音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~ -5ページ目

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

宮城県の仙台市で開催されている、第9回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門(公式サイトはこちら)。

6月22日は、セミファイナルの第3日(最終日)。

ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。

ちなみに、第9回仙台国際音楽コンクールについてのこれまでの記事はこちら。

 

第8回仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門)が終わって

ピアノ部門 予選 第1~3日

ピアノ部門 セミファイナル 第1日

ピアノ部門 セミファイナル 第2日

 

 

 

 

 

なお、以下の協奏曲は高関健指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演である。

 

 

 

 

 

第3日 6月22日(日)

 

 

10 ユリアン・ガスト Julian GAST (ドイツ 1999年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ヘ長調 K459

 

ピアノはヤマハ。

 

 

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 変ロ長調 K450

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

12 ジョシュア・ハン Joshua HAN (オーストラリア 2002年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

 

 

 

まだざっとしか聴けていないが、第3日の演奏者のうち、私がファイナルに進んでほしいと思うのは

 

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ)

12 ジョシュア・ハン Joshua HAN (オーストラリア 2002年生まれ)

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ)

 

あたりである。

このうち、ヤン・ニコヴィッチは思ったより危うい箇所が多かったが、ファイナルへの期待も込めて選択した。

 

 

 

 

 

第1~3日を併せて、ファイナルに進める人数である6人を選ぶとすると

 

第1日

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ)

 

第2日

14 キム・ドンジュ KIM Dongju (韓国 2004年生まれ)

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ)

 

第3日

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ)

12 ジョシュア・ハン Joshua HAN (オーストラリア 2002年生まれ)

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ)

 

あたりになる。

昨日の時点での選択(その記事はこちら)と同じ。

 

 

 

 

 

さて、セミファイナルの実際の結果は以下のようになった。

 

 

【ファイナル進出者】

 

第1日

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ) ○

42 エリザヴェータ・ウクラインスカヤ Elizaveta UKRAINSKAIA (ロシア 1996年生まれ)

 

第2日

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ) ○

 

第3日

10 ユリアン・ガスト Julian GAST (ドイツ 1999年生まれ)

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ) ○

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ) ○

 

 

なお、○をつけたのは私がファイナルに残ってほしかった6人の中の人である。

6人中4人。

レベルの高いセミファイナルだったことを考えると、希望が通ったほうかもしれない。

審査では技巧や完成度よりも、音が重視されたような印象を受けた(選ばれた6人は皆よく通る音を持つ)。

キム・ドンジュとジョシュア・ハンは相当な才能の持ち主で、ファイナルでの演奏もぜひ聴いてみたかったが、彼らの音が細めなのも確かであり、仕方ないか。

 

 

これだけハイレベルな戦いで、日本人が2人残っているのもすごい。

アレクサンドル・クリチコやヤン・ニコヴィッチはかなりの強豪だと思うが、それでも島多璃音や天野薫は全く引けを取っていない(天野薫は11~12歳とはとても思えない)。

津田裕也以来、2回目の日本人優勝なるか。

 

 

 

 

 

なお、今後の日程は以下の通り。

ファイナル:2025年6月26日(木)~28日(土)

 

 


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宮城県の仙台市で開催されている、第9回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門(公式サイトはこちら)。

6月21日は、セミファイナルの第2日。

ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。

ちなみに、第9回仙台国際音楽コンクールについてのこれまでの記事はこちら。

 

第8回仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門)が終わって

ピアノ部門 予選 第1~3日

ピアノ部門 セミファイナル 第1日

 

 

 

 

 

なお、以下の協奏曲は高関健指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演である。

 

 

 

 

 

第2日 6月21日(土)

 

 

14 キム・ドンジュ KIM Dongju (韓国 2004年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453

 

ピアノはカワイ。

優しい音に優れた技巧を持ち、音楽性は端正で正統的、予選では最有力優勝候補の一人と感じた彼。

セミファイナルでもそれは健在、非の打ち所はほぼないが、ただ協奏曲にしては音質がやや細めなのと、モーツァルトにしては様式がややロマン派的なのが、どう評価されるか。

ロマン派的といっても清潔感のある演奏であり、完成度も高く、普通のコンクールならまず通るはずだが、今回のハイレベルなセミファイナルにおいては安泰とは言いがたい。

 

 

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453

 

ピアノはヤマハ。

こちらは肉厚なロシアの音を持つ。

繊細さでは先ほどのキム・ドンジュのほうが上だが、やっぱりこういう厚みのある音が協奏曲には映える。

レガート一色のキム・ドンジュと異なり、アルベルティ・バスをスタッカートで歯切れよく奏するなど、古典派らしさもある。

 

 

41 ウ・チュンラム U Chun Lam (香港 2002年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 変ロ長調 K450

 

ピアノはスタインウェイ。

非常に安定感のある、どっしりと落ち着いた演奏。

一人で突っ走ることがなく、オーケストラと一体化している。

ただ、先の2人と比べると音色が硬めなのと、第1楽章カデンツァ前に少し目立つミスがあったのが、どう響くか。

 

 

30 小野寺 拓真 ONODERA Takuma (日本 2005年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453

 

ピアノはカワイ。

前回大会(その記事はこちら)と同曲によるリベンジである。

第1日の島多璃音と同じく、ヴィルトゥオーゾ・タイプの演奏。

表情豊かな島多璃音に対し、小野寺拓真はよりがっしりしており、いずれも良い(モーツァルトの明るいイメージに合うのはどちらかというと前者のような気もするが、好みの問題か)。

 

 

 

 

 

そんなわけで、第2日の演奏者のうち、私がファイナルに進んでほしいと思うのは

 

14 キム・ドンジュ KIM Dongju (韓国 2004年生まれ)

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ)

 

あたりである。

しかし、第1日と同じく全員ハイレベルであり、第1~2日の8人で一体誰が通過するのか、私にはほとんど予測できない。

このようなセミファイナルが聴けて、嬉しい限りである。

 

 

 

 

 

そして、まだ第3日は行われていないが、それを想像で補完しつつ、私がファイナルに進んでほしい6人を選ぶとすると

 

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ)

14 キム・ドンジュ KIM Dongju (韓国 2004年生まれ)

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ)

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ)

12 ジョシュア・ハン Joshua HAN (オーストラリア 2002年生まれ)

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ)

 

あたりになる。

もしこうなれば、ワクワクするようなファイナルになるのだが。

 

 

 

 

 

次回(6月22日)はセミファイナルの第3日。

セミファイナルの最終日である。

 

 


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6月20日は、セミファイナルの第1日。

ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。

ちなみに、第9回仙台国際音楽コンクールについてのこれまでの記事はこちら。

 

第8回仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門)が終わって

ピアノ部門 予選 第1~3日

 

 

 

 

 

なお、以下の協奏曲は高関健指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演である。

 

 

 

 

 

第1日 6月20日(金)

 

 

06 デイヴィッド・チョエ David CHOI (アメリカ/韓国 2007年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ヘ長調 K459

 

ピアノはヤマハ。

彼ならではの明るく伸びやかな歌が美しい。

コロコロした軽快な音色も、古典派の楽曲にふさわしい。

技巧面では最高度とまでは言えず、終楽章など危うい箇所も少しあるが、まずまず許容範囲か。

 

 

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453

 

ピアノはスタインウェイ。

こちらはヴィルトゥオーゾらしい、しっかりした重めの音色によるロマンティックなモーツァルト。

先ほどのデイヴィッド・チョエの軽快なモーツァルトと甲乙つけがたい(タッチの安定度ではチョエを上回る)。

 

 

42 エリザヴェータ・ウクラインスカヤ Elizaveta UKRAINSKAIA (ロシア 1996年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 ト長調 K453

 

ピアノはカワイ。

モーツァルトらしい軽やかなタッチと、ロシアの美音を持つ。

先ほどのデイヴィッド・チョエや島多璃音と比べるとタッチの安定性はやや劣るものの、それほど気にならない程度。

こうなると、誰を選ぶべきか分からなくなってくる。

 

 

02 ペ・ジヌ BAE Jinwoo (韓国 2001年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ協奏曲 変ロ長調 K456

 

ピアノはスタインウェイ。

この日の4人の中でも一番と言っていいほど技巧的に優れており、聴いていて安心感がある。

ただ、音色という点では、4人の中では地味なほうか。

こうなると、何を重視するかで結果が180度変わってきそう。

 

 

 

 

 

そんなわけで、第1日の演奏者のうち、私がファイナルに進んでほしいと思うのは

 

06 デイヴィッド・チョエ David CHOI (アメリカ/韓国 2007年生まれ)

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ)

 

あたりである。

音色と技巧とのバランスの良い2人を選んでみた。

それでも、他の2人も十分に完成された演奏であり、どう転んでもおかしくない。

予選がきわめて順当な結果だったため、まれに見るハイレベルなセミファイナルとなっており、初日から誰を選べばいいのか全く分からない。

嬉しい悲鳴である。

 

 

 

 

 

次回(6月21日)はセミファイナルの第2日。

 

 


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6月14~16日は、予選の第1~3日。

ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。

 

※ちなみに、前回の仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門)についての記事はこちら。

 

第8回仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門)が終わって

 

 

 

 

 

各参加者の演奏日程と曲目は以下の通り。

 

 

 

 

 

第1日 6月14日(土)

 

 

34 佐川 和冴 SAGAWA Kazusa (日本 1998年生まれ)

 

ハイドン:ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32

ドビュッシー:前奏曲集 第2集 より 第7曲 「月の光がそそぐテラス」、第12曲 「花火」

ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 op.35 第2巻

 

ピアノはカワイ。

 

 

09 ファン・ジェンヤン FAN Zhengyang (中国 2004年生まれ)

 

ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:48

スクリャービン:2つの詩曲 op.32

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36 (1931年版)

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

23 イ・セボン LEE Saebeom (韓国 1996年生まれ)

 

D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380

ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52

バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz80

 

ピアノはカワイ。

 

 

13 ロベルト・ルメノフ Roberto RUMENOV (ブルガリア 2000年生まれ)

 

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲とフーガ 第18番 嬰ト短調 BWV863

ラフマニノフ:練習曲集 「音の絵」 第9番 ニ長調 op.39-9

ショパン:スケルツォ 第4番 ホ長調 op.54

ストラヴィンスキー(アゴスティ編曲):組曲 「火の鳥」

 

ピアノはヤマハ。

 

 

22 ラウ・シンホ LAU Shing Ho (香港 1998年生まれ)

 

シューマン:アレグロ ロ短調 op.8

ドビュッシー:練習曲 第11番 「組み合わされたアルぺッジョのための」

リスト:バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の主題による変奏曲 S180

 

ピアノはカワイ。

 

 

19 岸本 隆之介 KISHIMOTO Ryunosuke (日本 2002年生まれ)

 

シューマン:クライスレリアーナ op.16

プロコフィエフ:4つの小品 第4曲 op.4-4 「悪魔的暗示」

 

ピアノはカワイ。

 

 

06 デイヴィッド・チョエ David CHOI (アメリカ/韓国 2007年生まれ)

 

D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.491

ラヴェル:夜のガスパール 第3曲 「スカルボ」

グレインジャー:R.シュトラウスの「ばらの騎士」終幕から 愛の二重唱による散歩

メンデルスゾーン:幻想曲 嬰へ短調 op.28 「スコットランド風ソナタ」

 

ピアノはヤマハ。

 

 

44 チャン・ジーチャオ ZHANG Zhiqiao (中国 1998年生まれ)

 

ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 op.42

ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50

リーバーマン:ガーゴイル op.29-4

 

ピアノはヤマハ。

 

 

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ)

 

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第5番 ニ長調 BWV874

ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI:41

リゲティ:ピアノ練習曲集 第1巻 第2番 「開放弦」

リスト:巡礼の年 第2年 イタリア 「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」 S161-7

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

42 エリザヴェータ・ウクラインスカヤ Elizaveta UKRAINSKAIA (ロシア 1996年生まれ)

 

モーツァルト:グルックの歌劇「メッカの巡礼」の「愚民の思うは」による10の変奏曲 K455

ドビュッシー:練習曲 第11番 「組み合わされたアルぺッジョのための」

ドビュッシー:練習曲 第5番 「8度音程のための」

リスト:スペイン狂詩曲 S254

 

ピアノはカワイ。

 

 

27 ルゥォ・ジエ LUO Jie (中国 2001年生まれ)

 

スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第4番 嬰ヘ長調 op.30

ブラームス:8つの小品 op.76 より

第3曲 間奏曲 変イ長調、第4曲 間奏曲 変ロ長調、

第5曲 奇想曲 嬰ハ短調、第6曲 間奏曲 イ長調 、

第7曲 間奏曲 イ短調、第8曲 奇想曲 ハ長調

ラヴェル:夜のガスパール 第3曲 「スカルボ」

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

18 木本 秀太 KIMOTO Shuta (日本 1995年生まれ)

 

ブラームス:ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 op.1

グラナドス:ゴイェスカス 第1巻 第1曲 「愛の言葉」

 

ピアノはカワイ。

 

 

 

 

 

第2日 6月15日(日)

 

 

02 ペ・ジヌ BAE Jinwoo (韓国 2001年生まれ)

 

ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番 へ短調 op.5

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

28 森永 冬香 MORINAGA Fuyuka (日本 2002年生まれ)

 

スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番 op.68 「黒ミサ」

シューマン:謝肉祭 op.9

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

14 キム・ドンジュ KIM Dongju (韓国 2004年生まれ)

 

ハイドン:ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:42

ショパン:スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 op.39

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110

 

ピアノはカワイ。

 

 

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ)

 

シューマン:子供の情景 op.15

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章

 

ピアノはヤマハ。

 

 

17 キム・ヨンヒ KIM Yonghee (韓国 2003年生まれ)

 

ドビュッシー:映像 第2集

リスト:「ノルマ」 の回想 S394

 

ピアノはカワイ。

 

 

41 ウ・チュンラム U Chun Lam (香港 2002年生まれ)

 

ブラームス:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰へ短調 op.2

ラヴェル:ラ・ヴァルス

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

30 小野寺 拓真 ONODERA Takuma (日本 2005年生まれ)

 

ハイドン:ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:42

バルトーク:戸外にて Sz81

J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080: コントラプンクトゥス1

バラキレフ:イスラメイ

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

21 ラファエル・キリチェンコ Rafael KYRYCHENKO (ポルトガル/ウクライナ 1996年生まれ)

 

ドビュッシー:ベルガマスク組曲

リスト:メフィスト・ワルツ 第1番 「村の居酒屋での踊り」 S514

スクリャービン:焔に向かって op.72

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

10 ユリアン・ガスト Julian GAST (ドイツ 1999年生まれ)

 

ラモー:新クラヴサン曲集 (1726/27) 組曲 イ調 より 「ガヴォットと6つの変奏」 イ短調

メンデルスゾーン:無言歌集 より

ヘ長調 op.85-1、イ長調 op.19-3、変ロ長調 op.67-3、

ハ長調 op.67-4、ト長調 op.62-1

バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz80

 

ピアノはヤマハ。

 

 

43 王 徳稔 WANG Deren (中国 1997年生まれ)

 

ショパン:幻想曲 ヘ短調 op.49

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36 (1931年版)

 

ピアノはカワイ。

 

 

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ)

 

ラモー:クラヴサン曲集 指のメカニックのためのメソードと共に (1724)

組曲 ホ調 より 「鳥のさえずり」 ホ短調

組曲 ニ調 より 「優しい嘆き」 ニ短調

ラモー:新クラヴサン曲集 (1726/27) 組曲 ト調 より 「雌鶏」 ト短調

モーツァルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K281

スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第4番 嬰ヘ長調 op.30

リスト:ハンガリー狂詩曲 第10番 ホ長調 「前奏曲」 S244-10

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

24 イ・テッキ LEE Taekgi (韓国 1996年生まれ)

 

D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.213

シューマン:クライスレリアーナ op.16

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

 

 

 

第3日 6月16日(月)

 

 

40 辻本 莉果子 TSUJIMOTO Rikako (日本 1998年生まれ)

 

D.スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K.56

クルターグ:遊び 第3巻 より 「D.スカルラッティへのオマージュ」

ハイドン:ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:6

シューマン:アラベスク ハ長調 op.18

プロコフィエフ:風刺 op.17

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

26 リン・ジエ LIN Zhiye (中国 1996年生まれ)

 

J.S.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912

ヤナーチェク:霧の中で

ゴドフスキー:ヨハン・シュトラウスの主題による3つの交響的変容 第2曲 「こうもり」

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

03 クラウディオ・ベッラ Claudio BERRA (イタリア 1997年生まれ)

 

D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.492

ドビュッシー:映像 第2集

アルベニス:イベリア 第3巻 第1曲 「エル・アルバイシン」

リスト:ヴェルディの歌劇「トロヴァトーレ」のミゼレーレによる演奏会用パラフレーズ S433

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

12 ジョシュア・ハン Joshua HAN (オーストラリア 2002年生まれ)

 

リスト:パガニーニによる大練習曲 第6番 イ短調 S141-6

バルトーク:3つの練習曲 Sz72

フォーレ:ノクターン 第1番 変ホ短調 op.33-1

ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22

 

ピアノはカワイ。

 

 

33 リュ・ジュンヒョン RYU Joonhyun (韓国 2001年生まれ)

 

ハイドン:ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:43

ラヴェル:鏡 より 第2曲 「悲しげな鳥たち」、第4曲 「道化師の朝の歌」

ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 op.35 第1巻

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ)

 

J.S.バッハ:パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828

モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K330

ドビュッシー:練習曲 第6番 「8本の指のための」

カプースチン:8つの演奏会用練習曲 第4番 op.40-4 「思い出」

 

ピアノはスタインウェイ。

 

 

31 大山 桃暖 OYAMA Modan (日本 2005年生まれ)

 

モーツァルト:ピアノ・ソナタ ニ長調 K311

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章

 

ピアノはヤマハ。

 

 

38 シン・ヨンホ SHIN Youngho (韓国 2007年生まれ)

 

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 op.31-1

ショパン:練習曲 ロ短調 op.25-10

バラキレフ:イスラメイ

 

ピアノはカワイ。

 

 

 

 

 

まだざっとしか聴けていないが、第1~3日を併せて、セミファイナルに進める人数である12人を選ぶとすると

 

第1日

06 デイヴィッド・チョエ David CHOI (アメリカ/韓国 2007年生まれ)

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ)

42 エリザヴェータ・ウクラインスカヤ Elizaveta UKRAINSKAIA (ロシア 1996年生まれ)

 

第2日

02 ペ・ジヌ BAE Jinwoo (韓国 2001年生まれ)

14 キム・ドンジュ KIM Dongju (韓国 2004年生まれ)

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ)

41 ウ・チュンラム U Chun Lam (香港 2002年生まれ)

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ)

 

第3日

40 辻本 莉果子 TSUJIMOTO Rikako (日本 1998年生まれ)

12 ジョシュア・ハン Joshua HAN (オーストラリア 2002年生まれ)

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ)

31 大山 桃暖 OYAMA Modan (日本 2005年生まれ)

 

あたりになる。

 

 

 

 

 

さて、予選の実際の結果は以下のようになった。

 

 

【セミファイナル進出者】

 

第1日

06 デイヴィッド・チョエ David CHOI (アメリカ/韓国 2007年生まれ) ○

36 島多 璃音 SHIMATA Riito (日本 2001年生まれ) ○

42 エリザヴェータ・ウクラインスカヤ Elizaveta UKRAINSKAIA (ロシア 1996年生まれ) ○

 

第2日

02 ペ・ジヌ BAE Jinwoo (韓国 2001年生まれ) ○

14 キム・ドンジュ KIM Dongju (韓国 2004年生まれ) ○

20 アレクサンドル・クリチコ Aleksandr KLIUCHKO (ロシア 2000年生まれ) ○

41 ウ・チュンラム U Chun Lam (香港 2002年生まれ) ○

30 小野寺 拓真 ONODERA Takuma (日本 2005年生まれ)

10 ユリアン・ガスト Julian GAST (ドイツ 1999年生まれ)

29 ヤン・ニコヴィッチ Jan NIKOVICH (クロアチア 2001年生まれ) ○

 

第3日

12 ジョシュア・ハン Joshua HAN (オーストラリア 2002年生まれ) ○

01 天野 薫 AMANO Kaoru (日本 2013年生まれ) ○

 

 

なお、○をつけたのは私がセミファイナルに残ってほしかった12人の中の人である。

12人中10人。

かなり希望通りに近い結果となった。

現時点で優勝に近そうなのがキム・ドンジュ、ヤン・ニコヴィッチ、ジョシュア・ハンあたりのような気がしているが、日本人3人も決して負けていない。

特に天野薫は弱冠11~12歳にもかかわらず、大人顔負けの成熟した音楽をする。

どこまで勝ち進んでいくのか、楽しみである。

 

 

 

 

 

なお、今後の日程は以下の通り。

セミファイナル:2025年6月20日(金)~22日(日)

ファイナル:2025年6月26日(木)~28日(土)

 

 


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ベルギーのブリュッセルで開催された、2025年エリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門が終わった(公式サイトはこちら)。

これまで、ネット配信を聴いて(こちらのサイト)、感想を書いてきた。

とりわけ印象深かったピアニストについて、備忘録的に記載しておきたい。

ちなみに、2025年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ピアノ部門)についてのこれまでの記事はこちら。

 

2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ピアノ部門)が終わって

1次予選 第1~6日

セミファイナル 第1~5日

セミファイナル 第6日

ファイナル 第1日

ファイナル 第2日

ファイナル 第3日

ファイナル 第4日

ファイナル 第5日

ファイナル 第6日

 

 

 

 

 

04. Valère BURNON (Belgium, 1998-)

1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12

 

今大会の第3位。

ひんやりとした手触りの、貴族的ともいうようなセンスを持ちながら、ここぞというところでは人一倍の熱さを見せる。

技巧派というわけではないのに、ラフマニノフやプロコフィエフの難曲を大きなほころびなくまとめ上げる手腕はさすが。

 

 

32. Nikola MEEUWSEN (The Netherlands, 2002-)

1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12

 

今大会の優勝者。

こちらは、ほころびや踏み外しを恐れずに突き進むタイプ。

若々しい感性、情熱的な表現が魅力であり、特にそれが協奏曲において発揮され、荒削りなところもあるが、とにかく音が大オーケストラに負けていない。

ファイナリストたちの中でも最年少の彼は、その若さをしっかり味方につけて、今回優勝に至った。

 

 

46. Sergey TANIN (Russian Federation, 1995-)

1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12

 

今大会の第6位。

個性豊かな人が多いロシアには珍しく癖の少ないタイプで、食い足りなさもあるが、目立った弱点がなく安心して聴ける。

安定した技巧を持つロシアのピアニストが減りつつある昨今、貴重な存在の一人になってくるかもしれない。

 

 

09. Arthur HINNEWINKEL (France, 2000-)

1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12

 

今大会の第4位。

フランスの明るく優美な音を持つ。

とはいっても、前回大会優勝者ジョナタン・フルネルの夢見るような音と比べると、少し硬質なところがあるのも特徴で、フルネルほどのインパクトはないものの、甘すぎない良さがある。

 

 

12. Bogang HWANG (Korea, 1995-)

1次予選

 

1次予選で選出されなかった人から一人選ぶなら彼女か。

なかなかのテクニシャンで、小柄のようだがアルカンの難曲「イソップの饗宴」を難なく弾きこなし、私の好きなピアニストであるYoul SUNの同曲演奏(動画はこちら)にも引けを取らない。

2人とも1次予選で落ちてしまって残念。

 

 

24. Shiori KUWAHARA (Japan, 1995-)

1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12

 

ファイナルで入賞しなかった人から一人選ぶなら彼女か。

また、私の中での個人的な今大会のMVP。

彼女を一言でいい表すならば、「パワフルなベートーヴェン弾き」といったところか(今回ベートーヴェンを弾いていないけれど)。

松本和将の流れを汲むピアニストであるように思う(松本和将を少しクールにしたような感じ)。

彼女が今回弾いたハイドン、モーツァルト、リスト、そして何といってもファイナルのブラームス、いずれも剛毅にして実直、これぞドイツものというべき充実した演奏で、風格さえ漂う。

ラフマニノフも腹にこたえるような力強さで、それでいてロシアロシアしすぎない渋さがあり、彼女らしくて大変良い。

今回は最後惜しい結果だったが、すでにブゾーニ(その記事はこちらなど)やルービンシュタイン(その記事はこちらなど)でそれぞれ第2位を受賞している実力者であり、実績はもはや十分とも言える。

なお、ファイナルで入賞しなかった人でもう一人、Jiaxin MIN (China, 1996-)も繊細なこだわりの表現が印象に残った(1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12)。

 

 

15. Masaya KAMEI (Japan, 2001-)

1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12

 

今大会の第5位。

華麗なパフォーマンスで聴衆を惹きつけるヴィルトゥオーゾ。

「イスラメイ」や「ノルマの回想」といった技巧的な難曲を選んだのは彼だけではなく、他の名人たちもいたが、ファイナルまで残ったのは彼だけだった。

それは、彼がこれらの技巧曲をただ弾けるだけでなく、“魅せ方”を心得ているからだろう。

そして、ファイナルのサン=サーンスは、他の人があまり選ばない曲ということもあり、もはや彼の専売特許のよう。

ヴィルトゥオジティとは、単に指が速く回ればいいのではない、緩徐部分からしてすでに“魅せ”、じわじわと熱狂の渦に巻き込んでいくのだ、と教えられるような演奏である。

彼は今後コンクールに参加しないそうだが、審査員にも増して聴衆に評価されていくタイプのピアニストだろう。

 

 

58. Yali ZAKEN (Israel, 2004-)

1次予選)(セミファイナル12

 

セミファイナルで選出されなかった人から一人選ぶなら彼か。

非常に抒情的で美しい歌心を持つ。

こういうタイプのピアニストは、前回大会のフルネルのように優勝することもあろうかと思ったが、ファイナル進出できなかった(確かにフルネルほどの音の“華”はないか)。

 

 

10. Wataru HISASUE (Japan, 1994-)

1次予選)(セミファイナル12)(ファイナル12

 

今大会の第2位。

世界に冠たるエリザベートコンクールにおいて、日本人歴代最高位タイである。

彼を一言でいい表すならば、「スマートなベートーヴェン弾き」といったところか。

佐藤卓史の流れを汲むピアニストであるように思う(佐藤卓史を少しクールにしたような感じ)。

彼が今回弾いたベートーヴェンのソナタ第5番第1楽章や「熱情」は、古典派としての様式面と、デモーニッシュな感情面との間のバランスをうまく取った、お手本ともいうべき演奏。

モーツァルトやブラームスも、東アジアのピアニストにありがちな“しなを作る”演奏ではなく(ショパンにはその“しな”が合うのだが)、西欧風の均整美を重んじた整然たる演奏である。

決して派手なタイプではないが、こういうピアニストを高く評価したところに、「ショパンコンクールとは違うんだ」と言わんばかりの、エリザベートコンクールらしい矜持を感じた。

 

 

 

 

 

以上のようなピアニストが、印象に残った。

 

 

世界三大コンクールの一つとして名高いエリザベートコンクールだが、1次予選の時点では、昨年の浜松コンクール(その記事はこちらなど)のほうがレベルが高かったように感じた。

この回の浜コン1次予選では、名の知れた大物たちだけでなく、10代天才ピアニスト5人組をはじめ、全く知らなかった才能が次々と現れ、ワクワクさせられたものである(浜コンが、ショパンコンクールの前段階の登竜門としての位置づけを確立しつつあるということか)。

今回のエリザベートコンクールの1次予選では、そういったことはあまりなかった。

それでも、12人のファイナリストたちによる協奏曲演奏まで聴き進めると、やはり世界三大コンクールの名に恥じない、さすがの充実度だったように思う。

 

 

そして、そのエリザベートコンクールにおいて、上述の久末航、亀井聖矢、桑原志織をはじめ、幾人もの日本人ピアニストが活躍し、それぞれ全く違った個性を発揮しているのは、頼もしい限りである。

だいぶ以前にも少し書いたが(その記事はこちら)、私は日本のピアニストの特徴が多様性と模倣性にある、それも単なる真似ではなく、それぞれが自分らしい道を探求した上での、心からの共感に基づくものである、と勝手ながら考えている。

本場の審査員を唸らせるほどの均整美を習得したベートーヴェン弾きもいれば、本場の聴衆を沸かせるほどの技を持ったヴィルトゥオーゾもいる、そしてベートーヴェン弾きにも複数のスタイルがある、もちろんショパン弾きもたくさんいる、そんな国が他にあるだろうか?

三者三様のそれぞれ全く異なる、なおかついずれも高度に確立された演奏を聴きながら、私はその思いを強くした。

 

 


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