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ぷぷぷ日記

映画・マンガ・アニメ・小説・歴史・日々の雑記帳。

更新は思いついたとき。

『武士道シックスティーン』誉田 哲也 2007 文芸春秋(単行本)
あさのあつこ『バッテリー』を読んだ後、『武士道シックスティーン』のレビューを書いていないことに気づいた。この本は、真の青春・スポーツものと言えるでしょう。読み捨ての本が多いなか、ときどき読み返してもいいかな……と、思えた本です。性格が真逆二人の16歳女子が、剣道を通じて出会い、反発しあい、ひかれあい、競い合う――まさにこれ青春、ですねー。

主人公のひとり、磯山香織。こいつのキャラがめちゃくちゃいいです。昼休みはひとり握り飯を食べながら、宮本武蔵『五輪書』を読み、さらに空いた手にバーベルを持って筋トレに励むという、剣に生きる剣道バカ。般若のついた竹刀袋をひっさげた、過激でストイックな一匹狼です。ゆえに、協調性ゼロ、自信家であることも手伝って、友達なんているわけないです。

もうひとりの主人公は甲本早苗。もとは日本舞踊をやっていたおっとりタイプの女の子。人あたりが良く、お嬢さんっぽいクセに、なぜか磯山から一本取って勝ってしまった。そのため磯山から目の敵にされる。

この二人が交互に、一人称で物語を語っていく――というのが、本書の構成です。それぞれのお互いへの思い、家族とのやりとり、剣道部での出来事、もめ事、試合の緊迫感などなど、それぞれの視点から見ながら事態が進展していくわけです。物語は山あり谷あり、最後までおもしろく読めます。ひとりが語っているあいだはもう一人の考えてることはわからない。また、ひとりが単独で語っていることは、もう一人は知らないこと。これが二人の場面とうまくからみあって、物語の陰影をより深めています。

この作者、男の人なんですよねー。性格の違うふたりの女子の視点を、よくここまで書けるものだと感心しました。過度に盛られたキャラながら、それぞれの気持ちや出来事に対する反応がとても納得できる。説得力のあるものになっていて、こまやかさを感じました。香織は、愛想ゼロ友達ゼロだけど、心が歪んでいるわけではない。一本気なだけで、曲がることができないだけなのだ。対する早苗は、おっとりしているけど弱い女の子ではない。こちらも本当は筋は通さないと気の済まないガンコものだったりする。

こんな二人がぶつかれば、そりゃもう、青春です。読んでるあいだはおもしろく、せつないところもあり、読後感も良し。元気がないときに読み返したい一冊です。青春、心が洗われますねぇ。。。青少年にも安心してオススメできます。

続編、セブンティーン、エイティーンも期待を裏切らないデキです。

武士道シックスティーン [ 誉田哲也 ]
¥1,550
楽天
大東亜戦争ものって、ぼちぼち冊数を読んできたつもりだけど、
何もわかってない自分に また気づく。「東条ってこんな人だったのか~~~」と。

東条といえば、「過激な陸軍をひきいて太平洋戦争に突入した大立者」 と思ってたけど、
この本によると、そうではない。東条は、気が小さくて、小役人タイプのマジメな男。
リーダーシップもカリスマ性もなく、陸軍のトップになったのも、ホントたまたま・・・・
人に「何で、あいつが大役に?」と言われるような人物だったようです。

 なるほど・・・・マリアナ沖大敗のあと、東条が首相を降りても、なかなか終戦にならなかったのが不思議な気がしたのですが、東条が陸軍をひっぱって戦争をやっていたわけでなく、単に押されて役をこなしていただけとすれば、納得できます。東条も、やはり開戦時に不戦をとなえて「臆病者」のレッテルを貼られれば、危うい立場になったと筆者はのべています。

この本でショックだった事実は、関東軍が阿片を資金源とするため生産地を占領したり生産者から買い上げ売りさばき・・・・と大々的に阿片を商売にしていたこと。結果的に、敵側に資することにもなっていたそうな。東条はこれで個人的にも莫大な蓄財をして、後の政治運動資金にあてたそうです。 
 日本人が中国で、廃人を量産する阿片という汚い商売をせっせとやっていたことが、とても残念です。

もうひとつは、日本の情報管理のワケのわからないお粗末さ。
東条いわく、海軍がミッドウェーでひどい損害をこうむったことを、具体的に知らなかったというのです。負けたくらいはわかっていたが、主要な空母を失う大損害だったとは思わなかったらしい。
海軍の戦力がそんなにないと知ってたら、わしはインパールはやらなかった、だそうです。

はあ? ですよね。 

首相が海軍の戦力を知らずに、どうやって適切な判断ができるというのでしょう。
海軍が、艦が沈むたびに生存者を隠したり激戦地へ送ったりして沈没を秘した…
というのは、あくまで国民の士気をそがないためだと思ってました。まさか大本営にも隠していたとは???? 陸軍憎し、だけのことでしょうか。
陸軍と違って世界の現実を知っている海軍は戦況の苦しさ、この戦争の無謀さがよくわかっていた、という話をよく聞きますが、これでは陸軍ときちんと情報をやらなかった海軍のせいで暴走が止まらなかった、とも言えます。インパールだけではありません。ガダルカナルなんかも、どうなんでしょう? 補給ができないなんて、陸軍は知らなかったのでは??? 

あきれますね。日本人っていったい、って思ってしまいます。戦争責任は誰のものでしょうか。
●前線の様子も戦力も把握していなかった大本営。そこで面子のためか保身のためか情報交換がきちんとできなかった幹部たち。
●やたら精神論に走って無謀な作戦を実行した将官たち。
●日本は負けるとわかっていても、長いものにまかれて発言しなかった将官、政治家たち。
●東条も止まることができないくらい、暴走していた過激右翼な将兵。軍人だけでなく、民間人にももちろん過激な人間がたくさんいて、要人を暗殺するくらい行動力がありました。
●日本の進撃に浮かれていた一般の日本人。日露戦争後のポーツマス条約を不満とした「日比谷焼打ち事件」以降、日本人はどんどん好戦的になっていたのでは・・・
●日本の世論を好戦的にした新聞、ラジオ。アジア人を差別的に見下し、すぐれた日本人は西洋人には負けてはならないという論調を盛り上げ続けた。

日本人は戦争責任はA級戦犯のえらかった人のものだと思っている。
庶民は召集にとられたり空襲にあったり、ひたすら被害者だと思っている。
ほんとうにそうでしょうか。
責任はもっと細かく考えて見なければならないのでは・・・A級戦犯だけが悪かったという話ではないでしょう。
このままでは、次の時代へ行ってはいけない、と思いました。





『バッテリー』
児童文学で野球モノと聞いてたので、青春スポーツものかと思ったら、ぜんぜん違った。
中学入学まえの少年の気持ちを中心に、家族、まわりの人間との関係を描いた物語です。
都市部から祖父のいる田舎へ引っ越してきた状況でおこる日常を描いているだけ、
といえばそれまでなのですが・・・・・たいした事件も起こらない。
でも、人と人がぶつかったり、うっとうしかったり、純粋な弟や新しい友達がまぶしかったり。
少年がどういう捉え方でまわりのことに反応し、対処していくのか、これがなぜかスリリングに感じられて、魅力的な物語でした。

少年のキャラがいい。超自信家で人の考えてることなんてどうでもいい、と思っていて
両親に対しても誰に対しても、見下したようなところがある。ちょっとイヤな奴です。
硬派、というのでしょうか。年齢設定が中学入学前にしては大人びすぎている
と思いましたが、迫力のある人物だなと 興味がわきました。

読むうちだんだんわかることですが、少年は冷徹な自分を通そうとしているが、
その実、自分では否定しているようだが、家族に理解されたいし、まっすぐな弟に嫉妬することがあるし、コワモテな自分を持て余しているらしい。

終盤、少年は自分のやさしくなく素直じゃなく、意地悪なところに自家中毒をおこしたように
ぐしゃぐしゃになってしまいます。 少し弱気をみせて友人に頼ってしまったりもします。

しかし、やっぱり少年は急にいいヤツになったり、素直になったりするわけではありません。
現実は、そんなにおめでたくはできていない。
そんなリアリティに好感がもてました。
この本では少年に大して変化は見られないのです。変化するとすれば、まだまだ時間や経験が必要でしょう。。。。

あっ  もしかして、続編ではスポ根になったり、友情ものになったりするのかな????
『バッテリーⅡ~Ⅵ』 の続編、読んでみたいと思います。

バッテリー [ あさのあつこ ]
¥540
楽天
『永遠の0』 百田 尚樹 講談社文庫、単行本 太田出版。

感想。「やられた!これは確かに売れる本だわ・・・・・」。 ぜひみんなに読んでいただきたい。本屋大賞と帯に書いてありましたが、私が書店員でもきっとオススメコーナーに平積みします。

今はやりの百田尚樹って、どうよ? 放送作家で、小説を書き始めたのは年をくってから、ってことだけど…? と やや舐めたカンジで読み始めたのですが、この人の「読ませる技量」は半端じゃない。放送作家の構成力、視聴率獲得のワザゆえでしょうか。

この本、いわゆる戦争モノです。主人公は特攻で死んでしまったという零戦乗り。神業のような技術を持ちながら命を惜しむ臆病者とそしられたという主人公・宮部の素顔について、孫である現代の「ぼく」が調査をはじめる。戦争を生き残った関係者をたずね、ひとりずつに話をきいていくうち、臆病と言われた謎や特攻で死を選ぶまでの経過が、しだいに明かされていく…  というお話です。

現代の登場人物はテレビドラマみたいにキャラのデフォルメがきついし、セリフも軽々しくしゃべりすぎかなぁ と思ったりしましたが、そのぶんとっても読みやすい。「ぼく」が聞き手とする関係者の「語り」にどんどんひきこまれていきました。
 肝心の主人公・宮部の心情は関係者のわずかな証言と推測でしかわからないが、戦局の悪化により、変化していく様子が垣間見られます。 「決して死なない」 と言った宮部が、ついに死を迎えるまで、読者はぐいぐいひっぱられます。

 また、生き残りの戦闘機乗りによって語られる空戦の様子などは、本物の証言を聞くように臨場感があり、わくわくするシーン満載です。現実の証言ではこんなふうに整然と、しかも多弁に語れるわけがないのですが、そこは小説ならではのリアリティというのかな。本物の証言を再構成したのが、これなのだ… と、多弁すぎる語りクチも気にならなくなりました。

そしてラストに近づくと、ドンデン返しが用意されています!これであきっぽい人でもラストまで絶対に読まずにはいられません。

何よりすごいのは、人を感動させる力がある本だということ。
「これは予測の範囲」というエピソードであっても、なんだかテレビドラマみたいにウソくさいセリフだなあ、などと冷静な視点をこえ、訴えるものがあります。
この本が訴えること、これが愛ってものでしょうか。これが懸命ということでしょうか。何度も涙ぐみそうになることがありました。

戦争なんかあんま興味ないっていう若い人への入門にもなるし。いろいろ知ってるし今更、なんていう物知りな方でも、感動できる本だと思います。

永遠の0 [ 百田尚樹 ]
¥920
楽天
空飛ぶ広報室も、来週で終わっちゃいます。昨日6月15日放送分は、空井の夢の企画がかなって、ブルーインパルスの演技飛行が楽しめました。きれいだったなあ やっぱスゴイです

回想シーンで改めてきづいたけど、空井が泣くシーン、建物の向こうにブルーが地上移動するのが見えるところでは機体の巨大さが際立ってました。撮り方も考えてんだーと感心しました。普通、遠景ばかりになっちゃうもんね。お天気もあるし、飛行機撮影すんのって、大変でしょう。ドラマのストーリー以上のスタッフの苦労がしのばれます。

さて来週は今までとは違う意味で必見です。原作は、単行本の刊行直前に東日本大震災がおこったため、急遽 出版を延期。 最終話「あの日の松島」 を追加してから刊行となったそうです。
松島と取材で関わってきた以上、「私が書かなければ」 と思った……つまり、この作者でなければ書けないこともあったのでは。 
 ラノベなのにハードカバーという異例の扱いの本でしたが、このことによってさらに価値があがった・・・のではないでしょうか?(すいません、実はまだ、本は読んでません。でも直木賞ノミネート。)

本当のところ、放映の最初のころから「あの日の松島」のことが気がかりでした。「ちょっと前の雑誌」の年号が2009だったり、登場人物のケータイがスマホでなくガラケーだったり、明らかに「あの日」の最終回に向かって時間が進んでいることがわかったからです。

しかし、テレビは本や映画とちがって、「見たくないのに見てしまった」という人が発生する可能性がある媒体です。まだまだ傷の癒えない人が多数いる状況で、いったいどのように「あの日」を描くのでしょうか? 興味深々です。ちょっとドキドキものでもあります。いい仕上がりになりますように。

ところで、めずらしく日経に有川 浩の記事があったのでリンクはっときます。
「図書館戦争・空飛ぶ広報室… 作家 有川 浩がもてる理由」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2701U_X20C13A5000000/


空飛ぶ広報室
¥1,680
楽天
『ローマ人の物語』をすべて読んだ人は、どのくらいいるだろうか。
作者が言うように、この小説は人の一生につきあうように、国の一生、つまり生まれてから死ぬまでを通じて描いたものだ。
だから、最後までつきあう… その気持ちで読んだ。

日本史でも戦国時代の小説はおもしろい。だけど徳川15代すべてを小説にしたら、と考えてみてください。やっぱし、中だるみするし、個性のない将軍もいるし、事件の少ない時代もあるし、読み続けるのは苦痛でしょう。

でも、読み終わって、やっぱり読んでよかったと思う。

辺境の日本史と違って、ローマ帝国の歴史のうえに現代世界は成り立っているのだから、世界を理解するうえで 重要な知識をいろいろと得た… と思います。

たとえば
・ローマはいかに地中海を庭のようにしていたか そして 現イスラム世界との関係
・ローマの共和制は なぜ どのように 帝政へうつったのか。
・ローマはおおらかな多神教を捨てて、なぜキリスト教を採ったのか
           (なぜテルマエを捨てたのか!も)
・ローマはどのように、なぜ滅びたか

どれも、学者さんに説明を求めれば 整理された答えが出てくるのでしょうが、いちいち政治のやり方、その時々の人々の暮らしのありようなどを追っていくことによって、体感的にわかる、というのが作者のねらいだったでしょう。 
資料の少ない時代ももちろんあるにもかかわらず、塩野氏が「……と私ならば思う」と憶測を断定口調で連発するあたり、「ほんとにそうなの?」と思うところも なきにしもあらず だったのですが、一応の流れがわかったことは収穫でした。
(正直、塩野氏の翻訳調の文章に辟易して 読み流した部分もありますケド…それはそれ。)

最終巻の図版はある意味衝撃です。文庫の表紙に使われていたコインを年代別にした写真、美術品の出来具合の巧拙をみれば、「文明は進化するものではない」と、ハッキリわかります。

初期のころのコインはやや雑ながら、ヘレニズム文明の美しさを受け継いでいます。
ローマ帝国が勢いのあった時代、コインの鋳造技術、レリーフの精緻さなど、素人目にもすばらしいです。
 それが衰退期に入ると、「子供の絵か?」と思うような稚拙なレリーフ、コインは粗悪で、写真でみてもハンマーでたたけば簡単に割れたりしそう。見るも無残なものです。
 ローマに現存するコンスタンティウスの(だっけ)凱旋門は、技術不足のため、最盛期のレリーフなどを引っぺがしてきて貼ったりしているのだそうな……。もう暗黒の中世、ローマ人にかわって蛮族(ガリア人、ゲルマン人など)がヨーロッパの主役になる時代は そこまで来ているとわかります。

●文化・文明は常に発達するのではなく、後退して滅亡することもある。
●現ヨーロッパ人たちは ギリシャ・ローマ文明の後継者ではない。 西ローマは滅び、東ローマは東方色の強い別物になった

これが私的まとめです。塩野氏はローマはローマが首都でないとローマではない。ゆえに東ローマは認めない。ということを書いてますが、私はローマのよさはキリスト教化した時点で崩壊したのだと感じました。やっぱりローマ人はおおらかに、風呂好きでないとねぇ



ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉 (新潮文庫)/新潮社
¥540
Amazon.co.jp
Joshin Webにて7インチタブレットを購入!  Nexus7の兄弟みたいなASUS製。Fonepadというものです。wifi、SIMフリーの3G、おまけに通話機能もありという スーパーモデルさんです。これ一台あれば、ケータイなしでも何とかなるかも知れませんねー。海外に行くなら現地でSIMを買えばネットも電話も使えるので、便利だと思います。
IIjMioのSIM 500GB(3か月有効)付きのセットで、29800円。(これは音声は使えません)
本体は25000円程度ということになります。別に、
延長保証をつけました。

さしあたり、使い慣れたAUガラケーはカメラ&非常連絡用にキープして、従来どおり月1300円程度で運用。データ通信や読書は電池切れを気にせずFonepadで…という使い方をします。
私の場合、あまり外で通信しないので、今のSIMが切れたあとは月1000円以内のSIMを買えば十分でしょう。

スマホに機種変更するより、ずっと機器代も維持費も安くて、気軽に買えるし、何より画面が大きいので操作も見るのも楽です。ブログ程度の文章なら、電車の中でも打てそう。

しかし!! 残念ながらAmebloのアプリがめちゃくちゃ使いづらいので、このブログを書くのは断念しました。だめじゃん、アメブロ。Chrome上で、PCと同じように書けるとありがたかったのですがねぇ。

FireFoxが目指すように、早くなんでもブラウザ上でできるようになってほしいものです。いちいちアプリをインストールしないとものごとが始まらない。。。というAndoroidの世界は本当に不便ですね。Androidアプリって、なんでも使えるわけではないのですね。
この機種はインテルなのでフラッシュ系のアプリはダメだそうです。
Air草紙と、e-book japanのアプリも使えないことが判明して、ちょっとがっかりです。

PCとスマホとタブレットがシームレスに使える日が、やってきますように。

あー、Macのみなさんは、もう実現してるのですね、それは・・・?
実はipad mimi と、これと、Nexus7のどれにするか、迷ってたのですが。。。他の2機種は新しいのが出る予定らしく、悔しいので避けました。それに、現行ipad mini は値上がりしましたが、retinaになったら もっと値上がりするでしょう。  結局は進化が激しく、長くは使えないモノたちなので、基本は安くあげ、乗り換えやすくしたほうが良いな、 と判断しました。

Fonepad、画面はきれいだし 動きもなかなか速いと 自分的には思うので、満足です♪

友ケ島

 
友ケ島に行ってきました。和歌山市が海に突き出た先っぽの先、関西国際空港の南といえばいいでしょうか。ここに第二次大戦中に使用された海軍聴音所があったというので、少し興味がありました。外海から大阪湾へ入ろうとする潜水艦の音にひたすら耳を傾ける・・・・こちらの音が聞こえてはまずいので、静かにしていなければなりません。地味にさびしい任務ですね。
内部は壊れた2段ベッド(?)が放置され、荒れておりました。

旧海軍聴音所

 よく調べずに行って驚いたのが、こちら↓の第三砲台。友ケ島のパンフレットを見るだけでも第一から第五までの砲台、上記の聴音所など小さい島にたくさんの設備があったとわかるのですが、この第三砲台は規模が大きく、よく補修されていて圧巻でした。土木学会が推賞するほど立派なものです。
友ケ島第三砲台 
銘板によると竣工は明治25年(1892)。旅順でロシアが要塞をつくってたのと同じころではないですか! 旅順に行ったときに見た要塞と似てるなーーと思ったんですが、日本でもこんなの作ってたんだ! と感心。
4つの区画に2門ずつ、計8門の28サンチ榴弾砲が据えられていたそうです。日露戦で旅順攻略のためにお台場から送ったという28サンチ砲、こんなとこにもあったんですね。友が島内ののほかの砲台、また淡路島を含むこの地区全体ではもっと数があったようです。
下の写真、丸い部分が砲台のあとです。最初、大きいので池かと思いました(^_^;)
28サンチ砲台あと 


このあたりは黒船来航以来、防衛拠点とされていたとか・・・考えてみれば内海への入り口なんだから当然ですね。第二次大戦時はさすがに航空戦の時代になっていたので活躍の機会は、とんとなかったようですが。


将官宿舎 
↑ これは将官宿舎内部です。砲台より少し手前に位置してました。同敷地内の発電所が立派なレンガ造りなのに対し、こちらは木造和風の小さな家といったかんじ。床板が失われ、束基礎が見えていますが、奥の壁面は床の間と書院が面影をとどめています。左手に大きな窓があり、ちょっと狭いけど庭という趣だったのでしょう。映画なんかでときどき見る南洋の将官宿舎ってこんなんだったっけ・・・。暮らしぶりを想像して楽しんだのでした。

実は、家を出た時間が遅かったため、きれいに整備された第二砲台などは見る時間がなく残念でした。GWで人が多かったので、予定の最終便の後にもう一便、船が増発されたのですが、危うくそれにも定員オーバーで乗り損ねるところでした。あぶない、あぶない・・・。

今年は旅行の計画をたてる気力がなく、弾丸日帰りだったのですが、やっぱり一泊してゆっくりしたかったなあ。島には宿もあり、キャンプをしてる人もたくさんいたようです。
 
自衛隊が連ドラ、しかもラブコメテイストの舞台になるなんて、画期的ではないですか!

準主演の綾野 剛、『八重の桜』では表情を抑制しつづける会津の殿様であられます。
同日日曜9:00からのこちらでも、やっぱり静かな無表情・・・
しかし、回を追うごとに自然な青年らしさが出てきて好感度、抜群に高いです。

過去の自衛隊ものといえば「亡国のイージス」とかアクションもの(?)だったけど、この作品は「自衛官だって普通の人間だ」と毎回伝えています。やっと、こういうものもTVドラマで取り上げても非難されない世の中になったのネ・・・と感慨深いものがあります。

私、戦闘機の着陸を見ながら熱く説明する場面など、うれしくってたまりません。数年前に岩国の航空ショーへ行ったけど、(その記事はこちらhttp://ameblo.jp/grumpy/entry-11384315334.html) 適切な解説がないと素人には難しいんですよねー

実は、30年ほど前、自衛隊に入ろうかな? と本気で考えたことがありました。女性パイロットにあこがれて、でも日本ではまだヘリパイすらいない時代、残念でした。マア私は視力体力胆力の観点から適性ゼロだったんで、問題外ですが。

ともかく高卒で自衛隊に入ろう・・・と思ったのは「国民はその国の軍隊を一度は経験すべき」という誰かの言葉に共感したからです。(他にどこで就職クチを探せばいいか見当がつかなかったというのも真実ですが) 当時は自衛隊員志望者が少なく、応募さえしていればどこかで何かに使っていただけたかも知れないなあーー と妄想してます。

で、結局、応募しなかった理由。
●各務原の航空ショーで、あまりに普通のオタクな隊員の皆さんが学芸会のノリで、美少女萌え全開の屋台を出していて、引いてしまったこと。
●友人の弟が自衛官になり、その生活ぶりを聞くと週末の外出もなかなか許可されず、車を買うにも「貯金をもう少し増やしてから」と言われるなど、生活指導がうるさすぎると聞いたこと。
●思想教育がややいきすぎと思われたこと。

30年前と今とでは、もちろん違うと思うんで、参考にはしないでください。
当時は一番簡単な任期自衛官は就職口のないヤンチャを集めていたので、生活指導も大変だったのでしょうねぇ

しかし、近年、萌え傾向はエスカレートするばかり!!!なところが気になります。自衛官も普通の人に違いないのは昔から知ってましたが、オタク度の高さをここまで前面に出すことはないのでは・・・? 普通の志望者がひいてしまいそう(^_^;) オタクだった私ですら、引いてしまったくらいですから、、、

萌えポスターの記事はこちら。
http://youpouch.com/2013/04/09/115509/

TBS『空飛ぶ広報室』 公式サイト
http://www.tbs.co.jp/soratobu-tbs/intro/




今日、ネット取引で大失敗した。
といっても、FXとか株の売買とかっていう派手な話ではない。
単に、自分の銀行口座のお金を利率のマシなネットバンクへ、移動していただけなのだ。


ネット振込そのものは時々使うものの、常用でない銀行のネットバンクというものは使い勝手にとまどう。やたら長ったらしい お客様番号、ログイン暗証、ワンタイムパスワード、確認暗証、メール通知暗証、などなど、どれがどれだっけ? なんだこりゃ、以前はこんな操作じゃなかったぞ? などとけっこうあせる。


そして振込上限額設定が低すぎて使えなかったり、出金口座を間違えたり、なかなかスマートにはいかない。高額取引なんて普段はしないから、振込上限額なんていくらかなんて忘れてた。一回10万円とかじゃ、さすがに使えない・・・・その変更の前には住所変更も済ませておかないと・・・などと環境整備を怠っていたことが悔やまれる。

長いことPCの前に座っていると、何やらアタマの働きが鈍ってくる。緊張しすぎか。

で、やってしまった。「住所変更確定」の場面で「確認パスワード」なるものを入力すべきところ、「メール通知パスワード」というものを入力してしまった。「エラー 理由 B13」などと表示が出る。なんのこっちゃ? わからん。「理由 B13」なんて、客の知らないコードで案内すな! 役所みたいダナ。。。いや、ウインドウズなんかもこんな感じか。。。いずれにしても感じが悪いぞ。


しかし、たぶん入力ミスなんだと思って同じパスワードをまた入力。またもエラー。ここでまちがったほうに頭が働く。 おお。メール通知パスワードを取得しなおすべきなのか? と。 で、メールで通知されるパスワードを再度請求、それを入力、2度やってみる。すると。メッセージが出た。「続けて誤った入力がありましたので、確認パスワードが無効になりました。文書によるパスワード再発行をお願いいたします」 だと。


-----コトの重大さがわかるまで、かなり時間がかかった。
この失敗により、もうこの銀行のネットバンクは一切使えなくなってしまったのだ。
予定していた振込は、もちろんできない。回復するには、最初にネットバンクを申し込んだときと同じ書面を作成して、郵送しなければならない。

PCであれこれ取引できたら便利だと思ったんだが、失敗するとどうしようもない。
このメガバンクの場合、通帳と印鑑とカードもある口座だから必要なら他に取引の方法はある。しかし、これがカードなし通帳なしのオリックス銀行とかだったら? 完全に郵送のやりとりと処理が済むまで入金も出金も何もできないってことになる。そう思うとちょっとおそろしくなってしまった。

このところネットバンク口座開設とか振込とか煩雑にやってたので、ちょっと私は混乱をきたしていたようだ。 もう少し落ち着いてやらないと、もっとドツボにはまりそうなんで気をつけよう。知らない人の口座に間違って振り込んだりしなかっただけマシだったのかも。


対策A: たて続けにネットバンクを操作するような無理はせず、一日一個くらいをゆっくりやる

対策B: これからネットバンクなしに生きていけるわけじゃなし、ガンガン使って慣れる。

将来的にはすべてスマホのネットで済ませるようになるかも、なので対策Bが本命なのかもしれませんねぇ。 でも、疲れる~。一日に何回もFXや株を売り買いしているみなさん、ゼロの数をまちがったり、売りと買いを逆に指示しちゃったりってことはないんでしょうか。気をつけましょう・・・