先日、母と80歳になる父の髪の毛が未だに黒々としている

ことについて話していた時に母が

 

「あん人は30年くらい前から資生堂のたっか育毛剤ば

使い続けとるけんね~」

(訳:あの人は30年くらい前から資生堂の高い育毛剤を

使い続けてるからね~)

 

と、

 

そんなことは初耳だったわたしは

なんという商品なのか聞いてみると

 

「不老林」

 

だということが判明。

 

そして、母の記憶によると30年くらい前から

値段は変わらず8000円くらいしたのに

びっくりしたのだとか。

 

 

わたしの記憶では、父方の祖父がつるつるだったので

父が若い頃から「禿げる」という確信のもと

頭髪には一般的な男性よりもすごく気を使っていたのを

子供ながらに覚えていました。

 

 

父が40代の頃、なんか薄くなって来たかなぁ…

と、密かに思っていましたが、薄毛の進行は、

思ったよりスローで、なんと、80歳になった今でも

頭頂部が隠せる程度の薄毛で、

恐らく父のことを「禿げている」という人は

いないだろうなという程度の薄毛。

 

それよりも何よりも感心するのは

白髪は多少なりあるとはいえ、全体の割合では

2割ほどで、その髪の毛のお陰プラス、

長年続けている社交ダンスの成果で姿勢も良く

間違っても80歳には見えません。

 

後ろ姿は、少年のように見える瞬間さえあります(笑)

 

 

今日、朝食の後、両親とわたしで団らんをしている際

育毛剤の話しになったので、実際に商品を見せてもらうと

「不老林」ではなく「アデノゲン」という商品でした。

 

「アデノゲン」は、2004年頃に資生堂が「不老林」を

引き継ぐ形で、遺伝子工学、バイオ研究を前面に

押し出した育毛剤として、大々的に発売を開始した

医薬部外品の化粧品。

 

またどうして、30年以上も前の情報も少ない頃に

そういう商品に出会ったのかが不思議で聞いてみると

 

父曰く

 

ある日、会社の風呂上がりに同僚が頭に何かつけて

マッサージをしている所を見て、何をしているのか尋ねると

資生堂の販売員をしていた同僚の奥さんが

頭が薄くなって来た旦那を見て「これば使わんね」

と「不老林(金印)」を渡したのだとか。

 

ちなみに父は工場に勤めていて、仕事が終わると

会社のお風呂に入ってから帰って来ていました。

 

その育毛剤に興味を持った父は、同僚の奥さんに頼んで

同僚の「不老林(金印)」の下の「不老林(銀印)」の

使用を始めて、「アデノゲン」の発売以降は「アデノゲン」を

使用していたようです。

 

 

ネットで調べると、当然ですが合う合わない

さまざまな口コミが見れますが、

我が父には、よく合ったようで、

今も尚、黒々とした頭髪を維持できているので

合う人には効果的な育毛剤なのかもしれません。

 

 

とはいえ、「アデノゲン」さえ使えばいいという訳でなく

「アデノゲン」を使用することによって意識が高くなり

頭皮のマッサージをしたりすることの方が大切だったのかな

なんて思います。

 

最近、髪の毛が細くなって来たのをしみじみと感じるので

わたしも女性向けの育毛剤「アデノバイタル」を使ってみようかなぁ

なんて考えています(笑)

 

 

資生堂「アデノゲン」