう。

山のふもとから山道に点在する石仏も合わせれば、

大小700体の石仏というのは大げさではなく、実に現実的な数字です。

 

 

 

そしてこれらの石仏はどれも実に個性的で可愛らしい

この石仏群はどのようにつくられたのでしょう。

 

瀬戸内海の中央に位置する因島は、村上水軍の島として知られます。

村上水軍とは14世紀中頃から瀬戸内海で活躍した、いわゆる海賊のこと。

(歴史にうとく、ふわっとしててすみません)

1569年に因島村上水軍6代当主が、

見張りどころとして観音堂を建てたと伝えられます。

 

その後、豪商であった柏原伝六という人物が、

神道儒教仏教キリスト教四大宗教を基礎にした

『一観教』という新たな宗教をつくり出します。

一観教をもとにして柏原伝六がつくったのが、

この自由奔放個性的な石仏パラダイス、白滝山 五百羅漢なのです。

 

 

こちらがその柏原伝六(一観)さんと奥様、ご夫婦の像です。

一観教の信者は1825年当時、数千人いたと伝えられます。

この地のカリスマだったんですね。

 

「一観教」は、伝六自ら教祖として布教され、信者は

一番背後の高い位置には阿弥陀三尊像

阿弥陀三尊のすぐ隣に展望台がつくられていて、そこから観た景色がこちら。

 

 

一観ご夫婦の背中、無数の石仏とその向こうに瀬戸内海の絶景が見えます。

 

ご夫妻の横に一体分スペースが空いているのは、

二代目の石造をつくる予定だったからだと言われています。

結果的に一観さんは五百羅漢の完成を見ることなく、

1828年に亡くなってしまい、二代目の席は空席のまま。

 

 

上の写真は西国三十三観音の中央にあった観音石仏。

左手に十字架を掲げているように見えます。

前編でも十字架の刻まれた観音磨崖仏をご紹介しました。

一観教の成り立ちがわかると千手観音が十字架を持っているのも頷けます。

一観教は禁教だったキリスト教をも取り込んだものだったんですね。

 

ざっくりまとめると白滝山の石仏群は、

『江戸時代後期にひとりのカリスマが現れ、新たな教えを説きその地をおさめた。

そうして生まれた自由で個性的な石仏群』

ということなのだと思います。

そう定義すると、長野県東筑摩郡の修那羅山石神仏群が思い浮かびます。

まさに同じような背景を持つ石仏群です。

 

修那羅山石神仏群についてはこちらからどうぞ↓

『鳥居の先の異世界 修那羅石神仏群 〜前編〜』

『鳥居の先の異世界 修那羅石神仏群 〜後編〜』

 
修那羅山石神仏群白滝山の五百羅漢を比べると、
修那羅山は森の中で暗く、秘密の場所みたいな隠されたイメージがありました。
それに対し白滝山遮るものがなく明るい
印象としてはアッケラカンとしていて明るく大らかなイメージ
(あくまで個人的なイメージです)
似ているけど対照的な両者。どちらも好きです。
 
 
まだまだ書きたいことはありますが、長くなるのでこれぐらいにします。
書き足りないことをまたいつか追記するかもしれません。
実際に参拝できる方はぜひご自分の目でお確かめください。
 
明るく優しく元気をもらえる石仏たち。
ずっとそこに居たくなる魅力的な石仏群でした。
時間を忘れ、熱中症のことも忘れてしまったんだから間違いありません。
パワーをもらえます。
とても一度では観きれないですね。
またいつか再訪したいと思います。暑くない時に。

前回、前々回のブログで広島県三原市の白滝山に登り、

龍泉寺磨崖仏に出会った話をしました。

今回もそのつづき、因島の白滝山編です。

リンクを貼りますので、つづけてお読みいただくと流れが分かります。

『広島で最も会いたかった磨崖仏(前編)』

『広島で最も会いたかった磨崖仏(後編)』

 

 

今回は、前回の山登りを終えたところから。

三原市の白滝山を降りる途中、軽い目眩を感じました。

どこかが痛いとか気持ち悪いとかではないけど、

なんか真っすぐ歩けてない感じ…もしかしてこれって熱中症じゃない?と。

 

ただ、関東住みの私にとって広島はそう頻繁に来られる場所ではありません。

これから向かう因島の白滝山も、前々から行きたいと願ってきた場所。

旅先で倒れるのは避けたい。でも軽症なら諦めたくない。

そんな想いが交錯します。

 

標高227メートルの因島の白滝山は、もともと修験者の修行の場でした。

そうしたこともあり、山のふもとの仁王門から、

展望台のある山頂まで、大小約700体の石像仏が並んでいる、

石仏ファンには有名な場所なんです。

 

本当は仁王門から石仏を拝みつつ登って行きたいところですが…

この暑さ(この日の最高気温は37.6度)です。

しかも熱中症一歩手前でフラフラしている。

誰がどうみても到底無理!!

なので泣く泣くすっ飛ばし、山頂に一番近い駐車場に車を停めました。

帽子をかぶり、首に冷たいタオルを巻き、手には杖を持ってと…

考えうる限り最大限の対策をし、ゆっくり登山を開始しました。

 

 

上の写真が山頂に一番近い駐車場からの登山道入口です。

二人連れが階段の先を登って行きます。

酷暑にもかかわらず、何人もの登山客(参拝客)とすれ違いました。

有名な散策スポットであることがうかがえます。

 

ここから山頂までは10分で行けると書いているサイトもあれば、

20分かかると書いているサイトもあります。

どちらにせよ、猛暑でなければそこまで大変な道のりではありません。

 

 

体調が体調ですから、いつもより慎重にゆっくり登って行きます。

10分ほど登った頃でしょうか、分岐点が現れました。

表参道と裏参道に分かれる分岐です。

行きは表参道、帰りは裏参道を行くことにしました。

 

ここから山頂までは100メートル。

100メートルなんて、すぐだろうと思うでしょ。

でも山登りの100メートルと平坦な100メートルでは雲泥の差です。

 

 

表参道の途中にあった、白滝山マップにも載っている慈母観音

昭和に入ってからつくられた磨崖仏のようです。

優しげなお顔が汗ダクの登山の中で一時の癒しになりました。

 

そうこうしていると階段の先に山門が見えてきました!

 

 

なんとかここまで来ることができた!

最後の力を振り絞り階段を登ります。

登り切ると白滝山山頂です!

そしてそこには、無数の石仏たちが待っているんです!!

 

 

山門をくぐり辿り着いた山頂!

息も絶え絶え、周囲を見渡します。

 

正面に観音堂と管理室、右手に大きな多宝塔。

(この自然石による多宝塔が素晴らしかった)

そして左手には瀬戸内海を見渡せる展望台があります。

 

 

この展望台は土足厳禁になっていて、ゴザが置いてあります。

景色を望むためだけでなく、休憩を取るためのスペースとなっているようです。

まさに今の私のためにあるような場所。

靴を脱ぎゴザを敷き横になって休憩させていただきました。

 

水分補給をし横になると、呼吸も落ち着き汗も徐々にひいてきて、

冷静に回りが見えるようになってきました。

すると周囲の個性的な石仏、磨崖仏が目に入ります。

 

 

 

展望台のすぐ脇に大きな岩があります。

岩の高い位置には天狗らしき像が3体、

その他にも地蔵菩薩、観音菩薩の石仏が安置されています。

そして岩自体にも数カ所、磨崖仏が彫り込まれていました。

 

上の写真の左下にある千手観音磨崖仏を拡大したのが下の写真です。

 

 

ニッコリ合掌する可愛らしい観音さまですが、何か気付きませんか?

そうです、十字架です。

観音さまの左手、向って右側に十字架が刻まれています。

 

現在は何の説明看板もありませんが、

この観音磨崖仏はかつて『十字架観音』と紹介されていたそうです。

(いまもパンフレットには紹介されてました)

 

ここ白滝山山頂には、この十字架観音の他にも

十字架と取れるものが刻まれた像が何体もあります。

これらの像がつくられたのは主に1827〜1830年。

江戸時代後期ですから、キリスト教は禁教とされていました。

なんだかドキドキしますね。

 

ここ白滝山がどんな場所なのか詳細は、

長くなりますので、後編につづきます。

後編はとうとう無数の石仏が並ぶ、憧れの五百羅漢ゾーンへ!

しばしお待ち下さい。