これは贖罪ではなく警告

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

観に行ったのもう一週間前だな。

そろそろ書かなくちゃ内容忘れちゃうな。

 

本年度のアカデミー賞で作品賞、監督賞など7部門を受賞した『オッペンハイマー』、凄い映画であるとともに、非常にモヤモヤが残った(自分の中の)評価が難しい映画だった。

 

いまや原爆の父と呼ばれる天才物理学者ロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィー)。

 第二次世界大戦下、ドイツが核分裂に成功したというニュースに焦ったアメリカは極秘プロジェクト「マンハッタン計画」を立て、オッペンハイマーは優秀な物理学者たちを率いて計画に参加する。

そして世界初となる原子爆弾の開発に成功するのだ。

しかし、その爆弾が投下された惨状を聞いたオッペンハイマーは激しく苦悩する。

その後、ソ連が予想より早く原爆開発を成功させたことを受け、原子爆弾の1000倍の威力といわれる水素爆弾の開発を進める。

アメリカの原子力委員会の顧問であるオッペンハイマーはソ連をはじめとする世界中の核開発競争を危惧し、水爆開発反対する。

オッペンハイマーは核兵器による甚大な被害を憂慮し、トールマン大統領に直談判し、国際的な核兵器管理機関の設立を提案するが却下される。

さらにアメリカ原子力委員会の委員長のルイス・ストローズ(ロバート・ダウニー・Jr.)と水爆実験を巡って対立し、科学者、政治家とのつながりを巻き込んで彼の人生は大きく暗転していく。

 

これは困った映画だな。

さすがアカデミー賞を受賞しただけのことはある、役者の演技のすばらしさには圧倒される。

作品の内容は素晴らしいと思うんだけど、正直な感想はかなり戸惑いがあった。

オッペンハイマーは原子爆弾の開発の早い段階で恐るべき殺傷能力がある可能性がわかってた。

実際、その成果の報告を受けると激しく苦悩し、水爆開発の反対の立場をとる。

もちろんオッペンハイマーは激しく後悔の念に囚われたであろう。

その後の人生も大きく変わってしまったと思う。

その苦悩が贖罪になるんだろうか、赦しにつながるんだろうか、もちろん世界に核が広がってしまったのはオッペンハイマー個人の責任ではない、それは分かっている。

劇中、「アメリカがやらなきゃソ連がやる」のような言葉があったが、世界はまさにそんな感じだ。原子爆弾は相手を傷つけるためのものではなく、驚異的な威力を保持することによる抑止力ということ、本当にそうなのか?

今の世界、核をちらつかせて牽制するようなことがあちこちで起こっているが、これが抑止力なんだろうか?

どこの国も核を保有し、誤ってどこかが使ってしまったらいまや世界中にある核保有国はどうなるんだろうか?

いま、世界が、地球があるのはまったくの偶然じゃないんだろうか・・・

本来、人類の生活をよりよくするためのテクノロジーはすべて軍事からスタートしているという事実をもっと真剣に考えるべきだと思う。

僕の感想は映画が伝えたかった事とは全く違う解釈をしていると思う。

だけど、僕が受け取ったメッセージはこれに尽きるのだ。

直接描写はないにせよ、広島、長崎という言葉が出てくるのは本当に心が痛い。

ノーラン監督作にしては比較的わかりやすい部類だと思う。

テーマがテーマだけに娯楽として観るのもちょっと違う。

だけどこれは日本人こそ観ておかなければならない映画だと思う。

 

 

  鑑賞メモ:劇場

 

  

 

 

 

 

 

新旧ゴーストバスターズ勢ぞろい!

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

『ゴーストバスターズ』って俺らの世代には特別な映画なんだよ。

やっぱりあの音楽が流れるだけでテンションが上がるもんな。

最近になってリケジョ版作られたけど、それは置いといて前作で本格的なリブートとなっている。

シリーズ全部観てるけど、やっぱりこのシリーズは面白い。

 

 

 

前作はこれからのキャラクター紹介みたいな感じだったんで今作からが本格的なリブートってとこかな。

 

かつてのゴーストバスターズの末裔スペングラー家は破壊神ゴーザを倒し、今はニューヨークで新生ゴーストバスターズとして多忙な日々を過ごしていた。

しかし末娘フィービー(マッケンナ・グレイス)は、まだ15歳であることを理由に母キャリー(キャリー・クーン)、義父ゲイリー(ポール・ラッド)からメンバーから外れるように言い渡される。

キャリーは自分を対等に見てもらえないことに不満を募らせる。

一方、かつてゴーストバスターズのメンバーだったレイ(ダン・エイクロイド)の元に一人の男が不思議な球体を持ち込む。

真鍮でできたその球体には、すべてのものを凍らせる最強のゴースト・ガラッカが封印されていた。

手下のゴーストにより封印が解かれ復活したガラッカは真夏のニューヨークを凍らせていく。

海水浴を楽しむビーチ、街が凍っていく中、スペングラー家の元にかつてのゴーストバスターズ、そしてフィービーが集結しガラッカに戦いを挑む・・・

 

オープニングのカーチェイスが楽しい、これぞゴーストバスターズって期待が膨らむ。

つかみはオッケー👌わくわくしかない。

実際退屈せずに物語りが進むわけだが、やはりフィービーに感情移入してしまう。

良かれと思って行動しても全部裏目、気持ちわかるなぁ、ひとり疎外感を感じる感覚・・・

 

絶対に応援したくなるよな、最後にはやはりフィービーが必要ってのは鉄板の流れだけどやっぱりこういう分かりやすいのがいい。

新旧のゴーストバスターズメンバーが揃う、これだけでワクワクする、ウルトラ兄弟総出演みたいな。

地球の異常気象を扱っているのも個人的にはいいと思うんだけど、夏公開の方がよかったかも。

ひとつ残念だったのは大ボスの正体がわかるまでが長い・・・

おそらく中盤過ぎてもなかなか正体がわからないんだよ。

しかも最強のゴーストというほど迫力がなかったんだよな。

コープスブライドとかモチモチの木みたいな。

あと、レイ・パーカー・Jr.のゴーストバスターズが聴けるのはものすごく胸アツだった。

 

 

  鑑賞メモ:劇場

 

 

  

 

 

 

 

悪魔の子の誕生秘話

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

昨日観た一本目は『オーメン』

実は楽しみにしてたんだよ。

1976年の『オーメン』一作目、おれは高校生ぐらいの時にビデオで観たんだけど、その怖さと仕掛けの面白さ、テンポのよさに夢中になった。

リチャード・ドナーってなんてすごい映画作るんだって思ったよ。その後、『グーニーズ』とか『リーサル・ウェポン』とか彼の監督作品は絶対面白いという確信するようになった。

 

アメリカ人のマーガレット(ネル・タイガー・フリー)は新たな人生を歩むべくイタリア・ローマの教会に修道女としてやってきた。

が不可解な連続死事件に巻き込まれる。

マーガレットは教会の恐ろしい陰謀に近づいていくが、さらに戦慄の真実が彼女を待ち受けていた。

 

いい、この映画かなりいい。

『オーメン』の前日譚、なぜ悪魔の子は誕生したのか?ということにスポットを当てた物語り、こういう前日譚ってたいがい失敗に終わるんだけど、今回のストーリーはいい。

なるほど、ダミアンが生まれた理由はそういうことだったのか、と妙に納得した。

 

もう今の時代、この程度の仕掛けじゃショックは受けない。

いろんな演出のホラーに観慣れたせいでもはや音でビビるということしかないんじゃよ。

昔だったらビビったかもしれんけど今だったら物足りない。

しかしダミアン誕生秘話は完璧!

なるほど、そう言う理由か、これは疑いの余地もない理由だ。

ホラー映画というより、謎解きミステリーとして秀逸だったと思う。

 

残念なのは悪魔って日本じゃほんとになじみがないんだよ。

『オーメン』とか『エクソシスト』とか今観るとそんなにこわくないのと、『オーメン』は傑作中の傑作だと思うんだけど、今の時代、観たことある人少ないんじゃないかな。

『オーメン』でビビりまくった人しか訴求力がないのは疑いようもない、だからぜひともオリジナル『オーメン』セットで観ることをお勧めする。

あと、マーガレットがなぜあえてアメリカにいたのかってのもちょっと無理があるなと思ったことかな。

 

 

  鑑賞メモ:劇場

  

 

 

 

 

 

今日はいい天気だった。

Tシャツ1枚でぜんぜん過ごせる温かさだった。

近所の桜もすっかり満開。

 

 

いい天気だというのに今日は久しぶりに映画を観に行った。

といても今日は8時まで寝ちゃったんだ。

そのあと1時間ぐらいボーっとしてから風呂入ったりしたから活動始めたのはお昼から。

だから今日は3本だけ。(3本も)

すっかりインドアになっちゃってるんだよな。

しばらく映画館に行ってなかったから観る候補がいっぱいあったんだけど、時間がうまく合うやつを観ることにした。

今日はさっき帰ってきてしんどいから明日ゆっくり書こう。

 

明日からまた一週間が始まる。

でも今週は水曜日に休むんだ。

水曜日は年に一度撮ってる脳のMRI、そしてその他病院2件、全部で病院3件はしごというハード日程なのだ。

ほんとはそんなことで有給使いたくないんだけど・・・

 

 

毎日つらい・・・、

まじでつらつら、季節は春だというのにウキウキ感がぜんぜんない。

誰か元気づけてくれよ。

お菓子までつらい・・・、ハッピーになりたい。

やっぱりこうでなきゃ。

ハッピーターンの粉だけ欲しいぞ。

ハッピーターンの粉って中毒性抜群だと思わん?

たぶんなんか入ってるよ、やめられんようになるやつ・・・

 

ところでこんなん新大阪のコンビニで関西限定版も売ってたんだけど、みやげもん売り場ならではなんかな。

 

関西限定っていろいろあるけど全部たこ焼き味なんよな。

なんでもソース味にするのはどうなんだろう?

京都の抹茶とか、仙台のずんだとかおしゃれじゃん。

たこ焼きソース味っておしゃれのかけらもない、小学生のころのガキんちょの記憶がよみがえってくるんだよ。

 

そんなことはどうでもいい。

とにかく毎日つまんないんで、テンション上向きになることを切に願う、ほんのちょっとでいいから。

 

 

行ってきたよ焼肉。

焼肉って無条件でテンション上がる。

焼肉食べに行こうって決めた瞬間に全神経が胃袋に集中して中枢神経が全力で空腹サイレンをかき鳴らすのだ。

 

で焼肉、ひさびさ。

今年一番気合が入った(仕事中は気合入んないけど)。

まずはサラダビール

サラダはお通し、別に野菜なんて体に悪いもん食べなくてもいいと思うんだけどお通しでだしてくれるんだったらいいか。

お通しはいらないって言えば出ないみたいなんだけど敢えて断るのもどうかと思うんでな。

しかしお通しにしてはすごい野菜の量だな、青虫になった気分だったよ。

まずはネギ塩タンから。

ネギてんこ盛り、ネギ多すぎ、強めに焼いたタンにネギをたっぷり乗せて食べるとシャキシャキ感がたまらん・・・

でもうまくネギ乗せれない、ニクにネギ巻けない、結果大量のネギがコンロに落下、それでもネギが大量に余ったからネギだけ食べるハメになった。

 

はい、特選和牛盛り(サーロイン、ミスジ、ヒウチ、イチボ)とホルモン(丸腸)。

相変わらずきれいすぎる肉で、この日のおれはゾンビモードにモーフィングだ。

一番好きなやつから、ヒウチ・オン・ザ・ライス

肉がとろける!

こんな事ってある?

この肉を永遠に食べていたい。

次はサーロイン・オン・ザ・ライス

あかん、うますぎる!

こんなん食べていいんだろうか・・・、高級肉とビールで痛風まっしぐらじゃないか。

そしてイチボ(ミズジかも)・オン・ザ・ライス

もはや何食っても違いがわからん。

バカ舌のおれでもこの日食べた肉は普段のとは一段違うことはよくわかった。

ビールが無くなったので次はマッコリ

マッコリってお酒としては結構濃いんだよな。

でも口当たりよくって飲みやすいからぐいぐい行っちゃうんだよ。

特選肉盛りハラミ(アウトサイド)

 

ハラミのアウトサイドって・・・、インサイドも注文したけど売り切れだった。

どう違うのか食べ比べしてみたかった。

というより、インサイド/アウトサイドっていう言い方初めて聞いた。

インサイドはお肉で、アウトサイドはホルモン(内蔵)なんだって。

ただのハラミっていう場合、たいていアウトサイドを指すんだって、全然知らんかった。

これって常識なん?

 

・・・白めしが足りん・・・

ごはんをちょっとだけ追加して

ハラミ・オン・ザ・ライス

後半になると脂の乗ったやつはきつくなるからハラミがちょうどいい。

けどハラミ食ってるとマジで自分が肉食動物であるような錯覚に陥るんだ・・・

 

ごちそーさん

 

とりあえずスタミナはチャージできたんで、数ヶ月がんばれそうだ。

ニクをたらふく食っておなか周りは太くなったような気がするけど、懐は細くなった気がする、気のせいならいいんだけどな。

次は夏ごろに焼肉食べたい。

 

木箱にはそういう意味があったのか・・・

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

ベタな青春映画だけど、こういうジャンルって安心感があって観終わった後に嫌な気持ちになることがないからいいよな。

あんまり自分のテンションが高くない時はもってこいのジャンルだ。

というよりそもそもこういうジャンル好きなんだよな、おれ。

知ってた?おれにぴったりだろ?青春学園ドラマ。

 

187cmという高身長に悩む女子高生ジョディ(エバ・ミッシェル)はいつも目立たないように背筋を丸めていた。

そんなジョディをクラスメイトはいつもからかっていた。

すれ違うたびに「雲の上の天気はどう?」と声をかけられる。

高身長がうらやましい女子もいるはずだけど、ジョディにはコンプレックスなのだ。

ある日、彼女のクラスにスウェーデンからの交換留学生スティグ(ルーク・アイズナー)がやってくる。

スティグは超イケメン、そして何よりジョディより身長が高い。

一瞬で恋に落ちたジョディはコンプレックス克服に立ち上がる。

いじめっ子からジョディを守ってくれるファリーダ(アンジェリカ・ワシントン)は自分の主張をはっきりと持っていて好き、おれにはない部分なんでほんとにうらやましい。

ジョディを好きだと伝えているけどなかなか振り向いてもらえない男友達ダンクルマン(グリフィン・グラック)はいいやつすぎる。

そしてジョディの姉ハーパー(サブリナ・カーペンター)はいつつものミスコンで優勝しているが極度のアレルギー持ち、こういう役ってめっちゃ意地悪だったりするんだけどいつも妹のことを考えているのが何とも温かい。

お父さん(スティーブ・ザーン)も本当にジョディのことを大切に思っているのがよくわかる、こういうお父さんなら娘にウザがられないだろうな。

 

ジョディは身長を低くする手術の情報をインターネットで調べたりしているけど、凄く深刻なんだな。おれもコンプレックスの塊だから少しでも良くなる情報ないかなっていろいろと調べる気持ちはすごくわかる。

思えば、太ってたり痩せてたり、マッチョになりたいとかだったら改善の可能性があるけど、身長ばかりはどうしようもないからな。

でっかい女の子のラブコメって昔『かぼちゃワイン』ってあったけどキャラ的にはそんな感じかな。

『かぼちゃワイン』はマンガだけど・・・。

なるようになる定番ストーリーだけどこういう話はいいな、みんないい人ばかりだからな。

子供の頃って容姿とかの悪口って悪気なく言うからな、悪気なくっていうよりむしろよりひどく言ったり・・・

おれの子供の頃って時代もあっただろうし、土地柄もあっただろう、いかにして相手をけなす表現をするかってことだったからな。

でもやっぱり誰かを悪く言ったりしたらやっぱり気分良くないし、相手を尊重した振る舞いって気持ちいいもんだ。

コンプレックスって違う角度から見たら個性なんだと教えられたようで勇気づけられた。

毒のない映画だけどみんないい人だったんで観てよかった。

 

 

  鑑賞メモ:NETFLIX

 

今日は会社を病院デーだった。

年度末なのに休んで申し訳ない。

胃カメラだから昨夜から絶食、コーヒーも飲めんかったんだよ。

とりあえず朝はいつも通り起きて、会社に連絡、考えてみりゃ休日の申請してるし、昨日に伝えてんだからわざわざ始業前に連絡入れることなかったよな。

 

病院一発目は胃カメラ、もう胃カメラも死ぬほどやってるからなんてことはない。

思えば昔の胃カメラはめちゃくちゃしんどかった。

2回ほど経験したけど、ぶっといケーブルを文字通り“飲む”のだ。

喉をマヒさせるキシロカインゼリーがまたハンパなく苦いのだ。

喉のところでできるだけ止めるのがポイントなんだけど勢い余って飲んじゃった時の苦いこと苦いこと。

とにかくカメラつっこんでるときずっとおえおえやってて溢れる胃液と涙でそれはもう地獄としか言いようがなかった。

それが最近の胃カメラの楽なこと。

ケーブルめちゃくちゃ細いし、何より麻酔(点滴)で眠ってるうちやってくれるんで全く負担なしなのだ。

もちろん今日も順調で何の負担もなかったんだけどカメラが終わった後の診察で言われたこと。

「胃の中はおびただしい量のポリープですね。こんなにたくさんのポリープなんて初めて見ました。」

おれ、ポリープをコレクションしてるからな(笑)

ドクターが言うことには「ちょっと多すぎるのが気になるけどざっと見たところ良性なんで経過観察でいいでしょう。大きなやつだけ組織取ったんで組織検診に回しときます。」だって。

 

胃カメラの後、いったん家に戻ったんだけどマンションの敷地に入ったところでふらついて転倒・・・

あまりよく覚えていないんだけど顔面から倒れてかなりの流血だった。

マンションの管理人さんと通りがかりのおばさんが手を貸してくれた、本当にありがとう。

 

家で5分休憩したら次はがん検診向かった。

いままでがん検診ってやったことなかったからちょっと緊張した。

結果は後日だって。

今年は人間ドッグとやらに行ってみようかな。

 

そのあと、十三で遅い目の昼メシ、いつ行っても大行列の桐面に行ってみた。

行ったのは14時30分ぐらいだったけどそれでも1時間ほど待ちだった。

食べたのは桐玉(冷)。

具は一切なし、麺に見事な卵が乗ってるだけというこれ以上ないシンプルなフォルムだ。

そこにはだしが沈んでるんでよくかき混ぜてってことだ。

これはうまいな、まさにTKGならぬTKMってやつだな。

うわさで聞くTKM、初めて食べたよ。

釜玉うどんに近い感じかな、冷で麺が締まってたんで歯ごたえも抜群だった。

 

ちなみに50円で〆のごはんが追加できるってことなんでもちろん追加。

 

 

 

麺を食べた残りにご飯をINするとTKGの出来上がり。

一粒残さず完食。

おれ、TKG大好きなんよ、今日はTKM&TKGを両方楽しめてこれ以上ない幸せだった。

あまりに幸せでまた傷口開いて流血しちゃったよ。

ラーメン屋で顔から流血してごめん。

 

そのあと区役所に行ってマイナンバーのパスワードの更新だ。

区役所では2時間ぐらい待ったぞ。

マイナンバーのパスワード更新なんて一瞬で終わると思ってたからマジぐったりしたわ。

区役所ってあんなに混んでるとは思わなかった。

役所の人たちは大変だな、公務員の給料はもっと上げてあげるべきだな。

今回、パスワード更新したから次は5年後、その次は写真も変わるんだって。

 

今日は他にやることがあと2件あったんだけどここまでしかできんかった。

せっかく休んだんだし、あわよくば映画でも観に行こうと思ってたんだけど、あまりに疲れてとてもそんな気になれんかった。

今週はあと1日、だけど明日はまた会議で吊るされるんだよな、あ゛ー憂鬱だ…

 

 

金曜日の『ダム・マネー』は塚口サンサン劇場という映画館に行った。

 

 

塚口サンサン劇場を紹介しよう。

この映画館、阪急塚口駅を降りたら目の前にある。

アクセスは超便利、昭和世代のおれには一瞬で学生気分が蘇るタイムマシンのような見た目の映画館なのだ。

 

 

 

実は家からかなり近い映画館で、ドアトゥドアで30分もかからないところにある。

でも年に数えるほどしか行かないんだよ。

シネコン全盛のいまとなってはかなり珍しくなったセカンド上映館で昔よく通った映画館に雰囲気が似ててノスタルジーに浸れる劇場なんだ。

入口はこんな感じ、昔は映画の看板は劇画調の手書きだった。

中の壁には映画のポスターが貼りまくってあって、順番に見ているだけでも楽しい。

待合のフロアがあったりしてアットホームな感じ。

ここで映画始まるまで座って休憩ができるのだ。

 

スクリーンはこじんまりしてかわいい感じ。

この日は貸し切り状態だった。

シートもすっかりきれいになった。

昔のセカンド上映館って、ぺったんこになったシートで、シートかベンチかわからんぐらい固くてたまんなくケツが痛かったな。

いまは座り心地抜群、油断したら寝てしまうぞ。

 

売店の雰囲気もいい感じ、最近、シネコンじゃコンセッションっておしゃれな言い方するけど、ここじゃ飲食とパンフと一緒に売ってるんだよな。

 

料金の方は、残念ながらセカンド上映館とはいえお安いわけではなくて通常のシネコンと同じ。

むかしは7、800円で2本立てとかだったんだけどなぁ。

最近、劇場公開が終わってからDVD化されたりストリーミング公開がめちゃくちゃ早くなってて、そのせいか劇場での上映期間が短くなってきているような気がする。

どうしても劇場で観たいけど都合で見逃してしまうことがあるんで、こういう映画館ってほんとに貴重だ。

家から近いことだし、もう少しこの劇場の訪問頻度を上げようと思う。

 

 

 

 

株ってこわい・・・

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

昨日、会社の帰りに映画館に行ってきた。

平日に映画館に行くのはマジ久しぶり。

観たのは『ダム・マネー』、個人投資家たちがSNSで団結して金融マーケットを席巻した実話の映画。

実は公開時に観に行く気満々だったんだけどいつの間にか上映が終わってて行けなかったんだよ。

ところがある劇場で一週間限定で上映されるとのことで、上映初日に行ってきた。

なんてったって一週間限定だからな、今度は見逃したくないし。

 

コロナ禍の2020年、マサチューセッツ州の会社員キース・ギル(ポール・ダノ)は全財産5万ドルをつぎ込んでゲームストップ社の株を購入した。

キースは小口の個人投資家であり、“ローリング・キティ”のハンドルネームで動画を公開するYobuberでもある。

ゲームストップ社はアメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売する会社で業績は低迷、倒産間近のボロ株と言われていた。

ところがキースは自分のYoutubeでゲームストップ社の株は過小評価されていると訴える。

するとキースの主張に共感した大勢のネット住民、個人投資家たちがこぞってゲームストップ社の株を買い始め、ゲームストップ社の株価はまさかの大高騰。

ゲームストップ社の株を空売りして一儲けしようとしていた金融業界の富豪たちは巨額の損失を被った。

無力な一般市民が富を独占するウォール街のエリートに反旗を翻したニュースは連日ニュースを賑わせ、全米を揺るがす社会現象となり、キースは一躍時の人となる・・・

 

 

うーん、これは面白い。

おれ、個人の小口投資家ならぬ、超小口投資家、いやミニマム投資家、ミジンコ投資家、はなくそ投資家・・・

おれ、普通のサラリーマンだから株価をリアルタイムで見てデイトレしたりなんでできない。

株で巨額の利益を出すのってほんとに大変なんだよ。

目標、利益月2万円!

巨額の利益を出したり、空売りしたりとかはリアルタイム性もだけど、それより原資がすべてなんだよ。

だからこういう話は凄く夢がある、俺みたいに原資のない人にはな。

 

 

株の購入で何が起こるのか? そのからくりは? 誰に利益が出るのか?めちゃくちゃ勉強になったわ。

株価って本来企業の価値によって変動するべきものだけど、実際は特定のヘッジファンドによって操作される可能性をはらんでるというのがよくわかった。

株ってこわいなー。

空売りで利益を目論むって、ずるいよな。

そんな奴らに報復するって爽快じゃん。

まぁ俺は参戦しないけどな。

しかし、全財産の5万ドルって、1ドル150円だと750万円じゃん、めちゃくちゃ大金じゃんか!

おれなんてそんなお金とてもないし・・・、やっぱり小口投資家にも及ばないな。俺、株に生活賭けてないし小口で遊んでるだけだからダメージなんてないけど、利益を出そうと思えばそれなりの原資が必要ってことがよくわかった。

俺のような金融リテラシーの低いやつが踏み込んではいけない領域だな。

 

爽快な映画なんだけど、倒産寸前の会社につぎ込めるかというと俺なら???だな。

実話ってことだけど主人公のポール・ダノ、いい感じのうさん臭さだな。

嫁さん役のシャイリーン・ウッドリーってマジ久しぶりに見たわ。

彼女の名前なんてすっかり忘れてたよ。

ウィンター・ソルジャーも久しぶり。

 

  鑑賞メモ:劇場