ということで、11月の和歌山旅行の二日目の様子、続きます。その4では、紀三井寺に続き、厳しい石段のある紀伊東照宮にお参りした後、すぐ近くの和歌浦天満宮の参道入口に辿り着いたところまでをご紹介しました(↓再掲)。
紀伊東照宮
和歌浦天満宮入口
いざ、参る!みたいな感じで境内に入ります。社名の石標はシンプルに「天満神社」!
アッキャー!!!🐵 またこんな石段!
そりゃあ、確かに紀三井寺やさっきの東照宮よりは段数少ないですよ、、少ないですけどね、もう3回目なので、何なら一番キツかったです(;'∀')。ちょっと石段が不ぞろい気味でそれも怖かったです(llllll゚Д゚)。
それでも石段の上からの眺めはやはり格別!
お、すぐ下に見えてる大きな池のある公園に後で行ってみよう。スマホに仕込んだ「ことりっぷ」で調べると、御手洗池公園というんだね。
すごく簡単に言うと、西暦1000年よりもちょっと前に「参議」という位にあった橘直幹(たちばなの なおもと)という人が大宰府から京に帰る途中でここに立ち寄り、菅原道真の霊を勧請したのが始まりなんだそうです。
よし、ここでも一つ覚え技、楼門額縁の術で海の方を撮ってみましょう。
高齢の方もちょくちょく参拝されていましたが、かなりスムーズにあの石段上がっておられたのを見てちょっとびっくりしました。
丁寧に参拝した後、社殿に向かって左奥方向を見ると、何やら石段とそれに続く道が。
さすがにここでクマは出ないと思うけど、奥に何があるんだろう?
ああっ、役行者(小角)が奥で祀られているんですね!
実は愛知県豊田市の私の実家のすぐ近くのちょっとした崖下にも、役行者を祀った祠のある崖があって、何となくそれが懐かしくなり、折角なので寄ってみることにしました。
景色だけ見ると、中山道で山道を歩いたのを思い出しますねえ。
暫く進むと役行者を祀った祠があったので、ざっとお参りして、戻ります。
さすがに脚が疲れてきたので、下りは石段ではなく、「女坂」的な緩い坂道を通り、さっき石段の上から見えた、御手洗池公園に向かいます。
公園に向かう途上、またしても味のある古民家があって、少し足止めされてしまいました。
さて、今度こそ観光らしい感じで公園を練り歩きますよ!あの赤い橋の向こうは島になってるんですね。
かなり池が大きいのが特徴だったので、その場でググってみると、、かつてはこの公園、先ほど行ったばかりの和歌浦八幡宮の真ん前まで迫っていた海の一部だったそうです。
(↓はニュース和歌山の記事からお借りした、『紀伊名所図会』の抜粋カラー版)
他の観光客もほとんど居なかったので、何となくですが、「一休さん」の「このはしわたるべからず」のエピソードを思い出して、橋の真ん中を歩いていきました(^^)。
そうか、この辺りの水辺も元は海だったのかぁ。感慨が深くなるので調べてよかった(*´∀`*)。
以前1,2度書いたことがありますが、私、紅葉や楓はもちろんですが、「桜の紅葉」昔からかなり好きなんです。
こういうところゆっくり歩いてるだけで癒されますなあ。
公園を出たら次の目的地を目指してひた歩き続けます。
15分くらい歩いて着いた先は、、海です!
↓の地図画面右寄りに、⇘方向に伸びるやたら細長い半島みたいなものがあり、その根元に紀州東照宮や和歌浦天満宮、それに大きな池のある公園(御手洗池公園)がありますね。上の写真は概ね御手洗池公園から真下方向に進んだ辺りです。
海辺の景色がいいなあ、実にいい!!
・・・・旅先でこういう風景を見ているとほぼ例外なく脳内で昭和の名曲、『遠くへ行きたい』の再生が始まります。街道歩きを含めて、旅する時の自分のテーマ曲で、やはり昭和40年代生まれですね。知らない町を歩いて、知らない海を眺めて、幸せこの上ない旅じゃございませんか( *´ω`* )。多数の歌手がカバーしてますが、やはりジェリー藤尾さんのものが一番良いと思います。
このまま海辺の散策に入り、いよいよフツーの旅行めいてくる!、、んじゃないかと思いますが、この続きはその6でご紹介します。
つづく!


































































































































































































































