年明けの1月10日(土)に千人同心街道の第四回=最終回として、東行田からゴール地点の佐野までを歩いた徒歩旅最終回の記録、の5回目です。
当日の歩行ルートは↓
寄り道も併せた全行程は27~28㎞くらいだったかと思います。
その4では新郷の宿場で須永家本陣門を見た後、愛宕神社参りをして、勘兵衛松と呼ばれる松並木を眺めながら利根川越えを目指しているところまでをご紹介しました(↓再掲)。
前回記事の最後にご紹介したお堂(再掲写真の4枚目)から先は、利根川の堤防に向かう右カーブの登り坂が続いています。
冬のせいもあるでしょうが、どうにも殺風景な印象。
ストリートビューで2012年に遡って見ると、この付近はまだ緑豊かで左奥には門や越屋根のある古民家が見えていますが、下方のサムネイルを見ると2017年にはもうはげ山状態でした。
歩道も無ければ路肩もほぼ無い、街道ウォーカーには怖い道ですが、風景的に限って言えばこの頃歩きたかった気がします。この辺りには関所の跡碑もある、と地図を作っていた頃には表示されていましたが、坂道を上がってから辺りを見回しても見当たりませんでした。こういうのがあるから、街道ってなるべく早く歩いちゃっておきたいんですよね。
坂を上がるとこれから利根川越えで渡る昭和橋が見えています。
上の写真で言うと、一旦右方向に進んだ後、橋の袂の交差点を左折して昭和橋に行くのですが、その交差点で「道の駅はにゅう」という看板が見えました。しかも交差点のすぐ近く。こうなると現金なもので、俄然トイレに行きたい気がして、立ち寄ってしまいました('◇')ゞ。
道の駅ってこういう時、徒歩の旅人にはすごく有難い中継基地のイメージです。
トイレ後カロリーの高そうなドリンクと「糖分補給カプセル」という名目のグミをゲット!
その他、土産品なども売っていたので、「そういえばこれも旅の一種だよなあ」などと考えて、地元の土産用お菓子の軽量小パックを家族の土産用に購入しました(^^)。
前回の旅での荒川越えに続いて、同じく関東の超メジャー級大河、利根川を渡ります。
おっ、男体山ですね。軽くガスっているのでちょっとおぼろげですが激写!
利根川を渡ったらそのまま右折して、利根川北岸の堤防道に入ります。↓は出発点の八王子や江戸方向を振り返って撮った河川名の看板と昭和橋のコラボ。
堤防道はすぐに堤防の上をずっと歩く道と、堤防から下りる道に分岐するので、下りる道に入ります。
↑の写真の坂を下り切ったら、そこで左折するとそのまま利根川北側の川俣宿に入ります。
↓はあくまで堤防エリアと住宅エリアを分けるものでしょうが、何となく宿場の木戸の名残っぽいイメージになっていて、色気には欠けますが悪くないです( ̄▽ ̄)。
その「仮想木戸口」を通過すると最初に左側に見える大きなお宅が、かつて本陣を務めていた塩屋家です。
建築物は全部現代のものでしょうが、立派な門があり敷地も建物も大きく、往時の雰囲気の名残り的なものを感じます。
塩屋家以外はあまり宿場だったことを伝えるものは残っていませんが、敢えて言えばド真っ直ぐな道と、向かって右側の細かい土地割りがそれっぽいと言えなくもないですかね。
途中、街道左側に粟嶋神社の長い参道入口がありましたが、この先まだかなりの距離があるので、ここは遥拝に留めて先に進みます。
しばらく進んでゆくと、街道右側に「川俣事件記念碑」があります。
川俣事件というのは、社会で習った足尾銅山の鉱毒事件に関連したもので、明治33年(1900)に鉱毒の被害を受けた農民などが多数で、銅山の操業停止をお願いするために東京に向かったところ、この辺りで警官隊と衝突して、逮捕者や怪我人が出てしまったものです。(詳細こちら)
足尾銅山鉱毒事件と言えば、やはり教科書に出て来た田中正造を思い出しますが、後に関連史跡も登場します。
おっ、こういうのがあると嬉しくなりますね(≧∇≦)。
あっ、明和町教育委員会の解説もありました。
元々商店(酒屋っぽい印象)などもあったようですが、今は街道の一本向こうに昭和橋から真直ぐ続く国道が伸びていることもあり、廃業されてしまったようです。
さっき罪な紅茶飲んだばかりですが、いわゆる「格安自販機」的なものに大好物の「月桂冠」の甘酒があったので迷わず購入!
個人的には、街道歩き時の「体力回復の王」と思っています(次点がしるこ)。特に飲料メーカーではなく、酒造会社のこれは味も素晴らしいです。
その先で旧街道と、今の国道の合流点が近づくと、興味深い建物が見えました。
「和洋食 味処 いしづか」。店舗の裏側すぐ向こうが国道です。
二台停まっているクルマの奥には「閉店しました」の貼紙が見ていました。推理するまでもなく、街道側に広い駐車場も確保して、ずっと食堂を続けてきたものの、店の裏側スレッスレに国道が開通し、客も入りづらくなって廃業となったのでしょう。
その先に道路改修で、ものすごく複雑になってしまった交差点に出くわします。どこが旧道の続きだか分かります?
同じ写真にルートを描き込むと、こんな感じ↓
やむなく一旦左側の国道に出て信号を渡り、またこちら側に戻ってくる必要があります。
しかも信号も長い!
なんだかんだ言って4,5分かけてようやく反対側に渡り、やってきた川俣宿方向を見ると、、
街道筋が真直ぐ繋がっていたのがよく分かり、軽く「おおっ!」などと感嘆してみます。
国道を渡る時のクルマ通りの多さが嘘のように無くなり快適な街道歩きができますが、今歩いているところ、やけに白線の外側が広いので、きっと下に暗渠というか水路がありそうです。
あ、やっぱり!
しばらくはこんな感じで自動車レスの快適な歩きが続きますが、続きはその6でご紹介します。
つづく!















































































































































































































































