金曜日の『ダム・マネー』は塚口サンサン劇場という映画館に行った。

 

 

塚口サンサン劇場を紹介しよう。

この映画館、阪急塚口駅を降りたら目の前にある。

アクセスは超便利、昭和世代のおれには一瞬で学生気分が蘇るタイムマシンのような見た目の映画館なのだ。

 

 

 

実は家からかなり近い映画館で、ドアトゥドアで30分もかからないところにある。

でも年に数えるほどしか行かないんだよ。

シネコン全盛のいまとなってはかなり珍しくなったセカンド上映館で昔よく通った映画館に雰囲気が似ててノスタルジーに浸れる劇場なんだ。

入口はこんな感じ、昔は映画の看板は劇画調の手書きだった。

中の壁には映画のポスターが貼りまくってあって、順番に見ているだけでも楽しい。

待合のフロアがあったりしてアットホームな感じ。

ここで映画始まるまで座って休憩ができるのだ。

 

スクリーンはこじんまりしてかわいい感じ。

この日は貸し切り状態だった。

シートもすっかりきれいになった。

昔のセカンド上映館って、ぺったんこになったシートで、シートかベンチかわからんぐらい固くてたまんなくケツが痛かったな。

いまは座り心地抜群、油断したら寝てしまうぞ。

 

売店の雰囲気もいい感じ、最近、シネコンじゃコンセッションっておしゃれな言い方するけど、ここじゃ飲食とパンフと一緒に売ってるんだよな。

 

料金の方は、残念ながらセカンド上映館とはいえお安いわけではなくて通常のシネコンと同じ。

むかしは7、800円で2本立てとかだったんだけどなぁ。

最近、劇場公開が終わってからDVD化されたりストリーミング公開がめちゃくちゃ早くなってて、そのせいか劇場での上映期間が短くなってきているような気がする。

どうしても劇場で観たいけど都合で見逃してしまうことがあるんで、こういう映画館ってほんとに貴重だ。

家から近いことだし、もう少しこの劇場の訪問頻度を上げようと思う。