変わっていると思われるかもしれませんが、
僕は雨の日が好きです。
優しい表情を見せる雨の風景は、
都会でも田舎であっても、
遠い郷愁の思いを掻き立ててくれます。
ウディ・アレン監督の新作のタイトルが、
『A Rainy Day in New York』と聞いたときに、
なんだかたまらなく期待が高まりました。
憧れの街ニューヨークの雨の中で展開する恋愛劇。
その映像の美しさが浮かんできます。
バルセロナもローマもパリもロンドンもよかったけど、
やっぱりアレン監督は、
ニューヨークが一番似合うと思う。
しかし最近の、
“アレン・スキャンダル”の顛末が心配です。
まさかお蔵入りなんてことにはならないでしょうね。
そうならないように祈るばかりです。
ウディ・アレン作品レビュー
『泥棒野郎』 1965
『ウディ・アレンのバナナ』 1971
『ウディ・アレンのSEXのすべて』 1972
『ボギー!俺も男だ』 1972
『スリーパー』 1973
『ザ・フロント』 1976
『アニー・ホール』 1977
『インテリア』 1978
『マンハッタン』 1979
『スターダストメモリー』 1980
『サマー・ナイト』 1982
『カメレオンマン』 1983
『ブロードウェイのダニーローズ』 1984
『カイロの紫のバラ』 1985
『ハンナとその姉妹』(僕のオールタイムベスト) 1986
『ラジオ・デイズ』 1987
『私の中のもう一人の私』 1988
『ニューヨークストーリー』 1989
『重罪と軽罪』 1989
『マンハッタン殺人ミステリー』 1993
『ブロードウェイと銃弾』 1994
『誘惑のアフロディーテ』 1995
『世界中がアイ・ラブ・ユー』1996
『セレブリティ』 1998
『ギター弾きの恋』 1999
『スコルピオンの恋まじない』 2001
『さよなら、さよならハリウッド』 2002
『メリンダとメリンダ』 2004
『夢と犯罪』 2007
『それでも恋するバルセロナ』 2008
『人生万歳』 2009
『恋のロンドン狂騒曲』 2010
『ミッドナイト・イン・パリ』 2011
『映画と恋とウディ・アレン』 2011
『ローマでアモーレ』 2012
『ジゴロ・イン・ニューヨーク』 2013
『ブルージャスミン』 2013
『マジック・イン・ムーンライト』 2014
『教授のおかしな妄想殺人』 2015
『カフェ・ソサエティ』 2016