娘と午後の分だけ行ってきました。
お目当ては土肥さんの実験オンパレード講演。
・・・参加した娘の感想は・・・
「この先生が理科の先生だったらいいのに!」
ハイ、ゴモットモデアリマス。
今回は土肥さんだけでなく、参加者の皆さんの承諾もいただきましたので、動画をたくさん紹介できると思います。
動画だと、写真と違って、個人の顔などをカットしたりぼかしたりするのが大変ですからね。今までの報告でも、撮った動画の一部しか紹介できていません。
さて、ここでは、例によって、講演順ではなく、ぼくが思いついたものから紹介していきますね。
まずは、何といっても、コレ!
百聞は一見にしかず。
これは問答無用で面白く、不思議。
土肥さん、昔から「あいうえお」を装置で再現する方法をあれこれ試してきて、ついに究極の形にたどり着いたようです。
なんと、口の中の体積がもっとも重要!・・・
もう、ため息しかでません・・・
次は、音つながりで、一弦琴。
普通は弦の長さを変えるのですが、土肥さんは張力を変えることで曲を演奏。
ぼくもやらせてもらいましたが、張力で音階を変えるというのは、けっこう難しい。
土肥さんのように自在に弾けるようになるには、少し修行が必要かも。
次はパイプ楽器。参加者に音階のパイプを配り、合奏を。
なかなかに楽しい。クラス全員でやれるように、いろんな音階のパイプをいっぱい用意してあるところがすばらしいですね。手のひらに当てて音を出すので、痛くないように、パイプの門を丸く削っておくのも、手間がかかります。
これも音楽ネタ。
レコードを回転させ、板につけた針を直接当てるのは、昭和のマンガ月刊誌の付録にあったソノシート用の手回し蓄音機と同じ原理。
ぼくも作ったことがありますが、驚いたのは、振動板のペンギンくんが、けっこう厚い発泡スチロール板だったこと。薄くてしなる板がよいのだと思いこんでいましたが、この厚みの方が大きな音が聞こえるそうです。
振動板をペンギンにしてあるのは、土肥さん流。とにかく注目度を上げるためにはキャラクターがいい、とのこと。
もう一つ、音楽ネタを。
やっぱり張力で音階をつくるのがすごい。
ニクロム線をギターアンプにつないで、磁石の上で揺らすだけ。
電磁誘導で電流が流れ、ギターアンプのスピーカーで音となります。
土肥さん、これでは止まらず、さらに同じ原理で、マイクの実験を。
軽くて人の息で敏感に動き、電流が流れる材料をマイクに。
アルミホイルで作ったリボンですが、張力で音を変えるとなると、丈夫さが必要。
そこで、リボンの裏側にセロテープを貼って、強度を確保したとのこと。
その結果が、この演奏です。
娘は大喜び。(ぼくもですが)
土肥さんの講演会、まだまだ続きます・・・
では、次回。
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