株ってこわい・・・

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

昨日、会社の帰りに映画館に行ってきた。

平日に映画館に行くのはマジ久しぶり。

観たのは『ダム・マネー』、個人投資家たちがSNSで団結して金融マーケットを席巻した実話の映画。

実は公開時に観に行く気満々だったんだけどいつの間にか上映が終わってて行けなかったんだよ。

ところがある劇場で一週間限定で上映されるとのことで、上映初日に行ってきた。

なんてったって一週間限定だからな、今度は見逃したくないし。

 

コロナ禍の2020年、マサチューセッツ州の会社員キース・ギル(ポール・ダノ)は全財産5万ドルをつぎ込んでゲームストップ社の株を購入した。

キースは小口の個人投資家であり、“ローリング・キティ”のハンドルネームで動画を公開するYobuberでもある。

ゲームストップ社はアメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売する会社で業績は低迷、倒産間近のボロ株と言われていた。

ところがキースは自分のYoutubeでゲームストップ社の株は過小評価されていると訴える。

するとキースの主張に共感した大勢のネット住民、個人投資家たちがこぞってゲームストップ社の株を買い始め、ゲームストップ社の株価はまさかの大高騰。

ゲームストップ社の株を空売りして一儲けしようとしていた金融業界の富豪たちは巨額の損失を被った。

無力な一般市民が富を独占するウォール街のエリートに反旗を翻したニュースは連日ニュースを賑わせ、全米を揺るがす社会現象となり、キースは一躍時の人となる・・・

 

 

うーん、これは面白い。

おれ、個人の小口投資家ならぬ、超小口投資家、いやミニマム投資家、ミジンコ投資家、はなくそ投資家・・・

おれ、普通のサラリーマンだから株価をリアルタイムで見てデイトレしたりなんでできない。

株で巨額の利益を出すのってほんとに大変なんだよ。

目標、利益月2万円!

巨額の利益を出したり、空売りしたりとかはリアルタイム性もだけど、それより原資がすべてなんだよ。

だからこういう話は凄く夢がある、俺みたいに原資のない人にはな。

 

 

株の購入で何が起こるのか? そのからくりは? 誰に利益が出るのか?めちゃくちゃ勉強になったわ。

株価って本来企業の価値によって変動するべきものだけど、実際は特定のヘッジファンドによって操作される可能性をはらんでるというのがよくわかった。

株ってこわいなー。

空売りで利益を目論むって、ずるいよな。

そんな奴らに報復するって爽快じゃん。

まぁ俺は参戦しないけどな。

しかし、全財産の5万ドルって、1ドル150円だと750万円じゃん、めちゃくちゃ大金じゃんか!

おれなんてそんなお金とてもないし・・・、やっぱり小口投資家にも及ばないな。俺、株に生活賭けてないし小口で遊んでるだけだからダメージなんてないけど、利益を出そうと思えばそれなりの原資が必要ってことがよくわかった。

俺のような金融リテラシーの低いやつが踏み込んではいけない領域だな。

 

爽快な映画なんだけど、倒産寸前の会社につぎ込めるかというと俺なら???だな。

実話ってことだけど主人公のポール・ダノ、いい感じのうさん臭さだな。

嫁さん役のシャイリーン・ウッドリーってマジ久しぶりに見たわ。

彼女の名前なんてすっかり忘れてたよ。

ウィンター・ソルジャーも久しぶり。

 

  鑑賞メモ:劇場